東京五輪は空港検疫も「バブル」も穴だらけ! ウガンダ選手団以前に4人の陽性者がいたことも明らかに! グダグダ菅政権の下では日本はコロナ禍で滅亡する! オペレーション破綻で現場は「無観客に」~6.28第22回「ワクチン進捗フォローアップ野党合同チーム」ヒアリング 2021.6.28

記事公開日:2021.6.30取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕 記事構成・IWJ編集部)

 空港検疫で陽性者が見つかっても、陽性者や濃厚接触者がバブル方式の選手村や五輪宿泊施設内で隔離されるかどうかはまだ検討中。検疫で陽性者が見つかっても発表するかどうかも検討中。バブルの中にいるはずの選手や大会関係者が、バブルの外に出て、例外的にコンビニへ行ったり、個室レストランで食事をするには組織委員会の事前許可が必要と言いながら、プレイブックのどこにも書かれていない。

 野党議員の追及で、「安心安全」のはずの東京五輪・パラリンピックの水際対策、バブル方式は「ザル」どころか、巨大な穴だらけであることが次々に露呈した。

 しかも、大きなニュースとなったウガンダ選手団の二人が陽性と判明した事例以外に、これまでテストイベントなどで来日した五輪関係者から4名の陽性者が出ていたことも明らかにされたのである。

 2021年6月28日、東京都千代田区の衆議院本館で、立憲民主党議員により、内閣府、厚生労働省、文部科学省などの政府担当者らに対する公開のヒアリングが行われた。

記事目次

■全編動画

  • 日時 2021年6月28日(月)14:00~
  • 場所 衆議院本館 第4控室(東京都千代田区)

コロナ陽性者や濃厚接触者を「バブル」の中で隔離!? 黒岩宇洋議員が「バブルに直で穴を開ける! 意味がなくなってしまう!」と批判!

 6月19日に東京五輪に参加するために来日したウガンダ選手団の1人が、成田空港で感染が確認されたにもかかわらず、濃厚接触者の特定が行われないまま他の選手や関係者らがホストタウンである大阪府泉佐野市に移動し、2人目の感染が確認された。

 山井和則衆議院議員は「陽性と判定された人が選手村あるいは五輪宿泊施設の中、つまりバブル(方式)の中に入れて隔離するという可能性はあるか」と質問したのに対して、内閣府オリンピック・パラリンピック事務局の渡部康利・参事官は「現在まさに関係先者間で調整を行われておりますけれども、今回のウガンダ選手らの件も踏まえて、しっかりと検討を進めていくと、承知している」と述べた。

 これに対し、黒岩宇洋衆議院議員は、「その回答だと、バブル(方式)に直で穴をあけることも可能性としてあると言っている。陽性者を入れてしまうのだから、バブル(方式)の意味がなくなってしまう」と指摘した。

杉尾秀哉議員が懸念を表明!「2、3日後にはメディアが大挙して押し寄せる! 直前にはゆるゆるで『どうぞどうぞ』となるんじゃないか?」

(…会員ページにつづく)

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