地域: 東京都
TPP交渉 日本側の姿勢は「パフォーマンスで巧妙なごまかし」 ~専門家らが大手メディアによる「重大なミスリード」を指摘 2014.9.27
特集 TPP問題
9月22、23日に行われた米国ワシントンでの甘利明経済再生担当大臣と米通商代表部(USTR)のフロマン代表との閣僚協議で、日本側は牛肉などの関税に相当踏み込んだが、米国の譲歩しない強固な態度の前に、物別れに終わったと伝えられている。
9月27日、「TPPをめぐる運動のこれからを考える9.27全国交流集会」と題した集会が、千代田区・明治大学リバティタワーで開催された。東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏、アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子氏、岩手県農協中央会常務理事の畠山房郎氏による講演が行われ、参加者らによるTPPに関する報告と多くの意見表明が行われた。
【福島県知事選】「情報は全て公開すべきだ」熊坂候補が避難者らと意見交換 〜菅原文太氏ら各界著名人も応援に駆けつけ 2014.9.25
特集 福島県知事選挙2014
※菅原文太氏のスピーチ文字起こしを追加しました。(12月2日更新)
「福島県は原発事故関連情報を隠蔽している。情報は全て公開する」――。
福島県知事選挙に無所属で立候補を表明している前岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕氏は、参議院議員会館において9月25日、福島原発事故による避難者・支援者らと意見交換を行なった。座談会の後、海渡雄一弁護士のコーディネートにより、熊坂氏、俳優で農業従事者の菅原文太氏、城南信用金庫理事長の吉原毅氏によるシンポジウムを開いた。
【福島県知事選】「避難は3日で完了しても、避難生活は無期限に続く」 ~福島県知事選へ立候補する前双葉町長・井戸川克隆氏に岩上安身が聞く~岩上安身によるインタビュー 第458回 ゲスト 井戸川克隆氏 2014.9.28
特集 福島県知事選挙2014
「福島県民は、原発事故の被害者。それだけは、忘れないでほしい。あとで泣き寝入りすることのないように、考えて投票してもらいたい」――
9月28日、福島県知事選挙に出馬を表明した前双葉町長の井戸川克隆氏に、岩上安身がインタビューを行なった。井戸川氏は「福島県民不在で、放射能の安全神話が築かれていく現状を改めるために出馬を決意した。まず、正しく放射能を測定して、データを公表する。そして、県民が望むかたちでの救済を実行しなければならない」と語った。
火山活動のモニタリング検討チーム第3回は準備中~規制庁定例ブリーフィング
2014年9月30日(火)16時40分から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。火山活動のモニタリング検討チームは、8月から9月にかけて続けて開催されたが、第3回目はいまだ準備中で開催予定は立っていないという。
アルプスのフィルタが処理不良、処理後の水に白濁が発生、原因は「調査中」~東電会見 2014.9.29
2014年9月29日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。既存ALPSのB系統でフィルタ処理後の水に白濁が発生。運転を一時停止し、原因を調査する予定だという。A系統では、運転を続行している。
沖縄基地返還要求は日米同盟上も正当なもの 日本政治の機能不全を指摘~岩上安身によるインタビュー 第457回 ゲスト 孫崎享氏 2014.9.28
日米同盟、沖縄米軍基地、尖閣諸島など、日本のあらゆる外交問題を追究している元外務省国際情報局局長の孫崎享氏に9月28日(日)、岩上安身がインタビューを行った。
おなじみのご自宅で孫崎氏は、日本で「ほんらいの政治」が機能していないことに大きな懸念を表明。孫崎氏が考える政治とは、「ほんらい最大多数の最大幸福を目指すもの」。ところが現在の政治は、孫崎氏に言わせれば「一握りの人たちが自分たちの利益を追究している。その一握りという点に躊躇しなくなっている」というもの。
その顕著な例に、沖縄の状況があると孫崎氏は指摘。「沖縄の住民の7割8割が賛成することを実現するのが本来の政治です。それを無視して、別の価値観のほうが重要だ、ということになっている」。
再稼働反対!首相官邸前抗議 2014.9.26
9月26日(金)、首相官邸前と国会正門前で、金曜恒例の首都圏反原発連合主催による「再稼働反対!首相官邸前抗議」が行われた。
「在日特権」はある !? 山谷えり子大臣、言葉を濁しながら「在日特権」の存在をほのめかす 2014.9.25
国家公安委員長・拉致問題担当大臣の山谷えり子氏が9月25日、日本外国特派員協会で記者会見を行った。29日に開催される中国の瀋陽での日朝局長級協議を前に、拉致問題担当相としての取り組みについて述べた。
一方、会見場に集まった記者の質問は、取り沙汰されている山谷氏と在特会を巡る問題に集中。ヘイトスピーチ、ヘイトクライムに対し、国家公安委員長としてどのような認識を持っているのかを問う質問も相次いだ。
川内原発の審査・再稼働に関する住民への説明「人的資源の制約のなかで考えていく」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.9.26
2014年9月26日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。川内原発の審査に関して、熊本県が住民説明などを要望したことについて、「限られた人的資源の中で具体的な方法を考えていく」との見通しを述べた。
福島第一、トレンチ止水は凍結以外の方法も~原子力規制委員会 更田豊志委員長代理 記者会見 2014.9.24
2014年9月24日(水)14時30分から原子力規制庁庁舎にて、規制委員会定例記者会見が行われた。田中俊一委員長が海外出張のため、更田豊志委員が委員長代理として会見に対応。福島第一原発のトレンチは「止水できなければ凍土壁はお手上げ」であり、「トレンチは汚染水をそのまま固めてしまうという方法も」との代案を示した。
防災体制強化で、内閣府と規制庁が協働対応~2014年度 第29回原子力規制委員会 2014.9.24
2014年9月24日(水)10時30分から平成26年度第29回原子力規制委員会が開催された。原子力防災体制の充実・強化のため、内閣府と規制庁で協働対応を行うとし、人員の増加、異動など関連政令の改正が承認された。今週26日金曜日の閣議決定の後、10月14日施行の予定。