日刊IWJガイド・非会員版「米大統領選ジョージア州・ペンシルベニア州でバイデン氏が逆転! 激戦の大統領選を制す! 東証日経平均株価は29年ぶりの高値!」2020.11.7号~No.2977号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~米大統領選ジョージアでバイデン氏がトランプ氏を逆転! ペンシルベニアも逆転し20選挙人を獲得へ!バイデン氏大統領選を制す! 「コロナ軽視・経済重視」のトランプ氏の姿勢を、市場は実は嫌気しており、「コロナも経済も重視」のバイデン氏を好感した!? 米国市場も6日午前に一時540ドル高、東証日経平均株価は29年ぶりの高値!
■【中継番組表】
■バイデン氏勝利確定! 敗北を認めないとも報じられたトランプ氏によって、危惧される米国の政治的空白と社会不安!! 社会の分断によるフェイクニュースの氾濫と、それらが分断をさらに深化させるという悪循環!! 日本も他人事では済まされない!
■<新記事紹介1>バイデン新大統領誕生! しかし勝敗確定の直前、米国のニュース・サイト「ポリティコ」は、ペンシルベニアでバイデン氏が敗れた場合、2000年の再現があり得ると報道しており、世界がジョージア州グイネット郡の開票状況に注目!
■<新記事紹介2>米大統領選と同時実施の連邦議会選は、上院では与党・共和党がそれぞれ過半数維持の見通し!? 一方、下院議員に「コロナは作り話」との米極右陰謀論「Qアノン」信奉者の共和党候補が当選という信じがたい事態!!
■<新記事紹介3>【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート第3弾! ロックダウン緩和期の英国の実像!! 第2波への懸念!!~(その4)国境開いて旅行再開するも、隔離対象国が二転三転で大混乱編
■<本日の再配信>本日午後8時より、10月26日収録「種苗法改定案審議入り前 緊急院内集会 情報共有と意見交換会 ―登壇:安田節子氏(食政策センター ビジョン21 主宰人)、印鑰智哉氏( 日本の種子を守る会アドバイザー )、山田正彦氏(元農林水産大臣)ほか」を再配信します!
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■はじめに~米大統領選ジョージアでバイデン氏がトランプ氏を逆転! ペンシルベニアも逆転し20選挙人を獲得へ!バイデン氏大統領選を制す! 「コロナ軽視・経済重視」のトランプ氏の姿勢を、市場は実は嫌気しており、「コロナも経済も重視」のバイデン氏を好感した!? 米国市場も6日午前に一時540ドル高、東証日経平均株価は29年ぶりの高値!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日、日刊IWJガイド号外を発行したあとに、岩上安身は、米大統領選について、以下のように連投ツイートいたしました。ドキュメント形式で紹介いたします。日刊IWJガイド号外は以下のURLから御覧ください。

日刊IWJガイド・号外「【速報!】米大統領選ジョージア州でバイデン氏がトランプ氏を逆転! 大統領選を制する確率が高まる! ペンシルベニアでも猛追! 東証日経平均株価は29年ぶりの高値!」 2020.11.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484350

〇午後6時59分のツイート
 「ジョージア州はこれまでの開票状況ではトランプが優勢でしたが、郵便開票が進むとバイデンが急速に競り上げ、先ほど逆転! ジョージア州をバイデンが取ると16人選挙人を取ることになり、逆にトランプは16人失い、32票差がつく。バイデンの勝利がほぼ確定、となる」。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324652583642750978

〇午後7時3分のツイート
 「残るは、アリゾナ、ネバダ、ペンシルベニア、アラスカ、ノースカロライナ。これらはまだ未確定だが、ネバダはもともとバイデン優勢と伝えられ、昨日から今日にかけてリードが広がり、おそらく予想通りにバイデンが勝利し、ネバダの選挙人6人を獲得すると思われる」。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324653533279318016

〇午後7時11分
 「まだ未確定の州のうち、トランプが取ると昨日まで見られていたペンシルベニア、アラスカ、ノースカロライナのうち、ペンシルベニアで0.3%差までバイデンが追い上げ中。ペンシルベニアの選挙には20人。バイデンが逆転してペンシルベニアも取ればダメ押し」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324655625897271296

〇午後7時17分のツイート
 ペンシルベニアをトランプが逃げ切って取っても、元々の予想通り。先ほど伝えたジョージアでのバイデンの逆転が確定すればバイデンが大統領選挙を制する可能性が濃厚となる。ノースカロライナは今日の開票の結果が発表されず、データは昨日のままで、トランプ優勢のまま。アラスカもドランプ優勢。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324657166205087744

〇午後7時27分のツイート
 アリゾナは昨日までバイデンが取ると見られていたが、まだ未開票の票が多く、不確定要素があり、米国のメディアでも見方が分かれている。仮にこちらが逆転してトランプが取るとしても選挙人が11人。ジョージア州の16人を下回る。バイデンがやはり現状では有利。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324659768217120769

〇午後7時29分のツイート
 もっとも、開票状況を見るとアリゾナはバイデン有利で逃げ切りそうな気配。そうすると、最後に鍵を握るのはネバダ。しかし、ここもバイデン優勢。84%でバイデンが0.9%リード。昨日よりも票差が開いている。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324660245889642496

〇午後9時42分のツイート
 PBSは公共放送ですから、当確との報道の信頼性は高いと思います。アリゾナでのバイデン氏勝利は堅いだろう、とは思いつつも、米国の各メディアにばらつきがあり、現時点で私自身が当確と書くことはまだ慎重になっています。とはいえ、アリゾナでは少しずつバイデン氏のリードが広がりつつあります。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324693725809762304

〇9時55分のツイート
 午後これから、米大統領選に関してのIWJの号外を出します。バイデン氏が優勢と思われる、現時点(日本時間21時半時点)の見通しを出します。明日の朝の日刊の時点では、遅いので。一番の鍵を握るジョージア州の帰趨がはっきりし、この州の勝者がバイデン氏となれば彼の当選はほぼ間違いないと思われます
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324696947345686528

〇午後10時2分のツイート
 日本時間5日22時の時点でまだ、選挙の最終結果が確定していない6州のうち、ジョージア州だけバイデン氏が取って、残りの5州をトランプ氏が全て取ったとした場合(ネバダなどはまずバイデン勝利と思われるのでこの想定は現実味はないけれども)、選挙人の数は両者とも269人と同数になります。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324698687839203329

〇午後10時15分のツイート
 仮に269人と選挙人の数が同数となった場合、決着は下院に委ねられますが、下院は民主党が優勢のため、バイデンが勝利すると思われます。つまり、ジョージアでの帰趨が決定的なものになると言えます。それがはっきりした時点で、当確です。10:15
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324701950768631817

〇午後10時51分のツイート
 トランプ氏がペンシルベニアは確実に取ると思われていました。それが1日も経たないうちにここまで急追されるとは、トランプ陣営も支持者も愕然としているはずです。22時半、あと10分ほどでペンシルベニア州最大の都市フィラデルフィアの2万票を開票するとCNNが報道。票差を考えると際どい局面。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324710940927950850

〇午後11時のツイート
 たった今、22時54分に、フィラデルフィア州でバイデン氏がトランプ氏を逆転!5千594票差をつけました!CNNとAPがこの逆転を報じました!開票率は98%!フィラデルフィアの新たな開票分3万1671票のうち、バイデンが2万7396票を獲得!ジョージア州よりも先に、フィラデルフィアで逆転決着が着きそうに!
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324713226987212802

〇午後11時5分のツイート
 全米では見れない、聴けないトランプの悲鳴の如き演説が、日本の公共放送ではまるまる見れる、聴けるというスラップスティックな展開。NHKはまるまるフェイクに加担という汚名を平然と自らに塗りたくる。クレージー過ぎる。米国留学経験のあるIWJのスタッフは米国の友達にこの爆笑情報を伝えると。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324714632288690177

 午後11時13分、岩上安身が連投ツイートしている最中に、みなとかおる@『小三郎伝』合情記様から以下の様に、リツイートされました。

みなとかおる@『小三郎伝』合情記
@minatokaoru
 · 15分
@iwakamiyasumi 号外、速報をありがとうございました。アメリカの大統領選に関する日本のテレビ局の姿勢に違和感があります。どうしてトランプ大統領の再選が叶うような寄り添い報道をするのでしょう?日本人の私にとっては事実を淡々と伝えてくれればよいだけです。今、少しだけIWJにカンパしました。
https://twitter.com/minatokaoru/status/1324716500171649026

 午後11時15分、岩上安身は、以下の様にリツイートを返しました。

ありがとうございます!このツィートを事務所で読み上げたら、スタッフが今、「苦労が報われた!」と拍手が。感謝!
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324716949943717889

〇午後11時23分のツイート
 バイデン氏が現地時間6日午前10時半現在(東部時間)、Early Todayに勝利宣言をすると。もうすぐという意味だと思われる。トランプ氏は「敗北宣言しない」というメディアも。開けたばかりのNY市場はバイデン勝利を好感して、寄り付きから1時間後で、昨日より540ドル高。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324719148761456640

〇午後11時30分のツイート
 米国はセキュリティーサービスをデラウェア州ウィルミントンに派遣というニュースが1時間くらい前にありました。理由が述べられていなかったのですが、たった今、同州同市上空が国防空域に指定され、半径1マイルが飛行禁止となったことが報じられました。なぜか、バイデン氏が居住しているからです。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324720812230762504

〇午後11時49分のツイート
 デラウェア州ウィルミントン市の上空の国防空域設定は、来週水曜日朝まで。その間に同市在住のバイデン氏がワシントンD.C.のホワイトハウスに引っ越しをするためと思われます。軍を含めて米国政府が、バイデン氏が当確したことを認めた証でしょう。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1324725696074256384

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◆中継番組表◆

**2020.11.7 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】13:30~「2020年 はたらく女性の神奈川県集会 コロナパンデミックで女性に何が起こったか!? ~女性の声を集め、ジェンダー視点で暮らし・職場を安心できるものにしよう~」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「神奈川労連女性センター」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus
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【タイムリー再配信 788・IWJ_YouTube Live】20:00~「種苗法改定は『改悪』! 『国産品種の流出防止』は農水省の怠慢をごまかす論点のすり替え! 『日本の種子を守る会』は農家を脅かす種苗法改悪の阻止を目指す!~10.26 種苗法改定案審議入り前 緊急院内集会 情報共有と意見交換会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 10月26日に収録した、「日本の種子(たね)を守る会」主催の院内集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた種苗法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a8%ae%e8%8b%97%e6%b3%95

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483379
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◆中継番組表◆

**2020.11.8 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 789・IWJ_YouTube Live】18:00~「新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状~岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 前編(前半)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 3月25日に収録した、岩上安身による田代秀敏氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた田代秀敏氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%b0%e4%bb%a3%e7%a7%80%e6%95%8f

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470749
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【タイムリー再配信 790・IWJ_YouTube Live】20:00~「新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状~岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 前編(後半)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 3月25日に収録した、岩上安身による田代秀敏氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470749

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【特別寄稿】「横田さんはダメなのです」!? 自民党新総裁記者会見に名指しで自民党本部守衛に入館拒否された横田一氏! フリー記者徹底排除の菅総理は米国の忠実な下僕を安倍政権から継承!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484176

トランプ候補が勝手に「勝利宣言」した米大統領選!! 有権者の8割近くが開票後の「暴動」を予測!! 銀行や商店は入り口をふさぎ、銃が品切れ!! 浮き彫りになった米社会の分断!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484199

大統領選の真の主役は「コロナ」だった!「ただの風邪」とコロナ対策を軽視してきたトランプ大統領、コロナ第3波の渦中で大統領選を迎える!! しかし、誰が大統領になっても向き合わなくてはならない、世界ワースト1位を驀進する米国のコロナ禍の現実!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484220

【岩上安身のツイ録】米大統領選の最新情報! 11月6日午前2時以降、ネバダ州の開票状況は「バイデンはトランプとの差をわずかに広げた。開票率は76%。バイデンが現在49.4%。トランプは48.5%。差が0.9%。日本時間5日夕方6時の時点で差が0.6%だった」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484243

米大統領選と同時実施の連邦議会選は、上院では与党・共和党がそれぞれ過半数維持の見通し!? 一方、下院議員に「コロナは作り話」との米極右陰謀論「Qアノン」信奉者の共和党候補が当選という信じがたい事態!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484241

種苗法改定は「改悪」! 「国産品種の流出防止」は農水省の怠慢をごまかす論点のすり替え! 「日本の種子を守る会」は農家を脅かす種苗法改悪の阻止を目指す!~10.26 種苗法改定案審議入り前 緊急院内集会 情報共有と意見交換会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483379

自民党・野田聖子幹事長代行「自民党には政策議論の場で女性特有の問題は後回しにされてきた長い歴史がある。もう堆積しきっている。それをぶち壊す!~9.28日本外国特派員協会主催 自由民主党・野田聖子幹事長代行 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/481788

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■バイデン氏勝利確定! 敗北を認めないとも報じられたトランプ氏によって、危惧される米国の政治的空白と社会不安!! 社会の分断によるフェイクニュースの氾濫と、それらが分断をさらに深化させるという悪循環!! 日本も他人事では済まされない!

 米大統領選で、投票終了直後から進められてきた開票・集計作業は、現大統領のトランプ・共和党候補の優勢で始まりましたが、投票翌日の11月4日からは一転してバイデン・民主党候補の優勢が色濃くなりました。郵便投票が各地の選管で着手されたためと思われます。

 市場は、バイデン候補の勝利が濃厚になるにつれ、値をぐんぐん上げました。11月5日、NYダウ平均は続伸で始まり、前日比553ドル高の2万8400ドル付近で推移。前日比で600ドル超えとなる瞬間もありました。終値は、前日比306ドル18セント高い2万8389ドル55セントとなりました。

※NYダウ続伸、一時600ドル高 選挙明けラリーで売買活発(日本経済新聞、2020年11月6日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65901710V01C20A1I00000/

 日経平均も11月6日、米市場の動きに連動して急伸。前日比219円95銭(0.91%)高の2万4325円23銭で終えています。これは、バブル期末期の1991年11月13日以来、およそ29年ぶりの高値水準ということです。

※日経平均終値、91年以来の高値 2万4325円(日本経済新聞、2020年11月6日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65915840W0A101C2000000/

 こうした市場の動きは、投資家たちが経済優先のために新型コロナ感染症対策を軽視してきたトランプ候補ではなく、コロナ対策を重視して経済活動との両立を図ろうとするバイデン候補に好感を持っていることを示しているでしょう。

 秋に入り、米国ではコロナ感染拡大の第3波が春の第1波をはるかにしのぐ勢いで拡大していますが、その現実を直視することなしに経済の回復はないということを、11月5日の市場の動きは雄弁に物語ったというわけです。

※大統領選の真の主役は「コロナ」だった!「ただの風邪」とコロナ対策を軽視してきたトランプ大統領、コロナ第3波の渦中で大統領選を迎える!! しかし、誰が大統領になっても向き合わなくてはならない、世界ワースト1位を爆進する米国のコロナ禍の現実! 2020.11.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484220

※米欧で新型コロナ再感染爆発!フランスは1日の新規感染5万人超え! 陽性20倍!! 米国は1日の新規感染10万人突破で世界最高記録を更新中! 陽性310万人と第1波の3倍!! 日本も1日の陽性者が第1波超え! 「出入国制限の新たな緩和」に踏み切るのは危険!! 2020.11.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483939

 とはいえ、トランプ候補は簡単には敗北を認めないとみられています。そのため、政権移行までに、米国は政治的空白と大きな混乱に直面することも予想されています。

 新大統領は、コロナの封じ込めと経済回復に加えて社会のあらゆる領域にまたがる大きな課題に直面しなくてはなりません。そのひとつが、大統領選挙を通じて浮き彫りになった、米国社会の分断です。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■<新記事紹介1>バイデン新大統領誕生! しかし勝敗確定の直前、米国のニュース・サイト「ポリティコ」は、ペンシルベニアでバイデン氏が敗れた場合、2000年の再現があり得ると報道しており、世界がジョージア州グイネット郡の開票状況に注目!

 アメリカ大統領選は11月3日の投票から3日間がすぎて、ようやくバイデン氏の勝利が確定しました。しかし直前まで繰り広げられた大接戦は先が見通せず、トランプ現大統領が逆転勝利を収める可能性が消えませんでした。

 11月6日、米国のニュース・メディアのポリティコは、まだ、非常に僅差で行方のわからないペンシルベニア州とジョージア州をトランプが制し、ノース・カロライナも勝利した場合、メディアによって評価が分かれているアリゾナ州が再浮上すると報じました。

※How to know if Biden has won(POLITICO、2020年11月6日)
https://www.politico.com/newsletters/politico-nightly/2020/11/05/how-to-know-if-biden-has-won-490823?fbclid=IwAR10eEoOHuLOKgeAY0P43D2LzKx3P9GMHvWxF2K_aNXfpR_4-Mi-wcCx5NU

 トランプ氏がこの3州を制しても、なお、ネバダ州か、アリゾナ州で勝つ必要がありました。そして、ポリティコは、次のように述べて、その可能性もあり得るとしました。

 「トランプが二期目を勝ち取るには、アリゾナの判定をひっくり返す必要がある。それは2000年の夜のリプレイである。このとき、フロリダはアル・ゴアが勝ったが、その後、ジョージ・W・ブッシュに判定が覆り、それが確定したのである。

 それが起きるだろうか。起きるかもしれない」

 つまり、トランプ氏がアリゾナ州の再集計を要求するということです。

 詳しくはぜひ、以下の記事をご一読ください!
 
※米国のニュース・サイト、ポリティコがペンシルベニアでバイデン氏が敗れた場合、2000年の再現があり得ると報道! 6日朝(日本時間6日夜)のジョージア州グイネット郡の開票状況に注目!(2020年11月6日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484339

■<新記事紹介2>米大統領選と同時実施の連邦議会選は、上院では与党・共和党がそれぞれ過半数維持の見通し!? 一方、下院議員に「コロナは作り話」との米極右陰謀論「Qアノン」信奉者の共和党候補が当選という信じがたい事態!!

 米大統領選と同時実施の連邦議会選は、日本時間の2020年11月6日未明、下院では民主党が、上院では共和党がそれぞれ過半数を維持する見通しとなっています。BBCが報じました。その場合、大統領選の結果がどちらに転んでも、上下院の「ねじれ」は解消しないことになります。

※米連邦議会選、上院は共和党が維持へ 下院は民主党維持の見通し(BBC)
https://www.bbc.com/japanese/54806287

 一方、その下院議員に、米極右の陰謀論「Qアノン」を唱える共和党員のマージョリー・テイラー・グリーン氏が当選したという驚くべき事態が発生しています。

 「Qアノン」は、オバマ大統領をはじめとする民主党系の政治家やエリート層が小児性愛者向けの人身売買に関与しているとする説で、トランプ大統領がその悪行と闘っているといった投稿がインターネット上で繰り返されています。

 さらに、コロナ対策のマスク着用や社会的距離の措置に反対するデモで、「Qアノン」の陰謀論のプラカードが掲げられ、「新型コロナウイルスはエリートの秘密組織による作り話で、トランプ大統領が闇の組織と闘って世界を救おうとしている」という考えが広がっているとのことです。

 トランプ大統領は、下院議員に当選したグリーン氏を「将来の共和党のスターだ」と語っていたと伝えられています。

 グリーン氏のような人物が連邦議会議員に選出され、現職大統領が称賛するという事態そのものが、米国のはらむ「社会病理」の深刻さを示しています。

 連邦議会選に関する詳しい記事を下記で御覧ください。

※米大統領選と同時実施の連邦議会選は、上院では与党・共和党がそれぞれ過半数維持の見通し!? 一方、下院議員に「コロナは作り話」との米極右陰謀論「Qアノン」信奉者の共和党候補が当選という信じがたい事態!! 2020.11.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484241

■<新記事紹介3>【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート第3弾! ロックダウン緩和期の英国の実像!! 第2波への懸念!!~(その4)国境開いて旅行再開するも、隔離対象国が二転三転で大混乱編

 ロックダウン中と、ロックダウン緩和が始まった時期の英国から、第1弾と第2弾のレポートを寄稿していただいた、エセックス大学人権センター・フェローの藤田早苗氏から、第3弾となる、ロックダウン緩和時期以降のレポートが届きました。

 長文の寄稿ですので、6回に分けて、ロックダウン緩和時期の英国の状況を連日お伝えしています。今回は短期集中連載第3弾の4回目です。

 1回目は、教会や衣料品店、飲食店の再開、「英国版Go To Eat」政策等。2回目は芸術文化と若者への支援、コロナと肥満で「死にそうになった」ジョンソン首相が主導する、コロナ対策としての肥満対策等をお伝えしました。

 また、3回目では、ロックダウン時期に急増した自転車利用やガーデニングが英国人を癒したことなどをお伝えしました。

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート第3弾! ロックダウン緩和期の英国の実像!! 第2波への懸念!!~(その1)営業再開=閉店セール!&「英国版Go To Eat」編 2020.11.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483881

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート第3弾! ロックダウン緩和期の英国の実像!! 第2波への懸念!!~(その2)コロナで「死にかけた」ジョンソン首相の「肥満対策」編 2020.11.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484036

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート第3弾! ロックダウン緩和期の英国の実像!! 第2波への懸念!!~(その3)「自転車」と「庭」が癒した英国のロックダウン編 2020.11.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484148

 4回目の今回のテーマは、ロックダウンが緩和されて欧州各国との往来が再開し、夏のバカンスで英国人がギリシャやフランスなど各国に旅行を始めた際の混乱についてです。「英国に帰国したら2週間隔離」が課される国と、免除される国の指定が頻繁に変わったことから、旅行先のフランスから「集団脱出」するため、英仏トンネルに長蛇の列ができたりなどの状況が詳しくレポートされています。

 ぜひ、以下のURLよりご一読ください!

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート第3弾! ロックダウン緩和期の英国の実像!! 第2波への懸念!!~(その4)国境開いて旅行再開するも、隔離対象国が二転三転で大混乱編 2020.11.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484288

 日本政府は、10月から国内旅行支援の「Go To Travel」を東京に拡大するとともに、(その1)でもお伝えしたように、海外からの入国制限も順次緩和し始めています。アジア太平洋諸国16ヵ国・地域を対象に、海外と日本双方のビジネスパーソン等の日本への入国・帰国時の14日間待機を順次緩和、11月1日時点で10ヵ国で緩和しました。11月1日からは日本居住のビジネスパーソンを対象に、原則として全世界の国・地域の短期出張からの帰国・再入国時の14日間待機を緩和しています。欧米の感染爆発の現状を理解しているとは言いがたい鈍感さです。

※国際的な人の往来再開に向けた段階的措置について(外務省ホームページ)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/cp/page22_003380.html

 以下は藤田氏の5月の第1弾と6月の第2弾レポートです。こちらもぜひ御覧ください。

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その1)〜ロックダウンが始まった! 2020.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473837

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-1)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:原発工事再開編 2020.6.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476247

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-2)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:非常時の警察権力の監視を怠るな!編 2020.6.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476287

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-3)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:国民保健サービスを助けてください編 2020.6.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476340

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-4)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:医療従事者やケアワーカーへの格差が危険を広げている 編 2020.6.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476630

※【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-5)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:ソーシャルディスタンス編 (藤田早苗) 2020.6.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/476662

■<本日の再配信>本日午後8時より、10月26日収録「種苗法改定は『改悪』! 『国産品種の流出防止』は農水省の怠慢をごまかす論点のすり替え! 『日本の種子を守る会』は農家を脅かす種苗法改悪の阻止を目指す!~10.26 種苗法改定案審議入り前 緊急院内集会 情報共有と意見交換会」を再配信します!

 10月26日から始まった臨時国会では、日英EPA承認案、新型コロナワクチンに関する法案、種苗法改正案、東京五輪・パラリンピック特別措置法改正案などの重要法案が審議される予定です。

 種苗法改正案は、今年3月に通常国会に上程されるとみられていましたが、見送られた経緯があります。改定案の条文は明らかになっていませんが、農水省によると、種苗法で登録された登録品種保護のため、「登録品種の増殖は、自家増殖を含め、育成権者の許諾にもとづくようにする」とされています。「育成権者」とは、登録品種の開発者のことです。

 農水省は、「種苗法改正で自家増殖を禁じられるのは登録品種のみ。在来種も含めた一般品種の自家増殖までは禁じていないので、多くの農家に影響はない」と説明していますが、その一方で、登録品種かどうかの見極めは、特性表を用いて判断するとしています。

 これについて、「種の変化」「交雑の問題」「品種の多様性」のある自然物において、本当に判定ができるのか、という疑問が呈されています。

※種苗法改定案が今国会に上程!自家増殖(採種)一律禁止になり、違反すると10年以下の懲役1000万以下の罰金共謀罪の対象!? 日本の農業政策の未来にあるのは強欲アグリビジネスの支配体制! 2020.2.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468513

 種子法廃止や種苗法改定などに反対の活動を続けている「日本の種子(たね)を守る会」は、臨時国会が始まる直前の10月17日にオンラインで、国会が始まった10月26日には参議院議員会館で緊急院内集会を行いました。

 さらに日本の種子を守る会は「農家の自家採種、自家増殖の権利を保障すべき」と訴えて、11月3日に意見書を発表しました。

※種苗法改正についての意見書―農家の自家増殖の権利を保証し、海外流出の真の原因を把握対策すべき― (日本の種子を守る会、2020年11月3日)
https://www.taneomamorukai.com/shubyouhou202011

 本日午後8時より、10月26日に行われた院内集会を再配信いたします。国会開会直前に行われたこの日の院内集会では、「食政策センター ビジョン21 」主宰の安田節子氏、日本の種子を守る会アドバイザーの印鑰智哉氏、元農林水産大臣の山田正彦氏が、種苗法改定案の問題点や、種苗法改定と合わせてひそかに進められている「農産物検査法」の見直しにより、現在ほぼ100%自給されている日本の米が守られなくなる可能性について、講演しました。

 詳しくはぜひ、本日午後8時からの再配信をご視聴ください。

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【タイムリー再配信 788・IWJ_YouTube Live】20:00~
種苗法改定は「改悪」! 「国産品種の流出防止」は農水省の怠慢をごまかす論点のすり替え! 「日本の種子を守る会」は農家を脅かす種苗法改悪の阻止を目指す!~10.26 種苗法改定案審議入り前 緊急院内集会 情報共有と意見交換会
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201107

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、六反田千恵、木原匡康、辻部亮子、城石裕幸、中村尚貴、塩澤由子)

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