【号外第14弾】マリウポリでの「ロシア軍による劇場攻撃で300人死亡」の情報源は、当時マリウポリにいなかったたった一人の「親アゾフ当局者」によるものと判明!! 米独立メディア『ザ・グレーゾーン』が、最初に記事を共同執筆したBBCの仲介者兼レポーターのウクライナ人女性を「民族主義的なウクライナの広報」と指摘! さらにBBCが「ロシア弱体化」を明確に意図した英政府の秘密プログラムに参加していた事実も暴露! 2022.4.4

記事公開日:2022.4.4 テキスト
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 BBCは3月26日「ロシア軍による包囲攻撃が続くウクライナ南東部マリウポリで、16日にミサイル攻撃を受けた劇場の死者は推定300人に上ると、市当局者が25日、明らかにした」と報じました。

 また、CNNも同じく26日付けで「侵攻したロシア軍が包囲中のウクライナ南東部の港湾都市マリウポリの市議会当局は25日、ロシア軍の空爆を受けた劇場に居合わせて死亡した市民は約300人と判断していることを明らかにした」と報じています。

 CNNはさらに「目撃者の証言に基づく人数とした。爆撃は今月16日で、劇場はロシア軍の攻撃を逃れる主要な避難施設の一つとなっていた。劇場内に当時いた避難民は800~1300人と推定されている」と報じています。

 これを受けて日本の大手メディアも一斉に「300人死亡」という記事を出しています。

 上記に掲げたのは、「300人死亡」と報じたマスメディアの一部です。他も同様にこの「300人死亡」を自ら確認することなく大きく、センセーショナルに報じています。

 しかし、3月16日の劇場への攻撃について、市当局は当初18日、「1人が重傷を負ったが、死者は出なかった」と発表していました。

 死者ゼロから死者300人へ。驚くべき「修正」です。いなかったはずの死者が、なぜ1週間あまりで突然300人と報じられたのか。

 その謎に迫ったのは、米国の独立メディア「ザ・グレーゾーン」でした。

 これに対して3月30日、米国の独立系メディア『ザ・グレーゾーン』の編集長マックス・ブルーメンタール氏は、ツイッターに以下のようにツイートしました。

 「The BBC & CNN’s lone source for 300 dead in the Mariupol theater is a single pro-Azov official no longer in the city.

 13 days since the suspicious blast & still no photo or video evidence, no images of casualties or rescuers, no independent confirmation.

 (マリウポリ劇場で300人が死亡したBBC&CNNの唯一の情報源は、このとき市内にいなかった1人の親アゾフの当局者でした。

 疑わしい爆発から13日が経過しましたが、写真やビデオの証拠はなく、死傷者や救助者の画像も、第三者による確認もありません)」

 以下は、3月25日付け『ザ・グレーゾーン』の記事の仮訳です。

 一読すれば、具体的な取材にもとづき、この「死者300人」が虚報で「死者ゼロ」が真実であったように、日本人にもおなじみのウクライナ軍の健闘のニュースなどが、フェイクであり、真実はまったく違うことなど、我々がすっぽり包まれてしまっているこの「情報空間」がマトリックスのようにフェイク情報で構成されていることに気づくはずです。

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■支出をさらにしぼって4月は、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 4月末までに12期8か月間にわたる累積の不足金額308万9684円とあわせて708万9684円まで、4月末までにご寄付があつまることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

 IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、さらに削って、4月からは月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、4月で9か月目に入りました。

 3月は、1日から31日までの31日間で、暫定ですが、490件、581万4584円、目標額の138%のご寄付・カンパをいただいています。皆さま、ありがとうございます! 目標を超えた金額は、これまでの8ヶ月間で蓄積してきた不足分の補填にあてさせていただきます。

 今期スタートの8月1日から3月末までの8ヶ月間の累計の不足分は、あと308万9684円となりました。

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 ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難が、どのような第2幕を迎えるか予断を許しません。

 台湾をめぐる米中の対立と、このウクライナ危機が連動する可能性も、しきりに取り沙汰されています。その場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良いミサイル前線基地となってしまいます。日本がウクライナのような運命をたどり、戦場と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 こうした「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝えるイエローペーパーばかりですが、これは本来のメディアの役割を放棄していると言わざるをえません。その先には、国の命運を分けるような分岐点で大きな判断ミスをも犯す、愚かな世論誘導をしてしまう可能性が大です。我々は、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道をいく仕事をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 こうした現実は、既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかりが行われているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!

 こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、市民の皆様に支えられることで、権力に忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです!

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