日刊IWJガイド・非会員版「東京の15日のコロナ新規感染者は2日連続1000人超え!今期も残り16日! 最大の財政危機状態のIWJに、ご支援をお願いたします」2021.07.16号~No.3228号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~緊急事態宣言から昨日15日で4日経過!東京都の15日の新型コロナ新規感染者は2日連続1000人超えで1308人! 日本に向けて航行中の世界最大級の英空母クイーン・エリザベスで100人のコロナ陽性が判明! 乗員は全員ワクチン2回接種を完了していたにもかかわらず! IWJの今期も残り16日! コロナ禍で設立以来最大の財政危機状態にあるIWJは、現在約1200万円の大規模赤字! どうか緊急のご支援をお願いいたします!
■【中継番組表】
■本日から「表現の不自由展 かんさい」開催! 吉村大阪府知事は14日に届いた「サリン」と書かれた液体入り郵便物は「抗告を取り下げ開催せよ」という脅迫だったと明らかに!
■ジャッキー・チェン氏が「中国共産党員になりたい」と発言したと中国共産党のメディアが7月11日報じる!中国本土はジャッキー・チェン氏の「入党」発言を利用して、香港弾圧で悪くなった中国共産党のイメージを一新する狙いか!?
■大谷翔平選手の活躍が朝日の夕刊一面トップ!? 社員記者の平均年収が1千万円を超える朝日新聞の矛盾とズレた感覚は社会の木鐸として民主主義を支える新聞社ではなくなった証拠!?
■電通過労死事件を大きく報じながら、自社の記者過労死を4年も隠していた二枚舌のNHK! NHKで映像制作に携わるフリー映像製作者・尾崎孝史氏が映画『未和 NHK記者の死が問いかけるもの』をウェブで公開! NHKの隠蔽体質を追及!
■<IWJ取材報告 1>熱海市の土砂災害を受け「住民が建設計画に介入できるようにすべきでは?」とのIWJ記者の質問に小泉大臣は「再エネ促進区域の中でお金が循環することがメリット」とすり替え回答!~7.13小泉進次郎 環境大臣定例会見
■<IWJ取材報告 2>「怪文書が届け出さえすれば法定ビラになってしまう!」西東京市長選無効を訴える審査申し立てを都選管は「配布を禁じることができない」と棄却!〜7.14東京都選挙管理委員会審査申し立て 審査裁決の報告記者会見
■<IWJ取材報告 3>国税庁職員がまん延防止等重点措置に違反し、飲酒、感染! 外国人五輪関係者は自由に出歩き、「監督者の帯同は必須」も守られず、オリパラ事務局が謝罪!~2021.7.14「東京オリンピック総点検野党合同チーム」ヒアリング
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■はじめに~緊急事態宣言から昨日15日で4日経過!東京都の15日の新型コロナ新規感染者は2日連続1000人超えで1308人! 日本に向けて航行中の世界最大級の英空母クイーン・エリザベスで100人のコロナ陽性が判明! 乗員は全員ワクチン2回接種を完了していたにもかかわらず! IWJの今期も残り16日! コロナ禍で設立以来最大の財政危機状態にあるIWJは、現在約1200万円の大規模赤字! どうか緊急のご支援をお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 英BBCは14日、5月に英国を出港し、現在日本に向けてインド洋を航行中の英空母打撃軍で、約100人の新型コロナ感染者の発生が確認されたと報じました。

※HMS Queen Elizabeth: Covid outbreak on Navy flagship(BBC、2021年7月14日)
https://www.bbc.com/news/uk-57830617

 BBCは「英海軍の旗艦空母クイーン・エリザベスで約100人の患者が発生している。また、同行している他の戦艦にも感染者が出ている」と報じています。

 「英軍史上最大級の軍艦」である空母クイーン・エリザベスを中心とする英空母打撃群は、駆逐艦2隻、対潜フリゲート艦2隻、潜水艦1隻、補給艦2隻で構成され、米海軍の誘導ミサイル駆逐艦と、オランダ軍のフリゲート艦が同行しています。

 クイーン・エリザベスには英軍と米海兵隊のステルス戦闘機F35Bが搭載され、空母発着の最新鋭(第5世代)戦闘機群としては世界最大規模とされています。

※米日豪印のクアッドによる中国包囲網に英独仏が加わり「インド太平洋」で大演習!! 中国対米国の覇権争いは「世界大戦規模」に拡大するのか!? 2021.5.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492120

 前述のBBCの記事はさらに「ベン・ウォレス国防大臣は、派遣されているすべての乗組員がCovid-19ワクチンを2回接種しており、集団感染は管理されていると述べた」とも報じています。

 海軍の広報担当者は「定期的な検査の一環として、空母打撃群の少数の乗組員がCovid-19の陽性反応を示した」と述べ「空母打撃群は引き続き作戦任務を遂行し、展開への影響はない」としています。空母打撃群には3700人が乗船しているとのことです。

 全員が2回のワクチン接種を完了しているにもかかわらず、100人もの陽性が確認されたことは、少なくとも感染者の体内で他人に感染させうるほどウイルスが増殖した結果、艦隊の内部で感染が拡大したことを意味するのではないでしょうか?

 英国では今やデルタ株が9割を占めるといわれており、英国艦隊の感染者がデルタ株かどうかはBBCの記事からは判然としませんが、その可能性は高いと思われます。デルタ株はワクチン接種をすませた者へも感染力があるということです。

 このことから、東京五輪の「バブル」内でも同様に、たとえワクチン接種完了者ばかりだとしても、デルタ株の感染者がまぎれこめば、感染が容易に拡大するのではないかと考えられます。

 テレ朝ニュースは昨日15日、「ロシアのオリンピック委員会は14日、『東京の極めて深刻な感染状況』を理由として、ロシアチームの大使を務める平昌オリンピック銀メダリストのメドベージェワ選手の派遣を取りやめると発表しました」と報じました。

※ロシア五輪大使のメドベージェワ選手が訪日取りやめ(テレ朝 NEWS、2021年7月15日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000222599.html

 東京都は昨日15日、新たに1308人の感染が確認されたことを発表しました。前日の1149人を上回り、1000人を超えるのは2日連続です。

※新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第2254報)(東京都福祉保健局、2021年7月15日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona2254.html

 一方、防衛省は13日、自衛隊の護衛艦「せとぎり」が、7月11日から12日にかけ、アフリカのジブチに面するアデン湾でこの英空母打撃群と、「日英米蘭4カ国による海賊対処共同訓練を実施しました」と発表しました。

 防衛省はこの発表で「今後とも、『CSG21(編集部注・空母打撃群)』との共同訓練を戦略的に実施していくこととしており、基本的価値と戦略的利益を共有する英国と共に、『自由で開かれたインド太平洋』の維持・強化、そして、グローバルな安全保障上の課題への対処のために協働し、地域の平和と安定に引き続き積極的に貢献していく考えです」と表明しています。共同訓練をすれば、自衛隊員にも感染が広がってゆくのは避けられないのではないか、と思われるのですが、心配のし過ぎでしょうか。

※英空母打撃群艦艇との海賊対処共同訓練の実施について(防衛省、2021年7月13日)
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2021/07/13a.html

 防衛白書にバイデン政権の対中政策による台湾有事の可能性を明記しておきながら、「対中包囲網」のアピールで中国を刺激し続ける防衛省の姿勢も気にかかります。「対中包囲網」の中核をなすのはやはり海軍力です。その海軍が感染症にもろく、弱いという事実があきらかになりました。「空母キラー」の極超音速ミサイルに撃沈される前に、コロナで身動きがとれなくなってしまうのではないかと想定されます。

 梅雨明けが近づきつつあるのか、昨日の東京は晴れあがり、都心の最高気温は31度まで上がりました。

 先月、6月1日から30日までの間には180件、320万6400円のご寄付・カンパを頂戴いたしました。コロナ禍で誰もが経済的な不安を抱える中、誠にありがとうございます!

 しかしながら、この金額は、5月までの不足分から算出し直した6月、7月の月間目標額である826万7150円の38.8%にとどまりました。不足額は506万750円です。

 このため、IWJの今期最後の月となる7月は、今期6月までの累積の不足額から算出したご寄付・カンパの新たな目標金額を、1329万1661円としなければならなくなりました。梅雨明けが遅れても、いつか晴れ上がればいいのですが、水没して浮かび上がれなくなっては元も子もありません。IWJの梅雨明けは、まだまだ先になりそうです。

 7月1日から9日までの9日間で、51件、目標額の4.2%にあたる56万1800円のご寄付を頂戴しています。本当にありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心からお礼を申し上げます。

 一方で、IWJの今期期末までは、あと16日しかありません。この16日間で、まだあと約1273万円のご寄付・カンパが必要となっています。

 今期大幅な赤字に転落すれば、8月以降の来期は、これまでのようにIWJを存続させ、何ものにも忖度しない、権力にもスポンサーにもこびない、独立したジャーナリズム活動を貫き続けていくことは困難になってしまいます。

 ご存知の通り、日本社会をハンドリングしている支配層が狂気と無責任に支配されている中、IWJは正気を保ちつつ、なんとか来期も存続し、他メディアでは読めない、IWJでしか観られない独自コンテンツを皆さまにお届けしたいと願っております。

 IWJの活動にご期待、ご賛同いただける方は、ぜひ緊急のご支援をお願いいたします! 1人でも多くの方々からご支援いただき、1歩でも2歩でも目標額に近づきたいと願っています! 少額でもけっこうですので、ご寄付・カンパをぜひよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※ご寄付・カンパは「note」のページからでも可能です。「note」内でお読みになりたい記事をクリックしますと、「記事を購入する」欄の下部に「気に入ったらサポート」という緑のアイコンがありますので、そちらをクリックしますと、ご寄付・カンパ欄が表示されますのでそちらからお願いいたします。

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 また、コロナ禍による会員の減少によって会費収入が前期比20%減となり、IWJの財政は大きく悪化しています。

 前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。

 まだ会員ではない方は、この機会にぜひご登録を! 会員登録はしたけれど会費未納で休眠状態という方は、ぜひ再開して、会費をお納めいただき、会員としてIWJをお支えください。

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 現在、IWJ代表の岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況が続いては、この先、IWJが存続し、活動し続けることはできません。

 多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、今年に入ってから、現状、ご寄付すべてをIWJの運営費にあてており、岩上安身への返済には1円も回しておりません。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 今期、IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に対し、権力にこびず、忖度しない、特定スポンサーに買収されない独立メディアとして使命を果たしたいと思っています。

 日本は今、コロナ禍の陰で、急激な勢いで、勝算のまったくない、米国の国益と覇権を守るためだけで自国は守らない、無謀な戦争への道をひた走りつつあります。この事実を、マスメディアは本気で国民に知らせようとしていません。

 日本を破滅へと導く、改憲による緊急事態条項の導入を与党が急ぐのも、防衛省が隣国に届く、「刺し違え」ミサイルを配備しようとしているのも、「重要土地調査規制法」の成立を急いだのも、すべて戦争準備のためです。

 その後に起こるのは、米中が覇権をかけて戦う戦争において、日本が「捨て駒」として都合よく使われ、米中の覇権争奪の最前線の戦場とされてしまう悲惨な事態です。日本がうっかり配備しようとしているミサイルは、中露を強く刺激しており、日本はいきなりミサイル軍拡で中露を相手にしなければならなくなる恐れがあります。

 大手メディアは、まともにこうした危険性を十分に伝えようとせず、あろうことか、改憲CMを無制限に受け入れて改憲に加担するだけでなく、金儲けすらもくろんでいます。

 そんな「改憲ビジネス」にどっぷりつかった記者クラブメディアに、真実の報道や論評は期待できるはずがありません。

 従って、日本国民の大半は、自分たちがとてつもなく危険で悲惨な目にあわされる可能性があるという事実をまったく知らされていません! ですからなおのこと、IWJは使命感を持って徹底的にこのミサイル軍拡問題を直視し、正面からお伝えしていきます!

 6月17日には、IWJ代表の岩上安身が菅総理に、18日にはIWJ記者が岸防衛大臣に、米国の戦略に隷従していくだけで日本の国民の安全は守れるのか鋭く質問を行いました!

※菅総理会見で岩上安身が「内閣独裁体制になれば日本は民主主義国グループから脱落」と指摘! 総理は重要土地規制法の強行採決を「極めて民主的」と言い逃れ、「米中対立に距離を」の質問に「対中包囲網なんか、私、作りませんから」とうろたえ!~6.17菅義偉総理会見 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493691

※【岩上安身のツイ録】菅義偉総理が会見で、岩上安身のG7サミットに関する質問に、「中国包囲網なんてない」と言い出した! 対米従属路線や戦時独裁体制を築こうとしていることについては、反論も説明もなし。答えられない、ということか!? 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493703

※「台湾有事の際に最前線となる自衛隊と近隣住民の被害見積もりは?」IWJ記者の質問に岸大臣は「仮定の質問への回答はひかえる」「台湾海峡問題は当事者間の直接対話で平和的解決を」~6.18岸信夫 防衛大臣 定例会見 2021.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493288

 IWJは、他のメディアが沈黙を続けても、断固として沈黙せず、タブーを破り、近づく亡国の戦争の危機について警鐘を鳴らし続けます!IWJがなくなれば、こうした破滅的戦争への危機について報じ、警告を発し続けるメディアはなくなってしまうと思われます!

 改憲による緊急事態条項によって、破滅に至る戦争への突入を阻止すべく、徹底的に抵抗し抜くためには、IWJの姿勢に共感し、IWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 どうぞ、今期末の7月末まで、大幅な赤字に陥らないよう、ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!

 IWJが、権力の腐敗と、独裁と、亡国に至る無謀な戦争に対し、抵抗し続けてゆくためには、皆さまからのご寄付・カンパとともに、会員の方々の会費収入がとても重要になってきます。ぜひ皆さま、会員になって支えてくださるよう、お願いいたします!

 また、お知り合いの方にぜひIWJの存在や活動について、口コミやSNSを通じて、広めていただき、会員となって支えてくださるようにお伝え願います! どうぞご協力をお願いいたします。IWJはまだまだ、一般に認知されていないメディアです。広く知られることで、IWJのお伝えする情報の価値に気づく方も増えてくると思います。

 一般会員にご登録いただくと、中継で見逃してしまったIWJの動画コンテンツを2ヶ月間、アーカイブでお好きな時に御覧いただけます! 入会金は無料。会費は月々1100円ですが、1年分まとめてお支払いいただければ1万1000円と2ヶ月分お得になっています!

 そして、現在一般会員でいらっしゃる方はぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください! サポート会員の方は、過去のインタビューも含めすべてのIWJのコンテンツをいつでも御覧いただけます。

 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「岩上安身のIWJ特報!」は、岩上安身によるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガです。インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 6月30日時点の会員数は3691人、このうちサポート会員の方は1293人です。一年前と比較して、会員総数が957人減、サポート会員は304人減と、IWJの経営もコロナ禍の直撃を受けています。創立以来、これほどの会員減は経験したことがありません。未曽有の危機です。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります!

 どうか、ぜひサポート会員になってIWJの活動をお支えいただけますよう、ご検討ください!

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 IWJでは、月払いをお選びいただいた会員の方の会費納入期限を、毎月15日に設定させていただいています。そのため、15日を過ぎた段階で、会費をお納めいただけなかった方に対し、やむをえず、会員の資格を一時停止する手続きを取らせていただいています。

 会員の皆さま、一部、会費を納め忘れている方がいらっしゃいます! ぜひ、急ぎお納めいただき、有効会員として「復活」してください!

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◆中継番組表◆

**2021.7.16 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh3・大阪】9:00頃~「表現の不自由展かんさい『消されたものたち』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach3

 「『表現の不自由展かんさい』実行委員会」主催の展示会を中継します。これまでIWJが報じてきた表現の自由関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%a1%a8%e7%8f%be%e3%81%ae%e8%87%aa%e7%94%b1
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【IWJ・Ch6】11:00頃~「西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナ対策担当大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%af%be%e7%ad%96%e6%8b%85%e5%bd%93%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【IWJ・Ch5】16:30~「横浜市長選 郷原信郎氏 出馬会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 横浜市長選 郷原信郎氏の出馬会見を中継します。これまでIWJが報じてきた郷原信郎氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/gouharanobuo
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【IWJ・エリアCh1・兵庫】17:00~「兵庫県知事選・ 無所属 斎藤元彦候補 街頭演説」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 兵庫県知事選 斎藤元彦候補の街頭演説を中継します。これまでIWJが報じてきた兵庫県知事選挙関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%b5%e5%ba%ab%e7%9c%8c%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e9%81%b8%e6%8c%99
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【タイムリー映像公開 948・IWJ】17:00~「『ハマのドン』藤木幸夫・横浜港運協会会長(※収録当時)がカジノ反対の記者会見!『日本でもない、横浜でもない、港湾人の聖地「山下埠頭」にカジノは要らない!』」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2019年8月に収録した、横浜港運協会の藤木幸夫会長による記者会見を映像公開します。これまでIWJが報じてきたカジノ法案関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/casino-bill

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455840
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動(スタンディング)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆中継番組表◆

**2021.7.17 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー映像公開 949・IWJ】17:00~「『変異株』は既に日本国内に侵入! ワクチン期待一点張りの日本政府はPCR検査抑制政策は変わらず!! なぜコロナ対策に失敗し続けるのか!? 岩上安身によるインタビュー 第1024回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2020年12月に収録した、岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上 昌広医師インタビューを映像公開します。これまでIWJが報じてきた上 昌広氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%B8%8A%E6%98%8C%E5%BA%83

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/486993

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「熱海市の大規模土砂災害とメガソーラーの関係は? 環境省として調査するのか?」IWJ記者の質問に「現時点で断定することはない。静岡県から協力要請があれば対応する」と小泉環境大臣~7.9小泉進次郎 環境大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494177

10月29日に裁判官が初めて福島第一原発の現地調査へ! IWJ記者の質問に海渡雄一弁護士は「なぜ事故の前に(津波対策の)工事がちゃんとできなかったのかを示したい」!~7.13東電株主代表訴訟 進行協議期日後の記者レク
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494287

熱海市の土砂災害を受け「住民が建設計画に介入できるようにすべきでは?」とのIWJ記者の質問に小泉大臣は「再エネ促進区域の中でお金が循環することがメリット」とすり替え回答!~7.13小泉進次郎 環境大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494366

「怪文書が届け出さえすれば法定ビラになってしまう!」西東京市長選無効を訴える審査申し立てを都選管は「配布を禁じることができない」と棄却!〜7.14東京都選挙管理委員会審査申し立て 審査裁決の報告記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494310

国税庁職員がまん延防止等重点措置に違反し、飲酒、感染! 外国人五輪関係者は自由に出歩き、「監督者の帯同は必須」も守られず、オリパラ事務局が謝罪!~7.14「東京オリンピック総点検野党合同チーム」ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494322

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■本日から「表現の不自由展 かんさい」開催! 吉村大阪府知事は14日に届いた「サリン」と書かれた液体入り郵便物は「抗告を取り下げ開催せよ」という脅迫だったと明らかに!

 本日7月16日から大阪府大阪市の大阪府立労働センター「エル・おおさか」で開催される「表現の不自由展かんさい」をめぐり、会場に脅迫文や不審物が郵送されていたことが明らかになりました。

 15日付け毎日放送は「施設には7月13日に『開催するなら施設を破壊する、人的攻撃も含む』などと書かれた脅迫文などが届きました。さらに、7月14日には“袋に入った液体”と一緒に「サリンを同封する」と書かれた文書が届いたため、職員らが一時避難する騒ぎとなりました」と報じました。

※脅迫文や“液体”届いた「表現の不自由展かんさい」警察が警備する中で搬入・設営進む(MBS NEWS、2021年7月15日)
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210715/GE00039262.shtml

 IWJは本日午前9時頃より、「表現の不自由展 かんさい」を中継します。

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【IWJ・エリアCh3・大阪】9:00頃~
表現の不自由展かんさい
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach3

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 2019年の「あいちトリエンナーレ2019」では、企画展「表現の不自由展・その後」が相次ぐ脅迫により、開催期間のほとんどで展示が中断されました。

※「平和の少女像」展示に「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」と京アニの悲劇を悪用した卑劣な脅迫!企画展は8月3日で中止に! 脅迫者を責めずに展示関係者に謝罪しろと迫る河村たかし・名古屋市長は脅迫者サイドに立つつもりか!? 2019.8.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454891

※大村秀章・愛知県知事が「表現の不自由展・その後」の中止について河村たかし・名古屋市長を「憲法違反の検閲」と批判! 河村市長はテロ予告を受けて警察のガードをつけながら、脅迫者に対する批判は一切なし!? 2019.8.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454935

※「表現の不自由展・その後」実行委員・永田浩三氏(武蔵大学教授)の目に涙も「作家に一言もないことは尋常ならざる事態」 ~展示会の再開~緊急集会&記者会見 あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」中止事件 2019.8.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455031

※「表現の不自由展・その後」中止で芸術祭の主要作家らが抗議の出展辞退! 一方で、脅迫容疑者逮捕後も脅迫メールが止まず! 脅迫者を煽った河村たかし・名古屋市長や吉村洋文・大阪府知事の責任はなぜ問われないのか!? 2019.8.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/455493

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■ジャッキー・チェン氏が「中国共産党員になりたい」と発言したと中国共産党のメディアが7月11日報じる!中国本土はジャッキー・チェン氏の「入党」発言を利用して、香港弾圧で悪くなった中国共産党のイメージを一新する狙いか!?

 中国共産党のメディアである「グローバルタイムズ」は、映画俳優のジャッキー・チェン氏が中国共産党へ入党の意思があることを7月11日に報じました。

※Jackie Chan expresses willingness to join CPC(Global Times、2021年7月11日)
https://www.globaltimes.cn/page/202107/1228372.shtml

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■大谷翔平選手の活躍が朝日の夕刊一面トップ!? 社員記者の平均年収が1千万円を超える朝日新聞の矛盾とズレた感覚は社会の木鐸として民主主義を支える新聞社ではなくなった証拠!?

 7月8日の朝日新聞夕刊は、一面のトップに、エンゼルスの大谷翔平選手が今季32号本塁打を打った瞬間をとらえた大きな写真とともに、「大谷32号」の大見出しを掲げました。

 コロナ禍の現在、多くの日本人がエンゼルスで投打に活躍する大谷選手の活躍を毎日楽しみにしているのは事実でしょう。オールスター戦前日13日(日本時間)のホームランダービーでは、惜しくもナショナルズのファン・ソト選手に2度の延長の末に敗れましたが、会場を大いに盛り上げました。

※full-count(2021年7月13日)
https://full-count.jp/2021/07/13/post1108513/

 この意味では、朝日新聞が大谷選手の活躍ぶりを大きく取り扱うことは間違っていないでしょう。しかし、社会の木鐸としての新聞の役割を考えたときに、違和感が残るのも事実です。

 大谷選手が32号ホームランを打ったことは夕刊の一面トップ、ほぼ全面を使って伝えるべきことなのでしょうか。スポーツ面とプラス社会現象として社会面で取り上げる程度で十分ではないでしょうか。

 コロナ禍、経済的苦境、政治のリーダーシップの不在、米中の覇権外交を背景に改憲で緊急事態条項の導入をはかり、独裁政治を構築しようとする、どこまでも対米従属の菅政権の問題など、一面で新聞が取り上げ、論じるべき課題は山ほどあるはずなのに、これではシリアスな問題からエンタメへ逃げているとされても仕方ありません。

 朝日新聞は日本を代表するクオリティーペーパーと言われてきましたが、そうした「評価」がもはや重荷になってきたのでしょうか。

 5月26日、朝日新聞は、東京五輪オフィシャルパートナーを降りることなく、社説で「大会中止」を主張し、言論と行動が一致していない、日本の新聞の典型的な姿勢を示すことになりました。

 この社説の発表後、ほどなくして、6月10日には、7月から購読料値上げの発表がありました。

※本紙購読料改定のお知らせ(朝日新聞、2021年6月30日)
https://www.asahi.com/corporate/info/14369053

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■電通過労死事件を大きく報じながら、自社の記者過労死を4年も隠していた二枚舌のNHK! NHKで映像制作に携わるフリー映像製作者・尾崎孝史氏が映画『未和 NHK記者の死が問いかけるもの』をウェブで公開! NHKの隠蔽体質を追及!

 2018年、当時の安倍政権による「働き方改革」で、高度プロフェッショナル制度が問題化する中で、NHKの女性記者過労死問題は、社会に大きな衝撃を与えました。

 2013年7月に、当時NHK記者だった佐戸未和さんが、都議選と参院選の取材報道で、月間約200時間の残業を行った末、選挙直後に自宅で亡くなりました。卑劣なことにNHKは、2017年10月に公表するまで、過労死の事実を4年間も伏せていました。

※過労死したNHK記者の母・佐戸恵美子さんが悲痛の訴え「二百時間を超える時間外労働で命を落としたかと思うと、私は込み上げてくる怒りを抑えることができません」~AEQUITAS 新宿アルタ前大街宣 2018.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/415116

 この問題をめぐり、NHKでドキュメンタリー番組の映像制作に携わるフリーランスの映像製作者・写真家の尾崎孝史氏が、4年にわたって遺族を追った1時間のドキュメンタリー映画『未和 NHK記者の死が問いかけるもの』を制作し、現在、東洋経済オンラインで動画と記事を公開しています。

 記事によると「遺族は、『娘はなぜ死んだのか。真実を知りたい』と願い、NHK自らが検証番組を制作し、真相を伝えることを望んでいる」とのことで、遺族を追った映画は5回に分けられ、現在3回目までが公開されています。

※31歳NHK女性記者「過労死」8年苦しむ遺族の証言 「娘はなぜ死んだのか」遺族が問い続ける理由(東洋経済オンライン、2021年7月5日)
https://toyokeizai.net/articles/-/436007?display=b

※過労死「31歳NHK記者」を追いつめた選挙取材の闇 NHK報道の二大柱「選挙と災害」その現場の過酷(東洋経済オンライン、2021年7月8日)
https://toyokeizai.net/articles/-/439134

※31歳NHK女性記者が過労死「空白の2日間」の謎 「NHKが本当に守りたいのって、そこなの?」(東洋経済オンライン、2021年7月12日)
https://toyokeizai.net/articles/-/439781?display=b

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■<IWJ取材報告 1>熱海市の土砂災害を受け「住民が建設計画に介入できるようにすべきでは?」とのIWJ記者の質問に小泉大臣は「再エネ促進区域の中でお金が循環することがメリット」とすり替え回答!~7.13小泉進次郎 環境大臣定例会見

 7月13日午前11時頃より、東京・環境省庁舎にて、小泉進次郎環境大臣の定例会見が開催されました。

 IWJ記者は、前回7月9日の会見同様、このたびも、「記者クラブ加盟社以外の記者は、新型コロナウイルス感染症対策のため、ウェブ会議システムを通じて会見を視聴し、質問がある場合は、会見場の幹事社がそれを代読する」という環境省の新ルールに従い、リモートで会見に参加しました。

※「熱海市の大規模土砂災害とメガソーラーの関係は? 環境省として調査するのか?」IWJ記者の質問に「現時点で断定することはない。静岡県から協力要請があれば対応する」と小泉環境大臣~7.9小泉進次郎 環境大臣定例会見 2021.7.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494177

 冒頭、小泉大臣から、福島関連で、7月15日(木)に、放射線の健康影響に関する新しいプロジェクトのキックオフミーティングが開催される旨の報告がありました。

 環境省は、現在まで、除染、中間貯蔵、復興・創生を進めるために、環境再生事業と処理水のモニタリングに関する検討を進めてきましたが、このたび、放射線の健康影響にかかわる差別・偏見の解消に向けた新たなプロジェクトを立ち上げることとなりました。この新プロジェクトについて、小泉大臣が、7月15日のキックオフミーティングにて説明する予定であるとのことでした。

 小泉大臣の報告に続いて、大臣と各社記者との質疑応答となりました。

 IWJが用意した質問は、幹事社によって代読され、小泉大臣が回答しました。質問と回答の詳細は、以下のとおり。

毎日新聞「幹事社として、クラブの加盟者以外から質問を受けているので、お知らせします。質問者はIWJの浜本さんという方になります。質問をそのままお読みさせていただきます。7月11日、環境省は再生可能エネルギー発電所を積極的に整備するための法律である改正地球温暖化対策推進法にもとづき、市町村が設定する促進区域から土砂崩れ等の災害の危険性が高い地域を除外する方針を固めました。

 静岡県熱海市での土石流災害等、全国的に大規模災害の発生が相次ぐ中、危険な場所に設置する発電設備への住民の不安が高まっていることに対応するためであるとのことです。

 しかし、改正地球温暖化対策推進法の促進地域から災害の危険性が高い地域を除外するだけでは、再生エネルギー発電所の整備における行政側の恣意性を完全に排除することは難しいと思います。

 再生エネルギー発電所の建設計画に際して、地元住民の同意を必要としていない現在の森林法もあわせて見直し、住民が建設計画に介入できるようにすべきであると考えますが、小泉大臣のご意見をお聞かせください」

小泉大臣「今回、温対法の改正の中で促進区域を位置付けましたが、そういった中で今後、具体的な運用の方針、この運用方針を固めていく中で促進をしない区域、私は今まで『ネガティブゾーニング』と言いましたが、そういった形をどのように設定するか。来月、検討会が始まっていきますので、その中でしっかりと関係省庁とも調整をしたいというふうに思っています。

 住民の皆さんの合意という観点からも今ご質問がありましたが、もともとこの温対法の中でも、住民の皆さんの合意、理解を得られやすい、この合意形成をうながすことも1つの目的に、再エネ促進区域というものは新たに創設をされますので、その中でしっかりと地域の皆さんから歓迎をされて、地域にその、今までだったら出ていっていたエネルギーの収支が、お金が外に流れ出ず、地域のものが地域の中で循環をしていく、これがやはり再エネの1つの強み、そしてメリットであって、今までのように地域の方が、エネルギーは本来だったら地域の中で循環できるのに外に出ていってしまったことを変えていこうと、こういったことにつながるので、ご理解をいただけるように再エネはしっかりと促進をする。

 コストが安くなっていることも今回明らかになったわけですから、さらに国民の皆さんにとってもメリットが分かりやすくなったと思います。

 そういった中で、不安に対してどのように対処するか、我々としても促進をしない方がいい、そういったところはこの運用方針の中で具体的に関係の省庁とも調整をしていきたいと、そう考えています」

 会見詳細については、環境省が公開している動画を御覧ください。

※小泉環境大臣会見(令和3年7月13日)
https://youtu.be/UH-K-legcFo

■<IWJ取材報告 2>「怪文書が届け出さえすれば法定ビラになってしまう!」西東京市長選無効を訴える審査申し立てを都選管は「配布を禁じることができない」と棄却!〜7.14東京都選挙管理委員会審査申し立て 審査裁決の報告記者会見

 7月14日、東京都新宿区の東京都庁記者クラブで、今年2月に行われた西東京市長選挙の無効を訴えて、東京都選挙管理委員会に審査を申し立てていた「西東京市長選挙・異議申し立ての会」の総代らが、「申し立ての棄却」という結果を受けて、報告記者会見を開きました。

 2月7日投開票の西東京市長選は、無所属で前西東京市副市長の池沢たかし氏が、同じく無所属で前逗子市長の平井竜一氏を約1500票差(投票率にして2.15%差)で破り当選しました。

 市長選では、投票日の2日前から前日にかけて「逗子での失敗のリベンジは逗子でやってください。ここは西東京市です」などと書かれたビラが「明日の西東京を創る会」(確認団体)の名前で、新聞折り込みで3万7750枚、他にもポスティングによって相当数が配布されました。

 選挙の結果が僅差であったことにより「選挙の結果に移動を及ぼす虞(おそれ)が十分にあった」として、2月22日に「西東京市長選挙・異議申し立ての会」が西東京市選挙管理委員会に対して「選挙の効力に対する異議の申し出」を行いました。

 西東京市選挙管理委員会が3月30日に異議の申し出を棄却したことを受け、「西東京市長選挙・異議申し立ての会」は4月21日、東京都選挙管理委員会に棄却決定に対する審査を申立てていました。

※「選挙のやり直しを!」対立候補・平井竜一前逗子市長への違法ネガティブキャンペーンビラ配布で当選した池沢たかし市長の正当性を問う!~5.24西東京市長選挙の無効を求めた都選管審査申し立ての意見陳述記者会見 2021.5.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/492390

 7月14日の会見で、この日の都選管の決定について、「西東京市長選挙・異議申し立ての会」総代の山口あずさ氏は「『本件審査の申し立てを棄却する』ということで、選挙のやり直しをお願いしていたところだが、やり直しをする必要がないという結論を都選管が出した」と述べました。

 また山口氏は、ビラの内容についての都選管の回答は、「『平井』とか『池沢』とかの名前そのものを類推しなければいいということで、(『逗子市長』とか『前副市長』などの)役職名はいいのだと。平井竜一候補が前逗子市長でしたので、個人が特定されるわけですけど、それは違法ではないのだということを言っておりました」と明らかにしました。

 さらに山口氏は、「ビラの違法性に対して、指摘はできるが配布は禁じることができない」との都選管の見解も明らかにしました。

 総代の星出卓也氏は「都の選管による今日の決定の中で何度も繰り返されたのは、私たちには調査する権限がない、だから判断は極めて形式的なことにとどまる、と述べていた」と指摘し、「公職選挙法の公正な選挙を守り、民主主義の根幹を守るというのは、守りようがない」「法律の趣旨はこのままだと、これからも同じようなことがいくらでも起こると思った」と危惧を表明しました。

 ジャーナリストの青木泰氏は当該ビラを示しながら、このような事態になったことについて「怪文書が、届け出さえすれば法定ビラになってしまう」と批判しました。

 その上で青木氏は「(法定ビラの)中身を問うてはいけない、問うてはいけないことは正しいことなのだという判断を、都選管がやってしまった」と指摘し、「この情報が広がれば、悪意を持って、次の選挙をどうしても勝たなきゃいけないという人達は、きっとこの手段を使う。そのぐらい大変な問題だという認識を持っていないということは、大変残念だ」と選管の判断に対し、憤りをあらわにしました。

 一方、山口氏は西東京市長選挙・刑事告発の会の代表として、6月23日に、このビラ(法定ビラ第2号)の内容が「虚偽事項公表罪」に抵触し違法であるとして、「明日の西東京市を創る会」の会長で医師の指田純氏と現西東京市長・池澤隆史(池沢たかし)氏、市議で西東京市議会議長の保谷七緒美氏をそれぞれ東京地方検察庁に対し、刑事告発を行ったことを明らかにしました。

 また、あわせて今後30日以内に今回の都選管の決定を不服として、東京高等裁判所に提訴する旨も表明しました。

 会見の詳細は、ぜひ全編動画を御覧ください。

※「怪文書が届け出さえすれば法定ビラになってしまう!」西東京市長選無効を訴える審査申し立てを都選管は「配布を禁じることができない」と棄却!〜7.14東京都選挙管理委員会審査申し立て 審査裁決の報告記者会見 2021.7.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494310

■<IWJ取材報告 3>国税庁職員がまん延防止等重点措置に違反し、飲酒、感染! 外国人五輪関係者は自由に出歩き、「監督者の帯同は必須」も守られず、オリパラ事務局が謝罪!~2021.7.14「東京オリンピック総点検野党合同チーム」ヒアリング

 東京オリンピック開幕が9日後に迫る7月14日、「東京オリンピック総点検野党合同チーム」ヒアリングが衆議院本館にて行われました。

 冒頭、国税庁における新型コロナウイルス感染症感染者の発生についての質疑が行われました。

 国税庁は、「7月10日から7月13日にかけて、国税庁内で、7名の職員が、新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明し、また、これらの職員は、東京都がまん延防止等重点措置の対象地域としてされている期間に、3~4名程度で、業務時間外に私的に飲酒を伴う会合を行っており、その際、『飲食店等で飲酒する場合は同一グループ2人以内で90分以内とすること』との東京都民に対する要請に沿っていなかったことが判明しました」と発表し、謝罪しました。

 また、立憲民主党・阿久津幸彦衆議院議員からの「役所の方々の責任ではなく、最終的にここまで行けば、政治家の責任になるのではないのか? この責任はだれがとるのか?」という追及に、国税庁は「本件は国税庁として関係者の事情聴取を行いまして、事実確認が取れ次第、厳選に対処をしたいと思っています」と答え、麻生太郎財務大臣以下、副大臣や政務官ら政治家の責任については答えませんでした。

 ヒアリングの後半は、東京五輪関係者外国人宿泊ホテルをめぐる監督問題が議題となりました。

 NHKの報道をもとに、宿泊ホテルの監督者である警備員が外出をチェックしていない、自由に外出できる、来日初日から築地を散歩している外国人五輪関係者がいるといった問題について、指摘を受けたオリンピック・パラリンピック推進本部事務局は、以下のように弁明しました。

 「NHKの報道の内容は確認しており、事務局で内容を精査しております。また、事実関係の確認を組織委員会にきちんとやるようにと、申し入れしました。

 そのうえで、部会で『監督者が帯同するのは必須である』と言いました。こちらに関しては、下手な申し開きはしません」。

 詳しくはぜひ、全編動画を御覧ください。

※国税庁職員がまん延防止等重点措置に違反し、飲酒、感染! 外国人五輪関係者は自由に出歩き、「監督者の帯同は必須」も守られず、オリパラ事務局が謝罪!~2021.7.14「東京オリンピック総点検野党合同チーム」ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/494322

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210716

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、浜本信貴、千浦僚、渡会裕、田上壮彌、富樫航、村上良太、城石裕幸、六反田千恵、木原匡康、中村尚貴)

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