ロックダウン中と、ロックダウン緩和が始まった時期の英国から、第1弾と第2弾のレポートを寄稿していただいた、エセックス大学人権センター・フェローの藤田早苗氏から、第3弾となるレポートが届いた。
長文の寄稿なので、6回に分けて、ロックダウン緩和時期以降の英国の状況を連日お伝えしている。今回は短期集中連載第3弾の2回目である。
1回目は、教会再開の一方で、9月から若者の感染拡大と「ローカル・ロックダウン」の発生、衣料品店や飲食店等が再開するなかでの「営業再開=閉店セール」の様子、英国政府の休業補償や「英国版Go To Eat」政策等について伝えた。
2回目である今回のテーマは、文化相が「この国の魂」という芸術文化への支援や若者層の支援策、自らコロナと肥満で「死にそうになった」というジョンソン首相が主導する、コロナ対策の意味を持つ肥満対策等である。
藤田氏は、英国人の肥満の一因は食生活であるとしたうえで、ロックダウンが否応なく生み出した手作りの健康的習慣を評価している。
以下は藤田氏の5月の第1弾と6月の第2弾レポートである。こちらもぜひご覧いただきたい。
- 【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その1)〜ロックダウンが始まった! 2020.5.5
- 【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-1)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:原発工事再開編 2020.6.13
- 【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-2)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:非常時の警察権力の監視を怠るな!編 2020.6.14
- 【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-3)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:国民保健サービスを助けてください編 2020.6.14
- 【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-4)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:医療従事者やケアワーカーへの格差が危険を広げている 編 2020.6.19
- 【特別寄稿】英エセックス大人権センター・フェロー藤田早苗氏のイギリス・ロックダウンレポート(その2-5)〜ちょっとだけ緩和されたロックダウン:ソーシャルディスタンス編 (藤田早苗) 2020.6.19
(前文・IWJ編集部)