福島第一のトレンチ止水壁、不完全だが一定の効果はあったと評価するも、工事が遅延すれば凍土遮水壁工事にも影響~東京電力記者説明会 2014.11.21
2014年11月21日(金)19時から原子力規制庁記者控室にて、海水配管トレンチの止水工事やサブドレンピットの状況について記者向けの説明会が行われた。東京電力は「止水は完全ではないが、一定の効果はある」と評価。止水ができなくてもトレンチ水平トンネル部分へグラウド充填を開始することを発表した。
2014年11月21日(金)19時から原子力規制庁記者控室にて、海水配管トレンチの止水工事やサブドレンピットの状況について記者向けの説明会が行われた。東京電力は「止水は完全ではないが、一定の効果はある」と評価。止水ができなくてもトレンチ水平トンネル部分へグラウド充填を開始することを発表した。
2014年11月21日(金)14時から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。敦賀原発敷地内の断層調査評価会合の結果をまとめた評価書案は、今後メールを通じて有識者間で調整することが発表された。その先はまだ決まっていないという。
岩手県盛岡市の「盛岡でもデモし隊」による勉強会「持続可能な暮らしと原発 —シミュレーションと資料検証で学び合う—」が、11月21日(金)19時より岩手県公会堂で行われた。福島原発事故以前から江刺市で放射線量測定を行ってきた有機農家の河内山氏が、過去の放射能汚染事故などと比較しながら福島事故の汚染の実態や、現在自治体が立案する原発避難計画の杜撰さについて論じた。
11月21日(金)18時より、松山市の愛媛県庁前で「伊方原発をとめよう!愛媛県庁前抗議行動」が行われた。
11月21日(金)18時より、札幌市中央区の北海道庁北門前で124回目の「北海道庁北門前反原発抗議行動」が行われた。
11月21日(金)18時より、東京都八王子市で金曜恒例の「原発反対八王子行動」(キンパチデモ)が行われた。神奈川県相模原市から初めて参加したという人も含め40人が参加した。
11月21日(金)17時45分より青森市の青森駅前公園で120回目となる「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。日増しに寒さの強まる青森で、この回からは30分に時間を縮めての開催となった。
この日の衆議院解散を受け、4つある青森の各選挙区でも現在のところ与野党12人が立候補表明した。一方、2015年6月任期満了となる三村申吾・青森県知事は4選を目指し出馬表明する予定。これに対し、「なくそう原発・核燃あおもりネットワーク」共同代表の大竹進氏(青森保険医協会会長)も26日に出馬を表明する。
※テキストを追加しました(2014年11月21日)
2011年9月に立ち上がったネットワーク「首都圏反原発連合」は、毎週金曜日に原発再稼働に反対する抗議行動を行なっている。11月14日(金)にも、市民らは首相官邸前と国会正門前で、再稼働を推し進める安倍政権に抗議した。
この日は、韓国・釜山で長年、脱原発運動に取り組んできた金海蒼氏がマイクを握った。原発から30km圏内に住んでいるという金氏は、「原発には国境がない。アジアには日本、韓国、中国に何百基の原発があります。市民の力で連帯して、なくすほうがいいのではないか」と主張。老朽化が進む日韓両国の原発が30年を超えて稼働することに懸念を示した。
2014年11月20日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの凍結、間詰め剤による”止水効果”の評価結果は、11月21日の規制委員会の検討会で説明、議論するため、この日の会見では具体的なことは答えられないと東電広報官は説明した。