強い寒気の南下で大雪となった青森市・青森駅前公園で12月12日(金)17時45分から「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。衆議院選挙が2日後に迫る中で、参加者からは選挙後の国政への懸念や投票参加への必死の訴えも相次いだ。青森県下の4つの小選挙区には自民の前職と共産新人、および民主または維新候補のそれぞれ3人ずつ、計12人が立候補している。
青森県では、参考人に国・事業者を招いて12月8日に県議会原子力・エネルギー対策特別委員会が開かれ、日本原燃の認可法人化の動きに対し国と事業者の間で話ができあがっているのではないかという指摘や、大間原発に関して12月中に原子力規制委員会へ設置変更許可申請ができるのかといった質問が行われた。また、大間原発MOX燃料には第2再処理工場が必要であり、それまで使用済み燃料は大間原発内に保管するという事業者の答弁もあった。