202年5月18日午後12時30分より、東京都新宿区の新宿駅東口広場(旧アルタ前)にて、かい正康氏の主催により、「日米合同委員会廃止を求めるデモ行進」が開催され、約200人が参加した。
かい氏は、東京都港区のニューサンノー米軍センター(ニュー山王ホテル)前や、赤坂の在日米国大使館前にて、日米地位協定、及び、日米合同委員会に対する抗議活動を展開する、政治街宣ユニット「#みちばた」のメンバーである。
IWJは、これまでも、かい氏の街宣活動の多くを取材してきた。ぜひ、以下の記事も御覧いただきたい。
デモ行進の前に、ミニ集会が行われ、かい氏は聴衆に向けて、次のように訴えた。
かい氏「皆さん、何か、アメリカの植民地っぽくないですか? この国。
そうです。皆さんが思っているように、この国は、アメリカの植民地なんです。
いったい、何で、アメリカの植民地になったんですか?
新宿駅前をご通行中の皆さん、学校の教科書で習いましたよね? 今から80年前、日本は、アメリカに原子爆弾を2発落とされ、東京大空襲、そして、沖縄地上戦、横浜大空襲などなど、日本全国が焼け野原になりました。
そして、この国は敗戦。ポツダム宣言を受け入れて、敗戦となりました。
それ以降、この国の憲法よりも、この国の法律よりも、この国の最高裁の判事よりも、権力を持っている人々の集団が、在日米軍でございます。(中略)
今回、私達のこの集会、そしてデモ行進のメインテーマであります『日米合同委員会の廃止』。
この日米合同委員会というのは、在日米軍の特権を認めた、日米安保条約の第5条日米地位協定、そして、その日米地位協定の第25条に記されている日米合同委員会、秘密会議の日米合同委員会を、ぶっつぶしてやろうじゃないか。俺らが、ぶっつぶしてやろうじゃないか、というデモでございます」
デモは、集会場所である新宿駅東口広場(旧アルタ前)を起点として、新宿駅を反時計回りに行進し、歌舞伎町の新宿遊歩道公園『四季の路』で流れ解散となった。
デモ参加者達は、『日米合同委員会を廃止しろ』『憲法無視の密約合意を許さない』『憲法違反の在日米軍は撤退しろ』『東京の空を米軍から取り戻す』『在日米軍は地下水を汚染するな、PFASを垂れ流すな』『在日米軍の犯罪を許すな』『国民に主権を取り戻せ』などと、シュプレヒコールを繰り返した。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。