2021年5月11日、東京・千代田区の東京都医師会館で、東京都医師会による、定例の記者会見が行われた。
会見で、IWJ記者は、尾崎治夫・東京都医師会会長に、東京オリンピック・パラリンピックが強行開催された場合、「現在の医療現場では、通常医療のほか、新型コロナウイルス対策まで求められている。その上でさらに五輪開催による負担に対応しろと言われた時、現実的に可能だと思うか」と問うた。
IWJ記者の質問に対し、尾崎会長は、以下のように回答した。
尾崎会長「ただ数を確保できれば良いという話ではない。
しっかり全容をですね、こういったスタッフがこれだけ必要なので、という事を出していただいた段階で私共としてもそれに応じられるのかどうかという事をほかの救急関係の先生方とか、色々な方と一緒に協議をして考えていきたい」
尾崎会長は、具体的に提示していただかないと無責任な話になる、主催者側がまず、具体案を提示すべきだ、との姿勢を明らかにした。
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