東京都の舛添要一知事は11月14日、定例の記者会見の行ない、2014年第4回定例会補正予算案を公表した。補正予算案には、オリンピック・パラリンピック開催に向けた準備費用、水素社会の実現に向けた準備費用などを盛り込み、東日本大震災以降問題となってきた、資材高騰等に伴う公共事業の入札不調対策に53億円を盛り込んだ。補正予算案の規模は、総額188億円となっている。
- 東京都HP、2014年11月14日 平成26年第四回定例会補正予算(案)について
(IWJ・石川優)
東京都の舛添要一知事は11月14日、定例の記者会見の行ない、2014年第4回定例会補正予算案を公表した。補正予算案には、オリンピック・パラリンピック開催に向けた準備費用、水素社会の実現に向けた準備費用などを盛り込み、東日本大震災以降問題となってきた、資材高騰等に伴う公共事業の入札不調対策に53億円を盛り込んだ。補正予算案の規模は、総額188億円となっている。
■ハイライト
水素社会実現に向けた取り組みで、東京都は今後、都営バスや公用車などに、燃料電池車を積極的に導入する方針だ。
舛添知事は、「すぐ、全部というわけにはいかないけれども、率先して使う。蓄電池として使えるので、バス一台あれば、小学校一校分ぐらいは電気が緊急で停電した時に使える。普通の乗用車で一軒分ぐらいの蓄電機能を持ってますから、最初から全部というわけにいきませんから」と水素社会実現に向けた意気込みを見せ、市場に導入された際には、試乗もしたいと話した。
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