東京五輪大会関係者の外出15分ルールは事実上無視! 五輪ボランティアの弁当は賞味期限前に大量廃棄! 報道された問題点を追及!~7.26第4回「東京オリンピック総点検野党合同チーム」ヒアリング 2021.7.26

記事公開日:2021.9.21取材地: テキスト動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材、文・渡会裕)

 2021年7月26日、東京都千代田区の衆議院本館で、野党議員が、厚生労働省、内閣官房の各担当者に、東京五輪開催中のコロナ対策などについてヒアリングを行った。

 冒頭、立憲民主党の長妻昭衆議院議員はテレビ報道を引用し、大会関係者用ホテルの入り口に掲げられた「15分ルール」の案内板について、例外を設けることに対して抗議した。

 警備員用のマニュアルには「60分たっても帰ってこなかった場合は緊急連絡先に連絡を」となっており、事実上60分の外出が認められている。

 長妻議員はこれに対し「一般の新規入国者は、14日間の待機をまじめに守っている」と述べ、「とんでもないことだ」と批判した。

 続けて長妻議員は、ボランティア用の食事が大量に廃棄されているとの報道をあげ「無観客になったことで数千の弁当が、繰り返し廃棄されている。しかも『賞味期限前に廃棄しろ』と」と、指摘した。

 その上で長妻議員は「都庁の足元で、NPO団体がホームレスにお弁当を配るボランティアを行っている」と述べ、「そういうところに回すということが、なぜできないのか」と政府側の配慮を求めた。

■全編動画

  • 日時 2021年7月26日(月)14:00~
  • 場所 衆議院本館 第4控室(東京都千代田区)
  • 詳細 立憲民主党 サイト告知

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です