いきなり500万円請求の訴訟に対し「第一回期日からガンガン反論した!」~11.17「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表らに対する名誉棄損訴訟について初期日後の会見 2021.11.17

記事公開日:2021.11.17取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2021年11月17日、東京・千代田区の司法記者クラブで、「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表らに対する名誉棄損訴訟の第一回期日に出廷した被告らが、記者会見を行った。IWJは11月5日、この訴訟に至る経緯を取材し詳報している。

 この訴訟は、原告で俳優・演出家の湯澤幸一郎氏が2019年6月・8月に上演予定の舞台作品の原作・脚本・演出・主演などに起用されることに抗議し、2018年12月に知乃氏らがインターネット上に掲載した、上演の中止、再検討を求めた文章が、名誉棄損に当たるとして湯澤氏が起こしたもの。

 湯澤氏は2014年、自身が講師を務める演劇のワークショップの受講者である少女(当時15歳)に対するわいせつ行為により、児童福祉法違反で逮捕され2年の実刑判決を受け収監されたが、出所後間もない時期に、当時と変わらぬ起用であらたな舞台を企画することに対する演劇関係者の抗議の声が上がり、被告らが所属する「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」も、起用すべきではない旨の抗議文を主催者やスポンサーに送付したり、署名を公表するなどを行い、問題提起を行った。

 会見で馬奈木厳太郎・弁護士は「本件は名誉棄損で訴えられているということだが(これは)『なくす会』の活動そのものに対する攻撃だ」請求の金額を見ると「会の活動に対する萎縮効果を狙っている」と述べた。

 また馬奈木氏は「こちらは第一回期日から、(請求に対する)認否もし、反論もしている」「今日は被告の知乃さんも陳述書に基づいて法廷で陳述をした」「こちらとしては積極的に争っていくという姿勢を示した」と述べ、被告のネット上での主張について「原告が虚偽であると主張しているところの真実性を明らかにするために原告の(児童福祉法違反)刑事裁判の裁判書を証拠として提出」するよう求めたことを明らかにした。

 訴訟に至った経緯の詳報は、以下のIWJ既報をご覧ください。

■全編動画

  • 日時 2021年11月17日(水)11:30~
  • 場所 司法記者クラブ(東京都千代田区)

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