2021年12月14日、東京都千代田区の東京都医師会館で、東京都医師会による記者会見が行われた。会見は約2か月ぶりの開催となる。
国は12月8日、新型コロナウイルスの感染状況について、ワクチン接種状況をふまえた新しい4つのレベル分類のための指標を公表した。
これに対し東京都と東京都医師会は、国の目安を参考にしつつ独自の指標を設け、病床の確保など医療体制確保に努めるとして対策を発表した。
- 記者会見資料(東京都医師会、2021年12月14日)
会見で猪口正孝・東京都医師会副会長は、新型コロナウイルス感染爆発の第6波に備えた医療提供体制について、「数的にはかなり対応できると思うがスピードが大事、オミクロン株はそこが心配だ」と述べた。また進捗については「ガンガン変わるのではなく徐々に準備を続けて行く」と述べたが、体制確保についての具体的な日程には触れなかった。