2013年3月14日(木)16時から、東京都千代田区の参議院議員会館講堂で「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」が行われた。東京や大阪のコリアンタウンでの、「行動する保守」を自称する市民団体らの排外デモを、有田芳生参議院議員が問題視。現行法では取り締まることのできない、「韓国人を射殺せよ」「朝鮮人は首を吊れ」などの過激なヘイトスピーチに対する法整備の必要性や、「行動する保守」参加者の実態について、登壇者らは発言を行った。
特集 TPP問題
3月4日から13日までの間、シンガポールで開催されていたTPP交渉会合の中で飛び出した、米国側の驚くべき発言が明らかになった。
14日、この会合に米国NGO「Public Citizen」のメンバーの1人として参加した内田聖子氏(アジア太平洋資料センター 事務局長)が岩上安見の緊急インタビューに答えて、その内幕を赤裸々に語った。
2013年3月13日(水)、東京電力本社で、記者会見(17:46~、1:21~)が行われた。
資料の準備のため遅れてスタート。
本日の午後、前国会議員が1号機4階ICやアラームタイパーなどを視察したことを公表した。現在は議員でないが、議員のときに視察を打診され、準備を進めていたためやむをえず実施したと説明した。現在は国会議員ではなく、一般である者が視察できるのか、同行者に無用な被曝を強いたのではないか、などの質問があがった。尚、同現場はマスコミ現場取材では立ち入っていない。
2013年3月13日(水)、東京電力本社で、「国会事故調への東京電力の対応に関する第三者検証委員会」による検証結果の報告についての記者会見(11:00~、1:34~)が行われた。
結果的に嘘の説明をしたことになったが、嘘は故意ではなく、上司や役員の関与や指示、示唆は無かったと結論付けた。更に、説明者の事前の準備不足があり、相談を受けた関係者がミスを見過ごしたり、上司に相談し辛いなど組織風土に問題がある。改善を希望する、と付言した。
2013年3月13日(水)16時より、山口市の山口県庁正門前で、「原発やめろ!!埋め立てとめろ!!山口県庁大包囲」が行われた。「上関原発について山本知事は、『上関は凍結」『埋め立て許可は失効させる』と言ったにもかかわらず、建設計画の動きを見せている」として、これに反対する市民が多数集まり、県庁敷地内で抗議行動を行った。阻止しようとする県庁職員とも激しく対立し、ついには書面で退去命令が出されることになる。
2013年3月13日(水)15時から、山口県山口市の山口県労働者福祉文化中央会館で、「『止めよう上関原発!守ろう命の海!』上関原発現状報告とミーティング」が行われた。弁護団の堀弁護士は、これまでの裁判の経緯を説明し、埋め立て許可を1年間延長する県の対応については、「行政手続法違反である」と指摘した。
2013年3月13日(水)14時50分より、大阪市北区のトーコーシティホテル梅田で、「大飯原発3・4号運転停止行政訴訟 第4回法廷の報告会」が行われた。冠木克彦弁護士の提出した申入書の説明、本裁判の要旨の報告、特に原告適格の準備書面で、なんとか長引かせようとしている実態の説明がされた。また、それに対する報告と批判、今後の対応について述べた。
TPP交渉参加断固反対緊急集会が12日、日比谷公会堂で行われ、主催者によると約4000人が参加。集会では、政府の考える守るべき国益とは一体何なのか全く判然としない。このようななかで、拙速に交渉参加に突き進むことには、断固反対とする決議された。
2013年3月12日(火)、国会前で、抗議行動「原発事故から2年・早く被害者への補償/支援政策を!3.12国会前アクション」が行われた。主催は福島原発事故緊急会議。同団体の植松青児氏は、未だに中身の定まっていない「子ども被災者支援法」についても懸念を示した。また、「年間5mSvや20mSvという高い基準値の地域が支援対象外になるという話もある」とし、そうした政治に意義を唱えなければならないと訴えた。
2013年3月13日(水)16時30分から、東京都文京区の東京大学東洋文化研究所で、「安冨歩×平智之 対談」が行なわれた。同研究所教授の安冨歩氏と前衆議院議員の平智之氏が、現代経済学の多岐にわたるテーマについて話し合った。安冨氏は「経済の根本は、関所で通行料を徴収するシステム。国家とは最大の関所である。そこにさまざまな資本主義が相互依存している」と述べた。