「民主党は自民党と違い、生活者の視点で政治を担う」――
2013年7月10日(水)、福岡市西区の福岡銀行野方支店前で、福岡県選挙区民主党立候補の野田くによし氏の街頭演説が行われた。
この日は、元内閣官房長官・前経産大臣の枝野幸男衆議院議員が福岡入り。野田候補への支持を訴えた。
※機材の関係で画像に乱れがあります。申し訳ございません。
(IWJ中継市民 柴田奈々)
「民主党は自民党と違い、生活者の視点で政治を担う」――
2013年7月10日(水)、福岡市西区の福岡銀行野方支店前で、福岡県選挙区民主党立候補の野田くによし氏の街頭演説が行われた。
この日は、元内閣官房長官・前経産大臣の枝野幸男衆議院議員が福岡入り。野田候補への支持を訴えた。
※機材の関係で画像に乱れがあります。申し訳ございません。
■全編動画
野田くによし候補は、平成5年から16年間の長きにわたり、福岡県八女市の市長を務めたという経験の持ち主。地方行政について、「市長は執行権などの権限を持つが、国にわざわざ、おうかがいいを立てなければならず、はがゆい思いをしてきた」と語り、「地方行政は、もっと自由に政策を決めることのできる仕組みづくりをやっていかなければいけない」と、中央集権から地方分権への移行を主張した。
さらに経済面でも、「アベノミクス」を「中央集権的」だと批判。「『アベノミクス』が、中央から引っ張り上げるような政策であるならば、民主党は地方重視の経済政策を対抗軸としていく」と語った。
応援に駆けつけた枝野氏は、「『アベノミクス』は、かつての高度成長のときの成功体験に引きずられたもの。輸出企業のことしか考えていない」としたうえで、「この点では、安倍首相も、渡辺喜美氏も橋下徹氏もほとんど同じ」と、自民党だけでなく、日本維新の会、みんなの党を批判。「民主党は他党とは違い、現実を見据えながら暮らしの視点で政治を担うという対抗軸を持つ唯一の政党だ」と力強く訴え、演説を締めくくった。