【第134-138号】岩上安身のIWJ特報! 日米原子力協定、その交渉の舞台裏に迫る~元外務省科学審議官・遠藤哲也氏インタビュー 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31 テキスト独自

 3月24日、53ヶ国34機関が参加し、核テロ対策について議論する核安全保障サミットに参加するため、安倍総理はオランダのハーグを訪問した。サミットの初日、安倍総理は、日本政府が米国から提供されていた高濃縮ウランとプルトニウムを米国に返還すると表明。同日、ホワイトハウスが、オバマ大統領と安倍総理の共同声明というかたちでこれを発表した。

 返還が決まったのは、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構が、高速炉臨界実験装置(FCA)用に保管していた、すべての高濃縮ウランと331キロのプルトニウムである。


新国立競技場の問題点──日本スポーツ振興センターの移転費用に予算が使われる 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 2020年開催予定の東京オリンピックに向けて建設が進められている新国立競技場について、さまざまな批判や意見が出てきている。これまでも、建設費用や維持費、オリンピック後の施設の使い途などについて問題が指摘されてきた。

 3月31日、「構想日本」の主催で、新国立競技場の問題点を話し合う場がもたれ、京都工芸繊維大学教授の松隈洋氏、アーティストのさかもと未明氏、サッカー・ジャーナリストの後藤健生氏が、多方面から意見を述べた。


電気料金について廣瀬社長「柏崎刈羽原発が再稼働している前提なので苦しい」~東電会見「2014年度 東京電力グループ アクション・プラン」 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 2014年3月31日16時から、東京電力本店で「2014年度 東京電力グループ アクション・プラン」の記者会見が開かれた。福島への責任を全うするため経営基盤を確立するため、3年後に必達する75個の目標を発表した。


みんな・渡辺代表借り入れ金問題で、生活・小沢代表「きちんと話を」 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 生活の党・小沢一郎代表は3月31日(月)、定例の記者会見で、みんなの党・渡辺喜美代表が、大手化粧品会社DHCの吉田嘉明会長から8億円を借り入れていた問題で、十分な説明をするべきだとの見解を示した。


【IWJブログ】原発建設計画で真っ二つに引き裂かれた、上関町の今~「推進」と「反対」、32年目の逡巡(前編) 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト

★会員無料メルマガ「IWJウィークリー43号」より一部掲載。

 「原発がなかったら、わしは死んでる」――。

 “原子力発電所をもし誘致していなかったら生活はどうなっていたでしょうか?” と尋ねたとき、福井県・美浜町に住む漁師はこう答えた。


「政党色は気にしない。イデオロギーも関係ない。ただ、生き残るために」~原発立地自治体住民連合、発足 2014.3.24

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 「福島原発の事故処理に、全部で54兆円かかるとの試算があり、税金、電気代で国民負担になることは必至だ。火力発電での燃料費とはケタ違い。政府が保証したいのは、電力会社と国民の安全、どっちだ?」。原発を抱える自治体の議員は、このような疑問を投げかけた。

 2014年3月24日、東京都千代田区の参議院議員会館にて、「原発立地自治体住民連合 院内集会&記者会見」が開かれた。広瀬隆氏の呼びかけで、原発立地自治体住民連合が発足。全国の原発立地から、再稼働に反対する100人以上の地方議員が結集した。この日は、広瀬氏と参加議員のレクチャー、記者会見などを行なったのち、内閣府に公開質問状を提出した。


取締役会長が交代、今後の決意を表明~數土文夫氏が東京電力取締役会長に就任 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 2014年3月31日16時から東京電力本店で、4月1日に取締役会長に就任する數土文夫氏の就任記者会見が開かれた。


作業員死亡を受け全作業を一旦中止、安全総点検実施~東電定例会見 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 2014年3月31日16時から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。3月28日(金)に発生した、作業員死亡事故の詳細状況を発表。発電所内における全現場の作業を一旦中止し、安全点検を行ったと発表した。


【第131-133号】岩上安身のIWJ特報! 安全保障のプロが語る、安倍「タカ派」外交の危険性~元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー 2014.3.31

記事公開日:2014.3.31 テキスト独自

 憲法の解釈見直しによって集団的自衛権の行使を容認しようとする動きが着々と進められている。3月25日には、自民党の総務会で、この問題を議論するための「安保法制整備推進本部」という新機関が設置されることが決まった。

 また、集団的自衛権行使容認に向けて、安倍首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)は、4月に報告書をまとめる予定となっている。この後に、従来の解釈を変更する閣議決定がなされると言われている。


「米軍基地の受け入れや、思いやり予算の見直しを」~集団的自衛権を考える勉強会で軍事評論家の前田哲男氏が講演 2014.3.25

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 「辺野古移設の中止や、思いやり予算の必要性を見直さなければ、筋が通らない」――。

 軍事評論家の前田哲男氏は、3月25日、集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会で、日米安全保障条約の構造の観点から、集団的自衛権の行使容認の是非について分析。集団的自衛権の行使容認により米国と相互防衛の関係を結ぶのであれば、在日米軍への基地貸与を定めた日米安保条約第6条を削除する必要があると前田氏は語った。


解釈改憲による集団的自衛権行使の容認に反対 福島氏・山本氏「世論への働きかけが必要」 2014.3.27

記事公開日:2014.3.31取材地: テキスト動画

 安倍内閣は、憲法の解釈見直しによって集団的自衛権の行使を容認しようと進めている。2014年3月27日(木)、東京・千代田区の外国特派員協会において「集団的自衛権行使に反対する記者会見」が行われ、福島みずほ氏と山本太郎氏が、集団的自衛権行使容認に対する反対を述べ、世論に働きかけるよう訴えた。


50万人デモの日、台湾人留学生ら400人が代々木公園で集会~「台湾の民主主義を守ろう!3月30日」世界一斉活動 2014.3.30

記事公開日:2014.3.30取材地: テキスト動画

 「台湾がんばれ。学生は暴徒ではない」ーー。

 長期化している台湾国内での学生運動を応援するため、3月30日、在日台湾人が中心となって、「台湾の民主主義を守ろう!三月三十日海外の台湾人立ち上がろう」世界一斉活動が、渋谷区・代々木公園で開かれた。


【京都府知事選】山田啓二候補 個人演説会 ―応援 谷垣禎一法務大臣 2014.3.30

記事公開日:2014.3.30取材地: 動画

 2014年3月30日(日)19時から、京都市伏見区の伏見板橋小学校で、京都府知事選の山田啓二候補による個人演説会が開かれた。演説会には、谷垣禎一法務大臣をはじめ、西田昌司議員や宮崎謙介議員が応援に駆けつけた。


【京都府知事選】4.6京都から世直し府民決起集会 2014.3.30

記事公開日:2014.3.30取材地: 動画

 2014年3月30日(日)、京都市中京区の京都国際ホテルで、「4.6京都から世直し府民決起集会」が開かれた。集会ではブロガーの座間宮ガレイ氏が登壇し、京都府知事選に向けた選挙活動ついて語った。


【京都府知事選】尾崎望候補「子育て演説会」 ~ 「世直し桜パレード」 2014.3.30

記事公開日:2014.3.30取材地: 動画

 2014年3月30日(日)15時より、京都市・京都教育文化センターで京都府知事選挙候補・尾崎望氏の個人演説会「子育て演説会」が行われた。子育て中の母親らのスピーチに続いて、小児科医でもあった尾崎候補が自身の体験を踏まえつつ行政の子育て支援への思いを語った。また、演説会後には「世直し桜パレード」と題し参加者がパレードに繰り出した。


ぼくたちの選挙。vol.1 ―中西智市議(無所属/会派:松山維新の会) 2014.3.29

記事公開日:2014.3.29取材地: 動画

 任期満了に伴う松山市議会議員選挙(定数43)が2014年4月20日(日)に告示、27日(日)に投開票される。立候補を予定している現職の中西智市議(無所属/会派:松山維新の会)へのインタビューが、3月29日(土)10時から、愛媛県松山市のカフェ田中戸で行われた。


【IWJブログ・特別寄稿】秘密保護法、ピレイ国連高等弁務官「修正案を含めたさらなる協議を望む」(藤田早苗 英エセックス大学人権センター講師) 2014.3.29

記事公開日:2014.3.29 テキスト動画

 秘密保護法案への反対が日に日に強まる昨年の11月、国連など国際社会からも法案への懸念が示された。

 これは私が秘密保護法案を友人と英訳し、ロンドンに本部を置く表現の自由に関する著名な国際NGOのアーティクル19と、表現の自由に関する国連独立専門家のフランク・ラ・ルー特別報告者に紹介したことに端を発する。彼らは国際人権法の定める「情報にアクセスする権利」の基準に照らして法案の問題を指摘し、次々に声明を発表した。(※注1)


【IWJブログ・特別寄稿】「知る権利に配慮? 嘘をつけ」(ライター 小笠原淳) 2014.3.29

記事公開日:2014.3.29 テキスト

特集 秘密保護法

★まもなく発行予定の会員無料メルマガ「IWJウィークリー44号」より一部転載しました。ぜひIWJ会員に登録し、全編をご覧ください。会員登録はこちら

 あの悪法に抵抗せよ――。

 3月28日、フリージャーナリストら約40人が国を相手取り、特定秘密保護法の違憲確認・差し止めを求める訴えを東京地裁に起こす。原告団の中には、首都圏のみならず地方で活動するフリーランスの名前もいくつか。かくいう私自身、海を隔てた北海道からこの裁判に参加することになった当事者だ。


【IWJブログ】核安全保障サミット、日米がプルトニウム返還で合意 その政治的意味とは 2014.3.29

記事公開日:2014.3.29取材地: テキスト動画

★会員無料メルマガ「IWJウィークリー43号」より転載しました。毎週IWJの取材をダイジェストでまとめ、読み物を加えた大ボリュームでお届けしています。ぜひIWJ会員に登録し、ご覧ください。会員登録はこちら

 3月24日、核安全保障サミットに参加するため、オランダのハーグを訪れていた安倍総理は、日本政府が米国から提供されていた高濃縮ウランとプルトニウムを米国に返還すると発表した。24日、ホワイトハウスが、オバマ大統領と安倍総理の共同声明というかたちで発表した。


「魂の脱植民地化とヨガ」 ―安冨歩教授、深尾葉子准教授ほか 2014.3.29

記事公開日:2014.3.29取材地: 動画

 2014年3月29日(土)15時半より、大阪天満橋のヨガスタジオ「ヨガロータス天満橋」で、安冨歩氏(東京大学教授)、深尾葉子氏(大阪大学准教授)が参加してイベント「魂の脱植民地化とヨガ」が行われた。深尾氏の『魂の脱植民地化とは何か』に始まる一連の著作で、社会や他人の期待に「植民地化」されタガをはめられた「魂」を解放していく過程を論じてきた両氏と、ヨガによって同じ体験をしたというヨガスタジオのU-co氏が両者の接点を語った。