【IWJ速報5月20日】国連安保理で米ブリンケン国務長官が「世界の食糧がロシアの人質となっている」と糾弾! ロシアのネベンジャ国連大使は「世界的な食糧危機の脅威は今年に入ってから出現したわけではない」と反論! ほか 2022.6.26

記事公開日:2022.6.26 テキスト
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 ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタル製鉄所で、16日から3日間にわたって続いていた、アゾフ連隊を中心としたウクライナ軍の投降が、18日、事実上終了した。

 18日付け時事通信は「精鋭部隊『アゾフ大隊』の兵士らが16日以降、投降を始め、事実上終結した。『生還せよ』。ゼレンスキー大統領の苦渋の命令が、幕引きのきっかけとなった」と、ネオナチのアゾフをあたかも英雄であるかのように報じた。

※【速報6954】時事通信、18日「マリウポリの包囲戦は、アゾフスタル製鉄所を拠点に抵抗してきた精鋭部隊『アゾフ大隊』の兵士らが16日以降、投降を始め、事実上終結した。『生還せよ』。ゼレンスキー大統領の苦渋の命令が、幕引きのきっかけとなった」

 一方、ロシア・トゥデイ国際通信社の『ウクライナRU』は18日、ドネツク人民共和国ボストーク部隊のオレクサンドル・コダコフスキー司令官へのインタビューを報じた。

 コダコフスキー司令官は、「今すぐ別の戦線へ部隊を配置し、アゾフやAFU(ウクライナ軍)組織を破壊したい」と語った上で、次のように語った。

※【速報6949】ロシア・トゥデイ国際通信社『ウクライナRU』、18日DPRボストーク部隊オレクサンドル・コダコフスキー司令官インタビュー「私の立場は単純で、今すぐ部隊を戦線の別の区間に再配置する準備をし、『アゾフ』やAFUの軍事組織を破壊したい」

 「(アゾフスタル製鉄所の地下からアゾフ兵士が)何人出てきたかわからない。(アゾフの各司令官は)もしかしたら今は息を潜め、2年後に出てくるのかもしれない。そうなっても驚かない。

 あるいは、もしかしたら殺されないように変装して、密かに連れ出されたかもしれない。我々には(投降してきた兵士の中から司令官を)特定できなかった。

 問題は何人のアゾフ軍人が出てきて、何人が(地下に)残ったのか、降伏した軍人のうち誰がアゾフ軍人なのかだ。

 彼らは、額に『アゾフ』と書いて出てくるわけではない。降伏した人たちも、私服で出てきた。捕虜の中に『アゾフ』と(一回で)わかる人は、一人もいなかった。専門家の調査によってはじめてわかる。

 (ゼレンスキー大統領が投降を認めたことについて)包囲されたウクライナ兵は、アゾフ兵も含めて死にたくなかった。我々が特別作戦で白旗を掲げさせた。ウクライナ側には、コントロールの余地は、何もなかった」。

 さらに、ウクライナ政府がアゾフスタル製鉄所の地下からウクライナ兵を「避難」させるために援助していると主張していることについて、米国人ジャーナリストのパトリック・ランカスター氏は、現場からのリポートで「嘘だ」と指摘している。

※【速報6955】米ジャーナリスト パトリック・ランカスター氏、19日「マリウポリでアゾフ軍とウクライナ軍メンバーが投降している場所に来ています。1700人以上のウクライナ軍人が『キエフの援助』で『避難』したとキエフは世界に伝えているが、嘘です」

 ランカスター氏は、次のように報じている。

 「事実は3日前、アゾフ・ウクライナ軍を降伏させるために、一時的な停戦が呼びかけられたのです。ドネツク人民共和国とロシア軍によって(ウクライナ兵が)避難させられたかもしれないが、ウクライナ当局によって避難させられたわけではない。

 キエフが、工場からウクライナ軍を避難させたという嘘を押し通そうとしているのは、世界を欺くために作られた誤った情報です。事実は事実であるのに、キエフは自分たちの意図に沿うように嘘をつき続けている」。

 19日、国連安全保障理事会では、食糧安全保障に関する議論が行われた。

 20日付けFNNプライムオンラインは、「ロシアのウクライナ軍事侵攻で深刻化する食糧危機について、アメリカのブリンケン国務長官は、『世界の食糧がロシアの人質となっている』と糾弾した」と報じた。

※【速報6980】FNNプライムオンライン、20日「ロシアのウクライナ軍事侵攻で深刻化する食糧危機について、アメリカのブリンケン国務長官は、『世界の食糧がロシアの人質となっている』と糾弾した」

 記事はさらに「国連は、ロシア軍が黒海を封鎖して、ウクライナからの穀物の輸出を妨げているなどと指摘」「特に、ウクライナの小麦への依存度の高い中東やアフリカの国々で、価格の高騰や食糧危機の懸念が深刻化している」と報じた。

 これに対してロシア政府は、この公開討論でのヴァシリー・ネベンジャ国連大使による反論をテキストで公開した。

※【速報6958】ロシア政府発表「国連安全保障理事会公開討論『紛争と食糧安全保障』でのヴァシリー・ネベンジア常駐代表のステートメント」「現在の西側諸国の政治文化は、何事もロシアを非難しようとする努力によって最もよく特徴づけられている」

 ネベンジャ大使は、「現在の西側諸国の政治文化は、何事もロシアを非難しようとする努力によって最もよく特徴づけられている」と指摘した上で、「その中で、食料安全保障に関わる疑惑が主役となった。今回の会談は、そのことを明確に裏付けるものだ」と語った。

 ネベンジャ大使は「あなた(編集部注・ブリンケン米国務長官か)の話では、ロシアはすべての人を餓死させるつもりで、あなたやウクライナ人は餓死者の命を救うことしか考えていないということです。素敵な絵ですね、絶対に騙されるけど」と皮肉を述べたあと、次のように反論した。

 「世界的な食糧危機の脅威は、今年に入ってから出現したわけではない。(中略)

 アフガニスタン、イラク、リビア、シリアなどでの食糧危機の根本的な原因について、国連安保理の西側メンバーがコメントしなかったことは残念だ。(中略)

 5月10日、食糧・エネルギー・金融に関する世界危機対応グループを代表し、レベッカ・グリンスパンUNCTAD(国連貿易開発会議)事務総長は、世界には食糧の物理的不足という問題はなく、すべては食糧流通システムの問題だと述べた。(中略)

 このような状況(穀物市場の価格高騰)を引き起こした理由として、専門家は、COVID-19パンデミックの影響、サプライチェーンの中断、運賃や保険料の上昇を指摘している。

 また、経済への反危機的な金融注入の急増も一役買っている。米国、EU、日本が8兆ドル以上の資金を投入し、需要を分散させ、インフレを促進させた。それに加えて以前からの貿易戦争や、農産物市場の規制に関する永続的な矛盾がある。その結果、食糧供給はここ5~10年で最低となり、食糧価格と関連コストが高騰した。

 同時に、西側諸国はすべての商品の流れを掌握し、輸入に依存する発展途上国のただでさえ複雑な状況をさらに悪化させた。

 グリーンエネルギーへの移行は、一部の国家によるエネルギー協力の政治化であり、全世界に押し付けられている。(中略)

 その結果、エネルギー価格は急騰した。原油価格は22%以上上昇し、農機具や農業用運搬車の燃料、食品産業用の電力に影響を与えた。2021年12月には、ロシアが供給量を増やしたにもかかわらず、ガス価格も過去最高となった。(中略)

 このため、肥料価格はかつてないほど高騰した。肥料価格が上がれば、穀物のコストも上がる。欧米の食料品先物市場での投機は、小麦、トウモロコシ、豆類などの商品価格も押し上げるので、問題に拍車をかけている。さらに、アメリカ、カナダ、オーストラリア、フランスなどにおける近年の天候不順のことも忘れてはならない。

 このように、農産物市場の現状を作り出した主要因は、いずれもロシアのせいにはできない。

 それにもかかわらず、西側諸国が本日発表した声明は、これらのいずれにも言及していない。もちろん、さまざまな国家を窒息させる一方的な経済制裁も省かれている。(中略)

 この狡猾さは、疑うことを知らない一般大衆に影響を与えるだけで、まじめな専門家には影響しないことは明らかだ。

 ロシア経済の屋台骨を崩し、何が何でもわが国を孤立させようという実のない努力に夢中になりすぎたというのが真相だろう。(中略)

 私が言っているのは、ウクライナにおけるロシアとの代理戦争で、あなた方は文字通り発展途上国全体を人質にとり、飢餓に向かわせようとしているということだ。あなたが何を言おうとも、これを変えることができるのはあなたであり、あなたしかいない。その理由を説明しましょう。

 あなたは、私たちがウクライナから農産物を海路で輸出する機会を妨げていると言っている。しかし、ニコラエフ、ケルソン、チェルノモルスク、マリウポリ、オチャコフ、オデッサ、ユジニの港で17カ国75隻の船舶を封鎖し、水路を採掘したのはロシアではなくウクライナであるというのが真実だ。(中略)

 キエフは問題を解決するために、これらの船舶を運航する外国との交流を避けている。黒海沿岸には、固定されていない機雷が航行や関連インフラに及ぼすリスクがまだ残っている。

 ロシアは黒海とアゾフ海における民間航行の安全を確保するためにあらゆる手段を講じている。私たちはこの情報を毎日、国連の指導者に報告している。ウクライナはそのような努力はしていない。この問題が解決しない限り、ウクライナの穀物を海上で輸出する機会がないことは明らかだ。

 そこで、ロシアやベラルーシからの農産物や肥料の輸出がプラスに働く可能性がある。しかし、西側諸国が人為的に作り出したもう一つの問題に遭遇している。つまり、西側諸国が私たち2つの国に課した違法な一方的制裁措置のことだ。(中略)

 輸送ルートの寸断、ロシア船舶の移動阻害と入港禁止、運賃・保険料の問題、国際商取引の制限など、枚挙にいとまがない。そのため、銀行取引は最も脆弱な民間輸入業者だけでなく、人道支援機関にも打撃を与えた。(中略)

 しかし、ロシアが食糧とエネルギーの供給国であることに変わりはない。ブリンケン長官は本日、ロシアの安全保障理事会副議長であるメドベージェフ氏の言葉を引用したが、その言葉の本質を歪めている。メドベージェフ氏は、最近私たちに対して制裁を導入した非友好的な国には食糧を提供しないと話していたことを省略したのだ。食糧難に陥っている国々に、そのような国はない。メドベージェフ氏が言ったように、食料を届け続ける友人たちだ。

 今年は、小麦の収穫量が過去最高を記録する見込みだ。そこで、8月1日から年末まで、ノボロシースク港から2500万トンの穀物を輸出することを提案することができる。また、6月から12月までの肥料輸出の可能性が2200万トンを下回ることはない。他の調達についても話し合う用意がある。

 しかし、あなたが選択した制裁を解除したくないのであれば、なぜ食糧危機のために私たちを責めるのか? なぜ、最も貧しい国や地域が、あなた方の無責任な地政学的ゲームに苦しめられなければならないのか?

 このような状況で、私たちに責任を転嫁しようとする根拠のない試みは、不合理であるばかりでなく、不愉快だ。(中略)

 ウクライナのメディアによると、紛争前、ウクライナの食用小麦の大部分が海外に運ばれ、国内では品薄になり、パン価格が高騰している。トウモロコシは全在庫の3分の1以上がEUに販売される。そのような中で、欧米の一部の関係者がウクライナからの穀物輸出を促進するよう求めたことは、むしろ驚くべきことである。とりあえず、ウクライナの明らかな飢餓リスクは、キエフ当局の検討に委ねることにする。

 しかし、もうひとつ疑問がある。それは、これらの穀物がどこに運ばれ、世界の食糧安全保障とどのような関係があるのか、ということだ。(中略)

 西側の政治家やマスメディアの報道から判断すると、ウクライナから鉄道や、ドナウ川を通るはしけの両方で、非常に速いペースで穀物が輸出されている。その穀物はどこへ行くのか。南半球の飢餓に苦しむ人々のために運ばれているのではなく、ヨーロッパの穀物倉庫に保管されているのではないかという疑念がある。ウクライナはこうして西側から送られてくる兵器の代金を支払っているのである。(中略)

 西側諸国、とりわけ米国とEUが、多くの専門家が固執するこの『兵器のための食糧』説に、今日公然と反論してくれれば、私は感謝します。また、あなた方が懸念している世界の食糧安全保障に、これらの輸送が実際にどのように貢献しているのか、説明するよう求めます。

 ブリンケン長官の2つの指摘についてコメントさせてほしい。彼は、レニングラード包囲になぞらえて、ロシアがマリウポリを包囲し、住民を飢えさせたと非難した。マリウポリの人々から、アゾフ軍が古いファシストの伝統に従って食糧を奪ったのに対し、わが軍は命がけで人道支援を行ったと、多くの証拠を示している。しかし、反対派はこうした議論に耳を貸さないままだ。

 最後に、米国は、食糧危機を議論した昨日の閣僚会議に言及し、集団行動を呼びかけている。これは、多国間主義を放棄し、必要な妥協を求めるのではなく、米国が望む決定を採択するような利害関係者の連合を促進したいという米国の願望を非常によく表している。

 ありがとうございました」

※【速報6949】ロシア・トゥデイ国際通信社『ウクライナRU』、18日DPRボストーク部隊オレクサンドル・コダコフスキー司令官インタビュー「私の立場は単純で、今すぐ部隊を戦線の別の区間に再配置する準備をし、『アゾフ』やAFUをの軍事組織を破壊したい」
午後0:31 · 2022年5月20日

※【速報6950】『ウクライナRU』、18日コダコフスキー司令官インタビュー続き「(アゾフスターリの地下からアゾフ兵士が)何人出てきたかわからない。(各司令官は)もしかしたら今は息を潜め、2年後に出てくるのかもしれない。そうなっても驚かない」
午後0:36 · 2022年5月20日

※【速報6951】『ウクライナRU』、18日コダコフスキー司令官インタビュー続き「もしかしたら殺されないように変装して、密かに連れ出されたかもしれない。我々には特定できなかった。問題は何人のアゾフ軍人が出てきて何人が残ったのか、降伏した軍人のうち誰がアゾフ軍人なのかだ」
午後0:41 · 2022年5月20日

※【速報6952】『ウクライナRU』、18日コダコフスキー司令官インタビュー続き「彼らは額に『アゾフ』と書いて出てくるわけではない。降伏した人たちも、私服で出てきた。捕虜の中に『アゾフ』とわかる人は一人もいなかった。専門家の調査ではじめてわかる」
午後0:44 · 2022年5月20日

※【速報6953】『ウクライナRU』、18日コダコフスキー司令官インタビュー続き「(ゼレンスキー大統領が投降を認めたことについて)包囲されたウクライナ兵は、アゾフ兵も含めて死にたくなかった。我々が特別作戦で白旗を掲げさせた。ウクライナ側にコントロールの余地はなかった」
午後0:53 · 2022年5月20日

※【速報6954】時事通信、18日「マリウポリの包囲戦は、アゾフスタル製鉄所を拠点に抵抗してきた精鋭部隊『アゾフ大隊』の兵士らが16日以降、投降を始め、事実上終結した。『生還せよ』。ゼレンスキー大統領の苦渋の命令が、幕引きのきっかけとなった」
午後0:57 · 2022年5月20日

※【速報6955】米ジャーナリスト パトリック・ランカスター氏、19日「マリウポリでアゾフ軍とウクライナ軍メンバーが投降している場所に来ています。1700人以上のウクライナ軍人が『キエフの援助』で『避難』したとキエフは世界に伝えているが、嘘です」
午後1:09 · 2022年5月20日

※【速報6956】パトリック・ランカスター氏、19日「事実は3日前、アゾフ・ウクライナ軍を降伏させるために、一時的な停戦が呼びかけられたのです。ドネツク人民共和国とロシア軍によって避難させられたかもしれないが、ウクライナ当局によって避難させられたわけではない」
午後1:11 · 2022年5月20日

※【速報6957】パトリック・ランカスター氏、19日「キエフが、工場からウクライナ軍を避難させたという嘘を押し通そうとしているのは、世界を欺くために作られた誤った情報である。事実は事実であり、キエフは自分たちの意図に沿うように嘘をつき続けている」
午後1:15 · 2022年5月20日

※【速報6958】ロシア政府発表「国連安全保障理事会公開討論『紛争と食糧安全保障』でのヴァシリー・ネベンジア常駐代表のステートメント」「現在の西側諸国の政治文化は、何事もロシアを非難しようとする努力によって最もよく特徴づけられている」
午後2:58 · 2022年5月20日

※【速報6959】国連安理「紛争と食糧安全保障」ロシア・ネベンジア常駐代表「その中で、食料安全保障に関わる疑惑が主役となった。この討論では、ロシアはすべての人を餓死させるつもりで、ウクライナ人は餓死者の命を救うことしか考えていない。素敵ですね、絶対に騙される」
午後3:05 · 2022年5月20日

※【速報6960】国連安理ロシア・ネベンジア常駐代表、続き「世界的な食糧危機の脅威は、今年に入ってから出現したわけではない。アフガニスタン、イラク、リビア、シリアなどでの食糧危機の根本的な原因について、国連安保理の西側メンバーがコメントしなかったことは残念」
午後6:15 · 2022年5月20日

※【速報6961】国連安理ロシア・ネベンジア大使、続き「5月10日、食糧・エネルギー・金融に関する世界危機対応グループを代表し、レベッカ・グリンスパンUNCTAD事務総長は、世界には食糧の物理的不足という問題はなく、すべては食糧流通システムの問題だと述べた」
午後6:16 · 2022年5月20日

※【速報6962】国連安理ロシア・ネベンジア大使、続き「このような状況(穀物市場の価格高騰)を引き起こした理由として、専門家は、COVID-19パンデミックの影響、サプライチェーンの中断、運賃や保険料の上昇を指摘している。経済への金融注入の急増も一役買っている」
午後6:18 · 2022年5月20日

※【速報6963】国連安理ロシア・ネベンジア大使、続き「米国、EU、日本が8兆ドル以上の資金を投入、需要を分散させ、インフレを促進させた。加えて貿易戦争、農産物市場の規制の矛盾の結果、食糧供給はここ5〜10年で最低となり、食糧価格と関連コストが高騰した」
午後6:19 · 2022年5月20日

※【速報6964】国連安理ロシア・ネベンジア大使、続き「同時に、西側諸国はすべての商品の流れを掌握し、輸入に依存する発展途上国のただでさえ複雑な状況をさらに悪化させた。一部の国家によるエネルギー協力の政治化でエネルギー価格は急騰、肥料価格も高騰」
午後6:20 · 2022年5月20日

※【速報6965】国連安理ロシア・ネベンジア大使、続き「欧米の食料品先物市場での投機は、問題に拍車をかけている。近年の天候不順も。このように、農産物市場の現状を作り出した主要因は、いずれもロシアのせいにはできない」
午後6:20 · 2022年5月20日

※【速報6966】国連安理ロシア・ネベンジア大使、続き「それにもかかわらず、西側諸国が本日発表した声明は、これらのいずれにも言及していない。一方的な経済制裁も省かれている。この狡猾さは、疑うことを知らない一般大衆に影響を与えるだけ」
午後6:21 · 2022年5月20日

※【速報6967】国連安理ロシア・ネベンジア大使、続き「ロシア経済の屋台骨を崩し、何が何でもわが国を孤立させようという努力に夢中になりすぎた。ウクライナにおけるロシアとの代理戦争で、あなた方は発展途上国全体を人質にとり、飢餓に向かわせようとしている」
午後6:22 · 2022年5月20日

※【速報6968】国連安理、ロシア・ネベンジア大使続き「私たちがウクライナから農産物を輸出するのを妨げていると言う。しかし、ニコラエフ、ケルソン、チェルノモルスク、マリウポリ、オチャコフ、オデッサ、ユジニの港で17か国75隻の船を封鎖し、機雷を仕掛けたのはウクライナだ」
午後6:23 · 2022年5月20日

※【速報6969】国連安理、ロシア・ネベンジア大使、続き「黒海沿岸には、固定されていない機雷のリスクがまだ残っている。ロシアは黒海とアゾフ海における民間航行の安全確保のためにあらゆる手段を講じ、情報を毎日国連に報告している。ウクライナはそのような努力はしていない」
午後6:24 · 2022年5月20日

※【速報6970】国連安理、ロシア・ネベンジア大使続き「ロシアやベラルーシからの農産物や肥料の輸出は、西側諸国が私たち課した違法な制裁措置に直面している。輸送ルートの寸断、ロシア船舶の移動阻害と入港禁止、運賃・保険料の問題、国際商取引の制限など、枚挙にいとまがない」
午後6:24 · 2022年5月20日

※【速報6971】国連安理、ロシア・ネベンジア大使、続き「銀行取引は最も脆弱な民間輸入業者だけでなく、人道支援機関にも打撃を与えた。しかし、ロシアが食糧とエネルギーの供給国であることに変わりはない。ブリンケン長官は本日、メドベージェフ氏の言葉を歪めて引用した」
午後6:25 · 2022年5月20日

※【速報6972】国連安理、ロシア・ネベンジア大使、続き「メドベージェフ氏は、最近私たちに対して制裁を導入した非友好的な国には食糧を提供しないと話していた。ブリンケン長官はこのことを省略した。食糧難に陥っている国々に、そのような国はない」
午後6:25 · 2022年5月20日

※【速報6973】国連安理、ロシア・ネベンジア大使、続き「今年は、小麦の収穫量が過去最高を記録する見込み。8月1日から年末まで、2500万トンの穀物を輸出できる。また、6月から12月までの肥料輸出の可能性が2200万トンを下回ることはない。他の調達についても話し合う用意がある」
午後6:26 · 2022年5月20日

※【速報6974】国連安理、ロシア・ネベンジア大使「制裁を解除したくないのに、なぜ食糧危機で私たちを責めるのか? なぜ、最も貧しい国や地域が、あなた方の無責任な地政学的ゲームに苦しめられなければならないのか? 根拠なく私たちに責任を転嫁するのは、不合理で不愉快だ」
午後6:27 · 2022年5月20日

※【速報6975】国連安理、ロシア・ネベンジア大使、続き「ウクライナの穀物がどこに運ばれ、世界の食糧安全保障とどのような関係があるのか? 西側の政治家やマスメディアの報道から判断すると、ウクライナから鉄道とドナウ川の両方で、非常に速いペースで穀物が輸出されている」
午後6:27 · 2022年5月20日

※【速報6976】国連安理、ロシア・ネベンジア大使「その穀物はどこへ行くのか。南半球の飢餓に苦しむ人々のために運ばれているのではなく、ヨーロッパの穀物倉庫に保管されているのではないかという疑念がある。ウクライナはこうして西側から送られてくる兵器の代金を支払っている」
午後6:28 · 2022年5月20日

※【速報6977】国連安理、ロシア・ネベンジア大使「西側諸国、とりわけ米国とEUが、この『兵器のための食糧』説に反論してくれれば、私は感謝します。また、あなた方が懸念している世界の食糧安全保障に、これらの輸送が実際にどのように貢献しているのか、説明するよう求めます」
午後6:28 · 2022年5月20日

※【速報6978】国連安理、ロシア・ネベンジア大使「ブリンケン長官はロシアがマリウポリを包囲し、住民を飢えさせたと非難した。マリウポリの人々は、アゾフ軍が食料を奪ったのに対し、わが軍は命がけで人道支援を行ったと、多くの証拠を示している。しかし、反対派は耳を貸さない」
午後6:29 · 2022年5月20日

※【速報6979】国連安理、ロシア・ネベンジア大使「最後に、米国は食糧危機に言及し、集団行動を呼びかけている。これは、多国間主義を放棄し、必要な妥協を求めるのではなく、米国が望む決定を採択するような利害関係者の連合を促進したいという米国の願望を非常によく表している」
午後6:29 · 2022年5月20日

※【速報6980】FNNプライムオンライン、20日「ロシアのウクライナ軍事侵攻で深刻化する食糧危機について、アメリカのブリンケン国務長官は、『世界の食糧がロシアの人質となっている』と糾弾した」
午後6:30 · 2022年5月20日

※【速報6981】FNNプライムオンライン、20日続き「国連は、ロシア軍が黒海を封鎖して、ウクライナからの穀物の輸出を妨げているなどと指摘。特に、ウクライナの小麦への依存度の高い中東やアフリカの国々で、価格の高騰や食糧危機の懸念が深刻化」
午後6:30 · 2022年5月20日

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