2014年5月21日、ロシアと中国の間で今後の世界情勢を左右するほどの重要な契約が結ばれた。中国へのロシア産天然ガスの供給が正式に決定したのである。期間は2018年から30年間の予定。年間380億立方メートルもの天然ガスが中国に供給され、供給総額は4000億ドルを上回るとみられる。
しかし、現役の経産官僚で、世界平和研究所主任研究員の藤和彦氏は、今回の中露の接近を「日本にとっては、むしろ追い風だと思います」と分析する。東シベリア地区のガス田開発をするということは、この地域での天然ガスセールスを本格化することであり、その先には当然、日本にガスを売るヴィジョンもあるはずだというのだ。
経済的利益優先の名のもとに、原発産業が推進されてきた鹿児島県薩摩川内市。地場産業や観光業が育たず、自前の町おこしという発想が生まれない地域に、原発再稼働の足音が響く。
川内市議会と市長による、再稼働同意が表明された日から一夜明けた10月29日(水)、北薩ブロック平和センターにて、川内原発建設反対連絡協議会会長・鳥原良子氏へのインタビューを行った。
※10月31日の岩上安身の連投ツイートを再掲します
岩上安身 @iwakamiyasumi 2014-10-31 02:18:40
10月31日、とうとう最終日。午前2時過ぎ、最後の100本分のダウンロード開始。「ユーストリームアーカイブ保存再アップ対策総本部」は、今夜も徹夜組が三人。「残業代はおれはいらない! 穏やかな生活が欲しい!」と叫ぶ古田。それは無理。
11月1日19時よりCh1で、藤和彦氏インタビューを再配信します。
メルマガ「IWJ特報 第170~174号『日露エネルギー同盟を締結せよ!』藤和彦氏インタビュー」も発行しました。ご覧になりたい方は、まぐまぐで購読できます。
※5月23日の連投ツイートを再掲します
岩上安身「藤さんの『シェール革命の正体』をウクライナ危機が起こってから読みました。藤さんは現役の経産省の官僚で、現在は世界平和研究所に出向されています。ウクライナ危機は、ユーラシア大陸を挟んだ欧州とロシアの対立になってきましたね」
藤和彦氏「日本は非常に多くを石油に依存しており、そのほとんどが中東からのものです。これではあまりに多様性がないと思います。歴史を振り返ると、世界の覇権はエネルギー資源の交代とリンクしています。20世紀は石油の世紀で、米国の覇権になりました。
米国が石油を握れたのは、企業家精神が豊かだったからだと思います。1938年に米国の企業がサウジで石油を発見しました。それを機に、欧米のメジャーがサウジに入っていきました」
10月31日(金)18時より、東京・八王子市で金曜恒例の「原発反対八王子行動」(キンパチデモ)が行われた。
2014年10月31日17時から、東京電力で廣瀬直己社長らによる「平成26年度第2四半期決算 記者会見」が開かれた。販売電力料等の売上高は単独で前年同期比+4.3%を達成、経常費用が+0.8%増にとどまり、連単共に黒字を達成した。
10月31日(金)、名古屋市東区にある関西電力東海支社前で金曜恒例の抗議行動「大飯、高浜、全ての原発再稼働反対!抗議の声を!関西電力支社前抗議アクション@名古屋」が18時より行われた。あいにくの雨となった中、およそ60名が原発再稼働の動きに抗議の声をあげた。
岩手県盛岡市の大通商店街・サンビル前で10月31日(金)19時前より脱原発アピール行動「脱原発盛岡金曜の街へ繰り出してあれこれしよう♪」が行われた。盛岡で金曜脱原発抗議行動を行っている「盛岡でもデモし隊」が、デモや勉強会などとともに行っているもの。次週11月7日はデモが行われ、盛岡金曜デモとして第100回となる。
10月31日(金)16時45分より、「あおもり金曜行動」が月1回場所を変えて開催している青森県庁前での抗議行動が行われた。
日本原燃は、青森県六ヶ所村の2016年3月への再処理工場完成延期を30日に青森県に説明した。一方で、三村青森知事は31日、宮沢経産相の元へ訪れ、青森を高レベル放射性廃棄物の最終処分地としないことなどを改めて確認した。
2014年10月31日(金)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。関西電力が高浜原子力発電所の原子炉設置変更許可申請補正書を提出したことが報告された。内容を精査した後、審査書案作成の段階に移ることになる。
10月31日(金)18時より、121回目となる「北海道庁北門前反原発抗議行動」が札幌市で行われ、高橋北海道知事へ原発からの撤退を訴えた。
10月31日(金)18時より茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で109回目となる「原電いばらき抗議アクション」が行われた。ハロウィンの置き物が飾られた中で、原電東海第二原発の廃炉を訴えた。
松山市の愛媛県庁前で、10月31日(金)18時より、金曜恒例の「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。28日に松山地裁で行われた伊方原発運転差し止め訴訟の第9回口頭弁論の模様などが報告された。
10月31日(金)18時より、福島県郡山市で「原発いらない金曜日 in 郡山」が行われた。福島県知事選の結果とともに、アメリカ海軍の水兵らが東京電力に損害賠償などを求めアメリカで起こした訴訟が、28日サンディエゴ連邦地裁により有効だとして継続される判断が示された点をあげて、郡山駅前で「自らの口で、がまんならないことはがまんならないと発言して欲しい」と訴えた。
2014年10月27日(月)、チャンネル桜沖縄支局の番組、「沖縄の声」で、沖縄県知事選立候補者の喜納昌吉氏がゲスト出演。沖縄県知事選立候補者の翁長雄志氏に対し、「民主党も除名されたし、私が辺野古担当をして、あなたの副知事にしてくれるなら、(僕が)降りてもいいですよと言ったんですけどね」と発言しました。他のメディアでも、同様の発言。波紋を呼んでいます。
特集 秘密保護法|特集 集団的自衛権|特集 共謀罪(テロ等準備罪)法案シリーズ
2014年10月30日(木)、大阪市北区の大阪市中央公会堂にて、大阪弁護士会主催による市民集会「日本はどこに向かうのか?~秘密保護法・集団的自衛権・共謀罪を考える~」が開催された。