記事一覧(公開日時順)

日・ウクライナ共同声明と中ロ共同声明で明確になった日中両国の考えの違いが日中外交へのもたらす影響について「昨年11月の日中首脳会談で得られた前向きなモメンタムを維持しつつ、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めていく」と林大臣~3.24林芳正 外務大臣 定例会見 2023.3.24

記事公開日:2023.3.25取材地: テキスト動画

 2023年3月24日、午後4時55分より、東京・外務省にて、林芳正 外務大臣の定例会見が行われた。

 冒頭、林大臣より、3月27日から、パスポート、ビザ、各種証明のオンライン申請が始まり、これらの手数料をクレジットカードによってオンラインで支払できるサービスも一部先行して開始される旨の報告があった(※)。


東京地裁は憲法25条に「食糧の権利」を認めるも「種子法には国民の食への権利を保障することまでは書いていない」と原告の請求を却下!〜3.24 種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 判決後の記者会見と報告集会 2023.3.24

記事公開日:2023.3.24取材地: テキスト動画

 「この判決は、不当判決です。私たちの訴えを認めない、極めて不当な判断でした」

 種子法廃止違憲確認訴訟で、東京地裁が原告の請求を棄却。判決後の報告集会で、弁護団の田井勝弁護士は、こう述べた。


検察の特別抗告断念を受け、「特別抗告ができるのは、著しく正義に反するということでなければ、あと、憲法違反がなければ、特別抗告の理由はないんです。いくらあがいても恥をかくだけです」と西嶋弁護団長!!~3.20袴田事件弁護団記者会見 2023.3.20

記事公開日:2023.3.24取材地: テキスト動画

 2023年3月20日、午後4時半より、東京千代田区の司法記者クラブにて、3月13日に最高裁が決定した『袴田事件』の再審開始に対し、検察庁が特別抗告を断念したことを受けて、袴田事件弁護団による記者会見が行われた。


イランとサウジの正常化合意に「北京が中東和平の中心地になったのは史上初。中東におけるアメリカの影響力は目に見えて減退した」と佐藤優氏~3.22 東京大地塾 ―登壇:佐藤優氏(作家・元外交官)、鈴木宗男 参院議員 2023.3.22

記事公開日:2023.3.23取材地: テキスト動画

 2023年3月22日午後4時より、東京都千代田区の参議院議員会館にて、作家で元外交官の佐藤優氏と鈴木宗男参議院議員による「東京大地塾」が開催された。

 テーマである「サウジアラビアとイランの外交正常化合意」と、「ICC(国際刑事裁判所)によるロシアのプーチン大統領への逮捕状発行」などについて、佐藤氏が講演を行い、その後、質疑応答が行われた。

 冒頭、鈴木宗男氏は、岸田文雄総理のウクライナ訪問に触れ、次のように述べた。


<シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>原子力産業を官民資金で支援し、原発推進を経産省へ白紙委任する「GX推進法案」が国会で審議入り! 24日にも衆院採決か!?~3.22 オンラインセミナー「原発GX関連法、国会へ! 今、私たちにできることは? 第3回」 2023.3.22

記事公開日:2023.3.23 テキスト

 2023年3月15日、衆議院経済産業委員会で「GX推進法案」の審議が開始された。同法案は、原発の再稼働や運転期間延長、新増設や建て替えを含む「GX推進戦略」実現のため、「GX経済移行債」発行(20兆円規模)や「GX推進機構」設立を謳う。同法案は、早ければ24日にも衆議院で採決される可能性があるとされ、切迫した状況にある。

 さらに3月末には、「GX脱炭素電源法案」(原子力基本法など5つの法律の改正案を束ねた「束ね法案」)の衆議院での審議入りが予想されている。この法案では、原発の運転期間延長の方法や、その決定権を原発推進側である経産省に移すことを規定する。


「未だ避難されている方が多い地域・病院へのアクセスが悪い地域は(検査)受診率が悪いが、出張検査も予定はされている」~3.22 第47回 福島県「県民健康調査」検討委員会 2023.3.22

記事公開日:2023.3.23取材地: 動画

 2023年3月22日(水)午後1時30分より、福島県福島市の福島県立医科大学保健科学部 多目的ホールにて、「第47回 福島県『県民健康調査』検討委員会」が行われた。

 一部検査の受診率が低い地域があるのと指摘に対し、避難されている方が多い地域や、病院へのアクセスが悪い地域は受診率も悪いので、出張検査の予定もあるとの回答がなされた。


袴田弁護団・村崎弁護士「『特別抗告』というのは憲法違反であり、最高裁判例であり、私としては、これは、再審請求が認められた人に対して、検察にできるはずがない!! 」~3.20「袴田事件」の再審開始に対して検察庁が特別抗告をしないように求めるアピール行動 2023.3.20

記事公開日:2023.3.22取材地: テキスト動画

 2023年3月20日、正午より、東京千代田区の弁護士会館および東京高等検察庁前にて、「『袴田事件』の再審開始に対して検察庁が特別抗告をしないように求めるアピール行動(街宣・座り込み)が行われた。

 この日、20日は、東京高裁が3月13日に決定した「袴田事件」の再審開始に対する、検察庁の「特別抗告」申し立ての期限日であり、検察庁がいつ「特別抗告」をするかわからない緊張感につつまれての抗議集会となった。


<シリーズ特集! 福島第一原発事故から12年、進む事故への危機感と恐怖の記憶の風化! 他方、急激に高まる原発への武力攻撃リスク!>4700人参加!「今日人が集まらなければ、岸田さんは『これが日本の世論だ』と言っただろう」~岸田政権の新たな原発推進政策反対!フクシマを忘れない!再稼働を許さない!3.21さようなら原発全国集会 2023.3.21

記事公開日:2023.3.22取材地: テキスト動画

 2023年3月21日、岸田政権の急激な原発回帰に抗して、「さようなら原発全国集会」が、東京渋谷区の代々木公園で開催され、IWJが中継した。集会には4700人(主催者発表)に上る参加者が集まった。


「種子法廃止、種苗法改定などの政策は日本の食料安全保障上の大きなマイナスでは?」IWJ記者の質問に「現在、食料・農業・農村基本法の見直し・改正に向けた議論をおこなっている」と野村大臣!~3.22野村哲郎 農林水産大臣記者会見 2023.3.21

記事公開日:2023.3.22取材地: テキスト動画

 2023年3月22日、午前9時30分より、東京都千代田区の農林水産省にて、野村哲郎 農林水産大臣の記者会見が行われた。

 冒頭、野村大臣からの報告はなく、各社記者と大臣の質疑応答となった。IWJ記者は、「食料安全保障」について、以下の通り、質問をした。


「保険診療を受けている方もおられるので、全員が(検査を)受診するとは限らない。今後悪性判定となる方が増える可能性も残っている」~3.20 第20回甲状腺検査評価部会 2023.3.20

記事公開日:2023.3.21取材地: 動画

 2023年3月20日 午後1時30分より、福島県福島市の福島県立医科大学保健科学部 多目的ホールにて、第20回甲状腺検査評価部会が開催された。


原発の耐震基準は頻発する地震より低い驚くべき事実! そして「海岸沿いに原発並べた時点で国防不能」の指摘!~3.15院内集会 映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』上映後の元福井地裁裁判長 樋口英明氏講演 2023.3.15

記事公開日:2023.3.21取材地: テキスト動画

 2014年、大飯原発3・4号機の運転差し止めという画期的判決を下したのが、当時、福井地裁裁判長だった樋口英明氏である。樋口氏は翌15年、高浜原発3・4号機の再稼働差止の仮処分決定も行った。樋口氏は定年退官後、原発の危険性と停止を訴える講演活動を続けている。


「政府は原子力ムラを守るために、原発推進を進めているとしか思えない」参加者より~3.18「さようなら原発 岩手県集会2023」終了後のアピール行進 2023.3.18

記事公開日:2023.3.19取材地: 動画

 2023年3月18日 (土)午後3時半より盛岡市の岩手教育会館前より盛岡城跡にかけて「さようなら原発 岩手県集会2023」終了後のアピール行進が行われた。

 このデモ行進の前には、岩手教育会館にて、「さようなら原発 岩手県集会2023」が開催され、龍谷大学政策学部教授 大島堅一氏の講演「原発回帰は許されない~政府が原発推進にかじを切る理由~」、 伊藤達也氏(原発事故被害・いわき市民訴訟原告団団長)の報告「原発反対運動の現状」があった。


科学・技術の進歩なしに原発政策を大転換する岸田政権! 骨抜きにされる規制委!!「5つの束ね法案を認めれば再び原発過酷事故が起きる!」〜3.17 原発政策の大転換・運転期間延長を許すな!院内集会(学習会+記者会見) 2023.3.17

記事公開日:2023.3.19取材地: テキスト動画

 2022年12月22日、岸田文雄政権はGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議で、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故以来の方針を大転換し、原発の新増設や建て替え、40年を超える老朽化原発の稼働期間延長などの方針を決定した。


【IWJ号外】シーモア・ハーシュ氏がノルドストリーム爆破事件の「続報」を公開!「一部の関係者が大きく離反しない限り、バイデンとその側近はおそらく真実を認めることはないだろう」!<後編> 2023.3.18

記事公開日:2023.3.18 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 米国のバイデン政権によるノルドストリーム爆破を暴露したシーモア・ハーシュ氏が、3月15日、自身のホームページで、このノルドストリーム爆破事件に関連する「続報」として、新しい記事を公開しました。

 記事のタイトルは「あなたのジョージ・ボールは誰ですか」です。

 このタイトルになっているジョージ・ボール(George Ball、1909-1994)氏は、米国の外交官、弁護士で、1961年から1966年まで国務次官を務めました。ボール氏は、ベトナム戦争のエスカレーションに反対した唯一の主要な反対派として記憶されています。


東京高裁が袴田事件の再審開始を決定!! 歓喜の中、弁護団は、検察の「特別抗告」についての警戒を解かず、「特別抗告をするな」と検察庁へ申し入れ!! ~3.13「袴田事件」東京高裁前での決定報告 ―登壇:袴田ひで子さん、袴田事件弁護団 2023.3.13

記事公開日:2023.3.17取材地: テキスト動画

 2023年3月13日午後2時、東京高裁前にて、いわゆる「袴田事件」の再審開始決定の報告が行われた。

 この日、あいにくの雨の中、袴田巌さんの再審無罪を求める実行委員会(アムネスティ・インターナショナル日本)、日本国民救援会、日本プロボクシング協会 袴田巖支援委員会、袴田巖さんの再審を求める会、袴田巖さんを救援する清水・静岡市民の会、袴田巖さんを救援する静岡県民の会、袴田さん支援クラブ、浜松・袴田巖さんを救う市民の会、無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会、そして、報道関係者など、多くの人々が東京高裁前の歩道を埋め尽くし、「旗出し」の瞬間を、それぞれの想いをスピーチしながら、待ち続けていた。


袴田事件弁護団・事務局長 小川氏「『特別抗告』をするなんて考えられないし、するということになれば、検察のわけのわからない権限乱用であり、検察にあるまじき行為だと思う」~3.13日本弁護士連合会主催 袴田事件弁護団 記者会見 2023.3.13

記事公開日:2023.3.17取材地: テキスト動画

 2023年3月13日午後2時に行われた東京高裁前での「袴田事件」の再審開始決定の報告を受け、同日午後4時から、東京都千代田区霞が関の弁護士会館にて、日本弁護士連合会主催で、袴田事件弁護団の記者会見が開催された。


【IWJ号外】シーモア・ハーシュ氏がノルドストリーム爆破事件の「続報」を公開! ロシアとドイツの天然ガスパイプライン建設への米国の妨害の始まりはあのケネディ政権にあった! <前編> 2023.3.17

記事公開日:2023.3.17 テキスト

 IWJ代表の岩上安身です。

 本日は、主要メディアが報じない、シーモア・ハーシュ氏による重要な記事をご紹介します。

 奮闘するIWJに、3月こそ月間目標を達成できるよう、ぜひご支援をお願いします!


「ノルドストリーム1、2」を爆破したのは米国か否か? そもそも「ノルドストリーム」とは何か!? なぜ爆破されなければならなかったのか!? 岩上安身によるインタビュー第1113回 ゲスト JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)調査課長 原田大輔氏 第3回 2023.3.13

記事公開日:2023.3.16取材地: テキスト動画独自

特集 ロシア、ウクライナ侵攻 !!

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 岩上安身は2023年3月13日、JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)調査課長の原田大輔氏に3回目となるインタビューを行った。今回は、2022年9月に爆破されたノルドストリーム1、ノルドストリーム2にテーマを限定して、原田氏に話をうかがった。

 ロシアから欧州へのパイプラインによる天然ガス輸送は、ソ連時代にさかのぼり、冷戦時代も含めてソ連・ロシアは50年間、欧州にとって安定して信頼できる天然ガスの供給源だったという歴史を確認する中で、原田氏は2022年の「ノルドストリーム」の破壊が、これまで築き上げてきたその信頼関係を壊してしまったとして、次のように語った。


背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」思想が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13

記事公開日:2023.3.16取材地: テキスト動画独自

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 2023年3月13日、岩上安身は、神奈川新聞記者の田崎基氏に2回目となるインタビューを行った。

 岩上安身は、ルフィ事件の発覚から、並々ならぬ関心をこの事件に寄せてきた。

 岩上安身が、この事件に強い関心を寄せたのは、この事件が、高齢者だけがターゲットとなるのではなく、若い人から働き盛りからリタイアした人まで、ほとんど、全世代が、被害者にもなり、加害者にもなりえる、という認識からである。


検察の即時抗告を棄却した高裁決定は、捜査機関による証拠捏造の可能性が極めて高いと断定! 検察は特別抗告断念を!!〜3.14 今度こそ! 誤った裁判のやり直しを「袴田事件」高裁決定報告集会 2023.3.14

記事公開日:2023.3.14取材地: テキスト動画

 「袴田事件」の再審開始決定に対する検察の即時抗告を、東京高裁が棄却した翌日の2023年3月14日、袴田事件弁護団と「袴田巌さんの再審無罪を求める実行委員会」が、東京都千代田区の参議院議員会館で報告集会を開いた。

 登壇した袴田巌(87)さんの姉、秀子さん(90)は、「再審開始は本当に嬉しい。48年も刑務所の中にいて苦労して、9年前に刑務所から出てきた巌のことを思えば、私の苦労なんか何でもないんですよ。57年戦ってきて良かったと本当に思っております」と語り、声を詰まらせながら、支援者に感謝の言葉を述べた。