記事一覧(公開日時順)

分断される被災者たち──原発事故「子ども・被災者支援法」に関する政府交渉 2014.1.29

記事公開日:2014.1.29取材地: テキスト動画

 賠償打ち切りや早期帰還促進など、福島原発事故の被災者に対する厳しい措置が進められようとしている。

 1月29日、「子ども・被災者支援法に関する政府交渉」が開催され、「被災者に対する健康・生活支援施策パッケージ」、および、平成26年度の「原発事故子ども・被災者支援法」の予算についての説明がなされた。


【岩上安身のツイ録】国政にも注視! 日本の右傾化と外資のためだけの「国家戦略特区」 2014.1.29

記事公開日:2014.1.29 テキスト

※1月29日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。

 国家戦略特区は、さまざまなメニューが掲げられているが、大きな狙いは労働者を今以上に解雇しやすくすることと言われる。「ブラック企業が「合法」に・・・安倍政権の本当の狙いは「クビ切り特区」の全国拡大?」というのは、昨秋の週刊朝日の記事のタイトル。

 この記事中で、「特区を一度認めれば、これが『蟻の一穴』となり、最終的には専門職以外の労働者すべてに対象が広がる恐れがあります」と解説しているのが、日本労働弁護団常任幹事の棗(なつめ)一郎弁護士。


「原発で重大事故が起きたら、みんなでがんばる」という政府見解 〜地震動の過小評価は許せない!院内集会・政府交渉 2014.1.29

記事公開日:2014.1.29取材地: テキスト動画

 「原発の重大事故の際、関西広域連合は避難中継所を設置し、すべての避難民に、そこを通過させるという。しかし、小浜市の3万人の市民が、1万台の車で逃げた場合、車列を連ねると神戸まで届く」──。市民側は、政府と自治体の策定する、現実味のない避難計画を糾弾した。

 2014年1月29日、東京千代田区の参議院議員会館で「地震動の過小評価は許せない!1・29院内集会・政府交渉」が行われた。この日は、市民と政府担当官の間で、地震で地盤がどれだけ動くかという地震動評価の整合性や、水素爆発の過小評価、避難計画の検証などについて、意見が交わされた。


自民党原子力PTの提言書「対応しない」~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2014.1.29

記事公開日:2014.1.29取材地: テキスト動画

 2014年1月29日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。2013年12月25日に自民党原子力PTから受け取った提言書に対し、公式な対応をする考えはないと断言した。


対核テロ対策など核セキュリティ強化に向け、国内法を整備 ~第40回原子力規制委員会 2014.1.29

記事公開日:2014.1.29取材地: テキスト動画

 2014年1月29日10時30分より、第40回原子力規制委員会が開催された。対核テロに関する条約の発効に向けて、国内法である「放射線発散処罰法」の一部改正案が示され、法律に依らない核物質の国際間の取引や、国外犯が新たに処罰の対象に加わることが報告された。


報道へのメール伝達は福島第一のみ、第二の火災は報告されず~東電定例会見 2014.1.29

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 2014年1月29日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第二原発で発生した火災において、報道関係者宛の一斉メールでの情報連絡が行われなかったことに関し、一斉メールは福島第一原発の状況のみを伝える運用であることが報告された。


民間人ひとりに対しても、空から機銃攻撃 ~「青森空襲を記録する会」体験を聞く会シリーズ3 青森空襲体験者 佐藤ちよさんの証言 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28取材地: テキスト動画

 「青森空襲を記録する会」による青森空襲の体験を聞く会シリーズ3回目として、2014年1月28日、佐藤ちよさんの話を聞いた。防空壕の中は煙でかえって危険であるため、佐藤さんは旧東北本線の浪打駅の辺りから、八重田地区まで逃げた。艦載機による民間人攻撃、終戦後の食生活、進駐軍の様子など、内容は多岐にわたった。


【IWJブログ】大学卒業後にまっているのは、「奨学金」という名の「学生ローン」地獄——国民の生活改善を無視した政策に悲鳴を上げる学生たち 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28 テキスト

 今年もまもなく卒業シーズンがやってくる。全国770校ある大学から卒業する多くの学生が、就職や進学など次のステージに進むときだ。3月末には袴姿の大学生らが華やかに身を飾り、母校を旅立っていく。その数日後には、新品のスーツに身をまとった新入社員らを電車で多々見かけることになるだろう。

 だが、輝いて見える卒業生らの中には、すでに多額の「借金」を抱えている者も多い。多くの卒業生らは、卒業したと同時に、学生時代につくってしまった「借金」を返す長いローン生活が始まる。「奨学金」と呼ばれる「学生ローン」、つまり借金の返済生活だ。


【IWJブログ・特別寄稿】国家戦略特区と都知事選 (安部芳裕 プロジェクト99%代表) 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28 テキスト

暗礁に乗り上げるTPP

 1月24日、安倍首相は衆参両院本会議で施政方針演説を行い、今国会を「好循環実現国会」と位置づけた。

 企業の収益を、雇用の拡大や所得の上昇につなげる。それが、消費の増加を通じて、さらなる景気回復につながる。この「経済の好循環」で、デフレを脱却しようと言うのである。

 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)については、国家百年の計と位置づけ、同盟国でもある米国と共に交渉をリードし、アジア・太平洋に一つの経済圏を創るとした。

 菅直人元首相が「開国」と叫んでTPPへの参加検討を表明して以来、一貫して反対運動を続けてきた一人として、今年はまさに正念場である。


【東京都知事選】マック赤坂候補「自民党は民主主義を守っていない。本当にレベルが低い」と痛烈批判 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28取材地: テキスト動画独自

 東京都知事選に出馬しているマック赤坂候補が、1月28日、IWJの単独インタビューに応じた。

 石原都政について、マック赤坂候補は、「排ガス規制など良いこともあった」としながらも、石原氏の「右翼・ネトウヨ的体質が問題」と述べた。「元自衛隊の人を支援したり、原発を推進したり、集団的自衛権の行使や憲法9条の改正を言ったり・・・。この人に任せたら、本当に戦争が起きるんじゃないかなという怖さがある」。また、クラブや漫画を規制したことについて、「石原氏自身は、一橋大学の時に、若者が青春を謳歌する小説を書いた。自分がおじいさんになったら、若者潰しをした」と批判した。


子ども・被災者支援法 具体化求め20万筆の署名提出 ~原発事故被害者の救済を求める全国集会 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28取材地: テキスト動画

特集 百人百話|特集 3.11デイズ

 「この事故を、この被曝を、なかったことにしたいのは、私たちの方です」───。

 福島第一原発事故後、家族を連れて静岡に自主避難した長谷川克己さんはこのように話し、過去3年間、原発事故や被曝を矮小化し続けてきた政府の対応を批判した。


【IWJブログ】東京都知事選:細川氏が改めて明言 「宇都宮氏との一本化の意志なし」 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28 テキスト

 今日(1月28日)、東京都知事選に立候補している細川護熙氏が外国特派員協会で記者会見を行い、「脱原発」の主張で共通する宇都宮健児氏との一本化の意志について、改めて否定した。

 これまでにもたびたびお伝えしてきた通り、もともと細川氏本人にも細川陣営にも、「一本化」の意志はない。その点がよりクリアになったと思われる。


【東京都知事選】池田香代子氏「『脱原発以外は白紙委任』などできない」 宇都宮健児候補応援演説 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28取材地: テキスト動画

 小泉純一郎元首相が細川護熙候補の応援についたことで、一気に「脱原発」が争点となった東京都知事選挙。宇都宮健児候補の応援演説に駆けつけた翻訳家の池田香代子氏は、「脱原発以外は白紙委任という『シングル・イシュー』は怖い。具体的な政策を知っている人に任せたい」と述べ、宇都宮氏に対する支持を呼びかけた。


【岩上安身のツイ録】国家戦略特区と営利事業化される教育~「奨学金」という名の学生ローン 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28 テキスト

特集 2014東京都知事選
※1月27日の岩上安身の連投ツイートを再掲します。

 これから国家戦略特区について、連弾で情報発信する、と昼間も書いたが、まず、第一弾は、高士太郎さんのIWJブログ特別寄稿「都知事選の隠れた争点〜国家戦略特区とTPP」。特区のもつ危険性がひしひし伝わる内容。今夜これから、アップロードする。

 特区は、舛添氏が毎日街宣で唱えているような、「みんな、金儲けしよう」などというおめでたい話ではすまない。雇用、教育、医療など、生活に直結する分野を直撃する可能性がある。目を凝らして「現実」を見て欲しい。選挙を通じて、「争点」を凝視してもらいたい。


【東京都知事選】細川護熙氏が外国特派員協会で会見 宇都宮健児氏との一本化の意志を改めて否定 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28取材地: テキスト動画

 東京都知事選に立候補している細川護熙氏が1月28日、日本外国特派員協会で会見し、自身の政策の柱である「脱原発」の主張を改めて強調した。2020年東京オリンピック・パラリンピックの「選手村」など、各施設で再生可能エネルギーを活用するプランを披露し、「原発に頼らないオリンピックを実現したい」と語った。


【東京都知事選】「政治を、僕らの手に取り戻したい」~家入一真候補 「家入キャンプ開幕式」(選挙事務所開き) 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28取材地: テキスト動画

 ジャスダック市場に最年少で上場を果たした起業家の家入一馬氏が、東京都知事選に最年少で立候補をした。1月28日、新宿区内で行われた事務所開きには、入り切れないほどの支持者が駆けつけ、ネットの機動力と現実を連携させる家入氏の斬新な選挙戦の展望に耳を傾けた。


「放射線発散処罰法はテロ行為に対する処罰法」 ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.1.28

記事公開日:2014.1.28取材地: テキスト動画

 2014年1月28日(火)14時すぎから、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。29日の第40回規制委員会の議題にて、放射線発散処罰法の一部改正について取り上げられる。規制庁によれば、これはテロ行為に対する処罰法だという。


高江住民と自然保護団体による、沖縄防衛局への高江ヘリパッド工事中止申し入れ 2014.1.27

記事公開日:2014.1.27取材地: テキスト

 沖縄県中頭郡の沖縄防衛局にて、1月27日(月)、高江住民や自然保護団体が、沖縄防衛局へ、高江ヘリパッド工事中止の申し入れを行った。冒頭、対応した防衛局員が「いま名刺を持ちあわせていない、作っていない」と名刺交換を渋る姿勢を見せたため、山城博治氏や住民らが呆れながら、取ってくるよう要求する場面が見られた。


【IWJブログ・特別寄稿】都知事選の隠された争点―国家戦略特区とTPPについて 高士太郎 (たねと食とひと@フォーラム運営委員) 2014.1.27

記事公開日:2014.1.27 テキスト

 まず、はじめに執筆者の立場を申し上げておきたい。私は茨城県民であり、東京都知事選には投票権がない。また、どの政党の党員やサポーターにも所属しておらず、政治的立場はいわゆる無党派である。

 今回、この緊急投稿の依頼があった時に、少し迷ったが、①国家戦略特区が真っ先に東京に設置された場合、全国に拡大される可能性が高い②TPPとの関係性についてじゅうぶんに認識されているとは言い難い―などから、投稿することにした次第である。特定の都知事候補を推したり、批判する意図はないことを了解頂きたい。


【東京都知事選】殿を担ぐ異形の面々 〜細川陣営選対事務局長はタモガミ的な極右の「小泉チルドレン」、政策責任者は「小沢ポスター破り」で書類送検の過去 2014.1.27

記事公開日:2014.1.27 テキスト

※本ブログで、その言動を問題視している細川陣営の事務局長・馬渡氏について、自民党・鳩山邦夫議員が以下の内容をfacebookに投稿している。

鳩山 邦夫
「都知事選で、日頃、私と付き合いのなかった元秘書たち、たとえば前代議士の牧義夫君や元代議士の馬渡龍治君、それに上杉隆君らが細川陣営に加わって私は、ずい分誤解されてまいりました。私自身は舛添要一氏を全面支援し、彼の遊説は、私の現役秘書の小沢洋介君が取り仕切っています。
 ところが、「やはり」というか「良かった」というべきか、私の元秘書たちは全員、細川陣営からクビにされたというか、追い出されたようです。細川陣営は左翼志向の強いメンバーに占拠され、私の元秘書たちは居場所を失ったそうです。

 良かった。良かった。これですっきりしたという気持ちです」

また、産経新聞は27日22時10分に配信した記事で、「細川護煕元首相の選挙活動の指揮を執っていた馬渡龍治事務局長(元衆院議員)が退任することが27日、分かった」「細川氏の陣営では、馬渡氏らのグループと、旧日本新党系グループによる主導権争いが激化していた」などと報じ、「細川氏陣営で内紛? 選対事務局長が退任へ」という見出しを付けている。