「わたしは、戦争で奪った命を元に戻すことができない。空爆で破壊された街を建て直す力もない。自分の責任の取れないことを、あの首相のように『わたしが責任を持って』とか、威勢のいい言葉にごまかすことなんてできません」
こう訴えたのは、寺田ともかさん(21)だ。衆院特別委員会で安全保障関連法案、いわゆる「戦争法案」が強行採決された2015年7月15日、若者ら有志の「SEALDs KANSAI」が大阪・梅田駅のヨドバシカメラ前で緊急街宣アピールを行った。この日、寺田さんがサウンドカー上で行ったスピーチは多くの反響を呼び、今もネット上で拡散し続けている。
「アベ政治を許さない」
多くの国民の反対を押し切り、衆院で安全保障関連法案、いわゆる「戦争法案」が強行採決された。これに憤った市民らが2015年7月18(土)、全国各地で「アベ政治を許さない」と書かれたポスターを掲げ、抗議の意思を示した。
2015年7月18日から開催されている「第31回水郷水都全国会議 in 沖縄・名護大会」は19日(日)、沖縄県・名護市中央公民館で2つの分科会を開催した。「地域の自立と持続的発展の取り組み」をテーマとした第2分科会と次ぐ全体会議を配信した。
2015年7月19日(日)11時半より、青森県大間町・大間原発建設地に隣接する一坪共有地において「大間原発反対現地集会」が開かれた。反原発フェス大MAGROCKとともに毎年開催されているこの集会は今年で8回目となる。参加者は、集会後、大間原発反対を訴え大間町内をデモ行進した。
2015年7月19日(日)18時より、戦争のできる国づくりに反対して3回目となる「戦争反対!愛と平和の女子パレ」が大阪市内で行われた。パレード終了後、大阪・なんばの高島屋前では参加者らによるリレートークも行われた。
2015年7月19日(日)17時より、新潟市中央区・新潟伊勢丹前で民主党街頭演説会「安倍政権の暴走をただす全国キャンペーン『強行採決は国民無視!抗議の全国街頭演説会』」が行われ、民主党新潟県連の議員とともに枝野幸男・民主党幹事長も登壇し安全保障関連法案を止めるために世論のうねりをと訴えた。
2015年7月19日(日)15時より新潟市中央区・弁天公園で、連合新潟主催の「『安保法制・労働法制 成立に反対!』安倍政権の暴走を止める7・19怒りの集会」が、民主党から枝野幸男幹事長も参加して開かれた。
2015年7月19日(日)14時より、神戸市北区にある「みついの杜牧場」で神奈川県平塚市会議員・江口友子氏による「馬との出会い選挙報告会〜癌にならない社会をつくる事と馬」が開かれた。江口氏は4月の市会議員選挙で、選挙カーを用いず馬と街を練り歩いて選挙を行いトップ当選を果たした。
2015年7月18日(土)17時より、大阪市北区・扇町公園で安全保障関連法案の廃案を訴える大規模な集会「戦争法案は廃案に!おおさか1万人大集会」が開かれた。集会後、参加者は3つのコースに別れてデモ行進した。
※7月18日テキストを追加しました!
「被害が津波と地震だけだったら、もう普通に福島で暮らせていた。災害救助法が適用できないのなら、新たに原発災害を含む(支援)法律を考えてほしい」──。原発事故で避難した女性は、住宅支援打ち切りと避難指示解除に関する政府交渉で、切実に訴えた。
2015年7月2日、東京都千代田区の参議院議員会館で、東日本大震災の自主避難者への住宅支援打ち切りと避難指示解除に関する政府交渉が行われた。政府側の出席者は内閣府、復興庁、国土交通省の各担当者で、市民側は、避難指示が解除される予定の福島県飯舘村や富岡町からの避難者、すでに解除されている田村市都路地区からの避難者、さらに、弁護士やチェルノブイリ原発事故に詳しい専門家らも同席して意見を述べた。
2015年7月18日と19日、大間原発建設に反対するロックフェスや集会が行われている青森県大間町で、18日(土)19時から詩人のアーサー・ビナード氏を招いたイベント「大間で自由にみんなで語ろう」が開かれた。