コンテンツ種別: テキスト
国民的議論を無視したエネルギー基本計画案に反対する署名提出──あの官邸前20万人、脱原発の願いは絶たれるのか 2014.1.8
資源エネルギー庁が実施した「エネルギー基本計画」のパブリック・コメントが1月6日、締め切られた。FoE Japanと原子力規制を監視する市民の会は8日、資源エネルギー庁に申入れを行い、6904筆の署名を提出。2012年夏、国民的議論を経て取りまとめられた「原発ゼロ」の民意を反映していないエネルギー基本計画案に抗議するとともに、今回のパブコメに集まった約19,000件の意見をきちんと審議すること求めた。
作業用クレーン故障でALPS全停止、汚染水処理中断~東電定例会見 2014.1.8
2014年1月8日(水)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。多核種除去設備(ALPS)のHIC(廃棄物保管容器)取換中、作業用クレーンが故障して停止した。HICが満タンになっており、ALPSは稼働できない状態にある。
【東京都知事選】「気さくな人間なので、都知事になったらおもしろいと思うよ」山口節生氏が都知事選出馬を表明 2014.1.8
※1月8日の記者会見の翌日9日、IWJの電話取材に対して山口節生氏は、「供託金は払えたが、他にも選挙資金はかかる」と答え、都知事選への出馬をとりやめることを明かした。
「気さくな人間なので、都知事になったらおもしろいと思うよ」──。
不動産鑑定士の山口節生氏は、8日に都庁で記者会見し、来月9日投開票の東京都知事選挙に出馬することを表明した。前回2012年の都知事選では出馬予定だったが、供託金を準備できず出馬を取りやめた。今回の選挙では「供託は終わってます」と述べ、出馬取りやめといった事態にはならない見通し。
【東京都知事選】少子化対策は「新発明ラブジェットで解決」 ドクター中松氏、7度目の都知事選出馬を表明 2014.1.8
特集 2014東京都知事選
発明家のドクター・中松氏は8日都庁で記者会見し、来月9日投開票の都知事選へ出馬することを表明した。ドクター・中松氏は、「世界に発信力があるのは私だけ」と2020年東京五輪開催を迎えるのに最適な人材であることを主張した。
【IWJブログ】「副反応の原因は緊張」「ワクチンを打てば幸せな家庭生活が送れる」――子宮頸がんワクチン推進派医師らから次々と飛び出す衝撃的な発言(「IWJウィークリー」33号より) 2014.1.3
特集 子宮頸がんワクチン
★会員無料メルマガ「IWJウィークリー33号」より転載
12月25日、街中がクリスマスムードで賑わっている中、全国の少女たちは結局、「子宮頸がんワクチン接種事業」中止というプレゼントを手に入れることができずに終わった——。
厚生労働省は、12月25日に行われたワクチン副反応検討部会で、現状の措置を維持し、子宮頸がんワクチンの「積極的勧奨」の再開を見送った。ワクチンの「積極的勧奨」再開は見送られたが、ワクチン接種事業の中止を求める被害者の少女らの声はついに届くことはなく、今後もワクチン接種は継続されることになった。
【TPP】「1月中に日米間の段取りを」甘利担当相、ダボス会議でフロマン米通商代表と協議の意向 2014.1.7
特集 TPP問題
目指していた2013年末の「大枠合意」が実現せず、いまだに参加各国の利害の溝が埋まっていないTPP交渉について、甘利明TPP担当大臣は、2月に予定されている閣僚会合に向け「1月中に日米間で段取りをつける必要がある」との考えを示した。
2014年1月7日、内閣府本庁舎で開かれた閣議後会見で甘利大臣は、「TPP閣僚会合は2月と漏れ伝わっている。そのためには1月中に日米間の段取りはつけておかないと、全体はまとまらない。これに向けて最大の努力をしていく」と語った。また、1月22日からスイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席し、フロマン米通商代表と会談を行う意向を示した。
学徒出陣は当時の高等教育「体たらく」の象徴 〜白井厚氏「大学よ、戦没者名簿を作れ!」 2014.1.6
特集 戦争の代償と歴史認識
2014年1月6日、京都市上京区の同志社大寒梅館ハーディーホールで、白井厚氏(慶応大名誉教授)の公開講演会が行われた。演題は「学徒出陣と大学」であった。
戦時中の大学と旧制専門学校などから、約10万人もの学生が、「お国のために死ぬのは当然」と戦場へと向かった「学徒出陣」から、昨年11月でちょうど70周年にあたる。慶応大学の学生時代に白井氏のゼミに学んでいる、主催者代表の浅野健一氏(同志社大教授)は、「学徒出陣70周年ということで、メディアも先生の仕事に注目している」と、太平洋戦争の研究者である恩師を紹介した。
この日の白井氏のスピーチは、「第二次世界大戦の『戦争責任』を、当時の大学にも追及すべき」との主張がベース。大半の日本の大学が、大学関係者の「戦没者名簿」を作っていない事実の裏には、大学側が「戦争責任」を問われることを嫌い、意図的にそうしている事情があるのではないか、と疑問を投げかける内容となった。
【東京都知事選】宇都宮健児氏が会見で都知事選出馬を正式表明 20年東京五輪「環境に優しいシンプルな五輪に」 2014.1.6
特集 2014東京都知事選
前日弁連会長の宇都宮健児氏は6日、都庁で記者会見し、1月23日告示、2月9日投開票の東京都知事選挙への出馬を正式に表明した。
本日パブコメ提出期限!原発回帰の政府「エネルギー基本計画」に市民らが抗議の緊急記者会見 2014.1.6
資源エネルギー庁が取りまとめた「エネルギー基本計画」に対するパブリックコメント(意見公募)の締め切り日の1月6日、脱原発を訴える市民団体らは経産省前の脱原発テント前で「エネルギー基本計画の閣議決定を許すな」と題した記者会見を開いた。
エネルギー基本計画とは、2003年から約3年ごとに更新されている、日本のエネルギー政策の「指針」のことだ。今回の新たなエネルギー基本計画は1月中にも閣議決定される見通しで、現在、資源エネ庁がパブコメを募集している。
福島第一、セシウム吸着装置の配管付け根部分に微小な”にじみ”を発見~東電定例会見 2014.1.6
2014年1月6日(月)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。第二セシウム吸着装置(サリー)の配管付け根部分に微小な「にじみ」を発見、結露や雨水の影響を含めて確認中であるという。
「検察審査会の補助弁護士は、脱税幇助で辞職した元検事だった!」 ~八木啓代氏トークショー「『ストーリー田代不起訴』の裏側と『PC遠隔操作事件』の真相」 2014.1.5
特集 PC遠隔操作事件
特集 小沢一郎/陸山会事件
「PC遠隔操作事件では、いたずらメールで懲役10年を求刑するらしい。1年近く経っても『証拠隠滅する恐れがある』と家族の接見禁止。再逮捕を繰り返し、ハイジャック防止法まで課している」──。
2014年1月5日、大阪市浪速区日本橋にある討論Barシチズンで、八木啓代氏(ラテン歌手、作家、健全な法治国家のために声をあげる市民の会会長)のトークショー「『ストーリー田代不起訴』の裏側と『PC遠隔操作事件』の真相」が行われた。
原発、TPP、秘密保護法をつなぐ「命のワン・イシュー」~岩上安身によるインタビュー 第381回 ゲスト 火炎瓶テツ氏 2013.12.30
首相官邸前や経済産業省前で、平日、休日を問わず抗議の声を上げる火炎瓶テツ氏。その対象は、原発だけにとどまらず、TPP、ACTA、特定秘密保護法、憲法改悪など、非常に多岐に渡る。
問題意識を一つに絞る「シングルイシュー」ではなく、ともすれば視点や活動の方向性が分散しかねない「マルチイシュー」の方法を取るのはなぜなのか。テツ氏が街頭に立ち続ける理由について、岩上安身が聞いた。
都知事選に立候補した宇都宮健児氏「東京都から安倍政権の暴走をストップする」~IWJ年末特番 宇都宮健児×海渡雄一×岩上安身 2013.12.31
「軍国化を強める安倍政権の暴走を、都政を通じてストップをかけなければいけない」――。東京都知事選に立候補を表明した宇都宮健児氏は、出馬の理由をこう語った。2013年12月31日に行われた「IWJ年末特番 宇都宮健児×海渡雄一×岩上安身」で、岩上安身が宇都宮氏と弁護士の海渡雄一氏に、基本政策について聞いた。
【IWJウィークリー33号】安倍政権の「暴走」~なし崩し的に戦争に進もうとする日本(ePub版・PDF版を発行しました) 2013.12.30
※ サポート会員の方は、IWJウィークリー33号【PDF版・全135ページ】がご覧になれます。
年の瀬にも関わらず、めまぐるしくニュースを提供してくれるのが安倍政権。普天間飛行場の辺野古移転承認、そして安倍総理の靖国参拝。
岩上安身と IWJ記者が年末1週間走り回って取材し、まとめた憔悴渾身レポートをお届けします!ダイジェストながら、巻頭言や読み物、スタッフ寸評を含め大ボリュームでお送りする本メルマガは、気になるところだけ「ななめ読み」も推奨です。
これも日本の現実 ─「宮下公園を追われた野宿者らは、行き場を求め、真冬の深夜に渋谷を彷徨う」 2013.12.29
新年までカウントダウンに入った12月29日の夜、東京渋谷区・宮下公園で寝泊まりしていた野宿者が渋谷区の役所、警察署などによって強制的に排除された。突如として居場所を追われた野宿者らは、支援者らとともに行き場所を求め、深夜の渋谷を徘徊した。
【第119-122号】岩上安身のIWJ特報!旧日本軍による隠されたジェノサイドの真実~北海道大学名誉教授・井上勝生氏インタビュー 2013.12.29
12月4日に発足された国家安全保障会議(日本版NSC)、12月6日に可決された特定秘密保護法、そして来年の通常国会に上程を検討していると言われている「共謀罪」の創設を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案。日本が「戦争のできる国」になるための法的整備が着々と進んでいる。さらに、「積極的平和主義」を掲げる安倍政権は、集団的自衛権の行使の容認を狙っている。
法が整うと、現実はまたたく間にかたちを成していく。