地域: 京都府
学徒出陣は当時の高等教育「体たらく」の象徴 〜白井厚氏「大学よ、戦没者名簿を作れ!」 2014.1.6
特集 戦争の代償と歴史認識
2014年1月6日、京都市上京区の同志社大寒梅館ハーディーホールで、白井厚氏(慶応大名誉教授)の公開講演会が行われた。演題は「学徒出陣と大学」であった。
戦時中の大学と旧制専門学校などから、約10万人もの学生が、「お国のために死ぬのは当然」と戦場へと向かった「学徒出陣」から、昨年11月でちょうど70周年にあたる。慶応大学の学生時代に白井氏のゼミに学んでいる、主催者代表の浅野健一氏(同志社大教授)は、「学徒出陣70周年ということで、メディアも先生の仕事に注目している」と、太平洋戦争の研究者である恩師を紹介した。
この日の白井氏のスピーチは、「第二次世界大戦の『戦争責任』を、当時の大学にも追及すべき」との主張がベース。大半の日本の大学が、大学関係者の「戦没者名簿」を作っていない事実の裏には、大学側が「戦争責任」を問われることを嫌い、意図的にそうしている事情があるのではないか、と疑問を投げかける内容となった。
関西電力京都支店前抗議アピール「『子どもや孫にどんな未来を残すのですか』この問いに、応えよう2014年」 2014.1.3
2014年1月3日(金)、京都市下京区の関西電力京都支店前で抗議アピール「『子どもや孫にどんな未来を残すのですか』この問いに、応えよう2014年」が行われた。普段は国会前ファミリーエリアなどでアピールを行っている京都出身の俳優・紫野明日香さんも加わって再稼働阻止を訴えた。
緊急!12.25米軍レーダー基地はいらない!アピール行動@京都市役所前 2013.12.25
京都府京丹後市経ヶ岬に米軍Xバンドレーダー基地の建設が予定されている問題で、2013年12月25日(水)12時からと18時からの2回、「緊急!12.25米軍レーダー基地はいらない!アピール行動@京都市役所前」が行われた。
12時からのアピール行動では京都市長宛の要望書が政策企画課へ提出された。
原発いらないコドモデモ 2013.12.23
2013年12月23日(月)11時半より、京都市内で「原発いらないコドモデモ」が行われ、IWJは、家族や親子一緒に参加された多くの方々に、参加した動機、原発推進に反対する率直な意見をインタビューしながら、この「コドモデモ」の模様を中継した。
「欲しいと思わされるものではなく、本当に欲しいものを考えること」 ~座間宮ガレイ氏 2013.12.22
「インターネットの本質は、可能性である」──。
2013年12月22日、「座間宮ガレイさんお話会『ライフスタイルの変革と農業のすすめ』」が、京都市左京区岩倉のNONベクレル食堂で行われた。「インターネットは可能性だ」というブロガーの座間宮ガレイ氏が、ネットを通じた「農」との出会いを実体験をもとに語り、さらに、現在進めている「3年後政治状況をひっくり返すための100万人無料メルマガプロジェクト」について説明した。
カネとるな NO FUTURE デモ in 京都 ─自由と民主主義を取り戻せ─ 2013.12.22
2013年12月22日(日)15時より、京都市で「カネとるな NO FUTURE デモ in 京都 ─自由と民主主義を取り戻せ─」が行われた。若者が主体となって「無いところから金とるのはやめなはれ」と訴えるこのデモは今回で5回目。これまでセーフティーネット削減や増税などさまざまな問題での弱者への負担の押し付けに抗議してきた。今回のデモに付された“No Future”のタイトルには、自分たちの未来がないだけでなく為政者にも向けられた意味があるという。
流すな放射能!汚染水対策を求める京都デモ 2013.12.21
2013年12月21日(土)14時より、京都市で「流すな放射能!汚染水対策を求める京都デモ」が行われた。雨の中、魚の姿に扮したおよそ80名の参加者が福島第一原発事故での汚染水による海の汚染に抗議した。
「ひとりでもできるアクション」 ~「秘密保護法廃止に向けて何ができるのか?」小笠原伸児弁護士 2013.12.20
特集 秘密保護法
「主権者を侮辱する権力者に、明日はない。選挙を通じて断罪することが必要だ」──。
2013年12月20日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都において、「12・20 緊急学習&討論会『秘密保護法廃止に向けて何ができるのか?』」が行われた。自由法曹団に所属し、憲法9条京都の会の事務局長を務める小笠原伸児弁護士が、特定秘密保護法の危険性を解説し、市民一人ひとりが、これからどうしていくべきかについて、提案した。
冬の京都の新しい風物詩 「京都・嵐山 花灯路」 2013.12.17
12月14日から23日まで行われている、「京都・嵐山 花灯路」の模様を、17日、京都2CHで中継した。「京都・嵐山 花灯路」とは、嵯峨・嵐山地域の景観を生かし、日本情緒豊かな約2500基の露地行灯の「灯り」と「花」で演出する、京都の新しい風物詩。
京丹後市・経ヶ岬に米軍基地はいりません 平和の叫び&人間のくさり 2013.12.15
特集 Xバンドレーダー
2013年12月15日(日)14時より、京都府・京丹後市役所前で経ヶ岬への米軍基地建設計画に反対し、抗議行動「京丹後市・経ヶ岬に米軍基地はいりません 平和の叫び&人間のくさり」が行われた。市役所前での抗議行動に先立って行われた現地視察では、建設予定地の自衛隊経ヶ岬分屯基地に通じる穴文殊(清涼山九品寺)参道を警官隊が封鎖し立ち入りが規制された。
第20回縮小社会研究会 ~分科会報告では10超の代表者が進捗状況を説明 2013.12.14
2013年12月14日、京都市左京区の京都大学農学部総合館で「第20回縮小社会研究会」が開かれ、青野豊一氏による「『遅れ』の意識、『成熟』の意識 ─『縮小社会』への道、その諸方策について─」と題した講演や、各分科会の活動報告があった。
青野氏のスピーチは「農民問題」に関するもので、「農民には概して『自分たちは遅れている』という意識がある」と指摘。「よって農村は、経済成長重視の政策を掲げる政党にとっては、恰好の票田になりやすいと」と続け、農村では今、前民主党政権より「成長」を標榜する安倍政権を評価する声が聞かれるとした。
「政権維持のために危機を必要とする、東アジアの相互依存」 〜東アジア民衆の連帯を求めて 2013.12.14
「蔓延する国内の矛盾を覆い隠すために利用される、東アジアの危機」──。
2013年12月14日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都において、京都シンポジウム「東アジア民衆の連帯を求めて ~つくられる『危機』にあらがうために~」が行われた。3名のパネリストが、沖縄、中国、韓国を軸足に「東アジアの危機」を読み解いた。
「今、日本は、言葉によって変わろうとしている」 〜東日本大震災 復興支援フォーラム 和合亮一講演会 2013.12.14
「人には、いろんな迷い、タブー、くやしさ、不条理がある。でも、行動そのものに、意味が宿ると信じている。意味は、今あるのではなく、これから起こすことに、意味が宿っていく」──。
2013年12月14日、京都市伏見区の龍谷大学深草キャンパスにおいて「東日本大震災・復興支援フォーラム─和合亮一講演会『福島に生きる、福島を生きる』」が行われた。福島県在住で被災した詩人の和合亮一氏は、震災後の状況をツイッターで『石の礫(つぶて)』として発信し続けたことで知られる。
「つながることを信じて、言葉を交わしあっている。また、自分たちの背中を見て、子どもたちも変わっていく。そして、将来、その子どもたちが変えていく。だから、自分たちは、後ろ姿を見せ続けなければいけない」と、詩人は言葉を紡いで語った。
秘密保護法スピード成立の裏に、10月3日「日米安保協議」の影あり ~「集団的自衛権の行使は戦争への道」孫崎享氏講演 2013.12.8
「安倍内閣は戦後最悪の政治集団」「今、中国との平和的関係の重要性を主張したら『国賊』扱いされかねない」──。2013年12月8日、京都府部落解放センターで行われた、集団的自衛権の危険性を伝える講演会に、孫崎享氏(元外務省国際情報局長)が登壇。同氏ならではの、忌憚のない発言に会場が沸いた。
スピーチの冒頭、安倍政権が狙う集団的自衛権の行使容認と、12月6日深夜に成立した「特定秘密保護法」が、密接に関係していることが強調された。同法の成立を「非常に残念」と悔しがりながらも、「普段は政治に関心を示さない若い世代に、秘密保護法に反対する動きが目立ったのは、明るい材料」と声を弾ませた孫崎氏は、「安倍政権の暴走に歯止めをかける気配が感じられる」とした。
秘密保護法の強行採決に抗議!秘密にするなデモ 2013.12.8
特集 秘密保護法
2013年12月8日(日)13時より、京都市で「秘密保護法の強行採決に抗議!秘密にするなデモ」が行われ、およそ300人(主催者発表)が参加した。
秘密保護法案 京都市内で同時多発抗議 2013.12.6
特集 秘密保護法
12月6日(金)、京都市繁華街では、同時多発的に秘密保護法案への抗議行動が行われた。映像は、京都市下京区四条河原町のマルイ前と高島屋前の「秘密保護法反対アピール行動」、京都タワー前「秘密保護法案に反対する街頭アピール行動@京都駅前」の模様です。
関西電力京都支店前抗議行動 2013.12.6
12月6日(金)、京都市下京区の関西電力京都支店前で、原発再稼働への抗議行動が行われた。
12・6 STOP!秘密保護法案緊急昼休みデモ 第三弾 2013.12.6
特集 秘密保護法
2013年12月6日(金)12時過ぎより、京都市下京区で「12・6 STOP!秘密保護法案緊急昼休みデモ・第三弾」が行われ、昼休み時間を利用したデモに100人以上が参加した。