「財務省解体!」「消費税廃止!」を訴えて、財務省前に市民1000人が結集!「日本の政治家、官僚が、日本人のための仕事をしない」「日本国民のために予算を使うべき」と訴え! この日初めて地上波でテレビ東京が取材に!~2.21 財務省解体デモ 2025.2.21

記事公開日:2025.2.25取材地: テキスト動画

(取材、文・IWJ編集部)

※25/2/27 テキスト追加

 2025年2月21日、東京都千代田区の財務省前で、「財務省解体デモ」が行われた。歩道を埋めつくした参加者は、およそ1000人とみられた。

 会場には、「財務省は分割」「消費税廃止」などの幟(のぼり)が立ち、『ザイム真理教』著者の故・森永卓郎氏の写真が掲げられた。

 デモは、参加者がマイクを握り、自由に話をするオープンマイクの形で進められた。開始予定時間の午後5時より前から、次々とマイクが回され、時折、「財務省解体!」「財務省分割!」等のシュプレヒコールが叫ばれた。

 スピーチでマイクを握った参加者らは、ひとつの団体ではなく、バラバラで、「日本国民のために予算を使うべき」との主旨で、「財務省解体」のテーマは共有しながら、様々な立場から発言し、主婦や高校生の発言者も目立った。中には、「自国民に尽くす強いリーダーだから、トランプ支持」との発言もあった。

 そうした中で、「新党さきがけで大蔵省分割の議員立法を作った」という「財務省の天敵ナンバーワン」を自称する男性は、「(財務省は)特殊法人の基金を40も作って、そこにお金を全部、一般会計から移している」と指摘し、「貯め込んだお金を全部、自分達の天下り先に突っ込んでいる」と暴露した。

 さらに、旧民主党で「特別会計と特殊法人を全部洗い直した」というこの男性は、財務省がCIAの裏金「M(マッカーサー)資金」を、1952年の独立時に引き継ぎ、スイスの特別口座で運用し、「外為特会(外国為替資金特別会計)を利用して、CIAに毎年裏金を提供し続けている」と語った。

 この男性の発言は、X(旧ツイッター)やYouTubeで拡散されるなど、大きな注目を集めた。IWJは、この人物の発言全文を、2025年2月24日付の『日刊IWJガイド』で詳しく報じた。

  • はじめに~21日に財務省前で行われた「財務省解体デモ」に1000人が参加!「#財務省解体デモ」や「#財務省デモ」は、Xでもトレンドに!「新党さきがけで大蔵省分割の議員立法を作った」という「財務省の天敵ナンバーワン」を自称する男性がマイクを握り、「一般会計と特別会計の間で、お金を移し替えています」と指摘!「差し引きは、毎年黒字」だと明らかに! さらに1952年の独立以来、大蔵省・財務省がCIAに裏金を提供し続けてきた外為特会の仕組みを暴露!「岸田政権時代に、海外にバラまいた金は29兆5000億円! そのうちウクライナ支援は9兆円!?」元官僚芸人まつもと氏は「財務省解体デモは効果的」と分析!(日刊IWJガイド2025年2月24日)
    会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250224#idx-1
    非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54445#idx-1

 一方、主催者の塚口洋佑氏は、「消費税廃止・減税で、好景気になり、税収増の好循環を生む」と主張した。

 また、「日本の政治家、官僚が、日本人のための仕事をしない」理由は、「日本が真の意味の主権国家ではないから」であり、それは「憲法9条にもとづく安保条約、日米地位協定などによって、主権を封じ込められているから」だと指摘。「ここから脱却することで、経済グローバリズムの枠組みで利用され続ける立場から逃れ、日本人による日本人のための政治が可能になる」と訴えた。

■全編動画

  • 日時 2025年2月21日(金)17:30〜18:30
  • 場所 財務省前(東京都千代田区)
  • 主催 新生民権党 塚口洋佑(詳細

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