┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ウクライナの首都キエフを巡り、進軍を続けるロシア軍と防戦するウクライナ軍で激しい戦闘が行われる。ゼレンスキー大統領は、ロシアとの和平交渉に意欲を見せた一昨日から一転、昨夜ウクライナ国民にロシア軍に徹底抗戦するようビデオメッセージを送る!
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┠■皆さまへ緊急のお願いです!! 2月も残り2日ですがご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまっています! 8月1日から始まったIWJの今期第12期半年間にわたる累積の不足金額は、トータルで322万2951円! 2月の月間目標額を加えた2月末までに必要な金額は、21日現在、507万8453円です! どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!!
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┠■【中継番組表】
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┠■<IWJ取材報告>サイバー犯罪対応という名目で、戦前回帰的な国家警察の復活が謀られている!~2.24院内集会「サイバー警察局・サイバー特別捜査隊の新設は何をもたらすか?」―登壇:足立昌勝氏(関東学院大学名誉教授)ほか
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┠■<今週の新記事振り返り>
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┠■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
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┠■<今週のタイムリー再配信 振り返り>タイムリー再配信から2ヶ月間限定で一般会員様がご視聴いただけるコンテンツをご紹介します!
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■はじめに~ウクライナの首都キエフを巡り、進軍を続けるロシア軍と防戦するウクライナ軍で激しい戦闘が行われる。ゼレンスキー大統領は、ロシアとの和平交渉に意欲を見せた一昨日から一転、昨夜ウクライナ国民にロシア軍に徹底抗戦するようビデオメッセージを送る!
おはようございます。IWJ編集部です。
ロシアによるウクライナ侵攻から、今日で4日目になりました。
ウクライナとロシアの戦闘が続く中、欧米各国は、追加制裁の措置を発表しました。EUは25日、ロシアのプーチン大統領と、ラブロフ外相を制裁対象にすることを発表しました。米ホワイトハウスのサキ報道官も25日、ホワイトハウスで記者会見を開き、制裁について「EUの同盟国の判断に強調する」と発言し、米国も両氏への制裁を科すことを明らかにしました。
※Press Briefing by Press Secretary Jen Psaki(2022年2月25日、The White House)
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/press-briefings/2022/02/25/press-briefing-by-press-secretary-jen-psaki-february-25-2022/
※EU、ロシアのプーチン大統領とラブロフ外相に制裁へ-資産を凍結(2022年2月25日、Bloomberg)
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20220225-00990052-bloom_st-bus_all
また、国連安全保障理事会は、現地時間25日、緊急の会合を開きました。
会合で、米国などが提出したロシアを非難する決議案の採決をめぐり、11カ国が賛成し、常任理事国の中国に加えて、インド、アラブ首長国連邦の3ヶ国は棄権しました。結局、採決は、ロシアが、「拒否権」を行使して、否決しました。
ロシアが「拒否権」を行使することは、事前から予測されていた事でしたが、米国などは、多数の賛成票を得ることで、ロシアの世界化からの孤立を印象づけたかったとされています。しかし、中国のみならず、インド、UAEも棄権したことは、理事国間でも温度差がでる結果となりました。
※ロシアが拒否権、中国は棄権 侵攻非難決議案を否決 国連安保理(2022年2月26日、毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20220226/k00/00m/030/069000c
また、ウクライナ、ロシアの双方から、停戦合意の協議についての発言が出ています。
ウクライナのニキフォロフ大統領報道官は、現地時間25日、ウクライナが停戦と和平について交渉する用意があるとした上で、「ロシア大統領からの提案にわれわれは同意した」「ここ数時間、双方は交渉プロセスに向けた場所と時間について協議している」と、ロシアと協議を開催することに、前向きな姿勢を示しました。ロシアのペスコフ大統領報道官も、現地時間25日、ウクライナと交渉するため、ベラルーシの首都ミンスクに代表団を送る用意があると、表明しています。しかし、ペスコフ大統領報道官は、「ウクライナが、ポーランドの首都ワルシャワでの開催を望んだため、交渉が中断した」と述べ、協議開催は難航している模様です。
※ウクライナ大統領報道官 停戦協議「場所と日時ロシアと交渉中」(2022年2月26日、TBS)
https://www.youtube.com/watch?v=RVs5SvPKtNY
また、別の協議開催地として、イスラエルのエルサレムという案が浮上しています。
コルニチュク駐イスラエル、ウクライナ大使は、米CNNに出演し、ウクライナのゼレンスキー大統領が、イスラエルのベネット首相にロシアとの仲介の支援を要請したことを明らかにしました。
コルニチュク大使は、イスラエルを「ロシア、ウクライナ両国と良好な関係を持ち、交渉を促進するのに活用しうる唯一の民主主義国家」とした上で、2014年ロシアがクリミナに進行した際の停戦交渉が行われた、ベラルーシのミンスクよりも、エルサレムの方が好ましいということを述べました。
このウクライナの要請に対し、イスラエルのベネット首相は、「同意も否定もしておらず、検討中だ。これはいい兆候だ」と述べるにとどめました。
※ウクライナ大統領、イスラエル首相にロシアとの交渉仲介を要請(2022年2月26日、CNN)
https://www.cnn.co.jp/world/35184079.html
そんな中、26日の日刊IWJガイドで、欧米の制裁が実現にされる前に、ロシア側に軍配があがるのではないか、という旨、皆さまにお伝えしました。しかし、ベラルーシから南下し、ウクライナの首都キエフに進軍を続けるロシア軍に対し、ウクライナ軍が徹底抗戦をし、激しい戦闘が起きています。
※はじめに~ロシア軍は電撃的なウクライナ侵攻で、首都キエフに迫る! ウクライナのゼレンスキー大統領は「我々は孤立している! 我々と一緒に戦う用意があるのは誰か? 正直なところ、そのような者は見当たらない!」と演説で「外野席」にいる西側諸国を批判! ロシアと「話し合う」ことも表明! 早期の和平実現か!?(2022年2月26日、日刊IWJガイド)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20220226#idx-1
『ロイター』は26日、キエフ中心にある雑居ビルにロシア軍のミサイルが衝突したと報じました。一方、『AP』は26日、ウクライナ軍からの情報として、首都キエフの近くでウクライナ軍によって、ロシア軍の車列が破壊されたと報じています。
※ロシアとウクライナが協議模索、キエフへの進軍続く(2022年2月26日、ロイター)
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-wrap-idJPKBN2KU2TQ
米国防総省のカービー報道官は25日、キエフに進軍中のロシア軍について、ウクライナ側から激しい抵抗にあっているとした上で、「ロシア軍はキエフへの前進を引き続き試みているが、彼らが予想していたほど速くは移動できていない」と述べ、ロシア軍の当初の計画よりも遅れているという認識を示しました。
※米国防総省 “ロシア軍激しい抵抗受け首都侵攻に遅れ(2022年2月26日、NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220226/k10013501861000.html
ウクライナのゼレンスキー大統領は、「自分はウクライナにいます。自分は国を守ります」と語り、国民を鼓舞する動画を投稿しました。また、ウクライナ国防省は、「ロシア軍の動きを我々に教えてほしい。火炎瓶を作って敵を無力化してほしい」とツイッターに投稿し、国民に対し徹底抗戦するよう求めています。
※「火炎瓶 作り方」ウクライナで検索回数急増 当局が市民に呼びかけ(2022年2月26日、朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASQ2V5QJJQ2VUHBI040.html
このゼレンスキー大統領のロシアとの和平協議に意欲をみせたかと思いきや一転、26日になり徹底抗戦の構えに態度を変えたことについて、岩上安身は以下のようにツイートしています。
※ゼレンスキー大統領の言動が揺れていて、次が読めない。昨日はロシアとの話し合いに応じると、早期の和平に向けて動くことを言明していたのに、今日は徹底抗戦を国民に呼びかけている。米国からの亡命の誘いも断った。ウクライナ国防省は国民に火炎瓶の作り方を教えて抗戦を呼びかけている。(2022年2月26日、22:29 岩上安身のツイート)
これから、ウクライナとロシアの協議の場が設けられ、停戦に向かってゆくのか、それとも、ロシア軍がさらに進軍し、キエフが陥落するのか、この数日間は予断を許さないでしょう。
■皆さまへ緊急のお願いです!! 2月も残り2日ですがご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまっています! 8月1日から始まったIWJの今期第12期半年間にわたる累積の不足金額は、トータルで322万2951円! 2月の月間目標額を加えた2月末までに必要な金額は、21日現在、507万8453円です! どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!!
IWJ代表の岩上安身です。
IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)と算出させていただきました。
2月になり、昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、折り返しを過ぎて後半に入りました。
1月末までの6ヶ月間の累計の不足分は、まだなお322万2951円となっております。
2月の月間目標額も420万円ですが、1日から24日までの24日間で210件、234万4498円のご寄付・カンパをいただいています。大変ありがたいことですが、この金額は、月間の目標額の56%にとどまっています。この不足分を少しでも減らさなければ、来月に持ち越してしまい、不足額が雪ダルマのように膨れ上がっていきます! 2月の目標額である420万円まで、あと185万5502円が必要です!
さらに、1月末までの6ヶ月間の累計の不足分は、322万2951円残っており、2月末日までに必要な額は、合計するとあと507万8453円になっております。
2月は28日しかありません。月末まで残り2日です!
どうか会員の皆さまのお力で、2月もIWJをお支えください!
IWJの会員数は現在3298人です。そのうちサポート会員は1153人です(2022年1月31日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1780円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人5090円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!
伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています! IWJも例外ではありません!
同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまに、会員登録のお願いとご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。
しかし、どうしても声を大にして、お伝えしなければならないことがあります!
改憲による緊急事態条項の導入と、米国による中国との戦争に日本が巻き込まれる現実的な懸念が、迫っているからです!
昨年は、天下分け目の衆院選が、改憲勢力の圧勝で終わってしまい、しかも最も重要な「改憲問題」という争点が隠され、大変残念な結果になってしまいました。
しかし嘆いてばかりはいられません! 改憲発議がなされれば、国民投票となりますし、夏の参院選もあります! 勝てない戦争は断固としてNOという民意を、国民皆で示さなければなりません。
世界は今、100年に1度あるかないかの、巨大な政治的経済的軍事的な地殻変動に見舞われています。
いうまでもなく、日本を含む世界全体に対し、単独覇権国として支配的な影響力を及ぼしてきた米国が衰退し、中国が米国の国力を上回る勢いの新興国として台頭してきているからです。米中両超大国とも、地理的に両国にはさまっている、我々日本の都合など、考えてはくれません!
地球上の覇権国の力関係が、劇的に変わろうとしつつあります。この米中のせめぎあいに、米国の「従属国」に甘んじてきた日本は、モロに巻き込まれつつあります。米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは米国がゆるぎない軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではないのです。
このシビアな米中逆転の現実を直視した「アリソン・レポート」は、米国内部の為政者・外交安全保障関係のエリートに向けて書かれたものです。米国の危機感がひしひしと伝わってきます。この「アリソン・レポート」を、IWJでは断続的に紹介しています。以下、ぜひ、御覧になってください。
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その1)。「米国は科学技術の覇権を握っていない」グレアム・アリソンが政権移行のメモをレポート「偉大なるライバル」(技術編)で「10年で中国は米国を抜く」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501076
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その2)。中国のAI競争勝利は「すでに決定」!? 優位の根本は14億の人口! 14億人から数秒で個人特定の顔認識技術!https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501743
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その3)。中国はAIとIoT(あらゆる物のインターネット)を促す全国5G網を構築の「次世代テクノロジー・ジャイアント」https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501775
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その4)。中国の量子コンピューターはグーグル製より「100億倍速い」! 中国の量子通信衛星ネットで、米国は中国政府と軍の通信を盗聴することが不可能に!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501829
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その5)。2030年代に中国が軍事技術で米国を上回る!? 中国は未来の戦争「システム破壊戦」に注力するが、米軍は対テロ等「低強度作戦」で時代遅れの装備を倍増!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501896
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その6)。中国の防衛費は実質で米国の約53%に、近い将来同水準! 米軍の時代遅れで高価なシステムに中国安上がりに対抗!https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501998
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その7)。「アジアは米国支配のフロンティア後退を目撃」! 台湾紛争ウォーゲームで米軍「大きく有利」な作戦次元皆無に!https://iwj.co.jp/wj/open/archives/501996
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その8)。「中国が半導体産業のリーダーになる可能性否定できず」! 2030年製造シェアのトップ3は中国、台湾、韓国!https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502227
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その9)。A2/AD圏は第2列島線まで拡大! 中国と米軍隔つ距離がA2/AD戦略の原動力! 米国は核の優位性頼れず!https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502364
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その10)。すべては第三次台湾海峡危機で始まった! 「中国領土のどの一部も、中国から切り離すことを決して許さない!」https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502629
※IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その11)。米軍は「好ましくないフライホイール(弾み車)」に乗っている! 米軍の「伝来のプラットフォーム」は不要に!https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502583
財政赤字と国民の格差の拡大については、そっくりそのまま日本で同じことが起こっています。日本が米国のマネをしてこなかった(できなかった)のは、軍事力の行使だけでしたが、今後の行方次第では、米国からの「命令」で対中戦争に参戦することとなり、そのタガも外れてしまうことでしょう。
私がIWJというインターネット報道メディアを立ち上げた(会社登記)のは、正式には2010年12月のことですが、準備期間に約1年間かけました。その際、IWJという社名だけを決めて、「移行期通信」というメルマガを支持者の方々にお送りしていました。
社名になぜIndependent(独立)という言葉を入れると決めていたのか。独立メディアである、という意味はもちろんのことですが、日本の独立に少しでも資するように、という願いを込めたからです。それが私の志であり、一貫した「初期衝動」です。
日本よ、独立せよ。
米国への過度の依存から離れ、米国に都合よくふりまわされ、利用されずに、世界の国々、とりわけ周囲・隣国との友好に尽くし、独立国としてサバイバルせよ、という思いです。
その思いを込めてスタートしたIWJですが、私の願いはかなわず、危機感の方が、次々的中してしまっています。日本は国力を落としながら、さらに一段と米国への依存を深め、集団的自衛権まで突破してしまい、米軍と軍事的に一体化して、どんどんと危うい方向に向かいつつあります。
敗戦から冷戦の終わりまで、日本は当たり前のように米国に、外交・安全保障を依存してきました。たしかに、「軽武装・経済優先」という、当時、自民党の主流派だった宏池会のような考えでも、実際、日本は豊かになっていきました。
しかし、冷戦に「勝利」した米国は、傲りたかぶり、世界を一極支配する単独覇権システムを強引に構築しようとし、かえって世界の反発を買って多極化を招いてしまいました。
にもかかわらず日本は、米国を不動のヘゲモン(覇権国)としてあがめたてまつり、依存をさらに深めており、米中対立の「最前線」に立たされつつあります。
その戦争準備と遂行のために、国会から立法権を奪って、内閣独裁を実現し、法律の代わりに、内閣が独断で超法規的な「政令」を繰り出せる緊急事態条項を含めた改憲をしようと躍起になっているのです。
緊急事態条項を憲法に書き込み発効させなければ、米国の利益のために、日本が「身代わり」「鉄砲玉」になるようなバカげた戦争を遂行し、国民にムチャクチャな無理強いをすることなど、できないからです。
「戦争となれば、南西諸島や九州は当然、戦域になる」と、自衛隊トップだった河野克俊元統合幕僚長は、2021年9月2日に、南日本新聞の取材に答えて明言しています。
※「台湾有事なら沖縄・鹿児島も戦域に。これは軍事的常識」 河野前統幕長 対中抑止へ「正面切って議論を」(南日本新聞、2021年9月2日)
https://373news.com/_news/storyid/143030/
住民の避難などの対策を立て始めると、戦争反対の声が高まるため、国民に何も知らせず、何の避難対策も打っていないのです。これでは国民はだましうちにあうようなものです! 国民のための政府ではなく、米軍の傀儡として動くだけの政府であることは明白です。
こうした現実は、既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかり行われているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!
こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです!
特定の政党や、特定の政治団体などから、隠れ資金を受け取ったことなど、IWJは1度もありません! 市民の皆さまに直接、真実をお届けすることができるのは、市民の皆さまから直接の、会費、ご寄付・カンパによるお支えがあってこそです!
非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!
その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。
マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。
本年、2022年は、本当に日本の分水嶺の年となります!
決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身拝
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◆中継番組表◆
**2022.2.27 Sun.**
調整中
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◆中継番組表2◆
**2022.2.28 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】19:00~「たんぽぽ舎講座 日本の植民地主義は何をもたらしたのか?『反日種族主義』を読む ―お話:外村大 東京大学大学院総合文化研究科教授」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「たんぽぽ舎」主催の講座を中継します。これまでIWJが報じてきた朝鮮侵略関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9c%9d%e9%ae%ae%e4%be%b5%e7%95%a5
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
ロシアのウクライナ東部2州の独立承認を受け、ドイツは「ノルドストリーム2」の認証停止を命じ、米国は制裁措置の第一弾を発表! IWJは、目まぐるしく変化するウクライナ情勢について、連続速報ツイート!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502753
サイバー犯罪対応という名目で、戦前回帰的な国家警察の復活が謀られている!~2.24院内集会「サイバー警察局・サイバー特別捜査隊の新設は何をもたらすか?」―登壇:足立昌勝氏(関東学院大学名誉教授)ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502680
「日本政府がロシアと日ロ関係に対して逆効果となる措置を取ったのは大変遺憾」~2.25 日本外国特派員協会主催 ミハイル・ユーリエヴィッチ・ガルージン駐日ロシア大使 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502742
「過去36時間にわたって世界はいわれのない挑発的な侵攻を目撃した」~2.25 日本外国特派員協会主催 ラーム・エマニュエル 駐日米国大使 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502744
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■<IWJ取材報告>サイバー犯罪対応という名目で、戦前回帰的な国家警察の復活が謀られている!~2.24 院内集会「サイバー警察局・サイバー特別捜査隊の新設は何をもたらすか?」―登壇:足立昌勝氏(関東学院大学名誉教授)ほか
2月24日、千代田区の衆議院第二議員会館にて、「サイバー警察局・サイバー特別捜査隊の新設は何をもたらすか?」と題した院内集会が開催されました。
1月28日に閣議決定され、今国会に提出されている警察法改正案では、警察庁で組織改正を行ない、同庁初の捜査機関となる「サイバー特別捜査隊」を新設することと、複数の局に分散していた関連部門を統合した「サイバー警察局」を設置することなどが示されています。
本集会では、その内容を検証し、大きな問題を孕む法案の成立への反対が呼びかけられました。
集会では、日本共産党・塩川鉄也衆議院議員、立憲民主党・山岸一生衆議院議員、立憲民主党・真山勇一参議院議員、日弁連刑事法制委員会事務局長・山下幸夫弁護士の挨拶に続いて、法学者・関東学院大学名誉教授の足立昌勝氏の問題提起とレクチャーが行われました。
足立昌勝氏は、「『サイバー警察局』を設置し、重大サイバー事案での警察庁と各都道府県警察の共同処理を認めることは、戦後の改革で国家公安委員会および警察庁の犯罪捜査を認めず、地方警察が警察活動を行なうこととしたのを覆す、国家警察の復活となる」と指摘しました。
また、足立氏は、「サイバーセキュリティ政策会議報告書」および河原淳平 警察庁長官官房サイバーセキュリティ・情報化審議官の発言を引用、分析し、「この警察法改正の主眼は、国境を越えるサイバー事案への対処を口実に、国際共同オペレーションに参加することだ。これは日本における警察制度を根本から変えるもの。警察力、警察活動の海外での活動を認めること」だと訴えました。
登壇した「共通番号いらないネット」の宮崎俊郎氏は、連帯の挨拶として、「サイバー領域は、SNSであったり、メールであったりという、私達の日常のコミュニケーションの場。ここに警察が介入してくるというのは、私達の日常が徹底的に監視され、通信の自由、表現の自由が管理されていくことに他ならない」と述べました。
終盤に集会に参加した、れいわ新選組代表・山本太郎衆議院議員は、次のように語りました。
「今回のサイバー関連の法改正の問題は、市民の皆さんのロビーイングによって認識できた。まず、このきっかけをいただいたことにお礼を言いたい。
大変な法改正が、コロナ禍の今、災害便乗型とでもいうのか、シレッと通されることが許せない。
国家に逮捕権を含む捜査権を与えることの悲惨さを、我々は戦前、戦中と経てきた。それが生んだのは、国家に不都合な意見を持つ者への弾圧だった。
その反省にもとづくのが昭和22年の警察法。これが戦後日本のスタンダードだったのに、これが変えられようとしている。それに抗っていきたい」。
本集会に続いて、3月1日には衆議院議員会館にて、「サイバー警察局を新設する警察法改悪案を廃案に! 3・1院内集会」も開催されます。
※警察法改悪、サイバー警察局設置反対 サイバー警察局を新設する警察法改悪案を廃案に!:3・1 院内集会(ライブ中継あり)
https://www.jca.apc.org/no-cyberpolice/2022/02/23/20220301innai/
現在、足立氏を世話人代表とする署名活動「サイバー警察局・サイバー特別捜査隊の創設に反対する学者・弁護士共同声明」が、学者、研究者、弁護士を対象として呼びかけられており、3月2日には第一次集約がなされて両院の法務委員会と内閣委員会に提出される予定です。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※サイバー犯罪対応という名目で、戦前回帰的な国家警察の復活が謀られている!~2.24 院内集会「サイバー警察局・サイバー特別捜査隊の新設は何をもたらすか?」―登壇:足立昌勝氏(関東学院大学名誉教授)ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502680
■<今週の新記事振り返り>
ウクライナ東部独立は悪?「東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第3回)~岩上安身によるインタビュー 第1068回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502334
「維新がやってきた『身を切る改革』は、生活に役に立つ部門を減らし、インバウンド需要に頼った成長戦略」~2.19 立憲野党の政策を学ぶ 政策学習会1「維新の会の『身を切る改革』とは何か―緊縮財政から積極財政へ―」―登壇:れいわ新選組・大石晃子衆議院議員 2022.2.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502496
「建設費用2兆1000億円となっているが、実際は2倍以上になる可能性」~2.20 第17回 リニア勉強会 in 大阪「危険な大深度地下トンネル工事! ~家が、道路が、突然陥落~」―講師: 長野宇規氏 2022.2.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502482
IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その11)。米軍は「好ましくないフライホイール(弾み車)」に乗っている! 米軍の「伝来のプラットフォーム」は不要に! 2022.2.21
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「我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している、必要な防衛力を抜本的に強化」──防衛省の答えに、防衛費の適正規模をたずねた市民が激怒!~2.21大軍拡予算にNOを!敵基地攻撃力保有を許さない!防衛省交渉 2022.2.21
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ロシアが「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」の独立を承認! 林外相は「ウクライナの主権と領土一体性を侵害する行為」と非難!「国際社会と連携し、制裁を含む厳しい対応」!!~2.22林芳正 外務大臣 定例会見 2022.2.22
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「石油価格高騰の根本原因と対策は?」とのIWJ記者の質問に、大臣は「原因は重層的、ウクライナ問題含め事態長期化なら、足元の高騰対策では済まない、全省を総動員」と回答~2.22 萩生田光一 経済産業大臣 定例会見 2022.2.22
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IWJ検証レポート~米国の有識者が米中の国力逆転を認めたアリソン・レポートの衝撃!(その10)。すべては第三次台湾海峡危機で始まった! 「中国領土のどの一部も、中国から切り離すことを決して許さない!」 2022.2.21
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「極東でも米国とロシアが衝突し、日本も参戦するような事態を想定しているか?」IWJ記者質問に岸大臣は「仮定の質問には答えを控える」を繰り返すのみ!~2.22岸信夫 防衛大臣 定例会見 2022.2.22
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2月21日ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の「親ロシア地域」2か国の独立を承認! 2月10日、バイデン米大統領は「米ロが撃ち合えばそれは世界大戦だ」と断言していた!! 誰も譲らず、世界は大戦へと向かうのか!? 2022.2.23
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「8年間のウクライナ騒乱は、『内戦』でも『紛争』でもなく、ロシアによる『侵略』だ!!」「プーチンはウクライナに手を出すな!」~2.23在日ウクライナ人による在日ロシア連邦大使館付近での抗議行動 2022.2.23
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ロシアのウクライナ東部2州の独立承認を受け、ドイツは「ノルドストリーム2」の認証停止を命じ、米国は制裁措置の第一弾を発表! IWJは、目まぐるしく変化するウクライナ情勢について、連続速報ツイート! 2022.2.25
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ロシアのプーチン大統領は、現地21日22時40分付け、ウクライナの「ドネツク・ルガンスク人民共和国」の独立を承認したと発表! IWJは、目まぐるしく変化するウクライナ情勢について、連続速報ツイート! 2022.2.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502729
サイバー犯罪対応という名目で、戦前回帰的な国家警察の復活が謀られている!~2.24院内集会「サイバー警察局・サイバー特別捜査隊の新設は何をもたらすか?」―登壇:足立昌勝氏(関東学院大学名誉教授)ほか 2022.2.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502680
日本外国特派員協会主催 セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使 記者会見 2022.2.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502740
日本外国特派員協会主催 ラーム・エマニュエル 駐日米国大使 記者会見 2022.2.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502744
日本外国特派員協会主催 ミハイル・ユーリエヴィッチ・ガルージン駐日ロシア大使 記者会見 2022.2.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/502742
■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
日刊IWJガイド「バイデン大統領またも『侵攻は数日以内』! ウクライナ危機は、米国産ガスを欧州に売るため!?」2022.2.20号~No.3447号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50262
日刊IWJガイド「ゼレンスキー大統領、BBCのインタビューに『NATO加盟が問題ではなくウクライナ人の独立、命、未来の問題だ』とはぐらかす」2022.2.21号~No.3448号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50272
日刊IWJガイド「【速報!】プーチン大統領がウクライナ東部ドネツクとルガンスクの独立を承認!」2022.2.22号~No.3449号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50283
日刊IWJガイド「プーチン氏、演説でウクライナを『民族主義』『ナチズム』『ロシア恐怖症』と非難、2国承認は『ロシア系の人権を守るための対応』と主張」2022.2.23号~No.3450号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50291
日刊IWJガイド「トランプ氏が、プーチン氏の独立承認を『なんて賢いんだ』と絶賛! バイデン氏の弱い制裁のおかげで『ロシアは金持ちになっている』と毒舌」2022.2.24号~No.3451号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50296
日刊IWJガイド「ロシアがウクライナの軍事施設に攻撃開始! ロシアは『占領はない』と主張、ウクライナは『侵略戦争』『国家を破壊することが目的だ』と非難」2022.2.25号~No.3452号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50303
日刊IWJガイド「ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアと『話し合う』ことも表明! 早期の和平実現か!? 他方、ロシア軍がチェルノブイリ原発を制圧!」2022.2.26号~No.3453号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/50305
■<今週のタイムリー再配信 振り返り>タイムリー再配信から2ヶ月間限定で一般会員様がご視聴いただけるコンテンツをご紹介します!
【タイムリー再配信 1058・IWJ_YouTube Live】18:00~「日露エネルギー同盟を締結せよ!」シェールガス革命の幻想と日本のエネルギー戦略のこれから~岩上安身によるインタビュー 第425回 ゲスト 現役の経産省官僚(※収録当時)・藤和彦氏
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
記事URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/141351
それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、富樫航、六反田千恵)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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