シリーズ 子どもと大人のための学習会~基礎からわかる放射線とその危険性~ 松崎道幸氏講演「被ばくでなぜ甲状腺がんになるの?」(郡山市) 2013.9.7

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 2013年9月7日(土)から3日間、福島県内で行われる「シリーズ 子どもと大人のための学習会~基礎からわかる放射線とその危険性~」の第1日目として、7日13時半より郡山市の富久山総合学習センターで松崎道幸氏講演「被ばくでなぜ甲状腺がんになるの?」が行われた。


「災害によって、誰がどのような被害を受けたのかを知るべき」~核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団 海渡雄一氏講演会 2013.9.6

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 「原発事故がなければ、避難生活もなく、家族もバラバラにならず、職を失うことも、自死することもなかった。この悲劇を繰り返してはならない」──。

 2013年9月6日、青森市の青森市民ホールで、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の弁護士、海渡雄一氏の講演会「福島原発事故の被害実態と原発新規制基準について」が行われた。福島原発告訴団の代理人でもある海渡氏は、福島第一原発の汚染水問題や、原発事故当時の浪江町や双葉病院の実態を語り、「福島での悲劇を忘れずに、支え続けることが重要」と述べた。さらに、原発の新規制基準についても解説した。


「経営と安全を天秤にかけること自体が、国際的に日本の信用を落としている」 ~泉田裕彦新潟県知事 定例記者会見 2013.8.21

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 「なぜ、福島の事故が起きたのか、それに対処できなかった。防げなかったことに対して、どう対処するのか一度も説明していない。それでリスクだけとれっていう議論をするのか」

 泉田裕彦新潟県知事は21日の定例会見で、原発再稼働の議論の前に、原因究明と対策の必要性を改めて強調した。


広河隆一氏「何より、子どもたちに親身になること」 ~エレーナ・トルスタヤ准教授講演会「福島の子どもの心のケア」 2013.8.20

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 「子どもたちにとって、恐怖心も発病のトリガーになる。家庭や社会から、ストレスの軽減を」。エレーナ・トルスタヤ准教授は、子どもの心のケアの重要性を訴えた──。

 2013年8月20日(火)19時より、東京都文京区にある文京シビックセンターで「エレーナ・トルスタヤ准教授講演会『福島の子どもの心のケア』」が開催された。月刊誌『DAYS JAPAN』の招へいにより、チェルノブイリ原発事故後、子どもたちの精神的ケアにあたった心理学の専門家、エレーナ・トルスタヤ氏(国際サハロフ環境大学准教授)が来日。チェルノブイリの子どもたちを診てきた経験を踏まえて、福島の子どもたちへの対応について講演した。


「100ミリシーベルト以下での明らかな健康被害は確認されていないことから、放射線の健康影響があるとは考えにくい」 ~第12回福島県「県民健康管理調査」検討委員会 2013.8.20

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 対象者25万6023人から、一次検査実施数21万6809人。そのうち1280人が二次検査の対象となり、結果は悪性が43例と良性1例(手術19例:乳頭ガン18例、男18例:女性26例、平均年齢16.6歳)だった――。

 2013年8月20日(火)13時30分より、福島県福島市にあるグランパークホテルエクセル福島恵比寿において、第12回福島県「県民健康管理調査」検討委員会が開催された。各担当者より、「(1) 基本調査について (2) 詳細調査について 1. 甲状腺検査 2. 健康診査 3. こころの健康度・生活習慣に関する調査 4. 妊産婦に関する調査 (3) その他」を報告した。記者会見では、特に小児甲状腺がんについて質問が集中した。


鎌仲ひとみ監督&田中優氏トークショー「瀬戸内から発信『あれから2年、今一番必要なこと』」 2013.8.2

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 2013年8月2日(金)14時から、岡山県瀬戸内市の啓明学院前島キャンプで、鎌仲ひとみ監督&田中優氏トークショー「瀬戸内から発信『あれから2年、今一番必要なこと』」が行われた。


「福島県県民健康管理調査」に関する市民ダイアローグ 2013.7.27

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 2013年7月27日(土)13時より、福島市市民会館で「『福島県県民健康管理調査』に関する市民ダイアローグ」が行われた。


「福島原発事故は、世界で初めて、大都市圏で放射能汚染を起した事故」 〜小野俊一先生講演会「フクシマの真実と内部被曝」 2013.7.21

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 2013年7月21日(日)13時半より、名古屋市緑区の南生協病院COOP健診フィットネスセンターで、小野俊一氏講演会「フクシマの真実と内部被曝」が行われた。東京電力の社員から医師へと転身した小野俊一氏は、原発推進派の嘘や、福島第一原発事故の経緯、内部被曝の問題などについて語った。


チェルノブイリの今 現地に足を運んだ僧侶の報告 佐々木道範氏講演 2013.7.14

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 2013年7月14日(日)14時30分から、仙台市宮城野区の東本願寺東北別院で、TEAM二本松代表の佐々木道範氏による講演「チェルノブイリの今 現地に足を運んだ僧侶の報告」が行われた。「事故から27年目になっても、牛乳が汚染されている」などと、今なお消えていない、チェルノブイリ原発事故の影響が語られた。


緊急院内集会:国連勧告「従う義務なし」に異議あり!国際人権基準に背を向ける国・日本 2013.7.1

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 2013年7月1日(月)14時から、東京都千代田区の参議院議員会館で「緊急院内集会:国連勧告『従う義務なし』に異議あり!国際人権基準に背を向ける国・日本」が行われた。冒頭、主催者であるアムネスティ・インターナショナル日本事務局長の若林秀樹氏は、橋下大阪市長の発言、さらに国連拷問禁止委員会での上田人権人道大使の「シャラップ」発言を酷評。さらに、国連拷問禁止委員会の勧告があり、日本政府が閣議で「法的拘束力はない」「従う義務なし」と言い切ったことに加え、これ以外にも日本は、国連の勧告を、ことごとく無視している実態が報告された。また、国連拷問禁止委員会に同席した小池振一郎弁護士は、上田大使発言の真意を分析した。


広域震災廃棄物3日間連続講演会(2日目)「『低線量』内部被曝から子どもたちのいのちと人権をまもるために」 2013.6.28

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 2013年6月28日(金)19時から、愛知県名古屋市の愛知県産業労働センター・ウインクあいちで、「広域震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)全国拡散被曝地域拡大から二年!何がこの国で、今起きているのか 中部地域3日間連続講演会」の2日目が開かれた。

 1日目は豊橋市で行なわれ、IWJは、2日目から中継をした。松井英介医師は、放射能の基礎知識を説明し、チェルノブイリ事故の実例を挙げて、福島の子どもたちの危険性を指摘した。平山誠議員は脱原発を説き、途中で前双葉町町長の井戸川克隆氏に電話。井戸川氏は、メッセージを電話越しに訴えた。大沼淳一氏は、岡山大学の津田教授のアウトブレーク疫学に基づいた、福島の甲状腺がんに関する論文を紹介。また、子どもたちの保養の重要性について説明した。


原発震災被害者の怒りを国会に!「木田せつこさんを応援するつどい」 広瀬隆氏・木田節子氏 講演 2013.6.22

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 2013年6月22日(土)17時30分から、福島県郡山市労働福祉会館で「原発震災被害者の怒りを国会に!『木田せつこさんを応援するつどい』」が開かれた。広瀬隆氏(作家)が、参院選への出馬が決まった、原発被災者の木田節子氏(緑の党)を応援するために駆けつけ、「原発・福島・人権 そして憲法!」のタイトルで講演。木田氏本人も熱弁をふるった。


子ども・被災者支援法成立1年で院内集会「避難生活は、一周年という言葉は似つかない現状だ」 ~子ども・被災者支援法成立から1年~支援実施を求める原発事故被災者の声 2013.6.21

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 1年前の6月21日は、原発事故子ども・被災者支援法が成立した日。成立1年にあわせて、院内集会が開かれた。主催は57団体からなる、原発事故子ども被災者支援法市民会議。全国から避難者、支援者、弁護士らが集まり、同法の基本方針の早期策定を求めた。

 この一年、支援策が実現しないために、被災者は様々な問題に直面している。集会では、全国から集まった自主避難者らが、住宅支援の打ち切り、高速道路の無料化の廃止、甲状腺がん検査の実費負担など、避難生活の実情を訴えた。


放射能汚染の現状と内部被ばくの実態とは? ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 2日目 2013.6.16

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 2013年6月16日(日)10時より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の2日目が開催された。研究報告会は、昨日より引き続き、医療やマスコミ、科学など、さまざまな分野から見た汚染や被曝について報告があり、市民と意見を交換した。


「原発事故の補償をできるのか。できないから逃さないと」 〜緊急・避難プロジェクト 6.9 キックオフ会議 2013.6.9

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 2013年6月9日(日)13時30分より、東京都新宿区のラクアス東新宿で「緊急・避難プロジェクト 6.9 キックオフ会議」が行われた。野呂美加氏は、チェルノブイリ原発事故の際、なぜ、大規模な住民の強制移住ができたのかについて、「社会主義体制の旧ソ連では、家と土地は国のもの。強制移住させても補償をしなくてよかったからだ」と話し、福島の原発事故が起きて、フランスの記者から「資本主義の国で、どうやって補償をしていくのか」と問われたと話した。


福島の子ども保養プロジェクト1周年イベント in 東京 2013.6.8

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 2013年6月8日(土)18時30分より、東京都中野区の、なかのZERO小ホールで「福島の子ども保養プロジェクト1周年イベント in 東京」が開催された。西尾正道氏は、IAEA、ICRP、それに従う日本の原子力政策を痛烈に批判した。また、数々の学術論文を示して、低線量被曝の安全神話に反論した。堀潤氏は、廃炉が決まったアメリカのサンオノフレ原発への市民運動の関わりについて報告。また、ネット選挙への期待を語った。主催者の広河隆一氏は、原発の再稼働問題について、「3.11以降、日本のメディアは最悪のものだけは仕方なしに叩くが、中間悪みたいなものは、じわじわと容認する作戦をとっている」と懸念を表明した。


福島県民18歳以下、甲状腺がん「確定」12人に、「がんの疑い」も15人に増加 ~第11回福島県「県民健康管理調査」検討委員会 2013.6.5

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 2013年6月5日(水)10時15分より、福島県福島市のコラッセふくしまにて、第11回福島県「県民健康管理調査」検討委員会が開催された。今回、「検討委員を入れ替え、より透明性を図った」と県側は説明する。基本調査、甲状腺調査、健康診査、こころの健康度・生活習慣に関する調査、妊産婦に関する調査などの報告があった。子どもの甲状腺検査について、福島県立医科大学の鈴木眞一教授から「平成23年度は、悪性ないし悪性の疑いは12例。平成24年度は16例あった」と報告があり、記者会見ではその件に質問が集中した。また、こころの健康度では、避難者の運動不足や肥満の危険、飲酒の増加なども報告がされた。


谷岡郁子議員「支援法は、もはや違法状態」国の基本方針を策定しない姿勢を批判 ~「子ども・被災者支援法」勉強会 2013.6.2

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 2013年6月2日(日)13時から、福島県いわき市のマリンホールで、いわき母笑みネットワークが主催する「『子ども・被災者支援法』勉強会」が行われた。講師は支援法の成立に尽力した谷岡郁子氏(みどりの風・参議院議員)。谷岡氏は、参加した地元住民に向かって、「国を動かすのは、あなたがた」と呼びかけた。


「チェルノブイリへのかけはし」野呂美加さんお話会 ~子どもたちの未来を守るために~ 2013.5.30

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 2013年5月30日(木)10時から、岡山市北区のきらめきプラザで「『チェルノブイリへのかけはし』野呂美加さんお話会 ~子どもたちの未来を守るために~」が行われた。

 野呂美加氏は、チェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちを、日本で保養させる活動に長年取り組んできた。3.11のあとは、福島の子どもたちへの支援も行なっている。野呂氏は、チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故の、被災者への国の対応などを比較し、さまざまなデータを示しながら、甲状腺がんの問題など、原発事故がもたらした健康被害について話をした。


プロジェクト99%タウンミーティング「いまさらきけないTPP ~TPPでかわる!? 私たちの暮らし~」安部芳裕氏講演 2013.5.26

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 2013年5月26日(日)13時30分より、愛知県犬山市の犬山観光センターフロイデで「プロジェクト99%タウンミーティング『いまさらきけないTPP ~TPPでかわる!? 私たちの暮らし~』安部芳裕氏講演」が開催された。作家で社会活動家の安部芳裕氏が、TPPの歴史と交渉の経緯、その内容と危険性を語った。特に、アメリカが目論むさまざまな戦略や、知謀奸計を指摘し、日本に対してのTPPの必然性の有無、日本の現状、遺伝子組み換え作物や非関税障壁の問題、ISD条項の危険性などを説明した。