月別: 2014年12月
【大義なき解散総選挙】「これからは新しい政治の軸が必要」――安倍政権の軍事国家化、野党の対抗姿勢の欠如を糾弾、無所属・平智之候補が第一声 2014.12.2
特集 総選挙2014
2009年の衆院選で政権を執った民主党から初当選した平智之候補。今回の衆院選では、無所属として立候補する。公示日の12月2日(火)9時30分より、京都市下京区の阪急四条烏丸交差点・南西角で第一声を上げた。
軍事国家への道をひた走る自民党と、対抗軸を打ち出せない民主党、維新の党を批判し、自らは無所属として立候補する決意を語り、しがらみのない立場から新たな政治の軸を打ち立てる必要性を力強く訴えた。
【新潟・大義なき解散総選挙】「本当の愛国者は、決して戦争を起こさない」生活の党・森ゆうこ候補、第一声で安倍政権の暴走に歯止め誓う 2014.12.2
特集総選挙2014
「私は愛国者です。本当の愛国者は決して戦争を起こさない。政治の最大の失敗は、戦争を起こすことです」
生活の党公認、民主党新潟県連推薦、連合新潟支持で新潟5区から立候補した森ゆうこ前参議院議員が、衆院選公示日の12月2日の朝9時半頃、新潟県長岡駅アオーレ前で第一声をあげた。森候補は、集団的自衛権をめぐる閣議決定などで戦争準備を進める安倍政権の危険性を指摘し、「ストップさせる」と訴えた。
【岡山・大義なき解散総選挙】原発再稼働、集団的自衛権行使容認、自主憲法制定、「日本中をリニアに」?~次世代の党 平沼赳夫党首 第一声 2014.12.2
特集 総選挙2014
衆院選公示日の12月2日(火)11時45分より、岡山県津山市の事務所前で、次世代の党の平沼赳夫党首が第一声を上げた。
「日本維新の会」から石原慎太郎氏を中心とした派閥が分離し、2014年8月に結党された次世代の党。原発再稼働や、集団的自衛権の行使容認など、安倍自民党政権の基本政策に同調しつつ、アベノミクス「第三の矢」である成長戦略に具体的なアイデアを提案した。
【IWJ・争点山盛り選挙日報14】日本記者クラブで党首討論、自民・候補者の90%が原発再稼働賛成 ~12月1日の動き・まとめ 2014.12.2
特集総選挙2014
公示まで: 残り1日
投開票まで:残り13日
党首討論で各党党首舌戦~安倍総理、「年金生活者支援給付金」の先送りを表明
衆院選公示の前日である12月1日(金)、与野党8党の党首が、日本記者クラブで討論会を行った。
【神奈川・大義なき解散総選挙】神奈川2区 生活の党・岡本幸三候補 街頭演説 2014.12.2
特集 総選挙2014
衆議院選挙の公示日をむかえた2日、神奈川2区 生活の党・岡本幸三候補が横浜市南区大岡の、岡本幸三選挙事務所前と弘明寺商店街で街頭演説を行った。
【IWJ・争点山盛り選挙日報13】不支持率が上回った安倍政権 「知る権利」の専門家が秘密保護法の危険性を指摘~11月30日の動き まとめ 2014.12.2
安倍政権の不支持率47.3%、安保政策支持せず53.3%、景気回復実感せず84.2%
選挙戦が中盤に差しかかり、安倍政権への不支持率47.3%となり支持率を上回った。望ましい選挙結果は「与党と野党の勢力が伯仲する」が53%と過半数を占め、安倍政権の安保政策「支持しない」が53.3%となった。さらに、経済政策で景気が良くなったと実感しているかについては「実感していない」が84.2%と圧倒的多数を占めた。
【大義なき解散総選挙】共産・小池晃副委員長「集団的自衛権の行使」は大争点、「戦争する国に向かう」自民・安倍政権との正面対決を訴え 2014.11.28
特集 総選挙2014
※ 12月2日、テキストを加筆しました!
日本共産党・小池晃副委員長記者会見が11月28日(金)13時半から、日本共産党本部で行われた。昨年2013年の参議院選挙に続き、衆議院総選挙では初めてとなる「ネット選挙」について、小池氏は日本共産党の戦略、新キャラクターなどを説明。
また、原発などのほか、「集団的自衛権の行使」は、特定秘密保護法、武器輸出解禁などとあわせ、安倍政権の「戦争する国」に向かう政策全体が大争点で、日本共産党は正面から対決していくと訴えた。
福島第一原発2号機プールポンプのコンプレッサーがオフになった原因は調査中~東電定例会見 2014.12.1
2014年12月1日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。11月27日に発生した福島第一原発2号機使用済燃料プール冷却系ポンプのコンプレッサーが意図せずにオフになっていた問題で、原因はまだ調査中、前回パトロールした11月13日から当日までの作業を再度確認中だという。
【第177-180号】岩上安身のIWJ特報!自民党の議員が、集団的自衛権行使容認と特定秘密保護法に反対する理由 村上誠一郎衆議院議員インタビュー 2014.12.1
11月21日(金)、衆議院が解散した。
安倍総理は、その日の夕方に開かれた記者会見で、「この解散は、アベノミクス解散だ」と宣言。「私たちの経済政策が間違っているのか、正しいのか、本当に他に選択肢があるのか、国民に聞きたい」と語り、アベノミクスの是非が今回の選挙の争点であると強調した。
しかし、アベノミクスだけが選挙の争点なのだろうか。問われるのが安倍政権の信任ならば、他の政策への賛否も問われてしかるべきではないだろうか。
原発再稼働は国富の喪失「福井地裁判決に学ぶ」――川内・玄海原発再稼働を阻止するために、弁護士らが提言 2014.11.15
※テキストを加筆しました(2014年12月1日)
「九州玄海訴訟北九州学習会 福井地裁判決に学ぶ」が11月15日(土)13時半より、福岡県北九州市小倉南区の小倉南生涯学習センターで行われ、大飯原発差し止めを争い福井地裁で住民側が勝訴した2014年5月の判決について、北九州第一法律事務所の池上遊弁護士が解説した。佐賀中央法律事務所の稲村蓉子弁護士は、原発避難計画の問題点について説明した。
【大義なき解散総選挙】「巨大企業が正しく納税すれば、法人減税も消費増税も必要ない」――『税金を払わない巨大企業』著者・富岡幸雄・中央大学名誉教授の直言!! 2014.12.1
特集総選挙2014
輸出戻し税という甘い汁――消費税増税の裏にある大企業の思惑
11月18日夜、衆議院の解散を宣言するとともに、来年に予定されていた消費増税の先送りを明らかにした安倍首相は、同時に、3年後の2017年の再増税を必ず行うこと、「景気条項を削除する」ことを公約として掲げた。自公が再び過半数を占め、首班指名で再度、総理の座につけば、2017年にどのような経済状況であったとしても、再増税を決行するというのである。
PC遠隔操作事件、検察による10年の求刑に弁護側が疑義、4人の誤認逮捕、うち2人に虚偽の自白をさせた冤罪にも言及 2014.11.27
特集 PC遠隔操作事件
PC遠隔操作事件の第20回公判が11月27日、東京地裁で開かれ、公判後、佐藤博史弁護士らによる記者会見が司法記者クラブで行われた。今回の公判で、弁護側による弁論、片山祐輔被告の意見陳述は終了し、来年2015年2月4日に判決が言い渡されることとなった。
佐藤弁護士は、公判の内容を説明するとともに、検察の見解や警察の捜査に疑問を呈し、刑事司法が抱える問題点を明らかにした。
救った命は101人 熊本県慈恵病院の「赤ちゃんポスト」から見えてくる社会的課題 ~「すべての赤ちゃんが『家庭』で育つ社会をめざして」 2014.11.20
育てられない赤ちゃんを預けることができる、「赤ちゃんポスト」――。
さまざまな事情を抱えた親が、匿名で我が子を預けることができる「こうのとりのゆりかご」(通称「赤ちゃんポスト」)は、2007年5月に熊本県で誕生した。運営するのは、熊本市内にある慈恵病院。開設時、当時の安倍首相は、「匿名で子どもを置いていけるものを作るのには大変抵抗を感じる」と慎重論を唱え、設立の是非は全国で物議をかもした。
核セキュリティ・個人認証に関するワーキンググループが提言案のまとめへ~規制庁定例ブリーフィング 2014.11.28
2014年11月28日(金)14時30分から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。核セキュリティに関する検討会・個人認証ワーキンググループは次回第5回会合が最後で、WGとしての提言案をまとめ、検討会へ報告する予定だという。
【大義なき解散総選挙】衆院選2014「ネット党首討論」 2014.11.29
特集 総選挙2014
11月29日(土)20時から、東京・六本木のニコファーレにおいて、わっしょい!ネット選挙主催の衆院選2014「ネット党首討論」が行われた。
登壇者は、自由民主党総裁・安倍晋三氏、民主党代表・海江田万里氏、維新の党共同代表・江田憲司氏、公明党代表・山口那津男氏、次世代の党党首・平沼赳夫氏、日本共産党委員長・志位和夫氏、生活の党代表・小沢一郎氏、社会民主党党首・吉田忠智氏。司会は角谷浩一氏が務めた。
柏崎刈羽の再稼働は福島第一の廃炉より「技術的に非常に順調」?~東京電力「原子力改革監視委員会」「改革特別タスクフォース」記者会見 2014.12.1
2014年12月1日(月)10時より、原子力改革監視委員会、13時30分より監視委員会の記者会見、続いて改革特別タスクフォースの記者会見が行われた。柏崎刈羽原発の再稼働は、福島第一原発の廃炉よりも技術的には非常に順調だとデール・クライン委員長は述べ、次回の監視委員会は柏崎刈羽原発で行いたいとの意向を示した。