山本太郎議員、衆院鹿児島2区補選に候補者を公募 「新党ひとりひとり」を結党 2014.3.18

記事公開日:2014.3.18取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富田/奥松)

特集 山本太郎

 「政界でサンドバック状態にある山本太郎と組む以上、精神的にタフであることを求める」――。

 参院議員の山本太郎氏は、3月18日(火)、鹿児島市内で記者会見し、4月15日告示で27日投開票の、徳田毅前衆院議員の辞職に伴う衆院鹿児島2区補欠選挙に、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)に反対する独自候補者を「公募」することを明らかにした。

 山本氏は、公募の受け皿として「新党ひとりひとり」を結党することも発表。「団体からの寄付は受けず、市民がスポンサーとなり、市民のための政治を目指す」と語った。

 選挙は、徳田議員の辞職によるものであるだけに、「政治と金」が争点になりやすいことについて、山本氏は「クリーンな政治は当然のこと」とした上で、「(今度の補選では)争点のすり替えが行われやすい」と指摘。主たる争点は、「あくまでも、原発問題だ」と力を込めた。「鹿児島2区は原発立地エリアではないが、放射性物質の飛来に選挙区の境界線は関係ない。(同じ鹿児島県にある)川内原発の再稼働を許せば、現在停止中の日本の原発が次々に再稼働する恐れがある」。

 記者陣からは「市民からのカンパの額が少なかった場合、どうするのか」といった、山本氏の今回のアクションを無謀視していることが伺える質問が多く飛んだ。山本氏は「カンパが集まらなければ、私が借金をするしかない」などと、それぞれに対し、はっきりとした口調で応じた。

 今回の補選には、自民党の金子万寿夫氏(元鹿児島県議会議長)、共産党の三島照氏(党奄美地区副委員長)らが立候補を表明している。

■ハイライト

  • 日時 2014年3月18日(火) 17:30頃~
  • 場所 鹿児島第一ホテル鴨池(鹿児島市)

多様性を認める社会を目指す「新党ひとりひとり」

 山本氏は、川内原発が最初の再稼働原発になりつつあることについて、「初の再稼働の場所として、ここ鹿児島が選ばれつつある。鹿児島で、原発再稼働の流れを止めねばならない」とし、鹿児島2区に照準を合わせた理由を示した。その上で、「原発停止の状態でも、電力は足りている。電力会社の利益のために、川内原発の再稼働を許してはならない」と訴えた。

 公募する候補者の第1条件は「鹿児島県人(出身者)であること」とし、「候補者から選挙資金などは徴収しない」と言明した。募集の締め切りは今月28日。候補者が決まった場合、4月1日に記者会見を行う予定とのことだ。

 金はなくても、脱原発に向けて「やる気」がある鹿児島県人であれば、政治未経験者でも応募は可能とのことだが、山本氏は「(国会内で孤軍奮闘している)私と組む以上は、精神的にタフであることが必須となる。この点を十分に認識した上で、挙手を願いたい」と強調。「候補者の最終決定は、(消費増税やTPPへの参加にも断固反対するといった)基本姿勢が一致しているか、といった観点から私が行う。性別は問わないが、若手が望ましい」とした。

ネット選挙とボランティアの力

(…会員ページにつづく)

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「山本太郎議員、衆院鹿児島2区補選に候補者を公募 「新党ひとりひとり」を結党」への1件のフィードバック

  1. 居残り佐平次 より:

     宮崎と鹿児島の県境出身の私には、鹿児島の記者の独特なイントネーションは「ふるさとのなまりなつかし」でした。
     さて太郎さん。久しぶりに動画で見ましたが、相変わらずこの人の言葉には力があると感じました。新党というか、立候補者を支援する制度は、うまくいけば市民選挙に新しい可能性を与えてくれるものかもしれませんし、期待したいところです。あとは費用の面や、実際の選挙になった時の選挙活動ボランティアを確保できるのか、まだまだ見えませんね。座間宮さんのプロジェクトとリンクみたいなことも今後出てくるのかどうか…。

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