IWJが指摘し続けたフジ・メディアHDの外資規制違反問題で、IWJ記者が武田総務大臣の責任を問うも、武田大臣は質問を途中でさえぎり回答を拒否!~4.9武田良太 総務大臣 定例会見 2021.4.9

記事公開日:2021.4.9取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材、文・渡会裕)

 2021年4月9日、東京都千代田区の総務省で、武田良太総務大臣による定例の記者会見が行われた。

 IWJは、3月23日の武田総務大臣定例会見で、フジ・メディア・ホールディングスによる外資規制での放送法違反の疑いを指摘し、武田良太総務大臣から「事実関係をよく確認した上で、適切に対処してまいりたい」との回答をえていた。

 また、続く4月2日の定例会見では、武田大臣は「フジ・メディアHDの議決権は20%未満となっており、外資規制に適合している」と言い切っていた。

 しかしフジ・メディア・ホールディングスは、4月8日の記者会見で金子修・代表取締役社長が、過去に放送法違反状態であったことを認めた。

IWJ記者は、「なぜIWJが指摘したにもかかわらず、この間違反が見つけられなかったのか」と、監督官庁の大臣としての責任を問う質問を投げかけたが、武田大臣はこちらの質問をさえぎり、「(自身の発言は)その時点でのことを聞かれたので、その時点でのことをお答えしたまで」と述べ、記者の質問を勝手に捻じ曲げ、なおかつ、自身の責任についての回答を拒否した。

■全編動画

  • 日時 2021年4月9日(金)9:30~
  • 場所 総務省・地下2階 講堂前(東京都千代田区)

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です