「福島を忘れさせない、風化させないために。影響力が0でない人が福島へ行き、伝える必要がある」~岩上安身によるインタビュー 第179回 ゲスト 上杉隆氏 ファイナルインタビュー 2011.12.30

記事公開日:2011.12.30取材地: テキスト動画独自

※動画のご視聴はサポート会員限定となります。

 2011年12月30日(金)、「2011年12月31日で無期限活動休止宣言」をした上杉隆氏へ、岩上安身が「ファイナルインタビュー」を行った。


「今になって特捜が動いているのは不可解?! 検察のリークにより誤情報を流すマスコミ」~岩上安身による緊急インタビュー 第178回 ゲスト 民主党辻恵議員 2011.12.27

記事公開日:2011.12.27取材地: テキスト動画独自

 2011年12月27日、辻恵議員の周辺で起きた一昨年の資金トラブルに絡み、東京地検特捜部が関係者に事情聴取を行なっているとの時事通信の報道をうけ、辻恵議員本人に緊急インタビューを行った。

 辻議員は、一昨年の資金トラブルはむしろ自身が被害者であり、また既に精算済みの案件であるにも関わらず、今になって特捜が動いているのは不可解であると指摘。また、検察のリークにより誤情報を流すマスコミの姿勢にも疑義を呈した。


バンダジェフスキー論文の翻訳者が語る、「原発×戦争×健康被害」リスク~岩上安身によるインタビュー 第177回 ゲスト 茨城大学名誉教授・久保田護氏 2011.12.26

記事公開日:2011.12.26取材地: テキスト動画独自

特集 3.11から11年!『ウクライナ侵攻危機』で、IWJが警告し続けてきた『原発×戦争リスク』が明らかに!
※公共性に鑑み全公開します。IWJ会員にご登録いただき、安定的な取材をお支えください!→ご登録はこちらから

 原発事故には、放射能の拡散による健康被害とともに、戦争のリスクも付随する――。

 放射性セシウムの心筋に対する影響を指摘した、ユーリ・バンダジェフスキー『放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響~チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ』(2011年12月、合同出版)の翻訳者で、「チェルノブイリの子ども救おう会」の代表として、ベラルーシの子どもたちの体内の放射能を減らす活動を行っている茨城大学名誉教授・久保田護氏は、2011年12月26日に岩上安身のインタビューに応じ、原発が持つ多面的なリスクについて改めて語った。


「人間が核を克服できる、と過信してきた結果がオンカロにある」~岩上安身によるインタビュー 第176回 ゲスト マイケル・マドセン監督(映画『100,000年後の安全』) 2011.12.20

記事公開日:2011.12.20取材地: テキスト動画独自

特集 3.11

 2011年12月20日(火)、東京都渋谷区のアップリンクで「マイケル・マドセン監督(映画『100,000年後の安全』)インタビュー」が行われた。『100,000年後の安全』は、フィンランドの高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場(オンカロ)に関するドキュメンタリー映画で、2010年に製作された。

 監督のマイケル・マドセン氏に、岩上安身が、原子力発電や廃棄物処理の問題、フィンランドの原子力行政、核兵器、原子力に対する科学的見地などについて、日本と比較をしながら話を聞いた。


「セシウムは雨どいで濃縮する。福島では、阿武隈川は雨どいにあたる」? 岩上安身によるインタビュー 第175回 ゲスト 山内知也氏 2011.12.18

記事公開日:2011.12.18取材地: テキスト動画独自

 「原子力ムラの入村資格は『放射能は安全だ』と堂々と言えること。私は入れてもらえなかった」――。

 2011年12月18日、兵庫県神戸市の神戸大学で、岩上安身が山内和也氏にインタビューを行なった。山内氏は専門である放射線計測学の知見と、汚染調査の経験を踏まえて、放射能汚染、放射性物質の濃縮、除染、がれき処理など、さまざまな問題について語り、未来を見据えた独自の見解を披露した。


福島原発事故による妊婦への放射能の影響など~岩上安身によるインタビュー 第174回 ゲスト 元愛育病院院長 婦人科医師 堀口貞夫氏 2011.12.5

記事公開日:2011.12.5取材地: 動画独自

 2011年12月5日、岩上安身が産婦人科医師で、元愛育病院院長 堀口貞夫氏インタビューを行った。堀内医師は、夫人とともに、心と体の両面からサポートをする治療を心がける。また、性同一障害の患者を、多くみている。今回、福島原発事故での放射能被ばくを絡め、婦人科医からの見解を聞いた。


岩上安身によるインタビュー 第173回 ゲスト 農業経済学者鈴木宣弘教授 2011.11.21

記事公開日:2011.11.21取材地: 動画独自

 2011年11月21日、TPPの論客でもある農業経済学者で、東大教授の鈴木宣弘(のぶひろ)氏に、岩上安身は、意見を聞いた。


放射能汚染と除染について~岩上安身によるインタビュー 第172回 ゲスト 環境学者畑明郎氏 2011.11.18

記事公開日:2011.11.18 テキスト動画独自

 2011年11月18日(金)、岩上安身が、環境学者 畑明郎(はた・あきお)氏へインタビューを行なった。

 足尾銅山、イタイイタイ病など公害問題から始まって、築地市場移転先の豊洲の土壌汚染。放射能汚染や除染の効果など、環境汚染などが専門の畑氏に聞いた。


主要メディアで発表できなかった真実とは? 低線量被曝の問題を追い続ける~岩上安身によるインタビュー 第171回 ゲスト 『原発事故20年―チェルノブイリの現在』著者、イタリア人フォトジャーナリストのピエルパオロ・ミッティカ氏 2011.11.15

記事公開日:2011.11.15取材地: テキスト動画独自

※2015年3月3日テキスト更新しました!

 チェルノブイリ原発事故後、低線量被曝の影響を調査し続けてきたイタリア人フォトジャーナリストのピエルパオロ・ミッティカ氏が、『原発事故20年―チェルノブイリの現在』(2011年10月、柏書房)を日本で出版した。

 ミッティカ氏は、2011年11月15日に岩上安身のインタビューに応じ、ベラルーシやウクライナで多くの子どもたちが被曝による健康被害を受けていることを指摘。さらに、IAEAなどの原子力推進機関によって、そうした健康被害が隠蔽され続けていることを強く訴えた。


「役人は、役立つものは潰す。役立たないものには金を払う』と竹原氏~岩上安身によるインタビュー 第170回 ゲスト 竹原信一氏、西山千嘉子村議 2011.11.4

記事公開日:2011.11.4取材地: 動画独自

 2011年11月4日(金)、岩上安身による福島県川内村の西山千嘉子(ちかこ)村議、元阿久根市長の竹原信一氏にインタビューをした。

 西山氏は、国の帰村政策、除染作業のやり方の矛盾を指摘した。途中から加わり、西山氏と親交のある竹原氏が、加わった。2人は、議会に対する疑問で、考えが一致したなど、知り合った経緯を語った。竹原氏は、役人は、役立つものは潰す。役立たないものには金を払うと苦言を呈した。


「記者クラブの記者に、ストロンチウム検出の記事化を願ったが、どの社も掲載しなかった」~岩上安身によるインタビュー 第169回 ゲスト 加藤秀子逗子市議会議員 2011.11.1

記事公開日:2011.11.3取材地: 動画独自

 2011年11月1日(火)、岩上安身が、神奈川県逗子市の加藤秀子市議会議員にインタビューを行なった。

 逗子市立池子小学校の側溝から採取した土壌を検査した結果、 放射性セシウム8000ベクレル/㎏ 及び 放射性ストロンチウム 12ベクレル/㎏の検出が明らかにされた。首都圏では、横浜市に次いで2例目になるストロンチウムが発見されたことについて、加藤議員とその支援者に話を聞いた。

 加藤氏は、今回、放射性物質の検出のことを市議会記者クラブのマスメディアに、ニュースリリースを持って、記事化を望んだが、結局、どこも掲載までには至らなかった。


(再掲)「日本には、いかに冤罪が多いかを身を持って知った」~岩上安身によるインタビュー 第168回 ゲスト 元労働大臣村上正邦氏 2011.11.2

記事公開日:2011.11.2取材地: 動画独自

 2011年11月2日(水)、岩上安身が元参議院議員村上正邦氏にインタビューをした。労働大臣、参議院会長を歴任、『参院のドン』とまで呼ばれた実力者だったが、村上氏は、KSD事件(ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団創立者古関忠男が、「ものつくり大学」設置のための、数々の政界工作を自民党議員にしたとされる汚職事件)で賄賂を受けとったとされ、実刑判決が決定、服役した。

 村上氏は、自らの経験から、冤罪の多さに驚いたと明かし、司法の在り方を問い質すため、『日本の司法を正す会』を主宰する。また、脱原発派だという。


民主党は凄い悪者を作り攻撃して政権浮揚に結び付けようとした『日本をダメにしたこの民主党議員たち』~岩上安身によるインタビュー 第167回 ゲスト 松木謙公議員インタビュー 2011.10.28

記事公開日:2011.10.28取材地: テキスト動画独自

 2011年10月28日に行われた、松木謙公衆議院議員のインタビューの模様。松木氏は2011年6月 菅内閣不信任決議案に賛成し、民主党から除籍処分を受けた。

 著書 『日本をダメにした この民主党の議員たち』 の話を中心に、小沢一郎議員をはじめとする民主党議員について、またTPPの問題についてなど多岐にわたってお話をうかがった。


群馬県警の裏金を告発し冤罪逮捕された真相を赤裸々に語った!~岩上安身によるインタビュー 第166回 ゲスト 元群馬県警警部補大河原宗平氏 2011.1.23

記事公開日:2011.10.23取材地: テキスト動画独自

 2011年1月23日(日)、岩上安身が、群馬県前橋市で、元群馬県警警部補で警察の裏金の告発をした大河原宗平氏のインタビューを行った。大河原氏はまた、竹原氏が鹿児島県阿久根市長を失職する前に、阿久根市総務課長兼選挙管理委員会事務局長にも任命されていた。


岩上安身によるインタビュー 第165回 ゲスト 川俣町の東電住民説明会主催者 佐久間忍氏 2011.10.21

記事公開日:2011.10.21取材地: 動画独自

 2011年10月21日(金)、福島県伊達郡川俣町の東電住民説明会を主催した、佐久間忍氏に岩上安身がインタビューをした。佐久間氏は、知り合いの元原発労働者から知りえた被曝労働の実態などについて語った。@kenbor さんによる実況まとめを掲載。


「日本社会は構造的な問題として自殺をとらえておらず、解決能力そのものを失っている」 ~岩上安身によるインタビュー 第164回 ゲスト NPO法人自殺対策センター・ライフリンク代表の清水康之氏 2011.10.19

記事公開日:2011.10.19取材地: テキスト動画独自

※2015年3月11日テキストを更新しました。

  NPO法人自殺対策センター・ライフリンク代表の清水康之(しみず ・やすゆき)氏に、2011年10月19日、岩上安身がインタビューを行った。清水氏は年間3万人を超える日本の自殺者の現状を示し、それに対して取るべき施策を述べた。


岩上安身によるインタビュー 第163回 ゲスト 「TPPを慎重に考える会」会長、山田正彦元農林水産大臣 2011.10.11

記事公開日:2011.10.11取材地: 動画独自

※公共性に鑑み全公開します。IWJ会員にご登録いただき、安定的な取材をお支えください!→→ご登録はこちらから

 2011年10月11日(火)、岩上安身が、「TPPを慎重に考える会」会長、山田正彦元農林水産大臣にインタビューを行った。

 山田議員はTPPの現状について、「オーストラリアでは知的財産権について、いま大騒ぎを始めた。TPPでは、オーストラリアとアメリカ政府のFTAよりも、ニュージーランドとのこれまでの色々な外交交渉よりも、さらに高いハードルでルール作りをやろうとしており、非常に神経質になってきた」などと述べた。


「死んでも死にきれない。高裁で必ず逆転勝訴を勝ち取る」~岩上安身によるインタビュー 第162回 ゲスト 石川知裕議員 2011.10.11

記事公開日:2011.10.11取材地: テキスト動画独自

 2011年10月11日に行われた、石川知裕衆議院議員のインタビュー。石川知裕議員の事務所には、松山千春氏からの、結婚をお祝いする花束が。 伴侶となる女性の父親は、かつて東京地検特捜部によって捜査、告発され、無罪を訴えて戦った経験があるという。修羅場をくぐった同士のご縁。

 判決について、石川議員は、「水谷建設のヤミ献金とされる件についての事実認定と、大久保元秘書との共謀の事実認定については、証拠もないまま、推認を重ねて事実認定したもので、このままでは、死んでも死にきれない。高裁で必ず逆転勝訴を勝ち取る」と強い口調で言い切った。


岩上安身によるインタビュー 第161回 ゲスト 郷原信郎弁護士 2011.10.6

記事公開日:2011.10.6取材地: テキスト動画独自

 2011年10月6日、岩上安身が、郷原信郎弁護士へのインタビュー取材を行い、主に、やらせメール事件に端を発した九州電力問題、小沢一郎代議士の元秘書の3人に対して下された有罪判決、水谷建設からのヤミ献金を事実認定したその判決の内容などについて伺った。


自らの体験をもとに欧米三十数カ国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴える~岩上安身によるインタビュー 第160回 ゲスト 被爆医師・肥田舜太郎氏 2011.10.6

記事公開日:2011.10.6 テキスト動画独自

 2011年10月6日(木)、岩上安身は、被爆者であり医師の肥田舜太郎氏にインタビューを行った。

 肥田氏は、1917年生まれの医師。1943年日本大学専門部医学科卒業、1944年陸軍軍医学校卒業、広島陸軍病院に赴任中の1945年8月6日原爆に被爆、直後から被爆者救援・治療にあたった。全日本民医連理事、日本原水爆被害者団体協議会原爆被爆者中央相談所理事長などを歴任。1975年~被爆医師として欧米三十数カ国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴えている。主な著書に、『広島の消えた日:被爆軍医の証言』、『ヒロシマ・ナガサキを世界へ』、『ヒロシマを生きのびて』、訳書『放射線の衝撃 : 低線量放射線の人間への影響(被曝者医療の手引き) 』など多数ある。