【第519号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策! 「米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー第1弾 (その4) 2021.6.7

記事公開日:2021.6.7 テキスト
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(IWJ編集部)

※緊急性と公共性に鑑み、特別公開中! 
※ぜひ、今国会閉会 6月16日(予定)までに、みなさん、この特別公開の『岩上安身のIWJ特報』を、ご一読ください!

(その3)の続き

 小西洋之参議院議員は、野党が「新型コロナ検査医療体制確保法」の必要性を訴えても与党が議論に乗らず、2月3日に成立した特措法改正の附帯決議に「政府は感染拡大しても崩壊しない医療体制を作るための国の基本方針を作る」と加えたにもかかわらず、3月21日の2回目の緊急事態宣言の解除まで、政府が何もしていなかったことを明らかにし、「完全な人災。与党政府の失政だ」と糾弾した。

▲小西洋之参議院議員(2021年4月22日、IWJ撮影)

 菅政権と与党を「国民の苦しみに我が身でやってない。結局、他人事なんですよ」と批判した小西議員は、「憲法っていうのは、国民の皆さんの、文字通り、命を預かるものですから、憲法しか国民の皆さんの命を、最後は守るものないんで。それを、コロナ対策ですら他人事をやってるような政治家に、憲法改正やらすんですかってことを、私は言いたいですね」と訴えた。

 2019年の参院選で改憲派が3分の2を割ったものの、その後、国民民主党の桜井充議員が2020年5月、同党の増子輝彦議員は2020年10月に、それぞれ自民党会派入りした。第203回国会(2021年1月18日~)では6月5日時点で、自民党、公明党、日本維新の会、みんなの党の、明らかな改憲派は160議席だが、国民民主党が改憲に傾く現在、同党が賛成すれば完全に3分の2を超えることになる。また、衆議院は改憲派が3分の2を超えている。

 小西議員は「国民投票法改正したら、いつでも憲法改正できるようになる」と訴え、「衆議院選挙と改憲(国民投票)、ダブル選挙もできる。衆議院でもう1回、3分の2を取られたら、来年の参院選で国民投票と、ダブル選挙だってできる」と述べ、「これは本当、目の前の危機ですよ」と強調した。

自分のリーダーシップ欠如は棚に上げ、「ひっでぇなぁ、厚労省」と責任転嫁する菅総理。国民を本気で救うつもりはない!?

(小西議員は、民主党政権が作った新型インフルエンザ等特別措置法第31条のガイドラインの解釈を、厚労省が読み間違えたために、知事が医療関係者に対応を要請できず、大阪府を新型コロナによる医療崩壊の危機に追いやった過ちを発見、指摘した。厚労省も認めた。しかし政府は過ちに気づいても訂正せず、感染症法に同じような条文を作った)

小西議員「だから、そんなバカなことをやってるのが、実は菅政権なんですよ。で、それをやらしちゃってるのが自民党なわけです。

 私、自民党の先生方に言いましたよ。いや、これ、野党も(与党も)ないでしょって。だって今、本当に緊急事態で、治療も受けられずに、病院にも入れず、患者亡くなってる。あるいは、救急なのに、重症患者、受け入れもされないような人が出てるんだ。

 で、それを変えるためには、やっぱり、現場わかってる知事の要請で、地域、何とか医療の態勢作って、そのための条文を、厚労省が間違って『使えない』って解釈出してる。これ、やっぱり与党の皆さんもお力いただいて、改めさせましょうよって言っても、やんないですよ」

岩上「これは、どうなんですか。もう今は、そういう新しく法律ができたことによって、知事の要請で、そういうことできるようになったんですか?」

小西議員「その新しい感染症法の要請を、和歌山県は初めて使って。今、和歌山でしか使ってないと思うんですけど」

岩上「大阪、今、医療崩壊中ですよ」

小西議員「だから、本当は使わないといけないんですよ」

岩上「そうでしょう」

小西議員「私が総理大臣だったら、日本中の全医療関係者に、すいません、コロナに協力してくださいと。で、具体的には各地域で、知事で要請を出します。で、コロナの医療に協力してくれた方には、国民皆保険制度ですから、今後も国民皆保険制度を使っていただきますと。

 ただ、協力していただけるはずなのに、余裕もあるのに、やっていただけるはずなのに、やっていただけない方は、コロナを克服した後、国民医療保険制度を使っていただけるかどうか、議論させていただきますぐらい、私、言いますよ。

 これ、別に、憲法違反でも何でもないですですよ。日本の医療ってのは公的な制度ですから」

岩上「なるほど。そうですね」

小西議員「我々が毎月払ってる国民健康保険と、プラス10兆円の税金ですよ? これで日本の病院や、医療関係者のお給料は維持してるわけ」

岩上「成り立ってる」

小西議員「で、それは、こういう大変な時には、公のために、コロナの対策のために、皆さん協力していくために、そういう公的な制度を組んでるわけですから」

岩上「そうですよね」

小西議員「それを、実は、本当の政治のリーダーシップがあったらできるわけですよ。イギリスは元々国営なので、それはもう、国の力でできるわけです。ただ、日本は国営ではないので、各お医者さんや看護師さんや病院に指示は、もう、そういう法律はあるんだけれども、そこまでの強制力がない。

 ただ、その法律の、今、申し上げた特措法や、必要なかったんだけど感染症法で作った要請の条文を使いながら、同時に、お医者さんたちや看護師さんたちに、やっていただけるはずの方にやっていただくような、さっき言ったような、国民医療保険制度を使うような仕組みだとか、やろうと思えばできるわけですよ。

 ただ、菅総理に、国民と国家を本気で救うつもりがないんだと思います」

岩上「そうですね。だから、こんなのが出てきちゃうんですよ」

小西議員「本当に救うつもりがあるんだったら、やりますよ、そんなの。

 こういうめちゃくちゃな話って、いくらでもある。さらに言いましょうか。もう、これ、あっけにとられます。どれぐらい、菅総理と自民党政権のコロナ対策のレベルが低いかって話なんですけど。

 これ、1月の7日に緊急事態宣言、出ましたですね、第3波の。で、その緊急事態宣言になる数日前だったと思いますけど、首相官邸に、全国医師会の会長とか医療関係者の団体を、菅総理、呼んだわけです。

 で、議論して、菅総理が胸張って、官邸で記者会見やったのは、各地域に医療関係者の協議会を作って、医療関係者の協力で、何か医療の体制を作ります、みたいなこと言ったわけですよ。だから、その協議会を作るって、関係者の協議会。だから、まともな政策のように思いますよね。

 ところが、私、この3月、予算委員会で質問したんですよ。ある資料を配って。で、まず、厚労省の局長に読み上げをさせて、厚労省が行政通知を3月に出してるんです。各都道府県単位で、医師会をはじめとする、コロナ医療のための協議会を作ってください。3月にですね、そういう行政通知を出してるわけです。

 で、菅総理に、『菅総理、この3月って、いつの3月かわかりますか?』って。今年の3月の予算委員会ですよ。いつの3月かわかりますかって言ったら、わからない。去年の3月ですよ、と」

岩上「どういうことですか?」

小西議員「去年の3月。つまり春に、まさに感染拡大し始めた時に、このコロナに対処するための医療体制を各地域で作らないといけない。だから、厚労省が、各都道府県に行政通知」

岩上「はい。出した」

小西議員「医療体制のための協議会を作ってください。医師会も書いてる。『医師会などをはじめ』。で、各地域の協議会って、もうみんな、3月、4月、全部できてるんです」

岩上「もうあるの?」

小西議員「ある。それが、機能しなかったから、体制が作れなかった。

 だから、コロナの、本当の総理大臣がやるべきリーダーシップっていうのは、各地域の協議会が、なぜ、機能しなくて、なぜ、体制が作れなかったか、それを踏まえた上でのリーダーシップなんです。ところが、菅総理は、そんな医療政策の基本も何もわかってないです」

岩上「すでにあるのに、何か上乗せみたいな、別なもの。もう一回、同じようなこと言ってるんですか?」

小西議員「すでにあることも知らずに、1月に首相官邸で、協議会作るってことにして、それを……。いやこれ、本当の話、会議録(もある)、全部。で、これは報道してくれてる、いくつか。菅総理が、私の予算委員会の質問の後に、『ひっでぇ話だよなぁ、厚労省』って。いや、私に言わせれば、ひどいのはあんたですよって。

 で、実はですね、私、元々、医療政策ずっとやってる人間で、医療政策をやってる人間だったら、この日本の医療ってのは、実は複雑系なんですよ。私立病院もあったり、国立病院もあったり、公立病院もあったりして」

岩上「そうですね」

小西議員「で、それぞれが好きな診療科と、好きな治療をやっていいことになってるわけです。本当は、ある地域に、脳卒中の患者さん、がんの患者さん、何人いたら、急性期はどういう治療、リハビリでっていう、必要な医療の提供体制っていうのは、論理的に定まるんですが、日本の医療は、その地域で必要な医療の提供体制を、論理的、合理的に作る仕組みに、元々なってない」

岩上「なるほど」

小西議員「ところが、コロナっていうのはまさに、もう論理を超えた、戦略で立ち向かわなきゃいけない。だから、医療政策やってる人間だったら、コロナで各地域に医療の提供体制作るの、どれぐらい難しい話か。だったらせめて、本当の最初の一歩は、協議会作るところっていうのは、もう誰でもわかるわけ。

 実は、今ある医療法っていう、医療の一般法にも、そういう協議会の仕組みってあるんですよ。脳卒中の協議会作る。だから、そんなことすらわかってない人たちが、リーダーシップとってるのが、コロナの体制なんです。もう、めちゃくちゃですよ」

岩上「ちょっと、すいません、いいですか?」

小西議員「ごめんなさい、全然、憲法改正と違う」

岩上「でも、めちゃくちゃ面白いから」

小西議員「ただ、これを新聞なんか報道しない」

岩上「しないんですよ。だから、知らなかったです」

「新型コロナの検査体制を作ること」を定めた法律が、去年から必要だった。法律がないから国と自治体は責任を押しつけ合う!

小西議員「今日、新聞の悪口とかテレビの悪口、言いに来たんじゃないけど、重要。だから、小西洋之は、ごめんなさいね、東北新社とか外資規制とかやりました、予算委員会。私、予算委員会、今回、3~4回質問したけど、必ず1発目に私がやってるのは、コロナの核心論点やってるんですよ。こういう話、私、やってるんですよ。もう、いい加減にしろっていう話ですね」

岩上「もうね、それはね」

小西議員「さらに言うと、もう、これ言うと、いいですか、言っていいですか?」

岩上「いいです」

小西議員「日本国民の皆さん、いろんな病気がありますよね。脳卒中から心臓病から風邪から糖尿とか、いろんな病気がありますね。日本の国民の皆さんが、ある病気の中で、コロナだけが、体制構築の法律がないんですよ。コロナも病気ですよね。感染症って病気なんです」

岩上「タイセイって?」

小西議員「医療の体制」

岩上「医療体制の方ですね」

小西議員「医療体制を作るための法律が、コロナにだけないんです」

岩上「特措法あるのに?」

小西議員「特措法は、感染症法は、体制作りの条文がないんです。わかります? 言ってること。

 医療の体制作りの法律は、『医療法』っていう一般法があるんです。で、さらに、がん対策基本法とか、私が立法者なんですけど、循環器の基本法とか、そういう特別法があるわけです。ところが、コロナには、そういう体制作りの条文がない」

岩上「ちょっと、ごめんなさい、質問。さっき、協議会を作れと。それは1年前にやったんだけど、実現しなかったというのは、今、言ってる話と関係あるんですか?」

小西議員「まさに、その話です」

岩上「まさに、その話?」

小西議員「だから、ひと言で言うと、去年の春の段階で、『新型コロナ検査医療体制確保法』っていう法律が、日本の社会には必要だったんです」

岩上「なるほど」

小西議員「で、それを、我々野党は提案して、私、発議者になって提案したんだけど、与党が乗らなかったわけです。で、この2月の特措法の改正でも、『新型コロナ検査医療体制確保法』必要だろって言ったんだけど、議論にならなくて。しょうがないんで、特措法の附帯決議に、私はその中身を入れたわけです。

 その中身は何かって日本語で言うと、第3波の反省を分析して、二度と感染拡大を起こさない、起きても崩壊しない医療体制を作るための国の基本方針を、政府は作ると、こういう風に書いてあるんですよ。基本方針を作って、その下で都道府県は計画的な取り組みをやって、国と県の取り組みを、随時公表していくと。

 だから、気づいたら体制できてませんでした、じゃなくて、どういう反省のもとに、分析のもとに、こういうことしなきゃいけないって。国の基本方針を作れって。

 ところが、その国の基本方針を、3月の21日に第3波の緊急事態、解除されましたよね。その時になっても作ってなかったんです、菅政権。2月3日に附帯決議、成立してるんですよ、参議院の附帯決議で。第3波の反省を分析した国の基本方針を作る。それを、3月21日まで作ってないわけですよ。めっちゃくちゃですよ、この菅政権がやってること」

岩上「で、第4波がもう来てるわね」

小西議員「来てるわけです。もう、めっちゃくちゃですよ」

岩上「すいません、質問。いいですか?」

小西議員「はい、どうぞ」

岩上「今言った基本方針、基本法みたいなものが、もし、仮にあったとしたらですよ。きちんとやってれば、そもそも、このコロナの、日本の政府の対処の仕方というのは、感染症に対する基本方針である検査、そして検査の徹底、および、その隔離、そして、隔離することによってうつさないようにする。だから、治療も入るのかもしれませんけど。そして、追跡っていう。で、追跡の一部、クラスター(対策)だけはやったんですけど」

小西議員「そういうのは、ちゃんとできてたと思いますよ。この法律がないんだもん、それをやる」

岩上「この検査のところが、あまりにも過小検査だっていうのは、何度も何度も批判してきたんです。だけど、その過小検査をいくら批判しても、『我々、そうは思わない』という話で終わりなんです」

小西議員「だから、『感染拡大を防ぐための検査体制を作らなければいけない』っていう法律の条文がないので、厚労省もやらないし、県もやらないし、誰も法的な責任を負ってないわけですよ。

 いいですか。びっくりする話なんですけど、各地域に、ちゃんとした検査体制作ってくださいとか、あるいは、検査はたいしたこと(してないが)……、医療体制作ってくださいとは、政府も言ってますね、厚労省も。それ、何でお願いしてるかって言うと、行政通知なんですよ」

岩上「なるほど」

小西議員「厚労省が、各都道府県に出す行政通知、事務連絡で、体制作りをお願いしてるんです。ところが、事務連絡なんで、法的な義務もないわけですよ。県、それ、いつまでにやんなきゃいけない、どんだけのことやんなきゃいけない、結局、県の側が判断できる。すると、県も、いろんな利害関係者がいますから、きちんと、やっぱりお願いできないわけですよ。

 いや、もう法律の義務で、ここまでのことをやらなくては、で、やらなかったら公表されて、マスコミは各都道府県、比較もされるから、どうしてもみんなでやりましょう。で、やるにあたっては、法律を作りますから、当然、財政支援もちゃんと条文で書きますから、やるんだったらお金がちゃんと来て、もし、風評被害が起きたら国がちゃんと賠償、払ってくれますからっていう法律が、本当は必要なんです。それが、それすらないんです」

岩上「僕、第4波の始まりぐらいの時にね、尾身さん(新型インフルエンザ等対策有識者会議の尾身茂会長)が、あまりにも無責任な発言したんで、びっくりしたんですけれども。

 この第3波の緊急事態宣言、解除されたあと、人々の気がゆるんで、行動制約がとれて、それで、(第4波は)そういう個々人のせい。それからあと、各自治体がちゃんとやらなかった、そのせい。だから、国に責任もないし、自分たちの責任もないし、と。

 だから、自治体と個人に全部責任を押し付ける発言したんですね。で、それは、いくらなんでもひどいだろうっていう批判を、書いたり、発言したりした」

小西議員「だから、責任は内閣と、国会多数派の与党ですよ」

岩上「本当はね」

小西議員「本当はそうです。だから、検査と保健所と医療なんですけど、その体制を作る法律を作んなきゃいけなかったわけですよ。それを1年以上やってないわけですよ。それで、第4波を迎えて、いろんな飲食業とか、今度、飲食業以外に百貨店なんかも閉めるとか、いろんな話」

岩上「大変なことですよ」

小西議員「やって、国民の皆さんに被害を及ぼしたら、もう完全な人災ですよ、こんなもん。だって、政策論で普通に考えたらわかるじゃないですか。法律作らないと、そんな体制作りなんか、各地域やりませんよ。法律作って、財政的な支援、ちゃんと裏打ちしないと、国のお金なんか出ませんよ。

 何でコロナ、国難なのに、何十年か百年に一度の国難に、法律もなく、日本社会はやってるんですか。何で、その下で国民の皆さん、苦しんでるんですか。もう完全に、こんなもん、与党政府の失政ですよ。こんなもん、ちょっと考えたらわかる話ですよ。

 だって、事務連絡ですよ? 行政通知で医療を作ってくださいって、それ、できませんよ、そんなの」

小西議員「だから、突き詰めて考えてないんですよ」

岩上「責任というのは、自分たちにあるわけじゃないんですよっていう。

 ところが、これが基本法があって、法で、政府がきちんとやらなければいけないとか、検査体制は総力を挙げて、もっと拡充してね、やると。それはもう、国費を使うんだとか、それから、たとえば民間の利用も考えるんだとか、ペイをするんだとか、いうものがあった場合は、国の責任が明確になるから、国はやらざるを得ないという、そういう話になるんですね?」

小西議員「国も自治体もやらなきゃいけないと」

岩上「ということですよね」

小西議員「それで、そこに参加する学者さんも、頑張ってもらわなきゃいけないと。他人事のようなこと言うな」

岩上「こういうものが必要だったんですね」

小西議員「そうですよ」

岩上「じゃあ、検査が過小だ過小だ、何とかしろ、っていうことを言ってるだけじゃなくて、それを確実にするための法律を作れ、っていう風に言う必要があったんですね」

小西議員「そういうことです」

岩上「何てことだ。1年何ヵ月も、こんな苦しい思いさせられて」

小西議員「そう」

岩上「それを、野党の皆さんは、頑張ってやっていただいたのに」

小西議員「だから、我々はそういう提案をしてるわけですよ。それが、与党が乗らないわけですよ」

岩上「乗らない」

小西議員「だから、もう、めちゃくちゃですよね、そんなの」

国民の命を最後に守るのは憲法!「コロナ対策すら他人事でやってるような政治家に、憲法改正やらせるんですか?」

岩上「与党はあろうことか、(改憲による)緊急事態条項の方をやろうとしている」

小西議員「だから、国民の皆さんの仕事をしてない悪い政治家ほど、国民の皆さんの役に立たないことを言って、ごまかそうとしてるわけですよ」

岩上「ですよね」

小西議員「だから、与党なんだからコロナ撲滅しろよと、国民のために」

岩上「そうですね」

小西議員「内閣、政府、いくらでも与党の力って動かせられるんだから。だから、私、言ってるのは、もう、わかった、政権は今すぐいらないから、コロナ対策だけ、うち(立憲民主党)にやらしてくれと」

岩上「なるほど」

小西議員「コロナ対策だけ、ちゃんと野党にやらしてくれって。あんたら、できないじゃないかって。やらないじゃないかって。何で、ほかの国ができてるのに、日本はできないんですか。何で、日本が今、ワクチン(接種率)最下位なんですか(※1)」

岩上「そうですよね」

小西議員「何ですか、これ一体」

岩上「検査も、150位ぐらいですよ(※2 )」

小西議員「最下位ですよね」

岩上「最下位ですよ、主要国でね」

小西議員「何で。イギリスなんか、ボランティアまで仕組み作ってやってるのに。(日本は)ワクチン届くかどうか、わかりませんよ」

岩上「そうですね」

小西議員「(菅総理が)ファイザーの社長と電話して、9月までになった(※3)って。あれ、具体的に、本当に約束かって言ったら、答えませんよね。

 で、仮にワクチン届いても、今、ワクチン接種する人が足りませんから。それは、人なんか作れよって、そういう体制。それ、やるのが政府与党の仕事でしょうが。我々は、それ提案してもやらないわけですよ」

岩上「だから、やる気がないんでしょうね。たとえば、本当にやる気があったらば、野党提案だって何だって、いいとこ取ってやれば」

小西議員「だから、昔の戦争と一緒ですよ。戦争指導者たちは、自分、死なないんで、国民の苦しみに我が身でやってないわけですよ。だから、結局、他人事なんですよ。

 だから、他人事の人たちが言う憲法……。憲法っていうのは、国民の皆さんの、文字通り、命を預かるものですから、憲法しか国民の皆さんの命を、最後は守るものないんで。それを、コロナ対策ですら他人事をやってるような政治家に、憲法改正やらせるんですかってことを、私は言いたいですね」

岩上「そうですね。もう、本当にしなければいけないのは、コロナとの戦いであって、コロナを殲滅することなんですよ。少なくとも一度は殲滅し、でも、また湧いて出てくるから、その後、ずっと掃討戦をやり続けるってことでしょ?」

小西議員「だから、ワクチンと治療薬が出るまでは」

岩上「やり続けなきゃいけない」

小西議員「やり続けなきゃいけないわけです」

岩上「ところが、彼らがやろうとしてんのは、コロナとの戦いではなくてですね、隣国との戦いを、アメリカの戦争による隣国との戦いにくっついて行くためにですね、憲法を殲滅するわけじゃないですか」

小西議員「そうそう」

岩上「これ、事実上、緊急事態条項って、これ、憲法殲滅条項ですよね」

小西議員「で、一番はじめに殺されるの、国会なんですけど」

岩上「そうですよ。これ、これだけですよ。緊急事態条項を発出するのに、事前同意が必要ないと。これ、2012年の自民党改憲フル草案のやつですけれども。

 それから『基本的人権が制限される』し、『法律と同じ効果を持つ政令の制定』を、これ、内閣において勝手に出せると。誰も止められないと。で、『総理大臣が予算措置を行える』。これも国会の権能だったのに、これを奪ってしまうと。で、『「緊急事態」の期間に制限がない』から永遠にできる。

 『内閣は衆議院の任期を延長することができる』ので、ある時期の国会から国会議員は終身議員になって、で、国会で何も決めることもできず、その機能を失ったまま、終身議員のまま、永遠に、これ、延長することができる。

 『地方自治がなくなる』。『司法は「統治行為論」によって行政のやることの是非の判断を』元々『下さない』ので、何にも下せないでしょう、ということですよね。

 それから『集会・結社・言論・報道の自由』、どれもこれも『制限される』でしょう。だって、何の法律でも、法律になる政令が、憲法によって、この後、裁判になるようなことができないですから、それを出すことができるわけですからね。

 『国民すべてが公権力に従わざるを得ない状況に』なると。『ヒトラー独裁を実現した全権委任法』、もしくは国防授権法とまったく同じじゃないかと。これ、東大のね、先生もおっしゃってることだし、さっき言った長谷部先生だったら、国家総動員体制の再現であると」

▲これだけある2012年自民党改憲フル草案の「緊急事態条項」の問題点!

小西議員「だから、国会議員がですね、本当に、ヒトラーの時代の全権委任法と同じ世界なんですけど、こんなものを国会議員が真面目に考えて、真面目に考えてないから提案する。真面目に考えて提案するって、これ、自民党ヤバいですよ」

岩上「ヤバいですよね」

小西議員「ヤバいよ、もう、素直にヤバいですよ、これ」

岩上「本当に」

小西議員「だから、このヤバさをですね、やっぱり、気づいていただきたいんですよね」

岩上「で、これ、もう今日で、ちょっと、あれですから」

小西議員「すいません。ちょっと、コロナで話して熱弁になってしまって、すいませんでした」

岩上「ええ、これね、ちょっと見てる人の限界もあると思うんで、これ、続きをね、やりましょうか」

小西議員「わかりました。近日中に」

岩上「近日中に」

小西議員「お約束します」

岩上「で、コロナの話もすごく面白かったんですけれども」

小西議員「コロナ、あとで資料お送りしますよ。載っけてください」

岩上「そうですね。コロナはコロナで、今言ったことを、きちっと、やっぱりやった方がいいと思うんですよ。で、ちょっと、今日は口頭の会話だけで聞いてましたから、『ええっ!?』となって、じゃあ、文面はどうなのっていう、文面とかを、皆さんにお見せできなかったし」

小西議員「あとでお送りするんで、ネットで載っけていただければ」

岩上「ネットっていうか、この番組の中で見せようと思いますしね。

 とにかく、こういう内容の、廉価版ていうかソフト版みたいな、ごまかし版を、改憲案4項目に入れてるんですね」

▲自民党憲法改正推進本部の改憲4項目の「たたき台素案」(2018年3月25日)

▲緊急事態条項①第73条の2

▲緊急事態条項②第64条の2

小西議員「今、自民党は用意してるんですね。これの次のバージョンをですね」

岩上「そのバージョンがかかってるんですよ、皆さん。そして、それを簡単に、CM規制もなしにですね、あろうことか、テレビ局っていうクソッタレどもはですね、金さえもらえれば何でもいいで、やっちゃうと」

小西議員「やっちゃうと」

岩上「信じがたいですよ。だから、与党も腐ってますけどね、テレビ局もね、腐ってるって。もう、金さえもらえればいいのか」

小西議員「頑張ってほしいですよね、やっぱ、マスコミさんは。そのために、公共の電波もらってるんですからね。で、新聞も配達の規制、特別な規制で守られてるわけですから」

岩上「そうですね」

小西議員「こういう時にはやっぱり。立派な記者さんたちもいらっしゃるんですが、こういう時はやっぱり、社として頑張ってほしいですよね」

岩上「そうですよ。だから、口幅ったいんですけど、独自メディアでないとダメだなと、独立メディアでないとダメ。小ながらですね、本当のこと伝えようと思うと、突然、資本の壁がぶつかってきてですね、伝えられなかったわけですよ、僕がフリーランスの時は。」

小西議員「文春砲の週刊文春が、東北新社の外資規制、私、やった後に、私をすごい誹謗中傷する凄まじい記事を書いてきて。で、聞いたら、『バイト記事』と言って、新聞社の記者が、バイト稼ぎで投稿してるコーナーらしいんですよ。で、何でそんなことやるんかなと思ったら、やっぱり、週刊文春もいろいろ、そういう経営判断があるんですかね?」

岩上「そりゃあ、あるでしょう。これはありますよ。それ、バイト原稿って言うか、アルゲン(アルバイト原稿)てやつですね、業界用語で」

小西議員「そうなんですか。で、永田町って、週刊誌バカにしてて。私、それ、やっぱりおかしいと思って。(週刊誌の)立派な報道ってあるので。だから、私は自分の質問で、週刊誌を使わせていただく時は、週刊誌の名前(を出す)。週刊誌の名前言わずに『ある報道によれば』とか言って質問してる議員、ほとんどだったですが、私はちゃんと『週刊文春』と」

岩上「ネット(メディアの扱い)なんて、もっとひどいですよ。うちのことなんか全然言わない」

小西議員「私は『IWJ』って言って、配布資料も使ってますから」

岩上「ありがとうございます」

小西議員「で、私はそういう風に、ちゃんと敬意を表してやってたんですけど。

 それはさておき、(週刊文春は)ひっでぇこと、やるなぁと思って。だから、やっぱり、いろんなメディアに、そういう経営事情ってあるんですね」

岩上「ありますよ」

小西議員「経営事情によっては、筆を曲げるとかですね」

岩上「あります」

小西議員「何しやがるんだと思う、本当に。私に取材もせずに、誹謗中傷を。法的措置とりますけど」

岩上「そうですか。それは、その話もぜひ取り上げたいと思うくらいですね。名前出したんですか、その記者の」

小西議員「だから、その記者は後ろにいるわけですよね。ただ、週刊文春の記者と、あともうひとつの内部ルートから、いわゆる、そのバイト記事っていうもので、某新聞記者が出してきたものを」

岩上「載せたと」

小西議員「やったと。でも、めっちゃくちゃですよ、本当、もう。デタラメなことを書いて。ようやるわと思いますよ。ただ、悲しいですね」


※1)何で、日本が今、ワクチン(接種率)最下位なんですか:
 2021年6月4日現在、our world in dataによれば、日本の人口当たりワクチン接種率(1回でもワクチン接種した人の割合)は9.21%で世界114位、主要国中最下位である。
・our world in data(2021年6月6日確認)
【URL】https://bit.ly/3v2NGBO

※2)検査も、150位ぐらいですよ:
 2021年6月6日現在、worldometersによれば、日本の100万人あたりの新型コロナ検査数は11万8431人で、世界142位、主要国中最下位である。
・worldometers(2021年6月6日確認 )
【URL】https://bit.ly/2Sfd0XB

※3)(菅総理が)ファイザーの社長と電話して、9月までになった:
 2021年4月15日から18日まで、日米首脳会談のために訪米した菅義偉総理は、17日、滞在先のワシントンD.C.でファイザー社CEOのアルバート・ブーラ氏と約10分間の電話会談を行い、同社が製造している新型コロナワクチンの日本への供給について協議した。
 日本では2021年2月、ファイザーのワクチンが最初に承認されており、4月時点では国内で唯一、接種できるワクチンだった。
 外務省によれば、菅総理は日本のすべての対象者に対するワクチンの2021年9月までの確実な供給に向けて、追加供給をブーラ氏に要請した。
 これに対してブーラ氏は、ワクチンの確実かつ迅速な供給、追加供給に向けた協議を迅速に進めることを含めて、日本政府と緊密に連携していきたいと応じた。
 菅総理は帰国後の19日、ファイザー製ワクチンについて、「9月までに供給される目処が立ったと考えている」と語っている。
 この発言は、9月までに16歳以上の国民全員に行きわたる量のワクチンが確保できたとの印象を与えたが、田村憲久厚生労働大臣は20日の参院厚生労働委員会で、ファイザー社とワクチン追加供給に関する合意書を交わしていないことを明らかにしている。
 また、ブーラ氏はしばしば自身のツイッターアカウントで、コロナワクチンの供給をどこの国と契約したなどの情報を発信をしているが、日本については4月18日、「私は日本の首相とワクチンの追加投与について議論し、安全なオリンピックへの期待を語った」とツイートしたのみで、その後の情報更新はない。
 4月27日、菅総理は、自衛隊主導の大規模接種センターの設置を岸信夫防衛大臣に指示、5月7日には高齢者向けワクチン接種について、「7月末に終了」「1日100万回」を打ち出した。
 しかし、「1日100万回」はオリンピック開催を考慮した終了目標日から逆算した数字であるため、実現性に疑問の声も上がっている。
 厚労省は5月21日、モデルナとアストラゼネカの新型コロナワクチンを特例承認、モデルナ製ワクチンを公的接種の対象に含めて大規模接種センターで使用できるようにした。
参照:
・菅首相直電交渉のファイザーワクチン追加供給は口約束? 「合意書なし」と厚労相(東京新聞、2021年4月20日)
【URL】https://bit.ly/3vBhw1h

・菅総理とブーラ・ファイザー社CEOとの電話会談(外務省、2021年4月17日)
【URL】https://bit.ly/3wFWGhi

・ブーラ・ファイザー社CEOとの電話会談等についての会見(首相官邸、2021年4月19日)
【URL】https://bit.ly/3p7qJMb

・ファイザーCEO「菅首相とワクチン協議」 数や時期触れず(日経新聞、2021年4月20日 )
【URL】https://s.nikkei.com/3vAhfeY

・アルバート・ブーラ氏ツイート(2021年4月18日)
【URL】https://bit.ly/2SFmICy

・厚労省 モデルナとアストラゼネカの新型コロナワクチンを特例承認 モデルナ製のみ公的接種の対象(ミクスOnline、2021年5月21日)
【URL】https://bit.ly/3vFHJMg

・大規模接種 首相「ワクチンに賭ける」 支持率低下、政権に焦り(毎日新聞、2021年5月25日)
【URL】https://bit.ly/3wJguAl

衆院・参院ともに改憲派が3分の2を超えた今、国民投票法を改正したら緊急事態条項で戦時独裁体制が実現! その危機は目前に!!

岩上「なるほど。それも、いや小西さん、話題の宝庫だな。いっぱい、いろんなことあって」

小西議員「真面目に一生懸命に仕事やってたら、いろんな攻撃受けたりするんですよ」

岩上「もちろん、もちろん」

小西議員「だから、別に、信念持ってやってるんで、攻撃なんか何とも思わないですが、ただ、鬱陶しいですよね」

岩上「もちろんですよ」

小西議員「鬱陶しいのと、あと、やっぱり、私のこと知らない人は、そういう誹謗中傷の記事読んで、小西ってこういう奴だって思いますから。それはやっぱり、私にとって、来年選挙もあるからマイナスなので」

岩上「もちろんですよ。名誉毀損はきちんとね、名誉は守られるべきで」

小西議員「だから、本当、大変な世の中ですね、今」

岩上「もちろん大変だし、特に本当に、コロナとの戦争じゃなくて、本物の戦争にね、突き進んで行こうっていう話ですから。だから、これはね、僕はもう、本当、なめてかかっちゃいけないと思ってるんです」

小西議員「いや、この改憲は恐ろしいです。で、しかも、最後、実は、岩上さんはご存知だと思いますけど、今、参議院って、改憲(賛成派)が3分の2超えてるんですよ。参議院ですよ。衆議院は超えてますよね」

岩上「はい」

小西議員「参議院は2019年の時に選挙で(改憲派が)3分の2を削って。野党統一候補なんか立てたりしてやったんですが、その後、野党議員が自民党に入ったり、自民党会派に、こう、行ってる人が(※4) 」

岩上「あー、改憲派が増えてるって」

小西議員「だから、言っちゃいますけど、宮城の桜井(充・元国民民主党)さんだとか、福島の増子(輝彦・元国民民主党)さんだとか、そういう人たちが自民党入ったり、自民党会派。で、今、改憲派、3分の2とられちゃってるんですよ」

岩上「とられちゃったんだ」

小西議員「今、参議院。だから、危ないんですよ」

岩上「危ない」

小西議員「国民投票法改正したら、いつでも憲法改正できるようになるんで」

岩上「本当にやりますね」

小西議員「だから、菅総理は。菅総理も、ずーっともう、予算委員会の3月、私もう、数メートル先で(見ていて)、目がうつろですよ。もう、リーダーの顔じゃない。目がうつろですけど、ある日、安倍総理みたいに変な、おぞましいパワーが出ると、改憲できるんです。

 だから、衆議院選挙と改憲、ダブル選挙もできるし。衆議院で我々は頑張りますけど、もし、衆議院でもう一回、3分の2とられたら。来年の参議院選挙までは、改憲派3分の2超えてるんですよ、参議院。

 だから、参院選の国民投票、ダブル選挙だってできるわけです。だから、これは本当、目の前の危機ですよ」

岩上「目前ですね」

小西議員「目の前の危機です」

岩上「そして、本当に国内でそれがOKとなった時は、国民皆さんが自分たちで選んだファシズムってことになりますよ」

小西議員「そうなります」

岩上「そうなった時に、このファシズムっていうのは、もちろん軍事、戦時のファシズムですから、もう誰と戦うのか明らかです。アメリカが、あれだけ中国を危険視してるのは、ライバルとして抜かれそうになってるわけですから。

 それを、フェアな競争しようっていうんじゃないんで。これはもう、ぶっ叩こうっていう、そういう乱暴な方法に、やっぱり、誘惑、駆られてるわけだし。中国も中国で、ここまではね、頭を下げてたけど、首をもたげるぞと、われわれの国力をバカにするなと。

 それから、思い返してみれば、この100年、200年、どれだけ欧米、日本含めて、踏みつけられてきたと思ってるんだっていう、ナショナリズムと自負と対抗心が、それは沸き上がってきますよね。

 これの中にね、もみくちゃにされて、われわれ利用されて、戦場にされるわけにいかないんですよ。本気で、やっぱりこれはね、踏みとどまりたいですよね」

小西議員「もう、日本の民主主義と国民の皆さんの命、瀬戸際がずっと続いてると思います」

岩上「本当に」

小西議員「コロナでは、本当にあってはならないことですが、もう犠牲が出てますけどね」

岩上「さっきね、換気休憩入れる前の前編のところで、ちょっと激論ぽくなったじゃないですか。大事な論点だと思ってるんですけれども。民主主義と、それから法の支配と、それから人権とか、それは普遍的な価値なんだと。それを守らない奴はね、やっぱり何とかするべきじゃないかと、熱く語ったんですけど。何にもなくなりますよ。普遍的な価値ゼロですよ」

小西議員「全部。これ、自民党しか残らない」

岩上「ナチスですよ、これ。これと戦ったはずじゃないんですか」

小西議員「本当、そうなんです」

岩上「これを通しておいてですね、菅さんが、いけしゃあしゃあとですね、普遍的な価値のためには絶対譲歩しないっていう。だったら、これ、まず中国と戦う前に、これを叩かなきゃダメでしょって」

小西議員「そう。だから、自民党のおかしな改憲案を叩かないといけない」

岩上「いけないですよね」

小西議員「自民党のおかしな議員の皆さんを、無邪気な議員の皆さんを、党総裁として、菅総理は教育しないといけない」

岩上「そうですよね。だから、僕は、小西さんの言ってる普遍的価値を守るべきじゃないかって、僕、もちろん共感してるんです。でも、その順序ってのがあると思うんですね。その順序は、他国の前にまず自国。まず、自国のこれと戦わなきゃいけないと、本当に思いますね。もう戦ってらっしゃるんですけどね、実際にね。ということで」

小西議員「もっと、頑張ります」

岩上「もう本当に、頑張ってください」

小西議員「すいません、長々、コロナの話で。憲法の話が」

岩上「でも本当に、今、幅広くね、『いつの間にか』って失礼な言い方だけど、憲法のことは詳しいってのは」

小西議員「私は、ちょっと、これははっきり言いますけど、元々、私は政策をやってるんです。政策をやってるから、憲法の議論もできるんです」

岩上「もちろん、もちろん」

小西議員「政策をやってるから、政権の追及も、学術会議とか、去年の今頃、検察の定年延長とか、検察庁法ですよね、できる。政策作ってないと、相手の悪い所って追及できないです」

岩上「なるほどね」

小西議員「何でかって言うと、政策作るって、そんだけ本質的なことを考えて、自分でいろんな憲法解釈とか法解釈とか考えて、法律の条文書いたりするんで、そういうことをやってるから、相手がやった法律違反とか憲法違反、わかるわけですよ」

岩上「なるほどね」

小西議員「そこは間違わないでくださいね」

岩上「いえいえ、間違えてない。そうじゃなくて、イメージがね。たとえば、憲法の問題に関しては論客だったっていうイメージが強くて。あとは、総務省のことだったら、それは元々総務省にはお強いんだと思ってたら。まあ、私の不勉強ですよ。私の不勉強で、こういう安全保障とか、外交安全保障でも、もう党の中でもですね、リーダー的な存在に、今、おなりになられている。こういう問題もおやりになってるんだ。そして、医療政策の方もやってるんだと。今一番、バトルフィールドの最前線に、両方の最前線にいらっしゃるってことですよね」

小西議員「いえいえ。重要なことは、ちゃんと関わるようにはしなきゃいかんと思ってます」

岩上「でも、頑張っていただきたいと思いますが。

 実は、ちょっと換気休憩させていただく間に、ご相談しましてね、次の5月6日が来る前に、この事はとんでもないことだと。それから、国民みんなで、これ反対しなきゃいけないんだということを、世論喚起するためにも、先ほど言ったように、何しろ、そんなCMもらってるようなね、マスコミには耐えれないです。だから、独立メディア大事なんです、本当に。

 ですから、CMメディアなんかに頼らないためにも、これ、やっぱり、伝えなくちゃいけないんで、連休中の大変なところ、ちょっとお願い申し上げてですね、(4月)29日に、続編をやらしていただくことになりました。

 だから、この続き、今、途中っぽくなりましたけど、この続きもやらしてください」

小西議員「どうぞ、ひとつよろしくお願いします」

岩上「で、かつ、コロナの方、ちゃんとやらしてもらいます」

小西議員「29日はしっかり段取りを。今日はすいません、いろんなとこで良い議論ができて、熱くなってすいません」

岩上「いえいえ、あの熱さは大事なことで。だって、あれは世界中で議論してることですよ。普遍的な価値なのか、それとも内政干渉というのは、これ、だって、アメリカの打ち出していたことでもあるわけじゃないですか。民族の自立、国民国家、そういうようなことに関して干渉できないんだ、しないんだって言ってたじゃないですか。

 だから、アメリカが出した自分たちの理念で、今、両方の理念がぶつかり合っちゃってるような状態ですよね。だから、これをやるんでも、いずれにしても、軍事で解決はやめてもらいたい」

小西議員「それは絶対ダメです」

岩上「ダメですよね。とにかく粘り強く話し合いで」

小西議員「だから、軍事でしかできないんだったら政治家やめてくださいって。政治家のやることは、戦争しないことですから。揉め事はずっとあるわけですから、人間の世の中ですから」

岩上「そうですよね」

小西議員「それがあっても、戦争では絶対解決はしないと。解決できないんですから、戦争で」

岩上「できない。そして、さらなる悲劇だけが待ってるわけで。そのことを、やっぱり悲劇に対する想像力って、とても大事なことだと思いますので、そこを働かせながら、この話の続きをですね、お付き合いさせていただければなという風に、思っております。小西さん、本当に今日、長時間ありがとうございました」

小西議員「いえいえ、どうもありがとうございました」

岩上「また、29日。また、骨太のインタビューをさせてください」

小西議員「いえいえ、こちらこそ。どうぞよろしくお願いします」

岩上「よろしくお願いいたします。ということで、皆さん、長時間のご視聴、ありがとうございました」

小西議員「ありがとうございました」


※4)参議院は2019年の時に選挙で(改憲派が)3分の2を削って。野党統一候補なんか立てたりしてやったんですが、その後、野党議員が自民党に入ったり、自民党会派に、こう、行ってる人が:
 2019年7月21日投開票された参議院選挙で、与党系無所属を加えた「改憲勢力」は、非改選の議席を含め計160議席となり、改憲発議に必要な「3分の2」(164議席)を割りこんだ。
 しかしその後、小西議員が言うように、国民民主党の桜井充議員が2020年5月に自民党会派入り、同じく国民民主党の増子輝彦議員は、2020年10月21日、自民党会派入りが明らかになった。
 第203回国会(2021年1月18日~)では2021年6月5日現在、自民党、公明党、日本維新の会、みんなの党の、明らかな改憲派は160議席だが、国民民主党が改憲に傾いている現在、同党が賛成すれば完全に3分の2を超えることになる。

・参院選、全議席が確定 改憲勢力は「3分の2」に届かず(朝日新聞、2019年7月22日)
【URL】https://bit.ly/3pqiI5e

・桜井充(Wikipedia)
【URL】https://bit.ly/3ikhl6u

・増子輝彦(Wikipedia)
【URL】https://bit.ly/3zaduPI

・増子氏が自民会派入り 参院(日本経済新聞、2020年10月21日)
【URL】https://s.nikkei.com/3wUN1U6

・参議院 議員情報 会派別所属議員数一覧第204回国会(常会)(令和3年1月18日~ )令和3年6月5日現在(参議院HP)
【URL】https://bit.ly/34QkUJV

(了)

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