2022年2月3日(木)午後6時より衆議院第一議員会館において、「9条改憲の流れを絶て! 自民党改憲を許さないキックオフ院内集会」が開催された。
同集会は、社会文化法律センター、自由法曹団、青年法律家協会弁護士学者合同部会、日本国際法律家協会、日本反核法律家協会、日本民主法律家協会によって構成される、改憲問題対策法律家6団体連絡会が主催し、戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会の共催によって開催された。
集会では、冒頭、6団体連絡会事務局長大江京子弁護士の挨拶に続き、憲法学者の愛敬浩二・早稲田大学法学学術院教授の講演(※リモート)「改憲論議の作法と9条擁護の理由 ―いまこそ憲法が生きる政治を」(全編動画中6:40~52:40部分)と、憲法学・平和学の飯島滋明・名古屋学院大学准教授による講演「改正改憲手続法の問題点と憲法審査会」(全編動画中53:15~1:15:05部分)が行われた。
両教授ともが該博な知識と緻密な論理で、護憲にこそ現実性と利があること、改憲派の空疎さや杜撰さを指摘した。
改憲阻止の意志を共有し、本集会に賛同する国会議員、立憲民主党・近藤昭一衆議院議員、日本共産党・赤嶺政賢衆議院議員、社会民主党・福島みずほ参議院議員もマイクを握り、スピーチをした。会場には日本共産党・山添拓参議院議員の姿もあった。
次いで、6団体連絡会 辻田航弁護士より、「今取り組むべきは改憲ではない」「コロナ感染が急拡大する現在、政治に求められているのは生存権(憲法25条)や個人の尊重(憲法13条)といった憲法に立脚する政治」などと訴えるアピール文が読み上げられ、最後に、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」共同代表の高田健氏から声明が発表された(※リモート)。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。