10月19日(日)13時半より、京都市東山区の円山公園音楽堂で「第8回 反戦・反貧困・反差別共同行動 in 京都」が開催された。講演には『永続敗戦論』などの著作で知られる白井聡氏が招かれた。
神戸市中央区にある兵庫県私学会館で10月19日(日)「さよなら原発神戸アクション」による「原発差止め判決は覆せない!神戸集会」が開かれ、金沢地裁において志賀原発2号機運転差止判決を下した井戸謙一・元裁判官と、大飯原発差止京都訴訟原告団の竹本修三氏が講演した。
「原発さよなら四国ネットワーク」が主催して、10月19日、四国電力伊方原発のゲート前で「第28回 伊方集会」が行われ、伊方原発ほか原発再稼働に反対する人々が四国内外から参加した。
太平洋側の関根浜に中間貯蔵施設「リサイクル燃料貯蔵 (RFS)」を持つ青森県むつ市で、10月19日(日)13時より「核燃サイクル絶対反対!再処理を止めろ!2014年 秋の共同行動(むつ行動)」が行われた。18日の青森行動に次ぐもの。参加者は集会後、むつ市街でデモ行進を行い原発と核燃料サイクルからの撤退を訴えた。
2014年6月14日(土)、岡山県笠岡市の大井公民館で若杉友子氏の講演会「若杉ばあちゃん食養のすすめ・よもぎ手当法」が開かれた。
特集 福島第一原発入構取材
東京電力は10月16日、高性能ALPS(アルプス)やモバイル型ストロンチウム除去設備など、福島第一原発から発生した高濃度汚染水から放射性物質を除去するための設備を報道陣に公開した。
沖縄独立論――。
沖縄は戦中から戦後にかけ、日本から切り捨てられ、ようやく本土へ復帰しても米軍基地の74%が押しつけられたままでいる。「犠牲はいつも沖縄に押しつけられてきた」「沖縄は差別されている」。こうした思いから、沖縄では、人々の間で常に「沖縄独立論」が唱えられてきた。
しかし同時に、実際に独立ができるのか、小さな島だけでやっていけるのか、法律はどうする、エネルギー問題をどうする――こうした数ある壁を考えたとき、沖縄独立など非現実的な「居酒屋トーク」に過ぎない、とも考えられてきた。
特集 日米地位協定
「辺野古を差し出して、尖閣をめぐる中国との戦争に、あわよくば、アメリカが加わってくれればいいな」――。
対米従属に突き進もうとする日本政府の思惑を推し測り、その楽観的態度に厳しい警鐘をならす佐藤学・沖縄国際大学教授。「沖縄からオスプレイが飛んで、占領された尖閣に兵を降ろして奪還するということなどできないのに、アメリカは『できる』とほのめかす」。果たして、辺野古に基地を置くことによって、アメリカは尖閣を、日本を、守ろうとするだろうか。
元宜野湾市長の伊波洋一氏に、岩上安身が10月17日、インタビューを行った。インタビューは、沖縄県知事選に関する話題から始まり、南西諸島をめぐる米国の安全保障戦略と日本の置かれた状況、そして国内の政治問題へと大きな広がりを持つものとなった。
昨年2013年12月に仲井真知事が、米軍基地新設を前提にした辺野古埋め立てを承認。日本政府による沖縄振興策と引き換える形だった。「県民はそれを忘れていない」と伊波氏は指摘。「仲井真さんのとった行動は、県民の心の傷となっています」と語った。
日本が置かれた安全保障環境について伊波氏は「外側からみれば、日本が一番危険」と指摘。「世界から見れば、尖閣を中心とする地域にホットスポットがある」との見方を示した。
10月18日(土)、「2014年反核燃 秋の共同行動 青森行動」として青森市で原発や核燃料サイクルに反対する集会とデモが開催された。集会では、福島県浪江町で牛の世話を続ける「希望の牧場・ふくしま」の吉澤正巳氏らが各地からの報告を行った。「反核燃 秋の共同行動」は19日、むつ市でむつ行動を行う。
中村哲治・前参議院議員が10月18日(土)14過ぎより京都市中京区のギャラリー・シェアスペース green & garden で「元国会議員が語る『お金のヒミツ♪』」と題したイベントを行った。京都市のノンベクキッチン「ホテヴィラ」の広海ロクロー氏が聞き役となって、2部に渡り現代のお金の仕組みの基本から国の財政までを語った。
10月18日(土)、新潟大学でシンポジウム「社蓄にならずに楽しく生きたいんだけど?~『労働』の意味を考える無気力と怒りの宴~」が開かれ、雨宮処凛氏が「こんな生きづらい世の中で私が声を張り上げるわけ」と題してトークショーを行った。心の問題や格差・貧困問題など若者の「生きづらさ」に関する多数の著作を持つ雨宮氏が、自身の体験を振り返り、いじめの対象となっていた中学生時代から、愛国パンクバンド時代を経て、プレカリアート(不安定なプロレタリアート)の問題に関わるようになるまでを語った。
「私には、喜納さんが本気で考えているようには思えません」「この期に及んで『撤回』という言葉を使っているのが信用できません」――。
多数の沖縄米軍基地問題に関わる訴訟を手がけている金高望弁護士(沖縄在住)が、自身のfacebook上で、沖縄県知事選に立候補する喜納昌吉氏に噛み付いた。金高氏の投稿は次のように続く。
福島県鮫川村の指定廃棄物の仮設焼却炉を巡り、操業差し止めを求めた仮処分手続きの第2回審尋(しんじん)が10月17日(金)に福島地裁郡山支部で行われ、申し立て者の堀川宗則氏や代理人らが、審尋後に郡山市役所内記者クラブで報告会見を行った。申し立ては、地権者の一人である堀川氏の了解なく環境省が焼却炉を操業しているとするもの。また、この日、不動産侵奪罪で鮫川村長を相手取って起こされた刑事告訴に関しても報告が行われた。次回審尋は、12月10日に予定されている。