本年3月以来通算5回目の福島第一原子力発電所の報道現地取材が2013年6月11日(火)に行われた。廃スラッジ建屋屋上が初公開され、汚染水処理対策の重要な取材ポイントとなる、汚染水の貯蔵タンク群を一望した。
2013年6月11日(火)18時より、茨城県那珂郡東海村の東海駅で、「さよなら原発・東海11アクション」が行われた。
主催は、同実行委員会。原発発祥の地である東海村にて、スピーチとフォークソングの歌により、力強く原発反対が訴えられた。参加者達はギターやドラムの伴奏で、「海を汚したのは誰?土を汚したのは誰?」といった歌詞を合唱した。
2012年6月11日(火)14時から、東京都港区にある原子力規制委員会で「第11回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合」が行われた。
今回は、これまでの会合で未決事項として積み残された案件の総ざらいの位置づけ。重大事故対策を中心に、関西電力の複数の担当者がそれぞれの案件について報告し、規制委員会側が質問を重ねる光景の連続となり、規制委員会の更田豊志氏が、原子力規制庁の担当者の勇み足的発言を留意する一幕もあった。
2013年6月11日(火)18時30分より、兵庫県神戸市中央区の兵庫県庁2号館前で、「兵庫県庁1周デモ」が行われた。
主催の、原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会、代表は「昨年、大飯原発の再稼働にあたって、滋賀県知事や京都府知事の反対にも関わらず、井戸知事は県民を無視し、関西広域連合をねじ伏せて、強行に賛成した。中央政府と関西電力に対するとんでもないゴマスリだ」と強く非難した。参加者達は原発反対を訴えて、庁舎の周りを一週した。
2013年6月11日(火)、原子力規制庁定例ブリーフィングが行われた。7日に行われた破砕帯評価の地元住民説明会では、田中委員長など責任ある立場の人間が来て説明してくれないと納得出来ないという批判があったがそれについてどう対応するのかとの質問に対し、森本次長は、「地域の住民の安全を守るというのが規制委員会の仕事で、そういった観点からの評価、科学の観点から説明することが大事で、誰が行くのかということが大事なのではない」と応じた。
生活の党は先週2013年6月7日(金)に、党のホームページで生活保護法改正案の賛成理由についての見解を掲載。
小沢一郎代表は2013年6月10日(月)の定例会見で、現状の生活保護制度を申請する際の手続きが乱雑であり、それを理由に申請者を排除することは承服できない。しかし、手続きを簡素化することについて与党側が受け入れる形となったため、現実的な生活保護法制度のため消極的賛成に至ったと改めて見解を示した。小沢代表は、生活保護申請の手続き簡素化を進めるために賛成に至ったと、強調した。
2013年6月10日(月)、関西電力は規制委員会からの要請に応じ、3連動を前提にした耐震安全性の検討を行い、評価会合で報告した。
アスペリティ(震源域の中で大きくずれ、大きな揺れを起こす部分)の位置を原発近くに置いて計算した2つのケースを示したが、いづれも、2連動の基準地震動(700ガル)以下になったと結論づけた。
2013年6月9日(日)20時から、東京都港区で「第22回ロックの会~IWJ NIGHT~」が開かれた。ロックの会は、松田美由紀氏、マエキタミヤコ氏、小林武史氏、岩井俊二氏、岩上安身を発起人として、2年前の2011年6月9日、第1回目が開かれた。記念すべきこの日は、IWJが幹事役となり、4つのテーマについて多彩なゲストを招き、クロストークを展開した。
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そのほか、先週のIWJが追ったニュースを、コンパクトにまとめて掲載。その日その日のニュースの現場で、IWJスタッフが感じた思いや、補足情報を加えた寸評も。読み物企画としては、裁判ウォッチャー・阿曽山大噴火さんの好評連載「日刊地裁新聞」や、IWJ技術統括・古田晃司がその苦笑涙の日々を綴った「たーふる的青春の門」なども掲載。また、先の見えないトンネルの中を彷徨い続ける「岩上安身の健康への再挑戦」も連載維持中です!
2013年6月9日(日)13時から、長野県松本市の松本文化会館で小出裕章氏講演会「原発事故後の日本を生きる ~未来を担う子どもたちのために今できること」が行われた。
小出裕章氏は、事故後の福島の状況や、原発とそれを推進してきた社会の問題点を解説し、「未来の子どもたちを守るために考え、行動する責任が,これまで原発を容認してきたわれわれにはある」とした。
2013年6月9日(日)、大阪市中央区のエル・おおさかで伊藤正子氏講演会「原発輸出という不誠実 ~ ありのままのベトナムをみること、そして私たちの責務」が行われた。