原子力規制庁の研修用資料が大量に流出した問題について、田中委員長は出たからといって別に困ることではないからいいと思う、それを公開する不埒な人間がいるほうが問題だと見解を述べた。尚、この問題は規制庁内部等で調査中だと昨日の規制庁定例ブリーフィングで説明があった。
原子力規制庁の研修用資料が大量に流出した問題について、田中委員長は出たからといって別に困ることではないからいいと思う、それを公開する不埒な人間がいるほうが問題だと見解を述べた。尚、この問題は規制庁内部等で調査中だと昨日の規制庁定例ブリーフィングで説明があった。
記事目次
■全編動画
原子力規制庁の研修用資料が大量に流出した問題について、昨日の規制庁定例ブリーフィングでは、機密事案ではないが、規制庁内部や委託先で調査中であり、どうするから事実確認をしてからだと説明があった。
過去に情報流出した問題に比べ、今回は量が多く、文書だけではなく動画も流出したという。しかし田中委員長は、「中身によるし、出たから困ることでもないし、別にいいと思う」と答えた。
行政官庁としての情報管理の在り方に関わるという質問に対しても「今の時代はそういうことになっているにで注意深くやったほうが良い」と言い、更に研修動画の流出についても「そういう物を公開する不埒な者が居るという世の中を心配したほうが良い」と答えた。
機密性の軽微な情報ではあるが、公開していないものを意図せず流出させてしまったという、情報管理の甘さが、情報流出を繰り返しているとも言えよう。委員長はそれを認識できないのだろうか。