(その7の続き)
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▲長谷部恭男・早稲田大学教授(http://bit.ly/2EQzRku)
岩上「次に、『過去と向き合うドイツ』ということについてお話をうかがいます。ドイツは、自国の過去をできるだけ振り返る機会を持とうと努力している。私はホロコースト記念碑(※118)もベルリンで見てきました。そして、各地にゲシュタポ監獄の跡地(※119)が保存されていますね。『公共の記憶』という話がありましたが、公共の記憶の中に加害記憶を組み込んでいくという努力ということです。それは戦後直後からあったわけではなくて、70年代80年代を通じて、市民社会の盛り上がりの中から向き合うようになっていったということで、非常に示唆深いと思ったんです」
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