2012年8月23日(木)、参議院議員会館で、「議員向け勉強会 『放射能汚染地図から見る、汚染ルートと汚染の現状』」が行われた。講師として招かれた早川由紀夫教授(群馬大学)は、昨年自ら作成し、多くの場所で引用され有名となった汚染マップの見方を説明。東京連合こどもを守る会の代表、石川あや子氏は具体的な数値を示しながら、東京の放射能汚染、いわゆる都市濃縮のメカニズムなどの解説をした。
2012年8月23日(木)、参議院議員会館で、「議員向け勉強会 『放射能汚染地図から見る、汚染ルートと汚染の現状』」が行われた。講師として招かれた早川由紀夫教授(群馬大学)は、昨年自ら作成し、多くの場所で引用され有名となった汚染マップの見方を説明。東京連合こどもを守る会の代表、石川あや子氏は具体的な数値を示しながら、東京の放射能汚染、いわゆる都市濃縮のメカニズムなどの解説をした。
■ハイライト
早川教授は地図の説明をするにあたり冒頭で、「この地図は、学者が放射能リスクを評価するという科学的行為。その先、リスクをどう管理(マネージメント)するか、どう対応するかは、 個人、および政治家の仕事。リスク管理において科学者ができること、サイエンスが貢献できることは、重要性の1割程度しかない。残りの9割は科学以外、経済、政治、その他の社会的要請によって決まる。それで結構だが、科学と矛盾した、科学を軽視した結論を出す時には、科学をねじ曲げないで欲しい」と、力強く訴えた。