【IWJ速報5月4日】バイデン大統領は、「ジャベリン」開発工場を視察!民主主義と中国などの専制主義との戦いの戦線の一つにすぎないと指摘とAPF通信が報じる! 2022.5.5

記事公開日:2022.5.5 テキスト
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 IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。

※IWJ速報@IWJ_Sokuho

 5月4日の日刊IWJガイドでお伝えした、ロシア、ラブロフ外相のヒトラー発言が外交論争を巻き起こしている。

※はじめに~ツイッター「IWJ_Sokuho」5月3日、ウクライナ兵がドイツで西側兵器の訓練をすることに、ドイツが国際法上の戦争参加に該当する可能性との指摘! 他のEU、NATO加盟国と一線を画し、ロシア寄りのハンガリーのオルバン首相を、ウクライナの活動家サイトが「反ウクライナ」指定のブラックリストに掲載! 過去には暗殺された例も!! ロシアのラブロフ外相、イタリアのテレビ局インタビューで「ヒトラーにユダヤ人の血」「最も過激な反ユダヤ主義者はユダヤ人」と発言し、イスラエルから猛反発!(2022年5月4日、日刊IWJガイド)

 ロシアのラブロフ外相は5月1日、イタリアのテレビ局によるインタビューで、「私が間違っているかもしれないが、ヒトラーにもユダヤ人の血が流れていた。(だからゼレンスキーがユダヤ系であることは)全く意味をなさない。最も過激な反ユダヤ主義者はたいていの場合ユダヤ人だと、賢明なユダヤ人は言う」と述べていた。

 それに対し、イスラエル外務省は2日、駐イスラエルロシア大使を呼び出し、謝罪を要求していた。イスラエルのラピード外相は、ラブロフ氏の発言に対し、ホロコーストを軽んじる「許されない」虚偽と、猛反発している。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、第二次世界大戦の教訓を忘れている、とロシアを非難している。

 ロシア外務省は、イスラエル側の一連の発言について、声明を出した。ロシア外務省は、イスラエル側の見解を「反歴史的」とした上で、「なぜ現在のイスラエル政府がキーウ(キエフ)にいるネオナチ政権を支援するのか、説明している」とした。さらに、「日常生活や政治における反ユダヤ主義は止められず、逆に育まれてる」とも記されている。

【速報5960】アル・ジャジーラ、3日:ロシアのラブロフ外相が「ヒトラーはユダヤ人の血をひいている」と発言したことを巡り、イスラエルとロシアの外交論争が激化している。

 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ情勢を巡り、フランスのマクロン大統領と電話会談を行った。

 ロシア側は(停戦の)対話について、「大統領はウクライナ代表団との対話に対する基本的なアプローチを説明」した上で、「キーウ(キエフ)側の一貫しない、無準備にも関わらず、ロシアは常にオープンのままだ」としている。

 また、大統領報道担当は声明で、プーチン大統領が「EU加盟の国々が、ウクライナ軍がドンバス地域や市民に対し行っている、爆撃、殺害を無視している」と不満を示したとしている。

 また、ロシア側の同声明で、フランス側が食の国際安全保障問題について懸念を示したと記されている。しかし、マクロン氏の懸念に対し、「プーチン大統領は、この分野は西側の制裁によって悪化したものであり、世界の物流・輸送インフラが妨げられずに運用されることの重要性を強調した」とのことである。

【速報5965】共同通信、3日:フランスのマクロン大統領はウクライナ情勢を巡り、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行いました。

 『RT』は3日、ロシア調査委員会のトップ、アレクサンダー・バストルイキン氏の話として、バストルイキン氏のチームがペンタゴン資金によるウクライナでの生物兵器プログラムについて、犯罪の証拠に進展があったと報じた。

 バストルイキン氏は、「手に入れた文書の分析は、明らかに、米国防省とそれに関係する米国企業の代表を含んだ、軍用生物活動が関与していたことを特定することができる」と述べている。

 さらに、バストルイキン氏は、米国は2005年から2億224万ドルをこのバイオプログラムにつぎ込んでおり、その資金は、ウクライナ国防省、健康農業省が管理する約30の施設に使用されたとも述べている。

 中国の外務省報道官は、米国に対し「国内外での生物学的軍事活動について、十分な説明を行い、多国間の証明を受けること」と、生物兵器開発について説明責任を果たすよう迫っている。

【速報5954】『RT』、3日:ロシア調査委員会のトップ、アレクサンダー・バストルイキンとして、彼のチームが米国ファンドで設立されたウクライナのバイオ研究所について、犯罪の証拠に進展があったと報じました。

 ロシア外務省のアスタフィエフ報道官によると、ウクライナ軍が、アゾフスタリ製鉄所の民間人を避難させる人道回廊設置のための一時停戦を利用し、攻撃態勢に入っていたと報じた。

 そんな中、3日午後、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から、避難してきた民間人約100人余りがウクライナ中部のザポリージャに到着した。

 アゾフスタリ製鉄所からの避難は、国連のグテーレス事務総長が、プーチン大統領と直接面会し、合意を取り付けたものである。しかし、今もなお、アゾフスタリ製鉄所には、約200人の民間人が取り残されていると見られている。

 また、民間人の避難が完了した後、ロシア軍が製鉄所への攻撃を再開したことを明らかにし、激しい戦闘が繰り広げられていることが予想される。

 他方、ロシア国防省は、「ドンバスの住人」と戦っていたものの、自発的に武器を置いて投降した、この中には5人の旅団長が含まれていたそうだ。2000人のウクライナ兵を拘束していると明らかにした。

 ロシア外務省は、ロシアに厳しい態度を取り続けている日本に対し、岸田総理を含む63人の日本人を対象にロシアへの入国禁止を発表した。

 米国のバイデン大統領は3日、米南部アラバマ州トロイにある、戦闘機製造も手掛ける航空機メーカー大手、ロッキード・マーチン社の対戦車ミサイル「ジャベリン」製造工場を視察した。

 バイデン大統領は、工場の作業員約300人の前で演説し、「あなた方が触れたこれらの兵器は、ウクライナの英雄の手に渡り、大きな戦果を上げている」と述べた。また、バイデン大統領は、第二次世界大戦中に使用され、勝利に貢献した兵器製造労働者になぞらえ、「米国が派兵して第三次世界大戦に巻き込まれるリスクを冒すことなく、ウクライナに自衛を可能にしている」と称賛した。

 米国はこれまでに、ロシア軍の戦車1台に対し10基分に相当する、5500基以上のジャベリンをウクライナに供与している。

 バイデン大統領は、ロシアとの戦いは、民主主義と中国などの専制主義との戦いの戦線の一つにすぎないと指摘した。

 今後、中国側の反応が気になる。

 バイデン大統領はこれまで、第三次世界大戦にならないようにするため、米軍は直接、対ロシア戦に参戦しないと説明してきた。しかし、「米国主導」による戦争は、対ロシアだけでなく、対中国にまでおよぶというのである。東アジアが戦場になることが暗示された。日本にとっても、他人事ではすまない。

 バイデン発言は、対ロシアの戦線と、対中国の戦線をつなげるものである。現実になればこれこそは「第三次世界大戦」に他ならない。

 バイデン大統領は、さらなる軍事支援330億ドル(約4兆3000億円)の追加予算の早急な成立を議会に求めた上で、「この戦いは安くは済まないが、侵略に屈すればそれ以上に高くつくことになる」と語った。

【速報5936】AFP、4日:米国のバイデン大統領は3日、南部アラバマ州トロイにある航空防衛機器大手ロッキード・マーチンの対戦車ミサイル「ジャベリン」製造工場を視察した。

 EU委員長のフォンデア・ライエン氏は4日、欧州議会に対しロシアへの制裁第6弾を提案した。

 制裁第6弾の内容として、ロシア産原油の輸入を6か月以内、石油製品の輸入を2022年までに、それぞれ段階的に停止。さらに、ロシア最大手の銀行スベルバンクを含む3行を新たにSWIFTから排除する措置が盛り込まれた。

 また、ロシア国営放送の3社のEUでの営業を停止するとも発表した。

 フォンデア・ライエン氏は「加盟国の中にはロシアの石油に大きく依存している国もあり、簡単にはいかないだろうがやらなければならない。プーチン(ロシア大統領)は、残忍な侵略行為に対して高い代償を支払わなければならない」と述べた。

【速報5946】フォンデア・ライエン委員長:本日、対露制裁の6番目のパッケージを示す。まず、ブチャで戦争罪を犯した高官やその他の個人をリストアップし、責任を問う。(欧州議会、4日)

 米国で1973年に起きた、女性の人工妊娠中絶を認める最高裁判決について、この判決を覆す内容となっている多数意見の草案が米政治専門サイト『ポリティコ』を通じ外部にリークされた。

 米国では1973年、妊娠中の未婚女性や中絶手術を行い逮捕された医師が、中絶を原則禁止したテキサス州法を違憲であるとして訴えた「ロー対ウェイド」に対する最高裁判決が、女性の人工妊娠中絶を認める判例となっていた。『ポリティコ』は、サミュエル・アリート米連邦最高裁判事が、「ロー対ウェイド」について、「はなはだしく間違っている」と書いた、多数意見の原稿を入手したと報じた。

【速報5936】AFP、4日:米国のバイデン大統領は3日、南部アラバマ州トロイにある航空防衛機器大手ロッキード・マーチンの対戦車ミサイル「ジャベリン」製造工場を視察した。

【速報5937】AFP、4日:バイデン氏「あなた方が触れたこれらの兵器は、ウクライナの英雄の手に渡り、大きな戦果を上げている」「ウクライナの人々の自衛を可能にしている」。

【速報5938】AFP、4日:バイデン氏は、トロイ工場の作業員を日本やナチス・ドイツと戦うための兵器を量産することで第2次世界大戦の形勢逆転に貢献した労働者になぞらえた。

【速報5939】AFP、4日:バイデン氏「米国が派兵して第3次世界大戦に巻き込まれるリスクを冒すことなく、ウクライナに自衛を可能にしている」。

【速報5940】AFP、4日:ロッキード・マーチンのトロイ工場は過去20年間にジャベリン5万基以上を製造した。米国はこれまでにジャベリン5500基以上、ロシア軍の戦車1台に対して10基をウクライナに供与した。

【速報5941】ロッキードマーチン者の株価は2月23日終値388.90ドルから5月3日終値434.77値へ約12%上昇している。

【速報5942】AFP、4日:バイデン氏によると、ウクライナでは生まれた子どもに「ジャベリン」または「ジャベリナ」と名付けた親もいるという。

【速報5943】ロイター、3日:バイデン大統領は200億ドルを超える軍事支援を含むウクライナ支援のための3300億ドルの追加予算の計上を議会に求めており、ロッキード・マーチンのミサイル工場訪問を通して議会に承認を働きかけたい考え。

【速報5944】ロイター、3日:バイデン氏は、米国はジャベリンなどの製造に必要な半導体の最大の生産国になるために取り組んでいるとし、「この戦いで屈すれば、代償はさらに大きくなる」と指摘。

【速報5945】フォンデアライエン委員長:もうすぐ「ヨーロッパの日」を迎える。EUの連合を振り返り、将来を見詰める日。表、これはウクライナでも書かれている。(欧州議会、4日)

【速報5946】フォンデアライエン委員長:本日、対露制裁の6番目のパッケージを示す。まず、ブチャで戦争犯罪を犯した高官やその他の個人をリストアップし、責任を問う。(欧州議会、4日)

【速報5947】フォンデアライエン委員長:つぎにロシア最大の銀行であるズベルバンクと他の2つの主要銀行をスウィフトから排除する。(欧州議会、4日)

【速報5948】フォンデアライエン委員長:第3に、プーチンの嘘と宣伝を積極的に増幅する3つのロシアの国営放送局を放送から禁止する。(欧州議会、4日)

【速報5949】フォンデアライエン委員長:最後にロシア産石油の禁輸を提案する。私たちの経済への影響を最小限に抑えながら、段階的に廃止し、ロシアへの圧力を最大にする。(欧州議会、4日)

【速報5950】フォンデアライエン委員長:我々はウクライナにこの戦争に勝ってほしい。(中略)このパッケージは需要と必要な改革をみたすための巨額の投資をもたらすはずである。(欧州議会、4日)

【速報5950】BBC、3日:アメリカで女性が人工中絶を選ぶ権利は憲法で保障されているという根拠になっている連邦最高裁判例について、現在の最高裁内で書かれた多数意見の草案が外部にリークされた。

【速報5950】BBC、3日:この判例を覆す内容になっていることと合わせて、最高裁文書が漏洩したことで、アメリカに衝撃を与えている。米連邦最高裁のこうした文書が外部に漏れるのは、現代においては前例がない。

【速報5951】BBC、3日:アメリカで女性が人工中絶を選ぶ権利は憲法で保障されているという根拠になっている連邦最高裁判例について、現在の最高裁内で書かれた多数意見の草案が外部にリークされた。

【速報5952】BBC、3日:この判例を覆す内容になっていることと合わせて、最高裁文書が漏洩したことで、アメリカに衝撃を与えている。米連邦最高裁のこうした文書が外部に漏れるのは、現代においては前例がない。

【速報5953】スプートニク、2日:ロシア国防省は、ウクライナ側が、製鉄所の民間人を避難させる人道回廊設置のための一時停戦を利用し、攻撃態勢についたと発表しました。

【速報5954】『RT』、3日:ロシア調査委員会のトップ、アレクサンダー・バストルイキンとして、彼のチームが米国ファンドで設立されたウクライナのバイオ研究所について、犯罪の証拠に進展があったと報じました。

【速報5956】『RT』、3日:米国は2005年から、2億24万ドルをそのバイオプログラムに費やし、ウクライナの国防、健康農業省が管理する30の研究施設に使用された。

【速報5957】時事、4日:ロシア外務省は4日、岸田総理大臣を含む63人の日本人のロシアへの入国禁止を発表した。

【速報5958】『RT』、3日:ロシアは「ドンバスの住人」と戦っていた自発的に武器を置いた5人の旅団長を含む2000人のウクライナ兵を拘束していると明らかにしました。

【速報5959】スプートニク、3日:地元メディアによると、フランシスコ教皇がウクライナに2人の枢機卿を派遣した上で、NATOの吠え声がクレムリンの反応につながったのだ」と述べた。

【速報5960】アル・ジャジーラ、3日:ロシアのラブロフ外相が「ヒトラーはユダヤ人の血をひいている」と発言したことを巡り、イスラエルとロシアの外交論争が激化している。

【速報5961】アル・ジャジーラ、3日:イスラエルのラピード外相は、ラブロフ外相の発言に対し、ホロコーストを極小化する「許されない」虚偽と、述べた。

【速報5962】アル・ジャジーラ、3日:イスラエルのラピード外相の発言について、ロシア外務省は声明で、「反歴史」そして、「イスラエルは、何故キエフのネオナチ政権を支援しているか説明が必要」とした。

【速報5963】アル・ジャジーラ、3日:ロシア外務省の声明は「反ユダヤ主義は、日常生活、政治共に止められておらず、その国で育まれている」としちえる

【速報5964】アル・ジャジーラ、3日:ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのラブロフ外相の発言について、第二次大戦の教訓を忘れている、とロシアを非難しました。

【速報5965】共同通信、3日:フランスのマクロン大統領はウクライナ情勢を巡り、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行いました。

【速報5966】『RT』、3日:プーチン大統領は、マクロン大統領の再選を祝った上で、西側の武器供与をやめ、ウクライナが行ったとされる戦争犯罪を止める助けができると、述べたとのことだ。

【速報5967】『RT』、3日:プーチン大統領は、マクロン大統領の再選を祝った上で、西側の武器供与をやめ、ウクライナが行ったとされる戦争犯罪を止める助けができると、述べたとのことだ。

【速報5968】タス通信、3日:ロシアは、ウクライナ代表団との基本的な交渉についてのアプリーチについて説明し、ロシアが対話に寛容であるのに、キエフ政権の交渉に対する一貫しない、準備不足に不満を示した。

【速報5969】タス通信、3日:ロシアの大統領報道担当の声明によると、プーチン大統領は、マクロン氏との会談で、ウクライナ軍がドンバス地域で、市民を殺害していることに関し、懸念を示したと報じた。

 米連邦最高裁長官のロバーツ判事は、『ポリティコ』の報道を事実とした上で最終決定ではないとしました。

 米国では、宗教保守を中心に人工妊娠中絶に反対の声が根強く存在し、これを認めるか否かで、大きな論争を巻き起こします。今後の、最高裁の判決と、バイデン大統領の姿勢次第で、11月に行われる中間選挙にも影響を及ぼす可能性があります。

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