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川内1,2号免震棟の不建設、安全上の観点から厳しく見ていく考え~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2016.1.13
九州電力川内1,2号炉が再稼働後に免震棟と建設しないように変更申請したことについて、先ずは事務方ヒアリングで安全上のレベルが下がらないということを確認することを示した。
北朝鮮の水爆実験発表に原子力規制庁「放射線測定値に変化見られず」 2016.1.6
北朝鮮の核実験実施の発表を受け、原子力規制庁は全国のモニタリングポストの測定結果を取りまとめ、現在まで変化がないことを発表した。当面の間は大気浮遊塵や放射性降下物の採取結果も取りまとめて継続的に発表する予定。
3.11震災から5年目、帰還に向けた判断の基となるように線量測定を工夫したい~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2016.1.16
東日本大震災から5年目になり、帰還につながるような基礎データとなるように、線量測定、モニタリング工夫していきたいを考えを示した。
廃炉の選択肢は「まったくゼロではないが、小さな可能性」と座長私見~「もんじゅ」の在り方に関する検討会第1回 2015.12.28
原子力規制委員会から勧告を受け、文部科学省は「もんじゅ」の在り方に関する検討会を設けた。検討会の有馬座長はもんじゅを廃止する選択肢は「まったくゼロではないが、小さな可能性」だと言い、多くの資本を投資したから活用できるものは活用したい、それを最初に考えたいという考えを示した。
高浜3,4号の再稼働は12月24日の裁判の結果次第だが、再稼働に向けて準備している ~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.12.22
再稼働差し止め仮処分が決定した高浜3、4号機に対する関電の申し立てについて、再稼働できるか否かは12月24日に出る結論次第だが、その後の燃料装荷等の準備に向け、規制庁も年末年始返上で準備すると述べた。
九電川内原発の異議申立ては棄却、規制委としては「最大限誠意をもってお答えしたつもり」 ~田中俊一原子力規制委員長定例記者会見 2015.12.16
九州電力川内原発に係る異議申立てを、申し立て後、約一年を経て棄却した。時間がかかったのは、内容を精査し最大限誠意をもってお答えしたつもりだからで、今後は多少時間の短縮はできるだろうと委員長は見解を述べた。
もんじゅの規制基準審査、議論は必要だが、もうその段階ではない~田中俊一原子力規制委員長定例記者会見 2015.12.9
高速増殖炉原型炉”もんじゅ”の審査は、他に例のないナトリウム冷却炉として一品物の審査になるが、具体的な審査方法はまだ規制庁内部で議論の途中だという。しかし委員長は勧告を発出したことなど「今はもうその段階ではない」という認識を示した。
もんじゅの廃炉可否判断のボールは、今、文部科学省にあると委員長~田中俊一原子力規制委員長定例記者会見 2015.12.2
安全管理上の問題を繰り返し、文部科学大臣に文書勧告を発出した「もんじゅ」について、田中委員長は「廃炉を求めてはいない」が、廃炉にするか否かの選択は文部科学省の判断だと述べた。
帰宅困難地域のモニタリング、より詳細な分布データを共有したい考え~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.11.25
帰宅困難地域のモニタリングは航空機モニタリングに加え、より詳細な走行サーベイ結果を合わせ、全体の状況を共有できるデータを準備したい考えを示した。
日本原電敦賀2号の審査、設置許可の取り消しは別の問題、廃止措置は事業者の判断~ 原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.11.18
日本原電敦賀2号の審査において、敷地内破砕帯が活断層と認定されれば、審査基準の前提が満たせなくなり、審査を打ち切ることもあるという考えを示した。但し、設置許可の取り消しは別の問題であり、廃止措置に移行するかどうかは事業者の判断だという。
JAEAに代わる管理者を特定するよう、文部科学大臣に勧告を直接手渡し~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.11.13
田中俊一原子力規制委員長は、もんじゅの安全管理に関する日本原子力研究開発機構の問題について、原子力規制委員会として初の勧告文を、馳浩文部科学大臣に直接手渡した。
もんじゅの安全管理について文部大臣に文書勧告することを決定~田中俊一原子力規制委員長定例記者会見 2015.11.4
保守管理に問題のある高速増殖原型炉「もんじゅ」について、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)は運用管理組織としてふさわしくないと結論、文部大臣に対して是正するよう文書勧告を発することを決定した。
関電の原発審査、結果がどうなるか分からないが、やれることをやると委員長~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.10.28
3原発7基の審査を申請した関西電力が、必要書類の準備が遅れ審査が進まない問題について田中委員長は、八木誠関西電力社長と意見交換した結果「意向は分かったので、結果がどうなるか分からないが、それを受けて我々はやれることをやる」と見解を述べた。
「もんじゅ」、設置変更許可取り消しの可能性も捨てずに今後議論する考え~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.10.21
保守管理の不備に伴い保安措置命令違反が続いている「もんじゅ」について、事業者JAEAの監督省庁である文科省から意見を聴取した委員長は、具体的な対応は今後議論するが設置変更許可の取り消しという選択肢もありうる考えを示した。
保安規定違反状態のもんじゅ、監督省庁の文科省からも考えを聞きたいと委員長意向~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.10.14
保安規定違反状態が解消しないJAEA日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅについて、監督省庁である文科省の担当課長に定例委員会への出席を要請、JAEAに対してどのように監督・対応をしているのか話を聞く意向を示した。
研修用資料の流出、出ても困ることではないから別にかまわないと委員長見解~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.10.7
原子力規制庁の研修用資料が大量に流出した問題について、田中委員長は出たからといって別に困ることではないからいいと思う、それを公開する不埒な人間がいるほうが問題だと見解を述べた。尚、この問題は規制庁内部等で調査中だと昨日の規制庁定例ブリーフィングで説明があった。
もんじゅ、3年経っても保安規定違反を是正できず~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.9.30
安全に必要な機器の点検違反状態を3年経っての是正できないJAEAもんじゅ、このままではいつまでたっても運転に必要な安全の確認ができないと田中委員長は強く発言。高経年化でもあり運転再開はどこにも見えない。
東電、福一の廃炉作業の一方でKKの審査を進めることの違和感は当然の感情だと更田委員~原子力規制委員会 更田豊志委員長代理 再任会見及び伴信彦委員 就任会見 2015.9.24
福島第一原子力発電所の事故の当事者である東京電力は、その一方で柏崎刈羽原子力発電所の再稼働へ向けて着々を準備を進めている。「違和感を感じるという、その違和感は当然の感情であろうと思う」「違和感みたいなものは、私達も十理解しているつもり」と更田委員は言った。
40年期限が近付く美浜3号、事業者が資料を作成しないから審査できないと苦言~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.9.9
2015年9月9日(水)14時30分より、田中俊一原子力規制委員会委員長の定例記者会見が開催された。40年期限が近付いている美浜3号機の審査に必要な資料提出が遅れており、審査が進んでいない状況について、事業者の認識、取組みを確認する方針を示した。40年目の2016年12月までに全ての審査に合格しないと廃止することになる。
IAEA福島第一事故報告を発表。指摘事項は十分認識していると委員長所見~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2015.9.2
2015年9月2日(水)14時30分より、田中俊一原子力規制委員会委員長の定例記者会見が開催された。IAEAは、福島第一原発事故最終報告を発表し事故への備えが不十分と指摘した。それらはすでに認識しており新規制基準に取込み済だと委員長は感想を述べた。