2021年1月12日(火)、午後4時半から、東京・お茶の水の東京都医師会 2階講堂にて、東京都医師会の記者会見が行われた。
尾崎治夫東京都医師会会長が、最後に、集まったメディアを通じて、都民に訴えた。「緊急事態宣言が発出され、これについて午後8時までは動いても大丈夫だと伝わっているが、それは違う! 午後8時とはいわず、人との接触はなるべく避けるべきだ。このままでは危険です!」と大きな声で危機感をあらわにした。
会見中、東京都医師会の鳥居明理事が、「コロナはただの風邪と流布している人がいますが、それは違います」とコロナの楽観論を真っ向から否定しました。会見場で東京都医師会から配布された資料によると、新型コロナウイルスは、季節性インフルエンザに比べて、急性呼吸不全になる割合が1.5倍、肺塞栓症は3倍、人工呼吸器使用は2.1倍と季節性インフルエンザに比べて危険性が大幅に上回っていることが記してある。
さらに、新型コロナウイルスは、1.感染しても症状なしの人、症状なくしても感染している人がいる2.突如としておこる重症化3.後遺症がずっと続く(味覚・嗅覚障害・脱毛)と新型コロナウイルスの症状の怖さを重ねて説明した。脱毛まで起こるということは、一般的にまだまだ知られていないと思われる。
IWJでは、一貫して、新型コロナウイルスの脅威について述べていた。また、徳島大学の大橋眞名誉教授が、「新型コロナウイルスは存在しない」などと断言していることに対し徹底して否定してきた。
詳しくは下記のテキスト記事を御覧になってください。
IWJ記者が質疑応答で、「『感染しても症状なし、症状なくても感染あり』と説明されましたが、無症状感染者を発見するために広く無症状者にPCR検査が必要だとは思いませんか。東京都医師会としては無症状者へのPCR検査を必要だとお考えですか」と尋ねた。
その回答と詳しい内容については、動画を御覧になってください。