月別: 2013年3月
Fukushima-Gedenktag(フクシマ記念日) 2013.3.9
2013年3月9日(土)13時(日本時間21時)より、スイス・ベルンのミュンスター広場で「フクシマ記念日」“Fukushima-Gedenktag” が行われた。主催はグリーンピース・スイス ベルン地域グループ (Regionalgruppe Bern, Greenpeace Schweiz)で、呼びかけ団体はスイス アジサイの会。名称は、紫陽花革命から名付けられたという。参加者たちは福島に思いを寄せて、各々メッセージを木片に記し、広場ではそれがモニュメントとして積み上げられた。
第1回 Fukushima Day in Düsseldorf 2013.3.9
2013年3月9日(土)12時(日本時間20時)より、ドイツ・デュッセルドルフで第1回「フクシマデー・イン・デュッセルドルフ」“Fukushima Day in Düsseldorf” が行われた。主催は、さよなら原発デュッセルドルフ。ブルクプラッツでの出発前集会では、福島の現状報告と、日本人なら誰でも知っている曲として「ふるさと」が歌われた。あいにくの雨のなか、ホテルニッコー前までパレードが行われ、参加者達は「原発反対」をシュプレヒコールで訴えた。
【メルマガ公開】 米国の「露骨な要求」 第3次アーミテージレポート作成メンバーによる「幻の講演」全邦訳! 2013.3.9
「アーミテージさん、ありがとうございます」。2月22日、日米首脳会談のために米国を訪問していた安倍総理は、会談後に行ったCSIS(米戦略国際問題研究所)の講演で、冒頭こう発言した。そして、昨年8月15日に発表された『第3次アーミテージレポート』に書かれた「日本は二流国家に成り下がってしまうのか?」という問いに、馬鹿丁寧に「アーミテージさん、わたしからお答えします。日本は今も、これからも、二流国家にはなりません」と述べ、講演を始めた。ジャパンハンドラーが下した「指令」に対する、日本現役総理からのダイレクトの「応答」である。
【メルマガ公開】いまだ知られざる壊国TPP〜岩上安身によるインタビュー 日本農業新聞編集局長緒方大造氏 2013.3.9
TPPの本質とは何なのか。現在、大手メディアはこぞって、その交渉参加の有無や判断時期ばかり報じている。各社が実施した世論調査では、「TPP参加に賛成」が、日経新聞の調査で47%(2月24日)、産経新聞とFNNの合同調査では53%(2月25日)と、国民の大半が「賛成」であるという印象を植え付けようと必死である。
しかし、TPPの「中身」については、国民のほとんどが「よくわからない」という意見だろう。政府やマスコミは意図的に情報を隠し、中身の議論は「密室」の中で行われている。IWJは、昨年4月4日、TPPについて数年前から精力的に取材・報道を行なってきた、日本農業新聞の緒方大造氏へインタビューを行った。インタビューでは、膨大な取材に基づき、TPPの歴史的経緯と、その本質に迫った。
【メルマガ公開】密室で行われたTPP推進派と反対派の「激論」を再掲載 ~2011年11月「TPPを巡る攻防、民主党内『密室』の激論、その全容! 2013.3.9
結局は民主党野田政権と同じ道を歩むのか――。2013年2月28日、日本のTPP交渉参加問題が佳境を迎えている。安倍首相は28日午後、衆院本会議で行った施政方針演説で、TPP交渉参加について「今後、政府の責任(政府一任)で交渉参加を判断する」と発言し、大手メディアは「事実上交渉参加を表明」などと横並びで報道している。
米国と財界の意向に従い、「属国」としての歩みを深めていく安倍政権の構図は、かつての民主党野田政権の姿を重なる。2011年11月、野田首相(当時)はTPP推進を掲げ、大手メディアも同月12日に行われるホノルルAPECで「首相は交渉参加を表明するのでは」などと報じていた。
これに対し、民主党と野党からは多くの反対の声が湧き上がった。「TPP交渉参加に反対する決議」に超党派で衆院議員232人が賛同し、こうした動きに配慮し、野田首相はホノルルAPECでの「交渉参加表明」を見送った。
しかし現在のTPP交渉参加を巡っては、2011年よりも、事態は深刻になっている。自民党の過半数、240名以上の議員が参加する「自民党TPP参加の即時撤回を求める会」が、2月26日に行った会合では、政府の情報公開の姿勢や、TPPのデメリットについて多くの反対の声があがったものの、会長の森山裕議員が「党政府と与党が対立しているかのようなかたちを国民に見せるのは避けなければならない。総理の判断を尊重すべき」と、事実上「政府一任」を容認するかたちとなった。
フクシマの今とこれから 終わらない放射能被害 村上真平氏・後藤忍氏講演 2013.3.9
2013年3月9日(土)、名古屋YWCAビッグスペースで村上真平氏・後藤忍氏講演会「フクシマの今とこれから 終わらない放射能被害」が行われた。
「3.11」から2年 ―― それぞれの「命を守る」ための闘い(「IWJ通信」3月9日号 巻頭言より) 2013.3.9
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[空撮Ch]つながろうフクシマ!さようなら原発大集会 2013.3.9
9日、明治公園で開催された「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」の空撮を行った。搭乗した山本太郎氏は、「事故から2年、絶望を感じるニュースには事欠かないが、希望を見い出せるとしたら、ここに集まった人達の存在」と熱くリポートした。本空撮プロジェクトは、広瀬隆氏の呼びかけにより発足した、「正しい報道ヘリの会」によるもの。昨年6月29日に行われた空撮を発端とし、今回で5回目。
[代々木コース]つながろうフクシマ!さようなら原発大集会 パレード 2013.3.9
「つながろうフクシマ!さようなら原発大行動」の3日間の初日となる9日、明治公園には多くの人が集まった。労働組合関係中心の人々が集まったBコースは、明治公園から代々木公園までのコースとなっており、参加者らは、組合名がかかれたのぼりや「原発反対」などのプラカードを掲げて歩いた。
また、デモ出発前の広場で「8日の有識者会合で敦賀原発のK断層は活断層であると、有識者が事業者に伝えたが、そのことについてどう思うか」と聞くと「今、アメリカでは疑わしい原発は全てやめている。原発大国のアメリカでさえスリーマイル以降は原発を建てていない。なのに、日本は大飯原発を動かした。許せないこと」と話した。
[渋谷コース]つながろうフクシマ!さようなら原発大集会 パレード 2013.3.9
2013年3月9日(土)、東京・明治公園で行われた「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」後のパレード・渋谷コースの中継を行った。
脱原発集会に1万5千人 大江健三郎さんら参加 ~つながろうフクシマ!さようなら原発大集会 2013.3.9
2013年3月9日(土)、「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」が明治公園において行われた。福島原発事故から2年で開かれたこの集会には、井戸川前双葉町長をはじめ、広瀬隆氏、大江健三郎氏、落合恵子氏らがスピーチを行い、改めて反原発の誓を新たにした。会場には1万人以上と思われる人々が集まり、集会の後はデモ行進に向かった。
「国の除染事業に警鐘」 ~岩上安身によるインタビュー 第285回 ゲスト 環境学者・畑明郎氏 2013.3.9
※全文文字起こしを掲載しました(6月12日)
「効果がない。できないものは、できない」――― 2013年3月9日(土)14時、日本環境学会顧問・前会長の畑明郎氏(元大阪市立大学大学院教授)は、滋賀県の邸宅において岩上安身が行ったインタビューで、国が進める除染事業について懐疑的な見方を示した。また、畑氏は、福島で起きている放射能汚染について、「水俣病などの四大公害問題を遥かに凌ぐ、史上最大の公害問題であるのに、政府は公害だと言わない」と述べ、政府の姿勢を批判した。インタビューでは、福島第一原発の事故後、国が福島県で実施している除染事業について、日本環境学会としての見解を聞いた。
子ども信州ネットキックオフイベント 子どもたちを放射能から守るために信州でできること 2013.3.9
2013年3月9日(土)、長野県松本市の長野県松本合同庁舎講堂で、「子ども信州ネットキックオフイベント 子どもたちを放射能から守るために信州でできること」が行われた。
バイバイ原発3.9きょうと 2013.3.9
2013年3月9日(土)12時より、京都市の円山公園・野外音楽堂で「バイバイ原発3.9きょうと」が行われた。ゲストとして、辛淑玉(しん・すご)氏、アイリーン・美緒子・スミス氏、菅野千景氏、制服向上委員会が登場し、スピーチの他、ライブやアートパフォーマンスも行われた。その後のデモでは、円山公園から京都市役所まで一時間強のコースを、「地球を守ろう」などとシュプレコールしながら練り歩いた。
3・8国際女性デー岡山県集会 樋口健二氏講演会「私が原発を追うようになったわけ~原発を40年余、撮り続けて~」 2013.3.9
2013年3月9日(土)14時より、岡山市勤労者福祉センターで「3・8国際女性デー岡山県集会 樋口健二氏講演会『私が原発を追うようになったわけ~原発を40年余、撮り続けて~』」が行われた。写真家の樋口健二氏が、40年間撮り続けた原発の写真を映しながら、「原子力の平和利用は、まったくの嘘」と指摘し、エピソードを語った。
ほなっさいなら原発 in 四日市 2013.3.9
2013年3月9日(土)13時より、三重県四日市市の四日市市民公園で「ほなっさいなら原発 in 四日市」が行われた。主催は、放射能ええかげんにせん会。ダン川島、よっかいち割烹着~ず、えぐれ☆ささしま、などのアーティストによるライブの後、リレートークと市内パレードが行われた。参加者たちは「原発いらない」「再処理反対」などとシュプレヒコールをしながら、アーケード街を練り歩いた。
放射線の健康影響に関する専門家意見交換会「“運動”を考える」 2013.3.9
2013年3月9日(土)、福島市のホテル辰巳屋で「放射線の健康影響に関する専門家意見交換会『“運動”を考える』」が行われた。
3.9脱原発アクション 2013.3.9
2013年3月9日(土)13時より、香川県高松市で「3.9脱原発アクション」が行われた。主催は香川連帯ユニオン。参加者達はことでん瓦町陸橋上に集合し、「福島を忘れない」などの横断幕とともに「伊方を廃炉に」などと訴え、アーケード街を練り歩いた。終了後はそのまま四国電力本店前に向かい、要請行動を行った。
【第78号】 岩上安身のIWJ特報! IWJルポルタージュ「『射殺せよ!』と叫ぶデモが吹き荒れたあとの街で」(前編) 2013.3.9
日本人、あるいは日系人が、異国で肩寄せ合って暮らす街、たとえばロスアンジェルスのリトルトーキョーのような街で、その国のマジョリティー(LAの場合ならアメリカの白人)が「ジャップを射殺せよ!」「アメリカから出て行け!」「日本人はゴキブリだ!」「東京を焼け野原にせよ!」などとプラカードを掲げ、シュプレヒコールを叫んで威圧的なデモを行ったとしたらどうか。私たちはどう感じるか。
想像するだけで、私は肌が粟立つ。血の気が引く思いがする。
3月8日 関西電力本店前抗議 2013.3.8
2013年3月8日(金)18時より、大阪府大阪市北区の関西電力本店前で「3月8日 関西電力本店前抗議」が行われた。主催はTwitNoNukes大阪。参加者たちは「すべての原発今すぐ廃炉」などと力強くシュプレヒコールを挙げた。3.11に合わせ、東京では大規模なデモがあることから、主催者からは「格安のバスを用意したので、皆で行こう」という呼びかけもあった。