タグ: 放射能汚染・被曝
第2回「原発Yes or No? 公開討論会」 2012.9.8
2012年9月8日(土)、東工大蔵前会館で、第2回「原発Yes or No? 公開討論会」が行われた。原発推進派と反対派の2人ずつ、4人が最初に自身が持つ原子力に関しての意見を述べて討論会がスタートした。
イラクから福島へ ~イラク人医師 フサーム・サリッヒ氏によるイラクの現実の報告会~ 2012.9.7
2012年9月7日(金)、福島県福島市のチェンバおおまちで、「イラクから福島へ ~イラク人医師 フサーム・サリッヒ氏によるイラクの現実の報告会~」が行われた。
イラクでは、1991年の湾岸戦争と2003年のイラク戦争の際に、米軍によって大量の劣化ウラン弾が使われた。劣化ウランは、ウラン濃縮の際に生成される副産物で、これを砲弾に用いると貫通力が強まるため、劣化ウラン弾は主に対戦車用として使用される弾丸である。
自由報道協会主催 アーニー・ガンダーセン博士記者会見 2012.9.5
2012年9月5日、麹町報道会見場にて行われた、「自由報道協会主催 アーニー・ガンダーセン博士記者会見」の模様。
博士は米国の原子力技術者で、1979年のスリーマイル島原子力発電所事故の調査時には専門家として活動。アメリカ・エネルギ−省の廃炉手続きの共著者でもある。氏は、福島第一原発事故後に関して「除染や廃炉のスキルを東京電力は持っていない。原子力の歴史上誰もが経験した事の無い問題を、原子炉の運転しか経験した事がない東電に解決は不可能」と指摘。その答えが確固となった理由として8/31の国会プレセンテーションを挙げ、「事故後初めて東電や保安院に直接質問出来る機会があったが、その答えを聞いて本当に恐ろしいと思った。目隠しをしてわざと目に見えない様にしている様な回答だった」と述べた。
内部被ばくを考える市民研究会 9月例会 2012.9.2
2012年9月2日(日)、埼玉県さいたま市の浦和コミュニティセンターで、「内部被ばくを考える市民研究会 9月例会」が行われた。
小出裕章講演会in福岡市「未来にすすむあなたへ」 2012.9.1
2012年9月1日(土)、福岡県福岡市の市民中央センター・ホールで行われた、小出裕章講演会「未来にすすむあなたへ」の模様。小出氏は原子力工学を専門とし、現在は京都大学原子炉実験所助教。福島第一原発の被害、汚染状況の説明と、がれきの広域処理に関する持論、そして電力不足アナウンスに対する懐疑的な見解を、グラフ等を用いて説明した。
今中哲二氏講演「福島原発事故とわたしたちの未来~原子力の過去、現在、未来?~」 2012.9.1
2012年9月1日(土)、アクロス福岡2階セミナー室で「2012平和のための戦争展ふくおか」と反核医師の会のジョイント企画として、講演「福島原発事故とわたしたちの未来~原子力の過去、現在、未来?~」が行われた。
講師の京都大学原子炉実験所・今中哲二助教が、30年あまり原子力に携わってきた経験をもとに、福島第一原発事故について、チェルノブイリとの比較を織り交ぜながら、科学者としての見解を語った。
内部被ばく治療の経験から学ぶシンポジウム 2012.8.29
2012年8月29日(水)、神奈川公会堂で、「内部被ばく治療の経験から学ぶシンポジウム」が行われた。
中手聖一講演会―原発被災者支援法を実効あるものに― 2012.8.25
2012年8月25日(土)、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」前代表の中手聖一氏による、成立したばかりの「原発事故子ども・被災者支援法」を詳しく解説する講演会が、札幌エルプラザで、市民自治を創る会主催で開催された。被災者の自己決定が尊重されるために必要な権利について語ったほか、福島県が行っている健康被害調査、放射線量調査の実態も紹介した。
「内部被ばくを生き抜く」上映会後の鎌仲ひとみ監督トーク in 小松市 2012.8.23
2012年8月23日(木)、石川県小松市の本覚寺で行われた「『内部被ばくを生き抜く』上映会後の鎌仲ひとみ監督トーク in 小松市」の模様。真宗大谷派の小松仏教青年会が主催し、鎌仲ひとみ監督のトークと、浅田真史氏(福島県から金沢市に避難)との語り合いが行われた。
そのなかで鎌仲氏は、「飯舘村では財産をすべて失って仮設住宅に移った時、東京電力から当初100万円が支払われたが、『それは仮払金だから返してくれ』と言われ、自動引き落としになっている。官邸前に何十万人集まって首相が出てきたことは凄いことだが、再稼働反対と同時に、こういう人たちを救済することも同時に訴えていくべき」と強調した。
議員向け勉強会 『放射能汚染地図から見る、汚染ルートと汚染の現状』 2012.8.23
2012年8月23日(木)、参議院議員会館で、「議員向け勉強会 『放射能汚染地図から見る、汚染ルートと汚染の現状』」が行われた。講師として招かれた早川由紀夫教授(群馬大学)は、昨年自ら作成し、多くの場所で引用され有名となった汚染マップの見方を説明。東京連合こどもを守る会の代表、石川あや子氏は具体的な数値を示しながら、東京の放射能汚染、いわゆる都市濃縮のメカニズムなどの解説をした。
災害廃棄物の広域処理と原発再稼働問題に関する要望 2012.8.21
2012年8月21日(火)、大阪市環境局 第1会議室で行われた、「関西*母と科学者の会」との協議”災害廃棄物の広域処理と原発再稼働問題に関する要望”の模様。
「関西*母と科学者の会」は、親として子供を守りたいと強く願う母親を中心とする市民と、各分野で専門的に活躍されている科学者や有識者が、世代を超えて命と環境を守り続けたいとの共通の思いで繋がり発足した会。7月17日には、橋下徹大阪市長ならびに辻淳子大阪市議会議長宛に、災害廃棄物の広域処理と原発再稼働問題に関する要望を提出している。今回は、対応した職員が内部被曝に対する知識が不足していることに業を煮やした市民が、急遽実効線量の計算法などをレクチャーする一幕もあった。内部被曝について正しい見識のある専門家を検討会などに入れて欲しい、と市民側は強く要求。