「表現の自由がなければ生存権を守れない。表現の自由は権利の最上位にあるもの」~岩上安身によるインタビュー 第264回 ゲスト 阪南大准教授・下地真樹氏 2012.12.30

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 大阪市による震災がれき受け入れに反対し、同志とともに市民運動を行ってきた阪南大学准教授の下地真樹氏は、威力業務妨害などの容疑で2012年12月9日に逮捕されるも、28日には処分保留で釈放された。下地氏は、同年12月30日(日)に岩上安身のインタビューに応え、逮捕からその後の取調べ、留置場での経験や、一連の出来事を振り返った上での自身の胸の内を語った。


大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第2回2日目) 2012.12.29

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 2012年12月29日(土)、福井県大飯郡おおい町の大飯発電所にて、原子力規制委員会による、第二回目の敷地内破砕帯調査(2日目)が行われた。今回の調査では、前回よりも活断層の可能性は薄まった印象があり、関西電力は、前回に較べて、「多少は理解が得られているかと思う」と感想を述べた。原子力規制委員会の島﨑邦彦委員長代理は、今回の追加調査にあたって、「データが揃えば、調査団の5人全員の意見が揃うはず」としていたが、「データが多過ぎて、敦賀よりも難しい」とした。


大飯発電所の敷地内破砕帯調査(第2回1日目) 2012.12.28

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 2012年12月28日(金)、福井県大飯郡おおい町の大飯発電所にて、原子力規制委員会による、第二回目の敷地内破砕帯調査(1日目)が行われた。関西電力が、地すべりによるものと主張する、台場浜トレンチのずれ、破砕部が、なぜ生じたかについて、専門家の意見は一致しなかった。調査にあたった、渡辺満久氏、重松紀生氏、廣内大助氏、そして原子力規制委員会の島﨑邦彦委員長代理は「関電の主張には納得しかねる」との見解を示した。しかし、岡田篤正氏だけは「地すべりの可能性が高い」と示唆した。


日比谷屋内集会「『集団疎開裁判』と福島の今までとこれから」 2012.12.28

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 2012年12月28日(金)19時より、東京都千代田区の日比谷図書文化館(旧都立日比谷図書館)で、日比谷屋内集会「『集団疎開裁判』と福島の今までとこれから」が行われ、ふくしま疎開裁判の歩みや、今後の活動方針について、さまざまなアイデアが話し合われた。


自民党の憲法改正案についての鼎談 第1弾 2012.12.28

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特集 憲法改正|特集 前夜

 2012年12月28日(金)14時30分から、東京都内で、澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士を迎え、「自民党の憲法改正案についての鼎談 第1弾」を行った。現行の日本国憲法と自民党憲法改正草案を対比しつつ、前文から第20条まで、各条文をひとつずつ検証していった。


民主党 海江田万里代表 記者会見 2012.12.28

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 2012年12月28日(金)、東京都千代田区の民主党本部で、民主党 海江田万里代表の記者会見が開かれた。海江田代表のほか、細野幹事長、櫻井政調会長も出席し、今後の民主党の体制について言及。来年7月の参院選に向けて、党の立て直しを図っていく姿勢だ。


【第63号】 岩上安身のIWJ特報!―自民党の憲法改正草案は立憲主義に反している 澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士インタビュー 2012.12.28

記事公開日:2012.12.28 テキスト独自

 12月26日、衆参両院で自民党の安倍晋三総裁が首班指名され、安倍内閣が正式に発足した。2%のインフレターゲットを掲げた大幅な金融緩和、10年間で200兆円の公共投資を行なうという国土強靭化計画など、デフレ脱却に向けた経済政策、いわゆる「アベノミクス」が注目を集めている。しかし、前号でもお伝えしたように、安倍政権の真の狙いは、間違いなく憲法改正である。

 安倍政権は、来年の参院選までは、憲法、外交安全保障、歴史認識といった、イデオロギー的な方面で本音を出すこと無く、経済政策に集中する心づもりのようだ。そして、参院選でも勝利し、衆参両院で3分の2の議席を獲得した暁には、一気に憲法改正に持ち込もうという腹なのである。有権者は、憲法改正の意図が、安倍政権の中に常に内蔵されていることを、知らなければならない。

 IWJでは、衆院選の投開票を前にした12月12日、自民党の憲法改正草案がはらむ問題点について、NPJの澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士にお話をうかがっていた。


神奈川県のがれき広域処理に反対する声明文の提出と対県交渉 2012.12.27

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 2012年12月27日(木)、神奈川県横浜市中区の神奈川県庁で「神奈川県のがれき広域処理に反対する声明文の提出と対県交渉」が行われた。県のがれき処理に対する疑問を地元住民がまとめて提出するとともに、環境農政局の担当者と質疑を行った。


関西大弾圧救援会・東京の会 緊急記者会見・院内集会 2012.12.27

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 2012年12月27日(木)13時から、東京都千代田区の参議院議員会館で「関西大弾圧救援会・東京の会 緊急記者会見・院内集会」が開かれた。10月17日にJR大阪駅駅頭で、震災がれき受け入れに反対する宣伝活動を行った、阪南大学准教授の下地真樹氏らが逮捕されたことに対する抗議行動が、東京に波及した格好だ。


「基地反対のデモや集会の弾圧を『憲法の規定に従って行う』、そんな世の中を危惧しています」~岩上安身によるインタビュー 第263回 ゲスト 福島出身の哲学者・高橋哲哉氏 2012.12.27

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※全文文字起こしを掲載しました(2013年6月28日)

 2012年12月27日(木)、東京都内のIWJ事務所で、高橋哲哉氏へのインタビューが行われた。福島県出身の哲学者である高橋氏は、2011年3月11日の東日本大震災以降、原発問題について精力的な発言を続けている。今回のインタビューでは、原発のこと、自民党政権のこと、憲法のこと、沖縄のこと、専門の哲学のことなど、幅広いテーマについてお話をうかがった。


井戸川克隆双葉町長 不信任決議の回答後の記者会見 2012.12.26

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 2012年12月26日(水)15時から、埼玉県加須市の双葉町役場(旧埼玉県立騎西高校)で、福島県双葉町の井戸川克隆町長が、記者会見を行った。12月20日に、双葉町議会は本会議を開き、井戸川町長の不信任決議案を全会一致で可決した。この不信任決議を受けて、26日、井戸川町長は町議会を解散し、この日から40日以内に町議会議員選挙が行われることとなった。記者会見で、井戸川町長は「この(原発事故の)事故処理が適切に行われていれば、住民同士の諍いが起きなかったであろう」と述べ、東京電力と政府に対して不信感を露わにした。


民主党両院議員総会(代表選挙) 2012.12.25

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 2012年12月25日(火)、東京都港区の東京プリンスホテルで、民主党両院議員総会(代表選挙)が行われた。投票の結果、海江田万里議員が新代表に選出された。獲得票数は90票で、馬淵澄夫候補の54票を大きく上回った。総会後の会見で、野党との協力関係について聞かれた海江田新代表は、「まだこれから」と述べ、取沙汰されている日本維新の会との連携を否定しなかった。


緊急被ばく医療に関する検討チーム 第4回会合 2012.12.25

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 2012年12月25日(火)14時から、東京都港区の原子力規制委員会で「緊急被ばく医療に関する検討チーム 第4回会合」が開かれた。緊急被ばく医療の指針の策定に向け、引き続き、医療面での協力体制、スクリーニング方法、安定ヨウ素剤の扱いについて、有識者との討議が続けられた。


新たな参加型民主主義を考えるラウンドテーブル 2012.12.24

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 2012年12月24日(月・休)15時、YMCAアジア青少年センター 9F 国際ホールで、「新たな参加型民主主義を考えるラウンドテーブル」が、デモクラシー2.0イニシアティブの主催により行われた。戦後最低の投票率を記録した今回の衆議院選挙を終え、若い世代の投票率の低下も危惧されている状況を受けて、田坂広志氏が進行役となり、日本におけるネット選挙解禁や一票の格差是正、日本の政治・選挙制度について、国会議員を交えディスカッションした。


文化放送「夕やけ寺ちゃん活動中」 2012.12.24

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特集 TPP問題

 2012年12月24日(月・休)15時30分から、文化放送で「夕やけ寺ちゃん活動中」の生放送が行われた。安倍政権発足後の原子力政策の内容や、前日に行われたIWJのイベント『饗宴III』のシンポジウムから、経済関連の話題を一部紹介した。


討論・新政権にどう対峙するか 2012.12.22

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 市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」が主催となり、2012年12月22日(土)14時30分から、東京都千代田区のYMCAアジア青少年センターで、「討論・新政権にどう対峙するか」が行われた。16日の総選挙で、脱原発を掲げる政党が敗退した理由について分析し、新たな政権に対して、どう向き合うかを議論した。


大飯原発活断層問題/規制庁シュミレーション意見交換 2012.12.21

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 2012年12月21日(金)16時30分から、東京都千代田区の参議院議員会館で、「大飯原発活断層問題/規制庁シュミレーション意見交換会」が行われた。福島みずほ議員は、原子力規制庁担当者に対し、「大飯原発の活断層を指摘する専門家がいる限り、『疑わしきは活断層』とし、原発の稼働は止めるべきだ」と述べ、安全側に立った判断を求めた。


「一票の格差」違憲問題について~岩上安身によるインタビュー 第262回 ゲスト 升永英俊弁護士 2012.12.21

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 2012年12月21日(金)19時過ぎより、東京都内のIWJ事務所で、升永英俊弁護士インタビューが岩上安身によって行われた。2009年から一人一票運動を行い、過去に違憲訴訟も起した経験のある升永弁護士は、小選挙区において、一票に大きな格差がある現行の選挙制度に対し、「これは一票の『格差』ではない、『差別』である」と指摘。違憲状態のまま行われた、今回の衆議院選挙に対し、「それは無効である」という訴訟を起した経緯を語った。


【第61号-62号】岩上安身のIWJ特報! 自民党「圧勝」という「新しい現実」〜有権者1割強の支持で改憲発議すら可能になった総選挙結果の「異様」 2012.12.21

記事公開日:2012.12.21 テキスト独自

民意と乖離した「異様な」選挙結果

 2012年12月16日、衆議院議員総選挙の投開票が行われ、自民党が単独過半数を得て、第一党に返り咲いた。民主党は議席を230から57に大幅に減らし、約3年半におよぶ民主党政権は、その幕を下ろした。大手メディアは、一斉に「自民党圧勝」の報を出し、話題は今後の政策と、閣僚・党役員人事へと移っている。

 しかし、本当に自民党は「圧勝」したのだろうか? 各種データをみてみると、今回の投票結果が、必ずしも民意を反映したものではない「異様」な選挙だったことが浮き彫りになってくる。


自由報道協会主催 ヴャチェスラヴ・マクシンスキー氏、広河隆一氏 記者会見 2012.12.18

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 2012年12月18日(火)17時、東京都千代田区の自由報道協会 麹町報道会見場で、自由報道協会主催「ヴャチェスラヴ・マクシンスキー氏、広河隆一氏 記者会見」が開かれた。『福島の子どもたちと共に生きる「チェルノブイリから学ぶ福島の子どもの保養」』をテーマに、原発事故によって被害を受けた子ども達にとって、保養がいかに重要であるか、また、その受け皿となる保養施設、子どもセンター「希望」について語られた。