「7月中に高齢者へのワクチン接種完了」との政府方針に自治体現場から「厳しい」と不安の声! 武田大臣は「自治体の声を丁寧に拾う」「しっかり支援」と、あいまいな回答ばかり!~4.27武田良太 総務大臣定例会見 2021.4.27

記事公開日:2021.4.27取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材、文・浜本信貴)

2021年4月27日(火)、午前9時35分より、東京都千代田区の総務省庁舎にて、武田良太総務大臣の定例会見が開催された。

 冒頭、武田大臣より、以下の3つの報告があった。

1. 第11回郵政民営化推進本部会合の内容について
2. 新型コロナ ワクチン地方接種支援本部の立上げについて
3. LINE株式会社の事案について

 その後の質疑応答で、記者から「7月中に高齢者へのワクチン接種完了を目指すとのことだが、スケジュールに関して、自治体の現場からは、すでに『厳しい』、『スケジュールありきではないか』といった不安の声が上がっている。今後、自治体から具体的な要望などがあった場合、総務省としてどのように対応するのか?」との質問に対し、武田大臣は以下のように答えた。

 「ワクチンは感染症対策の決め手になるものであり、総理からも自治体支援に万全を期するようにとの指示があった。それを踏まえ、総力をあげて取り組む。

 厚労省との連携を一層強化し、自治体の声を丁寧に拾いながら、速やかなワクチン接種に向けて、総務省としてしっかり支援していく」。

 その他、LINE株式会社への行政指導について、また、次世代通信に関して、NTTと富士通の業務提携についての質問があった。

 武田大臣の報告、および質疑応答の一部始終については、全編動画でご確認いただきたい。

■全編動画

  • 日時 2021年4月27日(火)9:35~
  • 場所 総務省 地下 講堂前(東京都千代田区)

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です