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「地元」から外された川内原発30キロ圏内の日置市で住民らの不満が噴出「今日話を聞いて余計怖くなった」「小渕経産大臣を呼べ」 2014.10.10
九州電力・川内原発の新規制基準適合に関する鹿児島県主催の住民説明会が10月10日、日置市で開かれた。原発立地である薩摩川内市に続き2度目の開催で、日置市民と鹿児島市の原発の30キロ圏内にかかる一部地域の住民が参加対象となった。
日置市は薩摩川内市に隣接しており、面積の約半分が事故時に避難が必要となる原発の30キロ圏内に含まれる。原発の過酷事故が起きれば、日置市も被害を避けられない。原発再稼働には地元の同意が必要条件とされているが、伊藤祐一郎鹿児島県知事は、「地元同意の範囲は県と薩摩川内市だけで十分」との姿勢を打ち出し、日置市などは「地元」の範囲から除外されている。
川内原発住民説明会で地元の不満が噴出「福島の事故が収束もしていないのになぜ再稼働を急ぐ」 2014.10.9
原子力規制委員会は9月10日、川内原発が「新規制基準」に適合しているとの審査結果を公表した。早ければ来春までに再稼働する見込みで、残すは地元の同意だけとされている。10月9日、鹿児島県と地元・薩摩川内市が、適合性審査の結果を住民に伝えるため、川内市内で説明会を開催した。
原子力規制庁がパワーポイントを用いて説明にあたったが、参加した住民からは「テロ対策ができていないではないか」「今日の説明ではわからない」「なぜ録音が禁じられているのかわからない」といった批判が噴出した。
川内原発、揺らぐ規制委の判断基準、火山地質学者が審査のありかたを批判~井村隆介・鹿児島大准教授インタビュー(聞き手:原佑介記者) 2014.10.8
原子力規制委員会の「新規制基準」適合性審査を通過したことで、再稼働の最有力候補と言われている鹿児島県・川内原発。しかし、火山大国である鹿児島で、川内原発は、十分に噴火のリスクに備えているのだろうか。IWJは10月8日、鹿児島大学准教授で火山地質学者の井村隆介氏に話を聞いた。
規制委は、「鹿児島のカルデラ噴火には約9万年の周期があり、現在、マグマが浅いところにあるという情報もない」として、巨大噴火リスクが「十分に低い」と判断しているが、井村氏の見方は違う。
「潮目は変わった。もっとやれることがある」 〜「川内原発再稼働を許すな!」川内原発反対運動のこれまで、そして今 2014.5.24
「川内原発が再稼働の一番手と名指しされたことで、市民の意識が大きく変わりつつある。世論調査では再稼働反対が59パーセント、賛成が36パーセント。昨年に較べて、反対が増えている。鹿児島の人たちの民度は、かなり高いのではないか」──。
2014年5月24日(土)、東京の文京区民センターで開かれたシンポジウム「川内原発再稼働を許すな!―現地から訴える」では、現地で30年以上にわたり抗議運動を続けてきた荒武重信氏(川内原発建設反対連絡協議会)と、3.11以降に反原発運動に関わり、再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」を開設した岩下雅裕氏がマイクに向かった。
【IWJウィークリー47号 GW特大号】オバマ大統領来日/尖閣問題/鹿児島2区補選/4月12日からの2週間分のIWJの取材を一挙お届け!(ePub版・PDF版を発行しました) 2014.4.29
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岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」!今号は、GW特大号として、4月12日からの2週間分のIWJの取材を一挙お届けします!
「アメリカから認められてきた再処理がどうなるのか。日本の原子力ピラミッド全体がビビリまくっていると思う」―IWJ中継市民による座間宮ガレイ氏インタビュー 2014.4.24
「日本がアメリカから認められてきた再処理がどうなるのか。日本の原子力ピラミッド全体がビビリまくっていると思う」―。
2014年4月24日(木)0時半、鹿児島市内で行われたIWJ中継市民ボランティアによるインタビューで、ブロガーの座間宮ガレイ氏はこのように述べた。鹿児島2区補選の候補者支援のために鹿児島入りしている座間宮氏は、個人やいわゆる「勝手連」として各地の選挙に関わってきた経験をもとに、選挙におけるインターネットの果たす役割について意見を述べたほか、日本とトルコとの間の原子力協定に関連し、政府が協定締結を急いだ背景などについても持論を語った。
【鹿児島2区補選】山本太郎議員、安倍政権との徹底抗戦の誓い新たに「これは命の問題、安倍政権を信任しろなど無理」 2014.4.27
特集 山本太郎
鹿児島2区の衆院補欠選挙が27日、投開票され、自民党の新人・金子万寿夫氏が初当選した。投票率は同区で過去最低の45・99%。野党連合から出馬した無所属・打越明司氏は46,021票を獲得し、次点。金子氏は打越氏よりも約2万票多い66,360票を獲得し、当選を果たした。
争点が「政治とカネ」であると言われ、与野党の政策面の違いが明確にならなかった中、脱原発、反TPPなどを訴えた「新党ひとりひとり」の有川美子氏は、結果的に5,858票の得票、3位にとどまった。
【鹿児島2区補選】見えにくい争点に6人の候補者が混戦 ~谷山支局期日前投票所インタビュー ━原佑介記者 2014.4.26
投開票日を前日に控えた4月26日、IWJは衆院鹿児島2区補欠選挙の谷山支局期日前投票所でインタビューを行った。投票所出入口では市民が足早に去り、投票した候補者の名前はおろか、話を聞かせてもらうことでさえ、困難を強いられた。
6人の候補者が争う今回の鹿児島2区補選は、都市部や離島など、多様な環境をあわせ持つ地域であり、それゆえ有権者の関心もさまざまにあることが想像できる。見えにくい争点の中、投開票の行方が注目される。
【鹿児島2区補選】「政権与党の候補者を打ち破り、悪いところを正す」~打越明司候補インタビュー ━原佑介記者 2014.4.25
民主党、日本維新の会、結いの党、生活の党の野党4党から推薦を受け、今回の衆院鹿児島2区補欠選挙に無所属で出馬した前衆議院議員の打越明司(うちこしあかし)候補に、IWJは投開票日(4月27日)を直前に控えた25日、単独インタビューを行った。
「政権与党の公認候補を打ち破る」と意気込む打越候補が掲げる政策とは。また、自民党との違いはどのようなところにあるのかについて、以下、インタビューの模様を一問一答形式でお伝えする。
【鹿児島2区補選】「選挙の争点は『政治とカネ』だけではなく『安倍政権の暴走』を許すかどうか」~有川美子候補インタビュー ━原佑介記者 2014.4.24
山本太郎参院議員の立ち上げた「新党ひとりひとり」から衆院鹿児島2区補欠選挙に立候補した有川美子候補に、IWJは投開票日(4月27日)を直前に控えた24日、単独インタビューを行った。
どのような思いで立候補したのか、また原発、TPP、増税問題、さらには日本の戦争参加に突き進む安倍政権について、有川候補はどのように考えているのか。以下、インタビューの模様を一問一答形式でお伝えする。
【鹿児島2区補選】無所属 打越明司候補 街頭演説 ―応援弁士 野田佳彦前総理 2014.4.24
4月24日(木)、衆院鹿児島2区補選で、民主党・日本維新の会・結いの党・生活の党が推薦する、無所属の打越明司候補が、南九州市内で街頭演説を行い、打越候補と同じ松下政経塾出身の野田佳彦前総理が応援に駆け付けた。
【鹿児島2区補選】新党ひとりひとり 有川美子候補 街頭演説 ―応援弁士 山田正彦氏ほか 2014.4.24
4月24日(木)、衆院鹿児島2区補選に立候補している新党ひとりひとりの有川美子候補が、鹿児島市内で街頭演説を行った。応援に、山田正彦元農水相、山本太郎参議院議員、女優の木内みどりらが駆け付けた。
【鹿児島2区補選】新党ひとりひとり 有川美子候補 街頭演説 ―応援弁士 山本太郎議員 2014.4.23
2014年4月23日(水)、衆院鹿児島2区補選の有川美子候補(新党ひとりひとり)が、鹿児島市内で街頭演説を行った。応援に駆け付けた新党ひとりひとり代表の山本太郎議員と共に、消費税の増税やTPP、川内原発の再稼働問題などについて話し、国民の命と暮らしを優先する方針を訴えた。
山本太郎議員、衆院鹿児島2区補選に候補者を公募 「新党ひとりひとり」を結党 2014.3.18
特集 山本太郎
「政界でサンドバック状態にある山本太郎と組む以上、精神的にタフであることを求める」――。
参院議員の山本太郎氏は、3月18日(火)、鹿児島市内で記者会見し、4月15日告示で27日投開票の、徳田毅前衆院議員の辞職に伴う衆院鹿児島2区補欠選挙に、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)に反対する独自候補者を「公募」することを明らかにした。
山本氏は、公募の受け皿として「新党ひとりひとり」を結党することも発表。「団体からの寄付は受けず、市民がスポンサーとなり、市民のための政治を目指す」と語った。
『100人の母たち』出版記念企画 亀山ののこ×向原よしたか対談 2012.10.21
2012年10月21日(日)、鹿児島・薩摩川内市、第1回「泰平寺マルシェ・女神まつり」で、亀山ののこ氏の『100人の母たち』の出版を記念した、亀山ののこ氏と向原よしたか氏の対談が行われた。写真集『100人の母たち』は、写真家の亀山氏が東日本大震災後、我が子の健康を守るため避難を決めた母子や妊娠中の女性を撮影したもので、亀山氏自身も双子の子どもを連れて、震災後、福岡で避難生活を送っている。
南大隅町最終処分場反対集会 2012.8.25
2012年8月25日(土)、南大隅町役場3階で、「南大隅町最終処分場反対集会」が行われた。