2013年7月10日(水)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
海側の地下水観測孔から高濃度の汚染が検出されているが、原因特定には更なる調査、データの蓄積が必要であり、海洋へ流出しているかはまだ分からない。
2013年7月10日(水)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
海側の地下水観測孔から高濃度の汚染が検出されているが、原因特定には更なる調査、データの蓄積が必要であり、海洋へ流出しているかはまだ分からない。
■全編動画
海側の地下水観測孔から高濃度の汚染が検出されており、規制委員会でも海洋漏洩の可能性が言及されている。しかし東電は、汚染の原因特定や、海洋へ漏洩しているか否かを決定するためにはデータ不足だと考えている。更に調査を継続し、データを収集する必要があると述べた。
どれくらいのデータが必要なのか、どのようなデータであれば、漏洩していると判断できるのか、判断規準について記者が質問するが、明確な回答はなかった。
柏崎刈羽原子力発電所に関して、今月17日に廣瀬社長が刈羽村、柏崎の議会を訪問し、説明することが分かった。しかし泉田新潟県知事とは面会の予定がたっていない。そのため、新規性規準の適合審査への申請はまだできない状態である。申請のためにどうするのか記者が質問すると、申請のため、泉田知事に、今後できるだけ説明したいと思っていると回答した。
原子力規制庁も記者も、海洋へ汚染水が放出している可能性を疑っているが、東電だけが更に調査して評価すると、楽観的に考えていることがわかった会見である。
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示