再稼働申請に対する審査の進め方を報告 ~第14回原子力規制委員会 2013.7.10

記事公開日:2013.7.10取材地: 動画
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 今月8日から施工された新規制基準に対し、同日5原発10基から申請が提出された。

 申請が出てきていない段階で仮定の話はできないという原子力規制委員会の方針で、これまで具体的な審査方針は明らかにされていなかったが、この日の会合で大飯原発3・4号機の現状評価に関する進め方を踏襲して審査を進めることや、一般公開の審査会合を行うことなどが発表された。

 地震や津波に関する事項は島崎邦彦委員、プラントに関する事項は更田豊志委員が担当。また、申請書の記載内容に関する事実確認等を実施するために、事業者から適宜ヒアリングを実施する考えも示した。

■全編動画

    議題

  1. 新規制基準適合性審査の進め方について
  2. 東京電力福島第一原子力発電所の護岸、港湾内、放水口付近の地下水/海水中の放射性物質濃度の検出と護岸近傍止水対策工事の進捗について
  3. 原子炉等規制法及び放射線障害防止法に基づき報告のあった事故故障等への対応状況について
  4. 原子力施設等の事故・トラブルに対する INES(国際原子力・放射線事象評価尺度)評価について
  5. 国際原子力機関(IAEA)による「2012 年版保障措置声明」の公表及び我が国における保障措置活動の実施結果について
  • 日時 2013年7月10日(水)
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

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