IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。
※IWJ速報@IWJ_Sokuho
3月17日、国際司法裁判所(ICJ、ハーグ)は16日、ロシアに対し、ウクライナ侵攻の軍事作戦を即時停止するよう命じた。ウクライナはロシアの軍事侵攻を受けて、ICJにロシアを提訴していた。ロシアへの軍事行動の即時停止命令は賛成13、反対2の圧倒的賛成多数で決定した。ドナヒュー裁判長は、ロシアの武力行使が「国際法に関する非常に深刻な問題を引き起こしており、深く懸念している」とコメント。
※【速報1731】国際司法裁判所(ICJ、ハーグ)は16日、ロシアに対し、ウクライナ侵攻の軍事作戦を即時停止するよう命じた。ドナヒュー裁判長は、ロシアの武力行使が「国際法に関する非常に深刻な問題を引き起こしており、深く懸念している」と表明。
ゼレンスキー大統領は「ウクライナは、国連国際司法裁判所でのロシアに対する訴訟で完全な勝利を収めた」と勝利をアピールするツイートをした。ICJの決定は拘束力を持つが、それを行使する直接的な手段はないため、これまで判決が無視されることがあった。ロシア側は明らかに不条理な訴訟だとして審理を欠席し、ICJはいかなる措置も講じるべきではないと主張する文書を提出している。
※【速報1733】ゼレンスキー大統領:「ウクライナは、国連国際司法裁判所でのロシアに対する訴訟で完全な勝利を収めた。(続く)
国際世論に働きかけるため、ゼレンスキー大統領は、次々と欧米議会でビデオ演説をしている。英国やカナダに続き、米議会でビデオ演説をした(ワシントン16日)。この模様は、日本のマスメディアでも繰り返し報じられた。米議会はスタンディングオベーションを、ゼレンスキー大統領に送ったが、ゼレンスキー大統領の「ウクライナ上空を封鎖せよ」(NATOによる飛行禁止空域の設定。ロシア空軍も制空権をもっているため、当然、NATOとロシア軍との直接衝突となる)という要求には、難を感じた議員も多かったかのではないだろうか。
ゼレンスキー大統領は、冒頭、以下のように述べ、ウクライナは「自由と民主主義」という「我々の価値観」「人間の基本的価値観」を守るために戦っていると主張した。
「今まさに、我々の国の運命が決められている。ウクライナ人が自由になれるかどうか、民主主義を維持できるかどうか、我々の国民の運命が。ロシアは我々だけでなく、我々の土地、都市も攻撃してきた。我々の価値観に対して残忍な攻撃を仕掛けてきたのだ。人間の基本的価値観に対して。我々の自由、自由に生きる権利、自分たちの未来を選択する権利に対して。我々の幸福への願望、私たちの国の夢に対してだ」
そして、ウクライナ上空での飛行禁止区域の設定や、さらなる戦闘機の供与、さらなる対露制裁強化などを求めた。最後には、バイデン大統領に対し、英語で「私はあなたが世界のリーダーになることを望む。世界のリーダーであることは平和のリーダーでもある」と呼び掛け、演説を締めくくった。まるでバイデン大統領の側近のようだ。
※【速報1738】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、米連邦議会でオンラインによる演説をした。「世界と欧州の価値観を守るために戦い続けている」と述べ、ウクライナ上空での飛行禁止区域の設定や、戦闘機の供与、対ロ制裁強化などを求めた。
これに対し、岩上安身は、以下のように引用ツイートした。
「米国の単独覇権を確立しろとのアジテーション。ゼレンスキーは誰の代理人なんだ?ウクライナの国民の苦しみを考えたら、こんな地球大の覇権ゲームについてのメッセージを出すか?自分のタニマチのコロモイスキーの財産はもともと公有財産だったはず。ウクライナ人の困窮の原因はオリガルヒにある」
※岩上安身@iwakamiyasumi
国連開発計画(UNDP)は16日、ロシアとウクライナの戦争が長引けば、ウクライナの人口の最大9割が貧困に直面する恐れがあるとの見方を示している。ゼレンスキー政権はロシアの侵攻とともに「国民総動員令」を発令したが、「自由と民主主義」という価値観を守るという「美名」のために多くの国民に犠牲を敷いているのではないだろうか。
※【速報1792】 国連開発計画(UNDP)は16日、ロシアとウクライナの戦争が長引けば、ウクライナの人口の最大9割が貧困に直面する恐れがあるとの見方を示した。
このウクライナ国民の貧困については、マフィア的収奪を行ってきたウクライナのオリガルヒに主な責任があると、岩上安身はツイートした。
「まずは、ウクライナが独立し、ソ連邦が解体したあと、どれだけマフィア的資本家がウクライナの国富を収奪していったか、それを明らかにして、ゼレンスキーのボスであるコロモイスキーや、在米のウクライナロビーのトップのピンチュクなどのオリガルヒの莫大な資産を剥奪してウクライナ国民に還元せよ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
続いて、ゼレンスキー大統領は、日本軍の真珠湾攻撃と、2001年9月11日の同時多発テロに言及した。日本でも紹介されたゼレンスキー大統領の演説に驚かれた方もいたのではないだろうか。
「パールハーバーを思い出せ。1941年12月7日の朝、飛行機が攻めてきて空が真っ黒になった時のことを。思い出してください。9月11日を思い出せ。2001年の恐ろしい日、人々があなたの街を戦場に変えようとした日。罪のない人々が空から攻撃されたとき。誰も予想していなかった。止めることはできなかった。
我々の国は、毎日同じような経験をしている。今、この瞬間も。3週間毎晩、ウクライナの様々な都市で、ロシアはウクライナの空を、何千人もの人々の死の灰に変えてしまったのだ。ロシア軍はウクライナに向けて1000発のミサイルを発射している。ドローンを使って正確に殺しているのだ」
米国に対する2つの奇襲攻撃と、今回のロシア軍のウクライナへの侵攻を重ね合わせたのだ。たしかに、米国はこれまでほとんどの戦争を海外で展開してきており、米国本土に対する攻撃は、真珠湾攻撃と9.11の2回だけだ。しかし、それぞれまったく文脈のことなる攻撃を一列に並べることはあまりにも短絡的で、論理的思考を欠いたアジテーションである。米国民の歴史的記憶の中にある恐怖心や怒りといった感情に訴えようとしたのだろうか。とても理性的とは思えない。
日本の国会でもビデオ演説をしたいと求めているゼレンスキー大統領だが、今度はロシアの核攻撃の脅威にさらされているとして、ウケ狙いで「ノーモアヒロシマ」とでも言うのだろうか。いくらなんでもそれは、米国が許さないかもしれないが。
※【速報1743】ゼ氏演説抜粋:「パールハーバーを思い出せ。1941年12月7日の朝、飛行機が攻めてきて空が真っ黒になった時のことを。思い出してください」
そして、ゼレンスキー大統領は、再び、ウクライナの上空に飛行禁止区域を作ることを求めた。
「これはヨーロッパが80年来経験したことのない恐怖であり、我々はこの恐怖に対する答えを世界に求めているのだ。それは多くを求めることだろうか?人々を救うためにウクライナの上空に飛行禁止区域を作ること。これは無理な注文か?飛行禁止区域、ロシアは我々の都市を脅かすことができなくなる。
それが無理なら 別の方法を提案しよう。どのような防衛システムが必要かはご存じだろう。国民と自由を守るために、戦闘機を使用する能力にどれだけかかっているか、わかっているはずだ。我々はその存在を知っているし、あなた方も持っている。ウクライナの空にはないのだ」
いくらコメディアン出身の大統領とはいえ、飛行禁止区域の設定が、事実上の米国参戦を意味することは百も承知のはずだ。
何度も繰り返し訴えれば、世論の流れが変わってきて、徐々に「一生懸命戦っているウクライナの人たちがかわいそうだから、戦闘機を送ってあげよう。飛行禁止区域を作ってあげよう」というムードに火がつくのではないかと、期待をしているのかもしれない。そうすれば、米軍そしてNATO軍がウクライナに入るのももうすぐだ。ゼレンスキー大統領はどうしても、NATO、特に米国を戦争に引きずり込みたいようである。あるいは、ゼレンスキー大統領の黒幕が米国をロシアとの戦争に引きずり込みたいと考えているのかもしれない。そんな大胆なことを思いつき、実行するのはだれなのだろうか?
「我々は世界を守らなければならない。我々はすでに反戦連合の一員となり、多くの国、数十カ国を束ねる反戦大連合、つまりプーチン大統領のわが国への侵略の決定に反応した人たちの一員となったのだ。我々は、さらに前進し、より多くのことを行う必要がある。
「我々はには新しい同盟が必要であり、我々ははそれを提案する。我々は、平和のための連合体、責任ある国の連合体の創設を提案する。紛争を直ちに止め、24時間以内に必要なすべての支援を提供し、必要なら武器、必要なら制裁、人道支援、財政、平和維持に必要なすべてを提供し、迅速に世界を救い、命を救うための連合体を作ることを提案する」
ゼレンスキー大統領は、NATOや国連に代わる、新しい同盟を作ろうと米国に訴えているかのようだ。NATO加盟ができたならば、ウクライナが加盟する新たなNATOを作ろうと言うのだろうか。
このゼレンスキー大統領の、新しい世界秩序(New World Order)とも言うべきアジテーションを受けて岩上安身は、以下のようにツイートした。
「その連合体の玉座には、米国の大統領が座り、連合国といいながら、事実上の世界帝国として君臨するのか。そして聖戦としてロシアを潰す戦争に乗り出す、と。こんな野望、ウクライナ人の普通の大統領が考えつく野望のはずがない。米国、ネオコン、シオニストが言わせているとしか、思えない」
※岩上安身@iwakamiyasumi
ゼレンスキー大統領は、ここで1分半ほどのビデオを1本見せている。戦前とロシア軍侵攻後の現在のウクライナの街と人を対比したもので、最後に「Close the sky over the Ukraine」というメッセージで締め括られていた。さすがテレビ出身の大統領だけあって、動画の使い方には長けている。ビデオを観た後で、ゼレンスキー大統領は、ウクライナが世界と未来のために戦っているという壮大なメッセージを送った。
「今日、ウクライナ国民が守っているのはウクライナだけではない。ヨーロッパと世界、そして未来の名のもとに自分たちの命のために戦っているのだ。だからこそ、今日、アメリカ国民は、ウクライナだけでなく、ヨーロッパと世界を助けて、地球を存続させているのだ。歴史に正義を残すために」
米国議会の列席者たちは総立ちになって、スタンディングオベーションを送った。壮大なレトリックだが、ロシアと戦い抜き、これをつぶす、ということは、ロシアの核戦力と真っ向からぶつかりあうことを意味する。しかし、核戦争という重い現実を指す言葉は出てこない。戦争はここではファンタジーのようで、核の使用というリアルは見事に消されている。
このゼレンスキー大統領の演説が米国議会において、スタンディングオベーションで迎えられたことについて、岩上安身は、以下のようにツイートした。
「ユーロマイダンクーデターからの8年間を美化するな。8年かけて、ロシア系住民をいたぶって挑発して、洞窟の中からロシアという熊を引っ張り出したのはポロシェンコやゼレンスキーらだ。我々が望むのは、一握りのユダヤ系オリガルヒがウクライナを搾取し続けることと、民族分断をやめることだ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
ゼレンスキー劇場が米議会を席巻したが、米国世論はすこし違う方向を見ているようだ。冷泉彰彦氏は、3月16日の『Newsweek』で、ロイター通信社と調査機関のイプソスによる連合世論調査を紹介している。
「ロイター通信社と調査機関のイプソスによる連合世論調査では、開戦の直前直後の『2月23日から24日』のタイミングと、開戦から1週間を経た『2月28日から3月1日』のタイミングで、ウクライナ戦争を中心とした同様の調査を行なっています」
「重要なのは『アメリカはウクライナ軍を援護するために空爆を行うべきか?』という問いです。この質問への『イエス』は、そもそも『34%』と低く、1週間後も微増の『37%』でしかありません」
「『アメリカは、ウクライナ防衛のために陸上部隊を派遣すべきか?』というストレートな質問に関しては、『イエス』が『38%』から『37%』へ微減」
「最新の世論調査(ヤフー/ユーガブ連合調査)では、3月10日から14日の時点で『アメリカは、地上軍をロシアとの戦闘のために、ウクライナに派遣すべきか?』という問いに対して、『イエス』が『19%」』、『ノー』が『51%』となっています。ちなみに、民主党支持と共和党支持の間には大きな差はありません」
冷泉氏は「アメリカの世論は、今回の戦争に重大な関心を払っていますが、同時に米軍の直接関与には反対しています。そして、この姿勢に関しては民主党支持者と共和党支持者の間で大きな差はありません」と分析している。
※【速報1755】冷泉彰彦氏、Newsweek、3月16日:「ロイター通信社と調査機関のイプソスによる連合世論調査では、開戦の直前直後の『2月23日から24日』のタイミングと、(続く)
どんなに米国バイデン政権がなんとか好戦的なムードを盛り上げようとしても、米国民は昨年やっと、20年続いたアフガニスタン戦争から解放されたばかりなのである。少し古い情報だが、堤末果氏は、2008年『貧困大国アメリカ』の中で、米国の350万人以上ものホームレスの3分の2は帰還兵である、と述べている。戦争はコリゴリだ、という米国民は少なくないと思われるのである。
※堤末果『貧困大国アメリカ』(岩波書店、2008 )
この世論調査の結果を受けて、岩上安身は、以下のようにツイートした。
「ゼレンスキーがどんなにアジテーションしようとも、一般の米国民と、米国の軍産複合体とでは思惑も意識も違う。米国民の大半は米軍の派兵も、ロシアとの戦争も望んでいない。この世論を変えるために、メディア総がかりでプロパガンダを行なっているが、偽旗作戦でもない限り、火はつきそうにない」
※岩上安身@iwakamiyasumi
ウクライナ危機が高まってきた時、ロシア侵攻前から、ずっと「ロシア軍は2月16日に侵攻する、20日過ぎに侵攻する」などと発言して、ロシアを挑発し続け、ロシア軍が侵攻してからは制裁に次ぐ制裁を次から次へと繰り出し、戦争を煽り続けてきたバイデン大統領が、またロシアを酷く挑発する発言をした。
バイデン大統領は、ウクライナにドローン兵器など、追加で8億円の支援をすると発表し、記者から、「これまで目にしてきたことを踏まえて、プーチンを戦争犯罪人と呼ぶ用意はありますか」と問われ、「ああ、彼は戦争犯罪人だと思う」と述べたのである。
※【速報1765】大統領は一度は(中略)「ああ、彼は戦争犯罪人だと思う」と述べた。原稿が用意されていたわけではなく、その場での発言だった様子。
ロシア政府は、バイデン氏の発言を「許しがたい表現」だと猛反発した。ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、国営タス通信に対して、「国家首脳によるこのような表現は、容認しがたく許しがたいものだと考える。とりわけ、世界中で何十万人もの人を爆弾で殺してきた国の首脳の発言としては」と強い批判の意を表明している。
※【速報1769】(ペスコフ報道官、続き)とりわけ、世界中で何十万人もの人を爆弾で殺してきた国の首脳の発言としては」と批判した。
このバイデン大統領の「戦争犯罪人」発言について、岩上安身は、以下のようにツイートした。
「プーチンが戦争犯罪人ならば、歴代米大統領は、ほとんどが戦争犯罪人。共和党だけではない。民主党の好戦的なところは見落とされ過ぎている。米国だけが圧倒的で例外的な覇権をもつようなグロテスクな世界はノーサンキュー」
※岩上安身@iwakamiyasumi
「そんなドローン支援などよりも、バイデン大統領が一言、NATOにウクライナは入れない。NATOの東方拡大はしない。ウクライナは中立化する。ロシアもウクライナも民兵も傭兵も戦闘をやめろ。と言えば、停戦は実現する。まず、バイデンは、自国の軍事産業のセールスマンをやめろ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
米国は、仲裁に入るような素振りも見せず、きわめて挑発的な態度を取り続けている。そのため、第4回目の停戦交渉がいくらか進展したと伝られても、近いうちに停戦合意に至る可能性があるとは思えなくなっている。
ウクライナ議会は、発令中の戒厳令を4月下旬まで延長する法案を可決している。まだまだ戦闘が続くと見ているのではないだろうか。経済制裁にあっているロシアは、戦争遂行のための備蓄が5月にも切れるのではないかと噂されており、ウクライナ側は、それまで粘り抜くのではないかとも言われている。
※【速報1791】ウクライナ議会は15日、ゼレンスキー大統領が提出した法案、発令中の戒厳令を26日から30日間延長する法案を可決した。4月下旬まで延長。
NATO加盟国の中からも、ポーランドのカチンスキ副首相が15日、NATOの平和維持部隊をウクライナに派遣すべきだと述べ、エストニアは、NATO加盟国として初めて、ウクライナ上空に飛行禁止区域(NFZ)を設定するよう求めた。これら両国は、NATO全体とロシアとを戦わせたいようだ。
※【速報1781】カチンスキ副首相「NATO、できればさらに大きな国際組織から、自衛能力を備えた平和維持部隊をウクライナに派遣する必要があると思う」
岩上安身は、以下のようにツイートした。
「停戦協議が進みそうなのに、NATO、特にポーランドは余計なことをすべきではない」
※岩上安身@iwakamiyasumi
「エストニアも、である。NATO加盟国として、飛行禁止区域を設定したら、ロシア軍と交戦状態となる。停戦協議がまとまりそうになるとポーランドといい、エストニアといい、戦争のタネを新たに蒔こうとするのはなぜだ⁉︎ 戦争そのものを長引かせたいのか?NATOとしてではなく、一国としてやれ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
ロシアには恨みつらみがあるものの、自国だけで喧嘩をふっかけてもどうにもならないので、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が世界的に非難されているこの折に、この論争がこれで終わりにならず、NATO全体を巻き込みたい、NATOの力だけで、ロシアを屈伏させたい、というルサンチマンがあるのが強く感じられる。
しかし、そのために地域戦争で終わるのではなく、核さえ用いられるかもしれない、第三次世界大戦という事態に至ったら大変である。
小国には気の毒だが、どうしても喧嘩をしたいなら、自分たちだけで、どうぞか世界を巻き込ませないでくださいという意味であろう。
英国のジョンソン首相は、バイデン大統領との電話会談を断った、サウジアラビアとUAEを訪問し、両国首脳とエネルギー安全保障についてそれぞれ協議したが、原油増産の確約は取り付けられなかったようだ。ジョンソン首相はプーチン大統領に圧力を強めるため、サウジとUAEの協力を得てロシア産エネルギーからの脱却を進めることを狙っていた、とみられている。どうやら中東の産油国に対し米英の圧力はきかなくなっているようだ。
おろらく、アフガン撤退と脱石油にシフトして、中東への関与を弱めた米国を見て、いつまでも言うことを聞くわけじゃない、と強気の姿勢をにじませたのだろうと思われる。
世界は欧米日だけではない。G7以外の世界は少しづつ変わりつつある。
※【速報1786】ジョンソン英首相は16日、サウジアラビアとUAEを訪問し、両国首脳とエネルギー安全保障についてそれぞれ協議した。原油増産の確約は取り付けられなかった。
岩上安身は、以下のようにツイートした。
「ジョンソン英首相は、ゼレンスキーと打ち合わせでもしていたのだろうか。国連の安保理常任理事国から、ロシアを外す提案をして、現実味がなくて誰にも相手にされなかった。国内の支持率は最低レベル。何かしないと困るのだろう。ロシア産のエネルギーに頼らず、中東に頼ってみたら袖にされた」
※岩上安身@iwakamiyasumi
「そういうことだったんですね。しかし、サウジとUAEは、イエスとは言わなかった、と。G7が何でも決められる時代ではなくなっている。ロシア産エネルギーは、米英は買わなくてよし。他の国まで巻き込むな。日本はロシアからのLNG輸入を続けるべき。日本に圧力かけるんじゃないぞ、米英。跳ね返せよ政府」
※岩上安身@iwakamiyasumi
デフォルトがほぼ確実視されているロシアだが、ロシア中央銀行と中国人民銀行(中銀)が、世界の銀行決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」の代替として、それぞれの銀行決済網の統合を検討していることが明らかになった。これまで米国にSWIFTを利用するなどして厳しい制裁をかけられてきた国は決して少なくはない。大袈裟ではなく、もうひとつの「SWIFT」が立ち上がる可能性がある。
※【速報1788】ロシア中央銀行と中国人民銀行(中銀)が、世界の銀行決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」の代替として、それぞれの銀行決済網の統合を検討していることが明らかになった。
岩上安身は、以下のようにツイートした。
「中露で、新たな国際決済網を作る、と。Swiftはなくても困らなくなるのかな、と。何でも独占はよろしくない。競合がある方がよろしい。正義を全く体現していない米国が、好き放題に圧力をかけられない世界の方が、まだマシ。世界各国が、どちらも使えて、健全なサービス合戦をしてもらいたい」
※岩上安身@iwakamiyasumi
スポーツ界でもロシア選手の排除が進んでいるが、英国スポーツ担当大臣ハドルストン氏は15日、「現世界ランク1位であるロシアのメドベージェフ選手がウインブルドンでプレーすることはできるか?」という質問に対し、「(ロシア)国旗を掲げないこと以上に、メドベージェフや他のロシア人選手がウラジーミル・プーチンの支持者ではないという保証が必要だと思う」と述べた。国籍だけではなく、思想信条まで取り締まるつもりだろうか。これでは、現代の魔女狩りだ。
※【速報1801】ハドルストン大臣「国旗を掲げないこと以上にメドベージェフや他のロシア人選手がウラジーミル・プーチンの支持者ではないという保証が必要だと思う」
「『現代版 魔女狩り』のムードに世界が覆われている中、フランスのテレビに出演した、ウクライナから脱出した女性、ビクトリアさんの発言が波紋を呼んでいます。ビクトリアさんはゼレンスキー大統領のことを『パペット』と呼び、強く批判したため、テレビ局のスタッフを慌てさせたということです。ビクトリアさんは『彼(ゼレンスキー大統領)は4つのTV局を閉鎖し、ジャーナリストが姿消している。何人も殺害されていても人々は口を開けない』とも糾弾しています。
※【速報1770】「すらいと.@slightsight」が、フランスのでテレビでウクライナから脱出した女性(ビクトリアさん)の発言を紹介しています。
1989年から1996年まで欧州議会の「緑のグループ」の報道官を務めたダイアナ・ジョンストン氏が、『Consortium News』に、「ワシントンにとって、戦争は決して終わらない」と題する論考を寄稿している。ジョンストン氏は、「米国の戦争の目的は、ウクライナを救うことではなく、ロシアを破滅させることだ。それには時間がかかる。危険なのは、ロシアがこの戦争を終わらせられず、米国が戦争を継続させるためにあらゆる手段を講じることだ」と述べている。
※【速報1801-2】1989年から1996年まで欧州議会の「緑のグループ」の報道官を務めたダイアナ・ジョンストン が、『Consortium News』に、「ワシントンにとって、戦争は決して終わらない」と題する論考を寄稿しています。
ジョンストン氏の論文は、非常に重要な内容が含まれており、また後日、岩上安身のツイートとあわせて別稿でお伝えしたい。
【速報1731】国際司法裁判所(ICJ、ハーグ)は16日、ロシアに対し、ウクライナ侵攻の軍事作戦を即時停止するよう命じた。ドナヒュー裁判長は、ロシアの武力行使が「国際法に関する非常に深刻な問題を引き起こしており、深く懸念している」と表明。
(日本時間 2022年3月17日午後4:15 キエフ時間午前9:15 )
【速報1732】ウクライナはロシアの軍事侵攻を受けて、ICJにロシアを提訴していた。軍事行動の即時停止命令は賛成13、反対2で決定した。
(日本時間 2022年3月17日午後4:16 キエフ時間午前9:16 )
【速報1733】ゼレンスキー大統領:「ウクライナは、国連国際司法裁判所でのロシアに対する訴訟で完全な勝利を収めた。(続く)
(日本時間 2022年3月17日午後4:16 キエフ時間午前9:16 )
【速報1734】ゼレンスキー大統領:(続き)裁判所はロシアにウクライナへの侵略を直ちに停止するよう命じた。この命令は、国際法の下でロシアを拘束する。決定を無視すると、ロシアはさらに孤立することになる」
(日本時間 2022年3月17日午後4:17 キエフ時間午前9:17 )
【速報1735】国際司法裁判所は、ロシアを提訴したウクライナ側の命令要請を認めた。ウクライナのゼレンスキー大統領はツイッターに「完勝だ」と書き込んで歓迎した。
(日本時間 2022年3月17日午後4:17 キエフ時間午前9:17 )
【速報1736】ICJの決定は拘束力を持つが、それを行使する直接的な手段はなく、これまで判決が無視されることがまれにあった。
(日本時間 2022年3月17日午後4:17 キエフ時間午前9:17 )
【速報1737】ロシアは明らかに不条理な訴訟だとして審理を欠席し、ICJはいかなる措置も講じるべきではないと主張する文書を提出した。
(日本時間 2022年3月17日午後4:18 キエフ時間午前9:18)
【速報1738】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、米連邦議会でオンラインによる演説をした。「世界と欧州の価値観を守るために戦い続けている」と述べ、ウクライナ上空での飛行禁止区域の設定や、戦闘機の供与、対ロ制裁強化などを求めた。
(日本時間 2022年3月17日午後4:57 キエフ時間午前9:57)
【速報1739】最後にバイデン大統領に対し、英語で「私はあなたが世界のリーダーになることを望む。世界のリーダーであることは平和のリーダーでもある」と呼び掛け、演説を締めくくった。
(日本時間 2022年3月17日午後4:57 キエフ時間午前9:57)
「米国の単独覇権を確立しろとのアジテーション。ゼレンスキーは誰の代理人なんだ?ウクライナの国民の苦しみを考えたら、こんな地球大の覇権ゲームについてのメッセージを出すか?自分のタニマチのコロモイスキーの財産はもともと公有財産だったはず。ウクライナ人の困窮の原因はオリガルヒにある」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1740】3月16日のゼレンスキー大統領の米議会における演説全文が出ています。
(日本時間 2022年3月17日午後4:57 キエフ時間午前9:57)
【速報1741】ゼレンスキー大統領演説抜粋:今まさに、我々の国の運命が決められつつある。ウクライナ人が自由になれるかどうか、民主主義を維持できるかどうか、我々の国民の運命が。ロシアは(略)我々の価値観に対して残忍な攻撃を仕掛けてきたのだ。
(日本時間 2022年3月17日午後4:58 キエフ時間午前9:58)
【速報1742】ゼ氏演説抜粋:人間の基本的価値観に対して。私たちの自由、自由に生きる権利、自分たちの未来を選択する権利に対して。私たちの幸福への願望、私たちの国の夢に対してだ。
(日本時間 2022年3月17日午後4:58 キエフ時間午前9:58)
【速報1743】ゼ氏演説抜粋:「パールハーバーを思い出せ。1941年12月7日の朝、飛行機が攻めてきて空が真っ黒になった時のことを。思い出してください」
(日本時間 2022年3月17日午後4:59 キエフ時間午前9:59)
【速報1744】ゼ氏演説抜粋:「9月11日を思い出せ。2001年の恐ろしい日、人々が皆さんの街を戦場に変えようとした日。罪のない人々が空から攻撃されたとき。誰も予想していなかった。止めることはできなかった」
(日本時間 2022年3月17日午後4:59 キエフ時間午前9:59)
【速報1745】ゼ氏演説抜粋:「人々を救うためにウクライナの上空に飛行禁止区域を作ること。これは無理な注文か?飛行禁止区域。ロシアは我々の都市を脅かすことができなくなる」
(日本時間 2022年3月17日午後4:59 キエフ時間午前9:59)
【速報1746】ゼ氏演説抜粋:「私には夢がある。私には必要なものがある。我々の空を守らなければならない。みなさんの助けが必要だ」
(日本時間 2022年3月17日午後4:59 キエフ時間午前9:59)
【速報1747】ゼ氏演説抜粋:「バイデン大統領のウクライナと世界中の民主主義を守るための真摯な取り組みに感謝する。ウクライナに対して犯罪を犯した者全員を戦犯と認定する決議案に感謝する」
(日本時間 2022年3月17日午後5:00 キエフ時間午前10:00)
【速報1748】ゼ氏演説抜粋:「すべてのアメリカ企業は、ロシアを市場から直ちに撤退させなければならない。(略)皆さん、国会議員の皆さん。もしあなたの選挙区にロシアの軍事組織に資金を提供した企業があれば、圧力をかけてください」
(日本時間 2022年3月17日午後5:00 キエフ時間午前10:00)
【速報1749】ゼ氏演説抜粋:「我々は世界を守らなければならない。我々はすでに反戦連合の一員となり、多くの国、数十カ国を束ねる反戦大連合、つまりプーチン大統領のわが国への侵略の決定に反応した人たちの一員となった」
(日本時間 2022年3月17日午後5:00 キエフ時間午前10:00)
【速報1750】ゼ氏演説抜粋:「我々は、平和のための連合体、責任ある国の連合体の創設を提案する。紛争を直ちに止め、24時間以内に必要なすべての支援を提供し、(続く)
(日本時間 2022年3月17日午後5:00 キエフ時間午前10:00)
【速報1751】ゼ氏演説抜粋:(続き)必要なら武器、必要なら制裁、人道支援、財政、平和維持に必要なすべてを提供し、迅速に世界を救い、命を救うための連合体を作ることを提案する」
(日本時間 2022年3月17日午後5:00 キエフ時間午前10:00)
「その連合体の玉座には、米国の大統領が座り、連合国といいながら、事実上の世界帝国として君臨するのか。そして聖戦としてロシアを潰す戦争に乗り出す、と。こんな野望、ウクライナ人の普通の大統領が考えつく野望のはずがない。米国、ネオコン、シオニストが言わせているとしか、思えない」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1752】ゼレンスキー大統領は「ロシア軍が我々の国、我々の土地で何をしたのか、1本のビデオを見て頂きたい」と述べ、ここで1本のビデオを流した。
(日本時間 2022年3月17日午後5:00 キエフ時間午前10:00)
【速報1753】ビデオは1分半程度、戦前とロシア軍侵攻後の現在のウクライナの街と人を対比したもので、最後に「Close the sky over the Ukraine」というメッセージで締め括られている。
(日本時間 2022年3月17日午後5:01 キエフ時間午前10:01)
【速報1754】ゼ氏演説抜粋:「今日、ウクライナ国民が守っているのはウクライナだけではない。ヨーロッパと世界、そして未来の名のもとに自分たちの命のために戦っているのだ」
(日本時間 2022年3月17日午後5:01 キエフ時間午前10:01)
「ユーロマイダンクーデターからの8年間を美化するな。8年かけて、ロシア系住民をいたぶって挑発して、洞窟の中からロシアという熊を引っ張り出したのはポロシェンコやゼレンスキーらだ。我々が望むのは、一握りのユダヤ系オリガルヒがウクライナを搾取し続けることと、民族分断をやめることだ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1755】冷泉彰彦氏、Newsweek、3月16日:「ロイター通信社と調査機関のイプソスによる連合世論調査では、開戦の直前直後の『2月23日から24日』のタイミングと、(続く)
(日本時間 2022年3月17日午後5:14 キエフ時間午前10:14)
【速報1756】冷泉氏:(続き)開戦から1週間を経た『2月28日から3月1日』のタイミングで、ウクライナ戦争を中心とした同様の調査を行なっています」
(日本時間 2022年3月17日午後5:14 キエフ時間午前10:14)
【速報1757】冷泉氏:(ロイター通信社と調査機関のイプソスによる連合世論調査で)「重要なのは『アメリカはウクライナ軍を援護するために空爆を行うべきか?』という問いです。(続く)
(日本時間 2022年3月17日午後5:15 キエフ時間午前10:15)
【速報1758】冷泉氏:(続き)この質問への『イエス』は、そもそも『34%』と低く、1週間後も微増の『37%』でしかありません」
(日本時間 2022年3月17日午後5:15 キエフ時間午前10:15)
【速報1759】冷泉氏:「『アメリカは、ウクライナ防衛のために陸上部隊を派遣すべきか?』というストレートな質問に関しては、『イエス』が『38%』から『37%』へ微減」
(日本時間 2022年3月17日午後5:15 キエフ時間午前10:15)
【速報1760】冷泉氏:「最新の世論調査(ヤフー/ユーガブ連合調査)では、3月10日から14日の時点で『アメリカは、地上軍をロシアとの戦闘のために、ウクライナに派遣すべきか?』(続く)
(日本時間 2022年3月17日午後5:15 キエフ時間午前10:15)
【速報1761】冷泉氏:(続き)という問いに対して、『イエス』が『19%」』、『ノー』が『51%』となっています。ちなみに、民主党支持と共和党支持の間には大きな差はありません」
(日本時間 2022年3月17日午後5:16 キエフ時間午前10:16)
【速報1762】冷泉氏:「アメリカの世論は、今回の戦争に重大な関心を払っていますが、同時に米軍の直接関与には反対しています。そして、この姿勢に関しては民主党支持者と共和党支持者の間で大きな差はありません」
(日本時間 2022年3月17日午後5:20 キエフ時間午前10:20)
「ゼレンスキーがどんなにアジテーションしようとも、一般の米国民と、米国の軍産複合体とでは思惑も意識も違う。米国民の大半は米軍の派兵も、ロシアとの戦争を望んでいない。この世論を変えるために、メディア総がかりでプロパガンダを行なっているが、偽旗作戦でもない限り、火はつきそうにない」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1763】バイデン大統領は、ドローン(小型無人機)や対空システムを含む8億ドルのウクライナへの追加安全保障支援を発表。その後記者団に「(プーチン氏は)戦争犯罪人だ」と述べた。
(日本時間 2022年3月17日午後5:28 キエフ時間午前10:28)
「プーチンが戦争犯罪人ならば、歴代米大統領は、ほとんどが戦争犯罪人。共和党だけではない。民主党の好戦的なところは見落とされ過ぎている。米国だけが圧倒的で例外的な覇権をもつようなグロテスクな世界はノーサンキュー」
※岩上安身@iwakamiyasumi
「そんなドローン支援などよりも、バイデン大統領が一言、NATOにウクライナは入れない。NATOの東方拡大はしない。ウクライナは中立化する。ロシアもウクライナも民兵も傭兵も戦闘をやめろ。と言えば、停戦は実現する。まず、バイデンは、自国の軍事産業のセールスマンをやめろ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1764】バイデン氏はホワイトハウスで記者から、「これまで目にしてきたことを踏まえて、プーチンを戦争犯罪人と呼ぶ用意はありますか」と問われた。
(日本時間 2022年3月17日午後5:29 キエフ時間午前10:29)
【速報1765】大統領は一度は(中略)「ああ、彼は戦争犯罪人だと思う」と述べた。原稿が用意されていたわけではなく、その場での発言だった様子。
(日本時間 2022年3月17日午後5:29 キエフ時間午前10:29)
【速報1766】サキ大統領報道官は後に、大統領は公式に宣言したのではなく、ウクライナで起きている「野蛮な」暴力の映像を目にして、自分の心で感じていることを口にしたのだと説明した。
(日本時間 2022年3月17日午後5:47 キエフ時間午前10:47)
「何でそんな擁護がいる?仮にも大統領の発言を、どうして報道官が訂正する?バイデンの脳に心配でもあるのか?」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1767】ロシア政府は、バイデン氏の発言を「許しがたい表現」だと猛反発している。
(日本時間 2022年3月17日午後5:48 キエフ時間午前10:48)
【速報1768】ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、国営タス通信に対して、「国家首脳によるこのような表現は、容認しがたく許しがたいものだと考える。(続く)
(日本時間 2022年3月17日午後5:48 キエフ時間午前10:48)
【速報1769】(ペスコフ報道官、続き)とりわけ、世界中で何十万人もの人を爆弾で殺してきた国の首脳の発言としては」と批判した。
(日本時間 2022年3月17日午後5:48 キエフ時間午前10:48)
【速報1770】「すらいと.@slightsight」が、フランスのでテレビでウクライナから脱出した女性(ビクトリアさん)の発言を紹介しています。
(日本時間 2022年3月17日午後5:55 キエフ時間午前10:55)
【速報1771】(ビクトリアさん)「紛争の元は2014年から始まり、日々の暮らしがひどくなってる。今年は燃料費が最上昇、賃金の半分が消える。あのパペット(ゼレンスキー大統領)のせいだ」
(日本時間 2022年3月17日午後5:55 キエフ時間午前10:55)
【速報1772】(ビクトリアさん)「彼(ゼレンスキー大統領)は4つのTV局を閉鎖し、ジャーナリストが姿消している。何人も殺害されていても人々は口を開けない」
(日本時間 2022年3月17日午後5:55 キエフ時間午前10:55)
【速報1773】ウクライナの停戦交渉担当者は16日、ロシアとの交渉におけるウクライナの要求は停戦やロシア軍撤退など極めて具体的で、両国の大統領による直接会談で協議される必要があるという認識を示した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:10 キエフ時間午前11:10)
【速報1774】(停戦交渉)米英のほかトルコなどの同盟国による安全保障の提供と引き換えに、ウクライナがNATO加盟を断念し、国内に外国軍の基地や兵器を受け入れないと確約する案が協議された。
(日本時間 2022年3月17日午後6:10 キエフ時間午前11:10)
【速報1775】(停戦交渉)プーチン大統領は15日、EUのシャルル・ミシェル欧州理事会常任議長(EU大統領)との電話会談で、「相互に受け入れ可能な解決策に向け、真剣な態度を見せていない」と批判。
(日本時間 2022年3月17日午後6:12 キエフ時間午前11:12)
【速報1776】(停戦交渉)ゼレンスキー大統領16日未明、「双方の立場は現実的になってきたが、ウクライナの利益になる解決には、時間がさらに必要だ」。
(日本時間 2022年3月17日午後6:12 キエフ時間午前11:12)
【速報1777】(停戦交渉)ウクライナ代表団のポドリャク大統領府顧問は16日、アメリカメディアのインタビューの中で、「ロシアが立場を大きく軟化させた」と明らかにした。
(日本時間 2022年3月17日午後6:12 キエフ時間午前11:12)
【速報1778】(停戦交渉)ポドリャク大統領府顧問は「数日のうちに停戦が実現すると確信している」と述べ、両国の大統領が署名する文書のとりまとめを進めているとした。
(日本時間 2022年3月17日午後6:12 キエフ時間午前11:12)
【速報1779】(停戦交渉)ラブロフ外相は16日、ロシアメディアの取材に対し、「停戦協議は難航しているが、妥協点を見いだせる希望はある」と述べた。
(日本時間 2022年3月17日午後6:12 キエフ時間午前11:12)
【速報1780】ポーランドのカチンスキ副首相は15日、NATOの平和維持部隊をウクライナに派遣すべきだとの考えを示した。カチンスキ氏は、3か国の首脳と共にウクライナを訪問した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:18 キエフ時間午前11:18)
「停戦協議が進みそうなのに、NATO、特にポーランドは余計なことをすべきではない」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1781】カチンスキ副首相「NATO、できればさらに大きな国際組織から、自衛能力を備えた平和維持部隊をウクライナに派遣する必要があると思う」
(日本時間 2022年3月17日午後6:18 キエフ時間午前11:18)
【速報1782】エストニアは、NATO加盟国として初めて、ウクライナ上空に飛行禁止区域(NFZ)を設定するよう求めた。
(日本時間 2022年3月17日午後6:18 キエフ時間午前11:18)
「エストニアも、である。NATO加盟国として、飛行禁止区域を設定したら、ロシア軍と交戦状態となる。停戦協議がまとまりそうになるとポーランドといい、エストニアといい、戦争のタネを新たに蒔こうとするのはなぜだ⁉︎ 戦争そのものを長引かせたいのか?NATOとしてではなく、一国としてやれ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1783】NATOストルテンベルグ事務総長は、16日、ウクライナが求めている同国上空の飛行禁止区域設定について改めて否定した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:18 キエフ時間午前11:18)
【速報1784】EU欧州委員会のシムソン委員(エネルギー担当)は16日、EUの電力供給網をウクライナ、モルドバ両国と連結させたと発表した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:25 キエフ時間午前11:25)
【速報1785】ロシアの電力網から離脱していたウクライナの要請を受けたもので、ウクライナ国内の電力の安定供給維持へ大きく寄与することになる。
(日本時間 2022年3月17日午後6:25 キエフ時間午前11:25)
【速報1786】ジョンソン英首相は16日、サウジアラビアとUAEを訪問し、両国首脳とエネルギー安全保障についてそれぞれ協議した。原油増産の確約は取り付けられなかった。
(日本時間 2022年3月17日午後6:25 キエフ時間午前11:25)
「ジョンソン英首相は、ゼレンスキーと打ち合わせでもしていたのだろうか。国連の安保理常任理事国から、ロシアを外す提案をして、現実味がなくて誰にも相手にされなかった。国内の支持率は最低レベル。何かしないと困るのだろう。ロシア産のエネルギーに頼らず、中東に頼ってみたら袖にされた」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1787】ジョンソン首相はプーチン大統領に圧力を強めるため、サウジとUAEの協力を得てロシア産エネルギーからの脱却を進めることを狙っていた。
(日本時間 2022年3月17日午後6:25 キエフ時間午前11:25)
「そういうことだったんですね。しかし、サウジとUAEは、イエスとは言わなかった、と。G7が何でも決められる時代ではなくなっている。ロシア産エネルギーは、米英は買わなくてよし。他の国まで巻き込むな。日本はロシアからのLNG輸入を続けるべき。日本に圧力かけるんじゃないぞ、米英。跳ね返せよ政府」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1788】ロシア中央銀行と中国人民銀行(中銀)が、世界の銀行決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」の代替として、それぞれの銀行決済網の統合を検討していることが明らかになった。
(日本時間 2022年3月17日午後6:28 キエフ時間午前11:28)
「中露で、新たな国際決済網を作る、と。Swiftはなくても困らなくなるのかな、と。何でも独占はよろしくない。競合がある方がよろしい。正義を全く体現していない米国が、好き放題に圧力をかけられない世界の方が、まだマシ。世界各国が、どちらも使えて、健全なサービス合戦をしてもらいたい」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1789】国際通貨基金(IMF)は15日、ロシアのウクライナ軍事侵攻は世界経済全体に影響を与え、長期的には世界経済の秩序を根本的に変える可能性があるとの見方を示した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:28 キエフ時間午前11:28)
「IMFは、そう警告するならば、ウクライナ侵攻と、それに対するロシアへの制裁の強制とを峻別して、その影響を分析して発表してくれ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1790】ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」によると、ロシア軍に拉致されていたウクライナ南部ザポリージャ州メリトポリのイワン・フェドロフ市長が16日夕、解放された。
(日本時間 2022年3月17日午後6:32 キエフ時間午前11:32)
【速報1791】ウクライナ議会は15日、ゼレンスキー大統領が提出した法案、発令中の戒厳令を26日から30日間延長する法案を可決した。4月下旬まで延長。
(日本時間 2022年3月17日午後6:33 キエフ時間午前11:33)
【速報1792】 国連開発計画(UNDP)は16日、ロシアとウクライナの戦争が長引けば、ウクライナの人口の最大9割が貧困に直面する恐れがあるとの見方を示した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:33 キエフ時間午前11:33)
「まずは、ウクライナが独立し、ソ連邦が解体したあと、どれだけマフィア的資本家がウクライナの国富を収奪していったか、それを明らかにして、ゼレンスキーのボスであるコロモイスキーや、在米のウクライナロビーのトップのピンチュクなどのオリガルヒの莫大な資産を剥奪してウクライナ国民に還元せよ」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1793】中国の秦剛駐米大使は15日、米紙ワシントン・ポスト(電子版)への寄稿で、中国側がロシアのウクライナ侵攻を事前に把握していたとする観測について「デマだ」と否定した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:44 キエフ時間午前11:44)
【速報1794】秦氏は、切迫する危機を事前に知っていれば「防ぐために最善を尽くしただろう」と強調。両国間の紛争は「中国に資さない」と断言した。
(日本時間 2022年3月17日午後6:44 キエフ時間午前11:44)
【速報1795】シンガポールのバラクリシュナン外相は、ロシアのウクライナ侵攻について、中国が自国の「莫大な影響力」を行使してロシアに終戦を働き掛けることを望んでいると述べた。
(日本時間 2022年3月17日午後6:44 キエフ時間午前11:44)
【速報1796】ロシアに進出する日本の上場企業168社の約2割にあたる37社が、15日までに、現地での事業を停止・中断していることがわかった。
(日本時間 2022年3月17日午後6:44 キエフ時間午前11:44)
【速報1797】ロシアと貿易でのつながりの強かった北海道は特に大きな打撃を受けている。特に影響が大きいのは自動車輸出と水産物輸入。
(日本時間 2022年3月17日午後6:45 キエフ時間午前11:45)
【速報1798】北海道からロシアへの2021年の自動車輸出額は46億2500万円で、北海道の全自動車輸出の実に8割を占めていたが、開戦を契機に貿易ルートは遮断。輸出が不可能になった。
(日本時間 2022年3月17日午後6:45 キエフ時間午前11:45)
【速報1799】北海道北部に位置する紋別市の紋別港では、2021年の輸入額78億1591万円のうち、ロシア産の活カニが49億4817万円(63%)を占めている。
(日本時間 2022年3月17日午後6:45 キエフ時間午前11:45)
【速報1800】男子テニスで、現世界ランク1位であるロシアのメドベージェフ選手がウインブルドンでプレーすることはできるか?という質問に対し、英国スポーツ担当大臣ハドルストン氏は15日、問題があるとした。
(日本時間 2022年3月17日午後6:45 キエフ時間午前11:45)
「ウィンブルドン、おかしい。英国スポーツ担当大臣、おかしい」
※岩上安身@iwakamiyasumi
【速報1801】ハドルストン大臣「国旗を掲げないこと以上にメドベージェフや他のロシア人選手がウラジーミル・プーチンの支持者ではないという保証が必要だと思う」
(日本時間 2022年3月17日午後6:45 キエフ時間午前11:45)
【速報1801-2】1989年から1996年まで欧州議会の「緑のグループ」の報道官を務めたダイアナ・ジョンストン が、『Consortium News』に、「ワシントンにとって、戦争は決して終わらない」と題する論考を寄稿しています。
(日本時間 2022年3月17日午後7:28 キエフ時間午前12:28)