取り除けないトリチウム残留水は「やっぱり希釈廃棄しかない」今後は海洋排出か ~田中俊一原子力委員長記者会見
2014年12月24日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。午前の定例委員会に議題として挙げられた、福島第一原子力発電所のリスク低減目標に関し、増え続ける汚染水タンクの問題について問題意識は共有できたとし、トリチウム残留水は「やっぱり希釈廃棄しかない」とこれまでの考えを繰り返した。
2014年12月24日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。午前の定例委員会に議題として挙げられた、福島第一原子力発電所のリスク低減目標に関し、増え続ける汚染水タンクの問題について問題意識は共有できたとし、トリチウム残留水は「やっぱり希釈廃棄しかない」とこれまでの考えを繰り返した。
2014年12月24日(水)10時30分から、2014年度第47回原子力規制委員会が開催された。東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置の進展について、中期的リスク低減目標マップが示され、時間軸、優先度を考慮した課題と、進捗をわかり易く示していく方針が決定した。
※12月24日テキストを追加しました。
「国際連盟は、満州事変のきっかけとなる柳条湖事件は謀略ではないかと疑問視、リットン調査団を派遣する。すると、1932年12月19日、日本電報通信社(電通)や新聞聯合社(共同、時事通信)などの大手マスコミは、『満州国を否定するなら、国連の声明を受け入れられない』と共同声明を出した。戦争の後押しをする以上に、国民を煽動したのだ」──。元東京大学新聞研究所教授の桂敬一氏は、戦前のマスコミの権力への迎合姿勢を明かした。
また、この夏の朝日新聞の慰安婦報道問題について、「マスコミの朝日バッシングは常軌を逸していた。読売新聞の朝日バッシングの量は、朝日新聞の慰安婦特集のページ数を超えている」と呆れた。
※ 12月24日テキスト追加しました!
「日本はGHQの介入が始まる前に、2種類の憲法草案を自主的に作っていた。ひとつは戦前と変わらない保守的なもの。もうひとつは先進的なもの。GHQは先進的な方を高く評価し、現行憲法の下敷きにした。決して、アメリカに押し付けられたわけではない」──。
京都96条の会が定期開催する「憲法サロン」の第6回目が、2014年11月22日、京都市上京区の同志社大学烏丸キャンパスで開催された。日本国憲法(現行憲法)の誕生をテーマとした映画『日本の青空』(2007年・大澤豊監督)を上映したのち、徳島大学准教授の中里見博(なかさとみ・ひろし)氏が解説を行った。
※ 12月24日テキスト追加しました!
環境省が12月18日(木)18時から予定していた「住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」の「傍聴者を一切受け付けない」としたことから、同日16時から、「放射能から子どもを守ろう関東ネット」、「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」、「FoE Japan」の3団体の市民らが記者会見を開いた。
登壇したのは「FoE Japan」の満田夏花氏、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長の吉田由布子氏、外部専門家として招致もされた、元放射線医学総合研究所主任研究官、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)元委員の崎山比早子氏、これまで傍聴を続けてきた「放射能から子どもを守ろう関東ネット(現在40団体)」共同代表の木本さゆり氏ら。
2014年12月22日(月)14時30分から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。東北電力東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査が終了し、評価書案が出た。今後のピアレビュー開催は、開催するか否かも含めて規制庁側で検討中だという。
12月23日(火)14時より、リンクステーションホール青森(青森市文化会館)にて、吉岡斉氏 講演会「なぜ脱原発社会なのか」が開催された。吉岡氏は、原子力市民委員会の座長であり、元政府原発事故調委員を務めた経験を持つ。今回は、福島原発事故以降の原子力発電政策と政策上の問題点や青森県での核燃料サイクル問題を争点として講演を行った。
12月22日(月) 福島県自治会館で「沈黙のアピール」(代表・佐々木慶子氏)による、福島県への交渉が行われた。内堀雅雄知事就任後、初となる99回目の交渉は、「核のゴミ焼却炉問題」などについて話し合いが行われた。
2014年12月22日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発4号機燃料プールから燃料移送が完了し、すべて共用プールや6号機燃料プールへ移送し終えた。今後4号機は燃料プール内の制御棒や、機器仮置きプール(DSピット)に保管されている機材の管理を続けることになる。
オスロの凍てつく寒さの中、オスロ中心にあるノルウェーノーベル研究所にて、12月9日13時(現地時間)より、ノーベル平和賞受賞者の記者会見が行われた。多くの報道陣が詰めかける中、マララ・ユスフザイ氏(17)とカイラシュ・サティヤルティ氏(60)は登壇した。2人はリラックスした様子で、会見を始めた。
2014年12月19日(金)14時30分から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。東北電力東通原発の敷地内破砕帯調査に関する有識者会合で、論点の議論が終わり、結果をまとめた評価書案が提出されることが報告された。